日常エッセイ−27
「素〜〜〜〜〜手ッ苦ッ!」
(2000年7月6日執筆)
去年の秋に買った私のSOTECマシン……今までの約10ヶ月間、我慢に我慢を重ねて付き合ってきたけれど、ほとほと愛想が尽きました……。
今日なんかメールを読み込むのに20回以上も接続を切断されて……危うく罪の無い薄型液晶モニターにパンチを繰り出しそうになりました。
最初はプロバイダのせいかと思っていたけれど、どうやらマシンのモデムが悪いらしいということに最近気付きました。大体56Kのモデム(内蔵型)の筈なのに、通信速度は最高で44、平均で33〜26、酷い時には20以下です。電話線の問題だと思ってどうにか怒りを紛らしていたのに、そうではないことにやはり最近気付いてしまいました。
このクソマシン、調子が悪いのはモデムだけではありません。
インターネットでちょっと画像を含んだページに繋げばフリーズ、DVDを観ればフリーズ、アプリケーションを複数立ち上げればフリーズ、訳も分からずフリーズ……。そんなに寒いかコノヤローって感じです。随分寒さに弱いようだけど、アンタ一体どこの南国出身?と憤ってみても事態は変わらず……。
強制終了にも飽きました。
大体、強制終了ったってその強制具合がフツーじゃありません。そんなフツーじゃない強制終了の後の、再起動時に出るメッセージも癇に障ります。(いや、これはどのマシンでも出るメッセージなんだけどさ……)
<Windows ScanDisk>
Windowsが正しく終了されなかったため、ディスクドライブにエラーがある可能性があります。
今後このメッセージを表示しないようにするために[スタート]メニューの[Windowsの終了]からWindowsを終了するようにしてください。
あのなぁ……私だって出来れば正しい手順で終了したいよ。でもアンタ、マウスは効かないし、キーボードでスタートボタン押したってウンともスンとも言わなかったじゃないのさ。最終手段の[Ctrl+Alt+Del]でも涼しい顔して硬派な態度を崩さないし、挙げ句の果てには電源ボタンを押す強行に出た私を嘲笑うかのように、いつまでもいつまでもスイッチオンのままだったじゃないのさ。
マシンのクセに、義務も果たさず権利だけ主張するなんて、なんたること?! 選択肢も与えないで、一丁前に人間様にお願いすんな。
それに言わせてもらうけど、他の電器製品と違って、アンタってば電源ボタン押しても息の根止まらないんだもん。ハッキリ言って恐いのよ。アンタのそういう不死身な態度。
こんな不死身のマシンを力づくで眠らそうと思ったら、手段はもうひとつしか残されていません。──そう、私の言う「強制終了」とは、コンセントを引っこ抜くことなのです……。
毎日毎日4〜5時間はこのクソマシンと付き合わなければならない訳で、着実に私の苛々は募っています。新しいマシンを買うには、金銭面でもデータ移行などの物理面でも厳しい状況です。こんなことなら少々高くてもDELLにすれば良かった……。
そもそも私は何故SOTECを選んだのか。T社のT中先輩に勧められたからです。しかしこの推薦にはオチがあったのです……。
SOTECマシンの最初の不調は、使い始めて1週間以内に現れました。DVDを観ようとすると、必ずフリーズするのです。
最初はメディアに問題があるのかと思い、他のメディアでも試してみたところ、どのメディアでもフリーズは平等に訪れました……。次の原因追求は、ソフトの問題なのか、ハードの問題なのか、ということです。普通はハードの問題とは考え難いのですが、敵はSOTECです。この件の前に、「マウスが不良品だった」という問題もあって、私はこの時点で既にSOTECに不信感を抱いていました。だってマウスの不良品って……たとえインテリマウスでも、「マウスごときの不良品って、どうやったら作れるんだよ」と逆に聞きたい……。
とにかく、このDVDの動作不具合は、なんとソフトとハードの両方に問題があったという予想を遥かに上回る結末をもって収束しました。──いや、収束していません。と、言うことで、今でもDVDを観る時には時々マシンを揺すっています……。
このことを話したら、そもそもの元凶である筈のT中先輩は腹を抱えて笑っていました。
T中 「マシン揺さぶるって……鷹瀬さん、オヤジじゃないんだから」
鷹瀬 「しょうがないじゃないですか。揺するとまた回転し始めるんですもん。揺すらないと止まったままで、結局フリーズしちゃうし」
T中 「IT業界にいる人間の解決法とは思えないな……」
鷹瀬 「うっ、うるさいですよっ! でもSOTECって誰に聞いても評判悪いじゃないですかっ! M平さんもSOTECらしいですけど、やっぱりDVDは不具合続出だって言ってましたよ。T中さんの勧めで買ったんですからね! もうっ! 責任とって下さいよっ! ったく!」
T中 「決断を下したのは自分でしょ。俺は知らないよ」
鷹瀬 「……ムカツク〜……。T中先輩のマシンも壊れりゃいいのに」
T中 「残念でした〜。俺のマシン、安定してるんだよね〜」
鷹瀬 「……そうっスか。何型使ってるんですか?」
T中 「何型って?」
鷹瀬 「いや、だから、T中さんのSOTECのマシンの種類って?」
T中 「ああ。俺はもうSOTEC使ってないから」
──返す返すも口惜しい話です……。
SOTECの不具合は上記の一例に留まりません。詳細を記してゆけば夜が明けてしまうので、敢えてコレ以上のことは書きませんが、行間を読んで事態を察して頂きたいものです。
最近ではSOTECのCMが流れるだけで不愉快な気持ちになるほど、SOTECに恨みを抱いています。
♪ こんなに安くて良いのかしら。ソ〜〜ッテックッ! ♪
──良いんじゃないのぉ? ちゃんとその程度の出来じゃないのさ。私の周囲でSOTECマシン使ってる人を探したら6人いたけど、その内5人が「二度と買わない」って言ってるぞ。コレ、どういうことさ。余り顧客を舐めンなよ。
何の問題もなくSOTECマシンを使っている方も多いでしょう。当たり前です、いくら安くたって売り物なんですから。そういう人を相手に「SOTECは悪いのよ!」とは言いません。むしろ「運が良かったんだね……」と羨んでしまうくらいです。
しかし、これからPCを購入しようとしている人には一言忠告しておきたい。
「安物にはそれなりの理由がある」
と、言うことを。ま、運試しには良いマシンかもしれませんがね。