2011年4月 続く福島原発事故
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東日本大震災から早1ヶ月……しかし事態は余り好転していないと感じます。それどころか、放射能汚染の実態が徐々に明らかになり、ある意味では悪化しているとも言えるのではないでしょうか。これだけの大事故があってもなお原発廃止に踏み出せない国と多くの国民に、恐怖を覚えるようになりました。知らないからなのか、知った上でなのか……。
毎年楽しく練りに練っていた4月1日も、さすがに今年は何かしようという気にもならず。
今回の都知事選についての世論を知りたくサーチの旅に出ていたら、久し振りに読み応えのあるサイトを見付けて、徐々に読み広げています。非常に有名なサイトのようなのでご存じの方も多いと思いますが、書かれていることに納得なので、ご紹介。
都知事選で小池晃は「防災」を争点にして石原慎太郎を倒せ 3月22日
きまぐれな日々より
しかし、被災地まで出向いて「私は原発推進派」と公言する石原……もはや政治家としてどうという以前に、人としてありえないレベルの配慮のなさなのですが、今回石原が再選したら東京は本気で再起の道がないと考える指標にもなりそうです。
3月25日(金)の日記 「要電力≠要原発」で書いたように、原発廃止に踏み出せない「安全ではないが電力が必要なので賛成」のステータスにいる方に明るい情報です。頭ごなしに「推進ったら推進!」という訳ではないなら、ひとつのデータとして参考までにご覧ください。
原発がなくても大丈夫な理由! 3月23日
misaのブログ
Ustreamで公開されている田中優氏の講演「関東東北大震災−原発について」の中の、自然エネルギーの現状紹介の部分を書き起こしています。大元の田中優氏の講演は約1時間の動画なので、時間がある方は是非。時間がない方は、リンク先のブログにて動画の38:40辺りから、自然エネルギーが既に電力問題を解決できるエネルギーになっているという驚きの事実が紹介されています。
田中優氏の講演「関東東北大震災−原発について」の目次
00:25 内部被曝の恐ろしさ
06:46 放射能被害は10年後を見よ
12:30 ドイツ政府の放射能被害の調査結果
25:50 新潟・柏崎原発、住民が想定した活断層を無視した東電
28:04 原発を作りたい理由
32:10 「原子力は低コスト」の嘘
38:40 太陽光発電の方が原子力より安くなったデータの紹介(上記ブログでテキストにて紹介)
日本の情報隠蔽体質は今に始まったことではありませんが、ネットが普及した今、個人で海外のニュースや新聞、マスコミが絶対に招喚しない専門家の意見発信などを確認できてしまうので、隠蔽の度合いがよく分かり、今度は「こんなに嘘が明白なのになぜ皆黙っているの?!」とキリキリし、結果非常に疲れるという日々を送っとります。
少し調べれば色々分かる世の中になったものの、それでも依然としてスイッチONでお茶の間に流れるテレビからの情報こそが世間での主流となるため、専門家や海外から散々危険警告を発せられても、当事者の日本国民は「だって政府が安全って言ってるし……」と、この危機的状況を驚くほどぼんやりとやり過ごしています。
このミステリアスな反応を「クール」「冷静」と受け止める海外の目も初期の頃はあったようですが、さすがに外人も「ってか、こんなにヤバイのに日本人、何であんなに平気なの? オカシクね?」と思い始めているようです。私も時を同じくして思い始めています。
クール? 冷静? いやいや、これは単なる「平和ボケ」なのでは……。もしくは、中国の向こうを張る情報規制国家ということ? だって、報道されてしかるべき情報が全然主流にならないのは、国民が無関心だからか、マスコミが取材をしないからか、国が報道規制を敷いているからか……一体どれが理由?
疑問に思うことは多々あります。ネットを探せば玉石混淆で関連情報は見付かりますが、テレビではまったく報道されていないか、されていたとしても見逃す程度です。
■福島原発でこんな事故が起こっているのに、どうして他の原発の情報が一切報道されないの? 今度の津波で青森の六ヶ所村は大丈夫だったの? 目下、毎日のように茨城を震源とした地震が起こっているけれど、東海村はどうなの?
六ヶ所村の核燃料再処理施設は、大丈夫でしょうか? 3月11日の質問
Yahoo知恵袋
作家・広瀬隆が改めて警告「東海地震の危機」 2010年11月26日号
週刊朝日
■福島の人々の怒りの声がなかなか報道されない……。
放射能漏れで山形に避難の福島県民「原発は人災、許せない」 3月24日
産経新聞
佐藤栄佐久・前福島県知事が告発 「国民を欺いた国の責任をただせ」 3月30日
週刊朝日
■東電ばかりを責めているけど、原子力を推進したのは国の政策でしょ? その辺りのツッコミは?
被爆体験無視の売国政治改めよ〜福島原発事故に長崎市民の声 4月1日
■ドイツやノルウェーなど欧州の一部の国の気象機関で放射性物質が拡散する様子を連日、天気予報サイトで公開しているのに、どうして当事国の日本は何もしないの?
日本で公表されない気象庁の放射性物質拡散予測 4月4日
読売新聞
ドイツ気象庁による粒子拡散シミュレーション(日本語訳)
見ちゃイヤ〜ン…気象庁HP「放射能予報」苦情殺到のワケ 4月7日
夕刊フジ
■原発から30km以内の避難圏に残っている人はいるんでしょう? どうしているの?
原発から約10kmの「浪江町」に残る人物が2ちゃんねるに降臨
「起きたら鼻血で血まみれ」 4月3日 ニュース2ちゃんねる
■原発事故処理にあたった人々の証言やその後の状態は?
福島原発危機 現場ジャーナリストが伝える「生々しい証言」 3月31日
コラムニュースマガジンT24
■電力足りないって大騒ぎしてるけど、夏のピーク時さえ乗り切れば何とかなるんじゃないの? 政府は正しい節電方法を広めてない気がする。
「夏の計画停電は避けられる」 化学工学会の提言が大反響 4月4日
J-CAST
■日本ユニセフへの募金は正しく使われてないって噂を聞いたんだけど……。
日本ユニセフ 職員36人で粗利益は27億円、法人税はナシ 2011年4月15日号
週刊ポスト
■ところで今、有象無象の政治家たちって何してるのさ?
■風評被害って言うけど、実際海に放射能汚染が垂れ流されてるんだから、既に風評ではないんじゃないの?
■福島原発、誰が誘致して誰が推進してきたか、どんなふうに嘘の安全神話を繰り広げて来たか、克明に公表すべきじゃない? そして他の原発で繰り広げている安全神話も公開すべきじゃない?
■放射能を含んだ海水がほど良く日本全土を包んだけど、この甚大な被害、東電はどうしてくれるつもり?
■原発を推進してきた政治家たちは、この現状に対してどう責任を取るつもり?
……
何の回答も見いだせないテレビを観ていて、こんな情報だけで満足してちゃ駄目じゃん!とかまたキリキリするのですが、かと言って新しい情報を知れば知るだけ暗くなります……。
日本人が大人しいのは諦観も含まれているのかもしれません。狭い国土で逃げ場もないし、海外に逃げるには言葉の壁もあるし……。
一応本日の朝に放射能汚染水の流出が止まったということになっていますが、既に何千トンもの放射能汚染水が海に垂れ流れており、今後は海水自体の放射能濃度は薄まるかもしれませんが、食物連鎖でしばらくすればむしろ汚染が凝縮された魚が出回るでしょう。日本海側なら……と思っていましたが、ドイツ発表の海水汚染シミュレーションを見たら、汚染は日本列島を取り囲むように全土に拡がっておりました……。東日本だけの被害ではありません。逃げ場はないなと思いました。
空気中の放射性物質は風でかなり遠くまで飛ばされ雨で大地に落ち、少し経てば野菜が根からそれらを吸い上げることになるでしょう。大地も海も、微量であろうが広い範囲で放射能まみれになったことは間違いありません。
放射能の被害は「癌になる確率が上がる」だけなので、何年か後に癌になったとしても、それを放射能のせいだと決定づけることもできず、それどころか忘れっぽい日本人は、その頃には癌と原発事故を結び付けることさえないかもしれません。
改めて考えてみれば、既に54基もの原発が海沿いに建っていて、今回ほどではないにせよ、日本全国満遍なく微量の放射能を何十年もずーっと垂れ流し続けているわけです。放射能障害の一番現れやすい症状は、癌以外にも生殖系へのダメージですから、不妊・死産・流産なども放射能が無関係とは言い切れません。
今の日本の発癌率は2人に1人、そして不妊・死産・流産も実は凄く多い。高齢出産やストレスが原因と言われていますが、放射性汚染ってもう日本を取り巻く環境に着々と存在してるんじゃないかと。
それぞれの原発から排出される微量の放射能に汚染された空気と海水、そのような環境下で作られた食物連鎖の頂点の実や肉を食べてい私たち。もちろん放射能だけではないでしょうが、様々な汚染に晒されて生きている現代人の50/50の発癌割合こそがこの結果なのかもしれません。
【おまけ】
圧倒的に暗くなるニュースが多い中、なんかほのぼのとした話題。
ロシア紙「ロシアは北方領土を日本に返還すべき」コラム掲載 4月15日号
週刊ポスト
ロシア語通訳者の米原万里氏が著作で書いていましたっけ。「ロシア人は日本人が金持ちだと思うからごねるけど、貧乏と分かると途端に優しくなる」という主旨のことを……。中国も韓国も見習ってくれ……。
本日放送のクローズアップ現代「町を失いたくない」を観ていて、血管が切れるかと思うほど怒り心頭だったのが、災害助成金と役人の対応について。
住民約2万人のほとんどが福島第一原発から20km以内に暮らしていたため、いつ終わるともしれない避難生活が続いている福島県浪江町。クローズアップされていたひとりは、その浪江町の経営者でした。放射能汚染のために自宅に戻ることもできず、仕事を再開する目処も立てられず、従業員の給料をどうすればいいのかと苦しんでいました。そんな中、災害時の助成金があることを知り、早速役所に申し込みに行くと、
「この災害助成金は地震や津波を想定したもので、放射能による被害は適用外になります」
はぁ?!?! それで終わり?! 放射能もド災害だろうが!! 前例がないだけなんだから、早く特例作ればいいじゃん!!!
他に何か適用できる制度は……と探すと、あるにはあったようですが、手続きのために会社の書類が必要だと。会社は当然ド避難地区の浪江町です。融通の利かない役人が「お役所仕事」を全うするために、制度を利用したい市民は放射能を浴びてでも避難指示区域に戻って必要書類を取り揃えろってこと? この役人は人殺しですか。
今回の震災で自治体や市民団体、市井の人々が底力を発揮して復興を盛り立てていますが、権力(と義務)を持っている筈の政府や一部の役人がその足を引っ張っているようで遣り切れません。
お役所仕事と言えばこれらの記事も……
津波で押し流された車両に行政から「持ち主は早く撤去しろ」の警告書
ワラタ 4月6日 ニュース速報版
県議選を拒否 浦安市
VS 千葉県 大ゲンカ第2ラウンドに突入 4月4日 日刊ゲンダイ
持ち主の生死すら分からない異常事態の中、瓦礫の山の上に押し上げられた廃車に「車両移動のお願い」の赤紙を貼る行政第一班……。いくらマニュアル大好きな日本人とは言え、こんなときにまでマニュアル通りに行動する行政に愕然としました……。ブラックジョークとしては一級品かもしれませんが、残念ながらコレ現実なので全然面白くない……どころか臨機応変の「り」の気配すら伺えない役人の行動が空恐ろしいです。
そして、千葉ではガタガタ状態のライフラインの復旧に全力を尽くしている浦安市に対して、サポートどころか邪魔をする総務大臣&県知事……。千葉県民がどうしてこんな阿呆をリーダーに据えているのか意味不明ですが、東京も新東京銀行とオリンピック招致の尻拭いもしないで醜言を撒き散らしている馬鹿がリーダーなので同じようなものですか……。
上に行けば行くほど思考力も臨機応変さもないマニュアル役人ばかり……。
今日本が直面している「未曾有の災害」に立ち向かえる柔軟な思考力・行動力を持つリーダーがどこにもいない……。
しかし、「親は無くとも子は育つ」、もとい、リーダー不在でも民は頑張る。救助隊が現れるまでの間、住民たちのネットワークを駆使して完全なる自治を展開していた町あり、周囲の人と協力しつつ地道な復興を目指す経営者あり。
放射能の恐ろしさを除けば、徐々に復興に乗り出している日本が確実に伺える。日本の物作り能力は世界に類を見ないほど高度で、政府の駄目さを補うかのように、職人や作業者たちは世界でもトップレベルで優秀なのです。
イギリス驚愕!日本6日で道路修復 記事掲載サイト
MailOnline
on 24th March
「日本の道路が地震で破壊された6日後に復旧」
日本の高速道路の大きな裂け目の写真は、3月11日の地震の威力を物語っている。
今、再建の驚異的なスピードが、日本の復興能力を強調している。
3月17日に工事が始まり、6日後には那珂の関東高速道路の陥没区間は新しい道路同様に復元され、昨晩交通が再開する準備が整った。
多くの労働者が地震と津波の翌日には仕事に戻り、最も被害を受けたエリアでさえ一部のビジネスが既に再開している。
日本の復興は、23,000人の死者・行方不明者を出した災害が、金融市場においては「買いのチャンス」を表すと宣言するよう、世界で最も金持ちのひとりであるアメリカ人ウォレン・バフェットを含む一部の投資家に促した。
今回の震災被害が津波による目に見える物理的なものだけだったら、きっと驚異的な速度で復興しただろうと思うのに……。それだけに放射能という人知を超えた被害を撒き散らした原発への憎悪に収まりがつかないのです。
投票者の4割程度の人にとっては望んだ結果になった都知事選、石原続投ですが、私としては絶望的な気持ちになりました……。
事前の世論などを見る限り、まぁこうなるだろうと覚悟していましたが、現実になるとまたさらにガックリくるものですね……。そしてこれも予想はしていましたが、小池晃なんて箸にも棒にもかからなかったなぁ……。いやもう石原以外なら誰でも良かったんですが、石原の圧勝ですもの。過去100%投票していますが、私の意見が世論に反映したことって見事なくらい一度もないなぁ……。
臨海開発で5290億円、新東京銀行で1000億円、オリンピック招致で500億円と数々の大損失を生み出したまま何の尻拭いもせず、「築地移転」「福祉削減」「原発推進」と次々に醜言のスマッシュヒットを打ち続ける我欲の塊が再選……。
1999年から続く石原都政によって失った無駄金は少なく見積もって累計1兆円と言われており、これを義援金に回せばどれだけの人が助かったことか。こんな人間に税金の使い道を委ねるなんて、都民も随分太っ腹ですね。
とにもかくにも、これで東京の進むべく道が決まったようです。福島を踏み捨てて原発推進に直走り、今回の地震で地盤が固いことが証明された築地の魚市場も無駄金をかけてわざわざ地盤のゆるい汚染土壌の埋立地に移して生鮮品を危険に晒し、高齢者は肩身狭く死んで行けということで福祉もどんどん削って行くと。それが都民が選んだ道。巻き込まれる少数派はいい迷惑です。
都知事選の結果に身悶える私をさらに不快にさせるニュースがひらり。先日紹介している「お役所仕事」の追加分です。
非常時の支援―政治はより臨機応変に 4月10日
朝日新聞/社説
ある経営者が、被災した700人の従業員を支えるため、雇用調整助成金や失業手当の受給方法について役所の担当者に相談した。すると「2千枚の書類が必要だ」「全員にハローワークに来てもらわなければならない」と言われた。そのための資料も、最寄りのハローワークも津波に流されたのに。
別の被災者は、車を買うため3時間かけて中古車店まで歩いた。だが、印鑑登録証明などが必要と言われた。証明を出す役所もなくなったのに。 ≫全文を読む
……日本の行政の辞書に「臨機応変」の文字はないようです。
とにかく、色々知れば知るほど酷い。特に行政の面では上に行けば行くほど酷い。そして、そういう上を選ぶのは下々の民。なんでなんで? 知らないから? 知った上で? 苦行好きの国民性?
最近、震災鬱が流行っているようですが、私もある意味で鬱っぽくなっていまして。しかしそれは震災の被害に衝撃を受けている以上に、国(国民を含む)の反応にガッカリしているからです。
そんな中、ここ最近で最も喜ばしく元気が出た記事がこちら。
福島第一原発設置許可
無効求め提訴 4月9日 NHKニュース
放射性物質の流出が続く東京電力・福島第一原子力発電所について、国の安全審査がずさんだったとして、東京の男性(30)が設置許可の無効を求める訴えを裁判所に起こしました。 ≫全文を読む
私にとってド暗闇の東京都の一条の光……。
地震翌日3/12にレベル4(東海村臨界事故相当)と発表され、3/18にはレベル5(スリーマイル島相当)に繰り上げられ、本日一段飛びにレベル7(チェルノブイリ相当)に引き上げられた福島原発事故。現時点ではチェルノブイリの10分の1程度の放射能放出ですが、収束の見通しがついておらず、最終的にチェルノブイリを超える可能性も指摘されています。
政府も避難指示区域をいきなり広げて……。「安全だ」と嘘を吐くよりはマシかもしれませんが、ただ「危険です。避難して下さい」だけで、その後の生活の補償どころか移動手段や避難先の案内もろくになく、言いっ放しって……。震災から既に1ヶ月、疲弊しきっている被災者が自力で避難所まで移動するにも気力・体力が必要ですし、避難する先での生活を考えたら、そう簡単に避難できないのは当然です。
同様に、放射能汚染が懸念される農産物についての対応も酷いものです。
「基準値を下回ったので安全です」と言われても、そもそもの基準値に対する不信感がある上に、例えば基準値が100として、99で下回っているのか10で下回っているのか、下回る程度も明らかにせず、「基準値以下」という曖昧な情報開示しかされない食品に安心などできる訳がありません。
被曝量とはゼロが安全な値で、基準値以下だろうと被曝した量に比例して発癌率が上がるものなので、特に子供は放射線量がゼロでない限り、放射線物質が付着している恐れがある食品は徹底的に排した方が良いのは明らかになっている事実です。それを、この期に及んで数値を開示せず、国民が独自に計算するのを阻み、暗示をかけるように「安全」と繰り返す。挙げ句の果てに軽度に汚染されている農作物を避けることを「風評被害」と定義し、ある程度の放射能汚染を受け入れることが被災地への支援になると問題をすり替えているのです。軽度であろうと原発のせいで汚染された売り物は、すべて東電と政府が買い取るのが筋でしょう。その役目を国民に押し付け、直ちには現れない健康被害を広く浅くに撒き散らし、何年も後になってこの件との因果関係を立証できない癌が多発することを知っていながら、目の前さえ乗り越えられればそれで良しとしているのです。
日本政府は想像以上に非人道的な解決策を提示していると言えます。政府の愚策の尻拭いを、国民にさせようとしているのですね。しかも「どうにか東北を支援したい」と思う国民の良心に付け込むという方法で。
本当の意味での風評被害を避けるためには、「基準値制限がかかっていないので出荷する」という曖昧な切り分けではなく、すべての食品に基準値と共に検出値を明記すべきです。ゼロなのか、10なのか、100なのか。それを見て、買うか買わないかを国民が各々判断すれば良いのです。「我が家は子供がいるからゼロにしよう」とか、「老夫婦だから基準値ギリギリでもいいわ」とか。
こういうことをしない限り、たとえ出荷制限が解除されても不安で、進んで産地が東北のものを選ぶ人は少ないでしょう。
情報開示――長年の隠蔽体質がどうしても抜けず、これができないばかりに事態は拗れる一方です。また、情報を隠されることに慣れてしまっている国民が、政府の言うことを素直に信じ、疑わない考えない行動しない変革を求めないことこそが、本当の意味での大問題だと思うのでした。
テレビを観ていると、恐らく「国民をパニックに陥れないように」という大義名分の下、報道規制が始まっているな……と感じさせる場面が頻繁にあります。しかしこれらの規制の裏に透けて見えるものは、国民のためを思ってのことではなく、むしろ逆で、いかに一時的に国民を騙し、目先の困難を乗り越えるかという企みです。原子力業界が、今さえ息を潜めていれば、喉もと過ぎて熱さを忘れた頃に再び活動を始められると高をくくっている様子が手に取るように伺えます。
例えば、テレビを聞き流していて猛烈に引っ掛かったのが以下のニュース。
東電社長
賠償金の仮払い検討 4月13日 NHKニュース
東京電力の清水正孝社長は13日、記者会見を行い、福島第一原子力発電所の事故の評価が最悪の「レベル7」に引き上げられたことについて陳謝するとともに、周辺地域の住民などに対する賠償金の仮払いを検討していることを明らかにしました。
<略>
一方で、新潟県の柏崎刈羽原子力発電所で運転を止めている2号機から4号機のうち、3号機について、清水社長は「運転再開に向けて耐震補強工事を進めている。具体的な時期については明示できないが、3号機はできれば早いうち、年内のうちに了解を頂きたい」と述べ、年内の運転再開を目指したいという考えを示しました。 ≫全文を読む
このニュースでポイントとなるのは、タイトルになっている賠償金問題よりも、福島原発事故が終息の見通しすらついていない状況下で、加えて地震プレートが活動期に入ったこの時期に、柏崎刈羽原発の運転再開を目指すと宣言した東電社長の真性クレイジー発言なのですが、文字起こししたニュースを読んでも分かるように、見逃しを誘発するようなあっさり表記。テレビでもさらりとこの発言が放送され、突っ込む人は誰ひとりいない状態でした。
テレビを観ていると突っ込みどころ満載で、ネットを見ると同じようなポイントで突っ込んでいる人が少なくないにもかかわらず、世の中で確実に起こっていることをマスコミが流さない、もしくはあえてスポットライトを当てずにスルーするケースが非常に多いのです。
テレビ出演者が「原発の危険性」を力説してもその部分はカットされる 4月12日
楽天ソーシャルニュース
昨晩、TVで共に出演した方から電話がありました。「浜岡原発の停止について議論をした部分やいかにして原発の危険性・原発を減らしていくか話しあった部分など、安全神話だけを強調してきた人たちが嫌う議論は放送から全て抜け落ちていました。」と。編集権は侵せません。だからこそ公正に!
歴代自民党政権こそが原発事故の加害者だ 4月11日
日刊ゲンダイ
福島第一原発 原子炉6基並ぶ世界に例ない“原発銀座”の理由 3月30日
NEWSポストセブン
政治家が「原発をなくす」といえないのは原発は儲かるから 4月14日
NEWSポストセブン
原発を選んだ人々 4月12日
楽天ソーシャルニュース
汚れ仕事をやるのは、いつも貧乏人 4月13日
楽天ソーシャルニュース
ネットサーフで色々な記事に対するコメントを読んでいると、この期に及んでと言うか、いまだに「でも原発がないと電気が足りない」という理由で反原発の全てを否定する人が必ず出現します。今までも様々な角度で記事を紹介していますが、コンパクトなのでこの動画を改めてご紹介。
原発Nチャンネル14 原発なしでも電力足りてる 小出裕章 (8:59)
ま、最近実感していることは、推進派というのはどんな情報が与えられても頑なに推進派であり続けるようなので、平行線なんですけどね。
基本的に隠蔽体質のお国柄ですが、今回のことでさらに、総務省が本格的に情報統制に乗り出したようです。検索ワードを「東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への対応に関する情報提供」や「情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律案(通称:コンピュータ監視法案)」として検索エンジンにかけると、日本の現状が浮き彫りにされます。
情報が流れにくい現実は確かにありますが、それでも調べようと思えば調べられる時代になったにも関わらず、日本国民は余りにも情報から隔離され、また自ら進んで耳を塞ぐ人も少なくありません。深刻な放射能汚染の事実を「風評被害」にすり替えて、被災地への同情で国民の目を曇らせる国策が、残念ながらかなり功を奏している状態です。
今の日本の冷静さは「単に無知だから」と言わざるをえず、日本人は放射能汚染に対して驚くほど楽観的です。本当に歴史的に情報がなくて知らないのではなく、情報の収集の仕方を知らないか、知りたくないと思考を停止しているか、知った上で事態改善の努力を放棄しているかに過ぎません。人類にはチェルノブイリという苦い教訓があるにも関わらず、そこから何ひとつ学ばないこの状況が正しいわけがない。
――と言うことで、アップする度に削除されているらしい、チェルノブイリ原発事故から10年後、1996年放送のNHK番組、「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年」をご紹介。当然重い内容ですが、他人事ではない放射能汚染の恐ろしさを少しでも把握するべきです。
政府の言う「ただちに健康に影響はない」の10年後の真実がここにあります。
終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年 【1】 【2】 【3】 【4】 約50分
こちらも是非読んでいただきたいのですが……。
チェルノブイリ・ネックレス 4月15日
きっこのブログ
チェルノブイリの被害に関する記事ももちろんのこと、注目すべきは中盤以降、日本の放射線基準値に関する詐欺まがいのカラクリについてです。
政府が今回の福島原発事故のわずか6日後、3月17日に水道水の放射線基準値を大幅に引き上げた(例えばヨウ素131の基準値は1リットルあたり10ベクレル→300ベクレルに!)のは、「基準値以下」という言葉のマジックで一時的なパニックを避けるために、福島を中心とした国民の未来を非常に危険な状態に晒したということなのです。
3月18日に検査された1都5県の水道水は、最高で栃木県のヨウ素131が77ベクレルで3月17日以前の基準値10ベクレルを大幅に超えますが、公表された3月19日には基準値が300ベクレルに引き上げられているので、すべて基準値以下と発表できたのです。分かり易くまとめると、こういう流れです。
3月14〜15日 福島原発で水素爆発、放射性物質が拡散
16日 水道水の放射線基準値を大幅に引き上げる要請
17日 上記要請が認可され、基準値引き上げ施行
18日 1都5県の水道水を検査
19日 結果を「基準値を大幅に下回る」と公表
この一連の流れのタイミングの良さ、余程の馬鹿でない限り政府のシナリオが透けて見えますよね……。
目先の国益を得るために、将来的に起こるであろう甚大な被害を国民に押し付けるというこの基本姿勢こそが、日本で展開してきた原発推進の国策と、それに伴う今回の事故の因果関係に相当し、この構図は国民が立ち上がらない限り何度でも繰り返されるでしょう。
ちなみに、今の政府を批判する人はわんさかいるのに、今回の原発事故を起こした諸悪の根源が自民党であるということを知らないのか認めないのか、自民党批判をする人が少ないのが気になります。
半世紀に渡って日本のシステムを骨抜きにし、原発を推進して地場産業を殺してきたのは他でもない自民党ですよ。この人たちに菅政権をどうこう言う権利はないでしょう。
世界最悪の原発事故を起こした自民党の総理大臣 4月13日
きっこのブログ
自民・谷垣総裁、政府の「復興本部」参加を拒否 4月15日
読売新聞
歴代自民党政権こそが原発事故の加害者だ 4月11日
日刊ゲンダイ
被災地にはケチなのに自民党には大盤振る舞いの東電幹部 4月6日
日刊ゲンダイ
しかもこの期に及んでぶーたら民主党批判ばかりで、震災復興支援に手を貸そうともしない自民党の姿勢たるや……。
タイトル通り、産地偽装は何も今回のことで始まる訳ではなく、もう随分以前からそこかしこで行われていたのは周知の事実。しかし突き詰めて考えると恐いので、人々はニュース沙汰になって初めて「ええ?そんなことが?恐いわねぇ」と、「こんなことは滅多に起こらず、ニュースになるほど稀な事件なのだ」と初めて知ったようなフリをして、「恐いわねぇ」の裏側に潜む「本来起こらないハズだもの」という逆の安心感を噛み締めているのだと思います。
普通に考えて、食品関連に限らず、不正というのは良心という目に見えない儚い歯止めによって抑え込まれている曖昧なものですから、様々な事情でその良心が揺らげば不正を行うこと自体はさほど難しくない場面など多々あります。
ニュース沙汰になって暴かれる不正は、世で起こっている不正のほんの氷山の一角で、小さなものも含めればあなたの生活圏内、例えば会社、役所、施設、行きつけの店などであって当然、全く無ければ奇跡に近いと私は思っています。
つい先日、私の所属している会社でも交通費の不正申請などがあったようですし、私自身まだ自動改札がない時代にはよくキセルをしていました……。
話を戻しますが、要するに不正というのは簡単に起こるし、余程満ち足りて平和な世の中でない限り、起こって当然と思っておいた方が事実に近いようです。
そんな中でも「不正が起こり難い環境」というのが確かにあると思いますが、残念ながら隠蔽大国日本は不正との親和率が非常に高い不正の温床国家。
今回の放射性物質による農産物の汚染とその風評被害について、いずれは産地偽装が頻繁に起こるのだろうな……と思っていたら、「いずれは」どころか既に始まっているとのこと。想像して覚悟はしていたものの、実際に生の声として聞くと恐さも倍増です。
母の友人の息子さんが青果市場に勤めているのですが、やはり現実問題として茨城産などは「基準値以下」「制限解除」でも全然売れない。売れても買い叩かれて格安で流通。そういう現場で何が起こるかと言うと、「別の産地の空き箱をくれ」と。……要するに、中身を入れ替えて売るというのですね。これって堂々の産地偽装……。
これはなんと生産者ではなく、仲買いや小売店の発言だそうです。ただでさえ苦しんでいる生産者から買い叩いて格安で購入し、それを偽装して消費者に高く(=通常価格で)売り付けるなんて、生産者と消費者の双方に対して不誠実であり、不正の中でも最低レベルと言えます。仲買いや小売店の判断で「消費者には売れない危険なものだ」と思うなら買わなければいいものを、彼らはむしろこれを儲けのチャンスと見ているという話でした。
産地偽装なんて見抜けない……そう思っても、不正の可能性があるものを極力避ける方法はあります。スーパーなどでトレイにラップで産地がラベル印字で表示されているようなものは避けた方が無難です。箱に西の産地名が書かれていても、中がバラや無印包装であればこれも避けた方が良いでしょう。
個人的には生産者が産地偽装するのであれば、それは(してはいけないことですが)心情的には許せます。生産者にしてみたら国の基準値は守っている訳ですから、それを流通に乗せて何が悪いと。しかも買わないならともかく、買い叩くという汚い買われ方をされるのはとても悔しいでしょう。ラベルを変えたら他と変わらぬ味なのに、どうしてこんな目に遭わなければいけないのか。そう思ってラベルだけをすり替える……心情的には痛いほどよく分かります。よく分かるのですが……。
私は日本の暫定基準値の異様な高さに恐れを抱いているので、制限解除であろうと基準値以下であろうと、ゼロでない限りまったく安心できませんし、上手く行けば余命も恐らく40年程度残っていると思われる我が人生において発癌の可能性を抑えるためにも、できれば避けたいと思っています。もし子供がいたら放射能汚染の疑いがある食品を徹底的に避けるため、余裕があれば西に引っ越すかもしれないし、それが不可能なら外食は一切させないと思います。
日本では国家隠蔽大作戦が功を奏しているようで、検査前に大幅に引き上げられた暫定基準値が安全であると素直に信じて、出荷制限解除を寛大に受け入れている人が多いようですが、私は食品衛生に10年携わってきた友人から教えられた「ドイツ放射線防護協会の提言」を読んでかなりビビっています。
一部抜粋するとこんな感じです。
1. 放射性ヨウ素が現在多く検出されているため、日本国内に居住する者は当面、汚染の可能性のあるサラダ菜、葉物野菜、薬草・山菜類の摂取は断念することが推奨される。
2. 評価の根拠に不確実性があるため、乳児、子ども、青少年に対しては、1kg
あたり 4ベクレル以上のセシウム137 を含む飲食物を与えないよう推奨されるべきである。成人は、1kg
あたり 8ベクレル 以上のセシウム137 を含む飲食物を摂取しないことが推奨される。
飲食物を通じた放射性物質の摂取は、原子力災害後、長期間にわたり、身体にもっとも深刻な影響を与え続ける経路となる。日本では、ほうれん草1kg
あたり54,000Bq のヨウ素131 が検出されたが、こうしたほうれん草を100g(0.1
s)摂取しただけで、甲状腺の器官線量は次のとおりとなる。
乳児(1 歳未満):甲状腺線量 20ミリシーベルト
…
大人(17 歳以上):甲状腺線量 2.3ミリシーベルト
この資料のお陰で、ベクレルとシーベルトの関係がよく分かりました。同じベクレルの強さの放射線から受ける被曝量シーベルトは年齢によって違うのですね。だからテレビなどで「●●村は毎時●mSv」と発表されても、それが成人と子供で同じ影響なのかをしっかり確認しなければなりません。子供の感受力は高いので何倍も危険ということではないのか?と思うのですが……。しかし、こういう根本的な説明が一切ない。こんな状態で国民が何が危険かを判断する手立てなんてありゃしない。
この提言で推奨されている成人の基準値はセシウム137で1kgあたり8ベクレルですが、日本の暫定基準値は乳製品で200ベクレル、葉物野菜・穀物・肉・魚が500ベクレルですよ! この数字の開き……日本の設定した基準値以下だからと言って安心できますか?!
ただ、何も悪いことをしていないのに、放射能汚染によって生活の糧を奪われている農家の方には本当に申し訳なく、どうしたら……と思いますが、例えば74歳の我が母は同年代の友人と共にフリーダムに外食しております。私もそれでイイと思います。要するに、ケースバイケースで国民が正しい知識の下に己のライフスタイルに適したものを選ぶことができれば良いのです。
具体的には、3月22日の日記にも4月12日の日記にも書いていますが、「基準値以下」という曖昧な表現ではなく、正直に「●ベクレル/kg」という表記をするよう、国民が国に要請するべきです。そうすることで、消費者も正しい知識の必要性に迫られ、日本と世界の基準値を勉強し、自分独自の基準値を設けることが出来るからです。
水と安全がタダで手に入る日本の古き良き時代は終焉を迎えました。水も安全も与えられるものではなく、勝ち取って行く時代に突入したのだと思うのでした。
【おまけ】
日記中に出てきた、「ドイツ放射線防護協会の提言」を教えてくれた食品衛生に10年携わってきた友人のメールから抜粋です。
それにしても、食品の暫定基準値の通知発出には本当に閉口しました。
「暫定」といいつつ期限の提示もなく、IAEAの緊急時の対策ガイダンスを
根拠としているくせに、通知を見る限り「緊急時」の基準である旨の記載がない。
原発事故前より「シロ」「クロ」の線引きが何十倍も緩められているのに
「飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、
もって国民の健康の保護を図ることを目的とする食品衛生法の観点から」
なんてイケシャーシャーと書いてあるのを読んだ途端、大変な喪失感を覚えたものです。
食品衛生は国民の健康を守るためのもの、と愚直に信じて10年働いていたので
裏切られた気分というか、しばらくは食事も咽喉を通らない程落ち込みました…。
(参考までに、通知の原文)
厚生労働省 > 報道・広報 > 2011年3月
> 放射能汚染された食品の取り扱いについて
> 別紙(PDF:133KB)
政府が国民を飢えさせないことを第一優先にしたとしても、
北海道、西日本、九州の食材を東日本に流通させたり
食品の輸入を拡大したりする等、規制緩和以外に方法はあった筈なのですが
そういった具体的な対策を国が考えられないほど原発は危機的状況なのかな、と
個人的には捉えています。
いっそ「補償金をケチりたかったから」という安直な理由であって欲しい。
その方がどんなにマシか…。
震災直後、いつまでもいつまでも繋がりにくかったソフトバンク……。そしてそれ以後、余震の度に周囲の人々の携帯から異様な警告音が発せられることに気付き、同時に己の携帯がウンともスンとも言わぬことにも気付き、世の多くの人々の携帯に届いているらしい緊急速報「エリアメール」が我がソフトバンク携帯には届かないという事実にぶち当たりました……。
そんなソフトバンクを率いる孫正義に、震災後、「日本を変えたい」と願う多くの人々が期待しています。……と、思います。
ツイッターで(時々「?」なこともありましたが)多くの的を射た発言をしてきた孫さんですが、100億円の寄付をしたときには「さすが!」と思うと同時に、こうも思ったものです。
多額の義援金は確かに表面的にはありがたいと思うけれど、今の政府がその金を有効活用できるかそもそもの不信感がある。被災者だって100万円程度の端金を貰っても、一時的には助かるかもしれないが、家や仕事といった生活基盤を取り戻せる訳ではないし、将来的な不安は全く解消されない。無駄に小銭を被災者ひとりひとりにバラ撒くよりも、まとまった資金で多くの被災者の生活を根底から支えるようなシステムや施設を作るべきではないか。
政府に期待できない以上、まとまった金を動かせる賢い人は「金を寄付する」のではなく、その資金でもっと根本的な被災地に雇用を生みだすシステムの構築とか、私設の災害復興支援センターを設立するとか、そういうことをして欲しい。
頼むよ、孫さん!!
時を同じくして、脱原発を訴える人の間で、東電の株主になって脱原発議案の共同提案者になる方法が注目されているということを知りました。
脱原発・東電株主運動 > 脱原発・東電株主運動ブログにようこそ!
なるほど! 100億円で東電株を買えば良かったのに!と一瞬思って、調べてみました。
Yahoo!
ファイナンス/東京電力(株)
発行株数 1,607,017,531株
1株 最安値(年初来安値)292円で計算すると、発行株数の総額は……
469,249,119,052円=4,692億円
100億円=2.13%
…………駄目だ、東電を甘く見過ぎていました……最安値のときにタイミング良く100億円で株を買い占めてもたったの2.13%にしかなりません。敵は強大なり……と思ってたら、このニュース!
ソフトバンク孫社長 「自然エネルギー財団」設立へ 科学者100人集めて政府に提言 4月20日
産経新聞
ソフトバンクの孫正義社長は20日、太陽電池など環境エネルギーの普及を促進するため、「自然エネルギー財団」を設置すると発表した。世界中の科学者ら約100人に参加を促し、政府への政策提言などを行うという。
同日午後、開かれた民主党の復興ビジョン会合で明らかにした。
孫社長は福島第1原発の事故を受け、自然エネルギーへの転換を主張。東日本大震災の被災地域を中心に「東日本ソーラーベルト」を作る構想などを提案したほか、普及促進策として自然エネルギーで発電された電力の全量買い取り制度の導入も求めた。
孫社長は「太陽電池の輸出国として世界最大のソーラーベルトを作ろう。もう一度日は昇る。希望あふれるビジョンを作ろう」と語った。
やっぱ孫さんスゲー!! コレですよ! こういうことを社会派の金持ちがしてくれればと願っていましたよ! リーダーを見失った現在日本の希望の☆! 頑張って欲しいし私もついて行く!!!
震災の影響でGWの過ごし方は若干変わりましたが、あえて自粛はしませんでした。当初、GWには父の墓参りに岩手県一関を訪れる予定でしたが、寺自体に甚大な被害はないものの、今はゴタゴタしてるから来てくれるなとのお達しがあり、こんな時期に迷惑をかけるなんてとんでもなく、では日本経済を少しでも活性化させるか……とのことで、通常より財布の紐を緩めつつ西へ4泊5日のプチ旅行を。
福岡・門司港→山口・下関→萩→長門→島根・津和野→山口・秋吉台 と、ほど良く周遊した5日間。終日歩き廻るという好きなタイプの旅ができて楽しい思いをしましたが、中でも特に印象に残ったのが島根県・津和野です。
いや〜津和野ってのは良い町ですね〜。史跡や観光名所に限らず、一般家庭のお庭を含んだ町並みががとても美しい、山に囲まれたこぢんまりほのぼのした町で、自分がもう一回行きたいというよりも、多くの人に勧めたいカンジ。震災の影響なのかもしれませんが、京都や奈良のようなド観光地に比べて観光客が少なく、素晴らしい景色を人ゴミに邪魔されることなく満喫できるのも津和野の魅力を引き立てるポイント。
町並みや景観を堪能するだけでなく、美術館や資料館も町の規模からすると豊富です。たまたま私の好きな絵本作家(画家)・安野光雅の故郷で、氏自らプロデュースした安野光雅美術館があることを知り、更にポイントアップ。他にも津和野今昔館という時間を忘れること請け合いの展示物を触れる体験型の資料館もあり、朝から晩まで終日舐めつくす勢いで休日を満喫できます。オススメですよ〜。
全行程道中よく歩きましたが、その消費カロリーを上回る勢いで負けずによく食べたため、旅が終わって我に返ったら3kgも太っており、GW最終日に体重計の上で戦慄いていましたが、4日で元に戻すことができ、己の体重コントロール力に拍手! このくらい人生も上手く操れると良いのですが……。
7(土)に東京に戻る際に、菅首相が中部電力に浜岡原発全停止要請を発表したことを知り、ようやく日本もまともな動きを取り始めたかと、ここ最近で一番明るい気持ちになりつつ帰路につきました。
しかし菅さん……英断を下したかと思えば「パフォーマンスだ!」と悪口を言われ、何もしなかったら恐らくもっと悪口を言われ、石原みたいな厚顔無恥な奴が醜言吐き散らすだけで何もせずに堂々とのさばっている傍らで、被災地に赴けば罵倒され……何だか普通に気の毒なんですけど……。こんな未曾有の大災害で、誰が首相でもそんな素晴らしい動きなんてできないでしょうし、私としては菅政権がいいとも思いませんが、自民政権だったら隠蔽に次ぐ隠蔽でもっと酷いことになっていたと思っています。大体、原発大推進派の自民党なんか連立要請を断り、足を引っ張るばっかで何の役に立ったよ、って感じです。頼み方が悪い? 今そんなこと言ってる場合か。被災地のことを想ったら面子なんてどうでもいいじゃん。自分で蒔いた種を刈り取りもせずによく菅を責められるもんだと呆れますし、それを突っ込まない国民もどーなの?とモヤモヤ。菅降ろしとか騒いでいる政治家を見ると、コイツら本気で自分のことしか考えてないんだな……とうんざりします。どうして被災地のことを一番に考える政治家がこんなに少ないんでしょう……。
「ひとつになろう」とか言ってますが、まずは政治家がひとつになって下さいよ……。真面目に頑張ってる国民の足をこれ以上引っ張るのは止めて欲しい……。
ショートショートの神様、星新一
――SF好きでなくても学生時代に出会う代表的な作家で、私も小学生の頃に学校や塾で出会って普通に面白いと思って読んでいましたが、今になってようやく星新一の真価が分かるようになり、久し振りに読み直すことに。
星新一の凄さ(のひとつ)は、時代の先読みと言うか、技術発展の末の展開を余りにも正確に予想していたところだと、1958年発表作「おーい
でてこーい」を読んで改めて実感しました。実に半世紀前に書かれた作品なのに、まさに今に相応しいショートショートです。
おーい
でてこーい(全文) 星新一著 1958年発表
≪あらすじ≫
台風が去って崖崩れで流された社の跡から、深い底なし穴が発見された。これに目を付けたのが利権屋。生産することだけ考えて、その後始末は何も考えていなかった人間たちは、これ幸いとばかりに放射性廃棄物や都会の汚物など、物を生産することで発生した不用なものを、その穴にどんどん捨てて行くが……。
≪一部抜粋≫
利権屋は、仲間を都会で猛運動させた。すばらしく深い穴がありますよ。
学者たちも少なくとも五千メートルはあると言っています。
原子炉のカスなんか捨てるのに絶好でしょう。
官庁は、許可を与えた。原子力発電会社は、争って契約した。
村人たちはちょっと心配したが、数千年は絶対地上に害は出ない、と説明され、
また利益の配分をもらうことでなっとくした。
しかも、まもなく都会から村まで立派な道路が作られたのだ。
星新一の父親、星一はなんと福島県いわき市の出身。この作品が発表された2年後に福島第一原発の誘致が始まっていることからも、この作品の誕生は単なる偶然ではなく、原発の誕生から終焉までを予見した上で生まれたものだと考えられます。
人知を超えるモノに手を出すとどうなるか。便利と不便はセットなのです。権利と義務がセットなように。前者だけを得ようとすれば、必ずしっぺ返しが来るのだと思います。
インターネット時代を先読みしたかのような1970年発表作「声の網」もオススメです。
原子力業界が巨大利権の温床だということは、そろそろ一般常識になってきました。
電力会社はもちろんのこと、大手ゼネコンも大手メーカーも政治家も学者もマスコミも巨悪業界に牛耳られている現状で、それらの世界に何らかのしがらみを持つ個人が反原発を叫ぶことは、その世界からの抹殺にも繋がりかねません。東電を筆頭に大手メーカーをスポンサーとするテレビ番組への出演を生活の糧としている芸能人が、当たり障りのない言動しか取らないのは当然と言えば当然なのでしょう。
良い例が「ビートたけしのTVタックル」で、一見政治的な話をしているようで絶対に核心に触れない絶妙なラインを保つ長寿番組のマスコットを務めるビートたけしも、驚くほど徹底してシリアスな意見を一切言いません。うっかり見た時には、毎度ああこれが芸能界で生き残るコツなんだな、と再確認するほど芸の域の曖昧な態度が明白に伺えます。
今回のフクシマを切っ掛けに反原発の明確な行動を起こした芸能人というと、「ずっとウソだったんだぜ〜♪」と歌ったミュージシャン斉藤和義なども有名ですが、私が知る中では私の(←勝手な所有格)山本太郎が最も大きく活動しているように思います。メロリンQ時代からウルルン滞在記レギュラー時代を通して「ずっと好きだったんだぜ。相変わらずカッコイイな」の私の太郎ちゃん……。
しかし、予想通りと言うべきか、制裁から揉み消し、そして退場まであっと言う間に起こりました。余りに素早い動きだったので、山ほどの書きたいことを後回しにして、リアルタイムで記録しておきます。山本太郎の行動を無駄にしたくない。また、児童の放射線量年間20mSvに引き上げは、国家殺人法だと思っているので、このこともまとめておきたい。
【起】
5/23 ことの始まりはデモ参加
山本太郎、福島の親たちとともに文科省前で抗議活動!学校の放射線量年20ミリシーベルトの撤回を!「何も行動しなければ、僕は自分を許せない」 5月23日
シネマトゥデイ
23日、俳優の山本太郎が、福島から来た子を持つ親たち100人を含む多くの人たちとともに文部科学省前に集結し、文科省が定めた学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安として「放射線量年間20ミリシーベルト」の撤回を訴えた。
文部科学省は、福島第一原発事故の後、学校の校舎・校庭等の利用判断における放射線量の暫定的な目安とし,毎時3.8マイクロシーベルト、つまり年間で20ミリシーベルトとした。この日、福島からやってきた多くの親たちが、子どもたちを守るため、この殺人的な基準値の撤回を求めた。山本も、そんな親たちとともに立ち上がった勇気ある著名人の一人だ。
これまで山本は、自身のツイッターを通して「脱原発」のメッセージを伝え続け、4月10日には、反原発デモへ参加して、「原発反対!」を訴えた。彼ほど、「脱原発」を声高に訴えてきた芸能人は多くはないだろう。
年間20ミリシーベルトという数値を撤回させるため、福島から文科省を訪れた親たちとともに、山本は、「3月11日を機に、もう自分を守るのはやめたい」ときっぱり言った。「電力会社はメディアの最大のスポンサーですし、さまざまな事情はあります。でも、自分たちが守るべきものはなんなのか? 今、福島の子どもたちが、これから先、病気になるのはわかりきっている。まるで死刑台に向かって、列を作らされているようです。何も行動しなければ、僕は自分を許せない」と涙で声を詰まらせた。 ≫全文を読む
「20ミリシーベルト基準」撤回を?福島の父母らが文科省に要請行動 17分28秒
※実際の文部科学省前に集結した様子で、山本太郎の発言は14分28秒から。
【承】 5/25 予想通りの展開、制裁
山本太郎、出演予定のドラマ降板に 反原発発言が原因か ツイッターで大反響 5月26日
シネマトゥデイ
原発問題に関する発言を問題視され、決まっていたドラマを降板させられたことを自身のツイッターで告白した山本太郎に、心配の声が寄せられている。
25日夜、山本は自身のツイッターに、「今日、マネージャーからmailがあった。『7月8月に予定されていたドラマですが、原発発言が問題になっており、なくなりました。』だって。マネージャーには申し訳ない事をした。僕をブッキングする為に追い続けた企画だったろうに。ごめんね」とツイート。山本は23日に、福島から来た子を持つ親たち100人を含む多くの人たちと共に文部科学省前に集結し、文科省が定めた学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安「放射線量年間20ミリシーベルト」の撤回を訴えたばかり。わずか2日後のことだった。 ≫全文を読む
【転】 5/27昼 更に予想通りの展開、揉み消し
山本太郎の「原発でドラマ降板」 事務所は「事実ではない」 5月27日
J-CASTニュース
福島第一原発の事故以来、積極的に反原発運動に参加していた俳優の山本太郎さんが2011年5月25日、ツイッターで「原発問題発言」が原因で、「7月8月に予定されていたドラマを降板させられた」と発言した。ところが事務所は27日、山本さんの発言内容について「事実ではない」と否定した。 ≫全文を読む
【結】 5/27夜 最悪の展開、退場
5/26深夜
本人の公式Twitterより 舞台終了まで、Twitterやめます。稽古についていけてないから。今日、止め通し稽古があったんだけど、強く感じた。情けない。幕が開くまであと20日。全て注ぎます。それが、可能性を信じて僕を使ってくれた方々への恩返しだから。舞台終わったら、PowerUPして帰ってくる!
5/27
21:30頃 本人の公式Twitterより 事務所辞めました!今日。これ以上迷惑かける訳いかないから。辞めるな、と社長、スタッフの皆さん何度も引き止めて下さった。最後には僕の我が儘を聞いて貰いました。13年もいたSISは真面目で正義感強く情に厚い事務所。もう関係ないから事務所への電話しないでね。他の役者に迷惑かかる。
出る杭は打たれる、臭いものに蓋……典型的な日本社会の構図を見ました。権力に逆らうと、本当に驚くほど素早く明確に「見せしめ」が示される。山本太郎本人および関係者にかかったであろう圧力と、それに抗しようとしながらも現実に抑え込まれた遣る瀬なさを思うと気持ちが塞ぎます。
こんなに簡単に現実を操れるのに、福島を取り巻く状況を改善する方向にこの権力を行使する人間が権力者の中にただの1人もいないという悲劇。そして、この構造を長きに渡って支え続ける善良で思考停止した小市民。
ネットで巷の声を拾い集めると、「政府が安全って言ってるんだから安全だよ。被災地のためにも、福島産の野菜を食べなきゃ!」という善意から来る間違った正義感をお持ちの方が意外に多いようで恐ろしく思っています。政府の設定した基準が適正なのかどうかの検討は一切なしで、いきなり決められたルールに盲従する人々のなんと多いことか。
改めて、本当に日本人って国民性として思考停止が得意なんだなぁと。しかしだからこそ、今の状態で暴動も起きずに粛々と放射能を浴び続けていられるのでしょう。結果はすぐには出ませんしね。もうひとつの大特徴の国民性健忘症を加えて、「向こう数年乗り切ればどうとでもなる」と東電&政府はもくろんでいることでしょう。
日本政府の打ち出した基準値以下の食物を安心して食べている方に、そもそも日本の基準値がどういうものかを分かり易く説明するサイトをご紹介して今日は終わりにします。
世界も驚く日本の基準値2000ベクレル
〜 こんなにゆるい日本の暫定基準値 放射能について正しく学ぼう
国を失った日本人(2) 空中分解した国、子供を被曝させる 5月26日
武田邦彦(中部大学)公式サイト
厳しい問題・・・茨城産の農作物は安全か? 5月22日
武田邦彦(中部大学)公式サイト
【おまけ】
どんなに厳しくても現実を知りたい、と思っている都民の方へ。
政府(文科省)が発表している新宿の放射線量測定値が、なんと地上から18mのビルの屋上で行われている測定結果であることはもうご存じですか? この測定方法が結果を低く出すための苦肉の策であるということは、放射能汚染について少し調べたことがある人なら何となく分かるでしょう。放射性物質は基本、塵や埃と同じに考えます。地面とビルの屋上、塵埃が多いのはどちらか。そして私たちは普通、どちらに近い生活をしているのか。通常測定は地上から1mの所で行うものです。政府がやらないので、共産党がやりました。
在京メディアは東京の年間限度線量超過も無視(追補) 5月26日
Blog vs. Media 時評
放射線障害防止法など国内法で決まっている一般人の年間被ばく限度線量1mSvを、東京23区の東半分では超える恐れがあるとの指摘で、特に資料Bの放射線量分布マップは必見です。――とのことです。
しっかり書きたい話題ではありますが、しっかり書こうと思うといつまでも更新できないので、取り急ぎ軽くまとめます。
放射性物質拡散予測
公表漏れ 6月3日 NHKニュース
事故直後のデータを公表せず 6月4日
NHKニュース
核燃料、圧力容器貫通の可能性…政府が報告へ 6月7日
読売新聞
原発事故直後のデータに公表漏れ 6月8日
NHKニュース
都の下水処理施設で高放射線量…避難区域に匹敵 6月8日
読売新聞
東京都大田区の下水処理施設内の空気中から、毎時約2.7マイクロ・シーベルトの放射線量が検出されていたことが、都の調査で分かった。
計画的避難区域の福島県飯舘村の放射線量と同程度で、文部科学省によると、都内でこれほどの放射線量が検出されたのは初めて。放射性物質を含む汚泥の影響とみられるが、都は「検出場所は屋内。敷地の境界では問題なく、誤解を招く恐れがある」とし、調査結果を公表していなかった。
毎日のように明かされる、「過去の」放射能被害報告……日本における情報隠蔽が凄まじいことになっとります。
最もデカイ隠し事は5月24日に発表(白状)した「実は事故直後、2ヶ月以上前には既にメルトダウンしてたんですよ」というものでしたが、これは本来こんなに静かに受け入れている場合じゃないほど大事なハズの情報隠蔽だったのです。事故直後から数日間の放射性物質の飛散は桁違いだったため、最初の情報が正確に伝わっていれば「遠方に一時避難」という選択肢を選んでいたかもしれないアンテナの高い人々は大勢いたはずです。1週間であろうと、この一時避難が実現していれば被曝量をかなり抑えることができたのは事実で、政府&東電はこの事実を隠すことによって、一時的なパニックを起こさないことと引き換えに、多くの国民を無駄に大量被曝させた、極端に言えば見殺しにしたと言えます。
思うに、今の日本の冷静さは情報隠蔽によって成り立っているのかもしれません。目先の混乱を抑えるために、多くの国民の将来的な健康被害が生み出されているのですが、当の国民が甘んじてそれを受け入れているので話になりません……。
そう言えば、事故直後の3月ににわか専門家たちがしたり顔で「福島原発はチェルノブイリとは構造が根本的に違うのでメルトダウンするはずがない」とかましていたのを覚えていますか? 今から思うとあの無責任な発言の落とし前をどう着けるんだ?という感じですし、更に突っ込めば、そういう無責任発言をしてきた人々が何のお咎めも受けていない、それ以前に事実を隠蔽してきたことに対しての刑罰がない、というこの現状を顧みると、もう日本は「隠した者勝ち」という常識が成り立ってしまっているようです。事実、小出しに後出しされる衝撃の事実に、国民はもう「え〜また?」という諦めめいた思いで受け入れちゃってるのですから。
政府が情報を隠蔽するのはまだしも、本当に恐ろしいのはマスコミがそれを暴くどころか、政府と結託して国民に情報を与えない姿勢を取っているこの現状です。さらに、この事態に危機感を抱いている国民がそれほど多くないという事実も恐ろしさに拍車をかけています。
日本の情報隠蔽に警鐘を鳴らす記事はチラホラ見かけますし、調べようと思えば調べられる状況下で、情報隠蔽の事実がかなり明白でありながらも、一般市民がそれを問題視しない、危機意識がない、という現実を見るにつけ、これまでの日本の骨抜き教育と情報操作が功を奏していると実感します。
情報隠蔽で世界の孤児になりつつある日本。もはやチェルノブイリ当時のソ連以下かもしれない 5月19日
週刊・上杉隆 ダイヤモンド・オンライン
<略>
たとえば3月22日、福島での放射能環境基準値が高まり、IAEAが住民への「避難勧告」を伝えたときも、日本政府は「情報を精査している」という詭弁を弄して、事実上、無視し続けている。それはIAEAとWHOがともに指摘した飯舘村の状況でも同じだった。地形の関係で高い放射性物質の飛来が認められると3月にIAEAが指摘すれば、WHOも、乳幼児と妊娠している可能性のある女性だけでも優先的に避難させてはどうかと打診している。にもかかわらず、日本政府はこの2ヶ月間、国際機関のそうした「忠告」を無視し続けたのだった。過去、IAEAの「査察」を断ったのは北朝鮮、リビア、イランくらいではないだろうか。日本政府はそうした国々と同列で扱われる条件を自ら世界中に提示してしまっているのである。
さらに先週の本コラムで触れたが、国際環境団体グリーンピースによる海洋調査の「妨害」がある。
<略>
「過去にグリーンピースの海洋調査を断ったのは、私の把握している限り、インドネシア1ヶ国だけです。ただ、その際、インドネシアのメディアがグリーンピースの調査を断った政府に対して批判的な報道を開始し、調査をさせろという世論が沸き起こり、1ヶ月後にはインドネシア政府も撤回して、最終的には調査ができました。だから、完全に拒否となると世界で日本が初めてということになるかもしれません」
先週、日本政府はグリーンピースの海洋調査を断っている。すでにグリーンピースの調査船は日本を離れた。政府はまたしても情報公開のチャンスを逃したのだ。その代わりに日本政府は、魚の「頭」と「内臓」と「骨」を除くという世界でも類を見ない奇妙な調査方法の結果を示して、安全性をアピールしている。
過去、インドネシアで起きた世論のうねりを日本で期待することはあまりに馬鹿げている。なにしろ本来ならば、情報公開を求める側のメディア自身が隠蔽に加担し、グリーンピースの調査活動を無視してきたからである。
また、日本政府によるその種の国際社会のルール無視は、WHO、IAEAでも当てはまる傾向だ。
この2ヶ月間、日本では、政府とメディアが一体となって情報隠蔽を繰り返したため、世界中が不信感を表明することに至った。いや、そもそも地震発生直後から、クリントン米国務長官やメルケル独首相らに隠蔽体質を批判されている。 ≫全文を読む
国民ひとりひとりはそこそこ善良でも、この危機意識のなさが結果的に大きな禍を呼び寄せているのですが、日本人はただでさえ責任を追及するのが苦手なので、「何もしない」ことに対する罪悪感が非常に希薄で、むしろ「何かすること」に対する拒否反応が必要以上に大きいような気がします。ぼーっとしていたら情報は隠される、いいようにあしらわれるこの世の中で、「何もしない」というのは「悪いことをしている」のと同義だと思うのですが、そういう認識にはならないのでしょう。
事態の深刻さを前に「でもどうしていいのか分からない」となり、「だから考えないことにする」という諦めの境地へ早々と旅立ってしまう人が多いようですが、無力な一国民ができる最も簡単で最も効果が高い行動こそが「正しい投票」=「政治の主導を握ること」だと私は考えています。ただ知っている名前に投票すれば良いのではなく、日々情報を集め、自分の意見をまとめ、候補者の主義主張を吟味し、考えた上で選び行う「正しい投票」こそが、国民の権利である以前に義務だと思うのです。
この腐りきった政府をいきなり良くする魔法の解決策なんてなくて当然。でたらめな政治を行う政治家を選んでいるのは私たち国民なのですから、まずは私たちがお利口さんにならなければ始まりません。そのためには状況を知り、自分で考えるところから始める必要があるのです。それが出来たら次は知らない人に知らせ、考えない人に考えるように促し、そうやってひとりでも多くの人が知って考えて、そうして政治は変わって行くのだと思います。
何と言うか、事態は相当深刻であるはずなのに、余りにも普段通りの日常を送っている大多数の日本人の「物事を深く考えない姿勢」=「決められたルールの中で慎ましく生きる姿勢」もしくは「国民性としての諦観」を日々見せつけられて、いい加減疲れてきました。現状を見る限り、未来に希望が持てないからです……。
福島第一原発で事故処理に当たっている方々が、この期に及んで毎日のように「新たに●人が被曝限度超え判明。東電は徹底した管理を!」というふざけた事態に放り込まれている現実を見るにつけ、これって東電によるリアルタイム公開殺人が行われていることとイコールなのに、殺人組織である東電はただ注意されるだけで何の刑罰も与えられない日本の筋金入りの人命軽視のお国の体制が、特攻隊から何も進歩していないのだと痛感しています。暴動も絶対に起きないし。
イタリアでは一昨年300人余りが犠牲になった地震を巡って、リスクを評価する国の委員会が適切に警戒を呼びかけなかったとして、委員会の専門家7人を過失致死の罪で起訴していると言うのに、今回の世界的大惨事の当事国である日本ではこれだけの人災を引き起こした東電および原発推進の政治家たちが何の社会的制裁も受けずにのうのうとしている……どころか、国民の税金を使って事態を収拾しようとしている……。何ですかこの違いは……。
さらに本日、ドイツ、スイスに続き、イタリアが国民投票で94%上の意見を反映して脱原発に方向転換。さすがと言うか、己の人生があくまでも歴史の一部であると考え、長い目で事態を捉えるのが得意なヨーロッパは、脱原発への舵取りが素早いですね。クオリティ・オブ・ライフな人生観が根付くヨーロッパでは、命と生活が何よりも重要視されるのが当然なのでしょう。拝金主義のアメリカ・中国や、お上の決めたルール重視の思考停止の日本とは違うんですね……。当事国だというのに、政府の発表を信じて呑気に構え、目先のことしか考えられない日本との差が悲しくもあり、羨ましくもあり……。
情報隠蔽大国ニッポンは、もうこの路線を貫くことを決めたのか、深刻な情報はすべて過去形で発表しています。最後まで隠し通すよりマシなのかもしれませんが、こうして後出しで情報を公開することにより、国民の「だってもうしょうがないじゃん」という諦観を意図的に煽っているのかも、とか思い始めています。
汚泥に放射性物質
16都道府県 6月14日 NHKニュース
東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、土などに付着した放射性物質が雨で流され、各地の下水処理施設で汚泥として蓄積されています。NHKが全国の県庁所在地を取材したところ少なくとも16の都道府県で汚泥などから放射性物質が検出され、中には汚泥の保管場所を「放射線管理区域」に指定する自治体も出ています。
福島第一原発の事故のあと、各地の下水処理施設の汚泥や汚泥の焼却灰から放射性物質が検出されていることから、NHKは全国の県庁所在地や都道府県などに聞き取り調査を行いました。その結果、少なくとも22の都道府県で汚泥などの検査を行い、このうち北海道から大阪までの広い範囲に及ぶ16の都道府県で実際に放射性物質を検出していたことが分かりました。1キログラム当たりの放射性セシウムの濃度が最も高かったのは、▽福島市の44万7000ベクレルで、次いで▽東京都の5万5000ベクレル▽前橋市の4万2800ベクレル▽宇都宮市の2万6000ベクレルなどとなっていました。また、これとは別に▽東京の下水処理施設では3月に行った簡易検査で17万ベクレルを検出していました。土などに付着した放射性物質が雨で流され、各地の下水処理施設で汚泥として蓄積されているということです。このうち前橋市の下水処理施設では、汚泥の焼却灰の保管倉庫など2か所で放射線量が国の基準を超えたため、市は周辺を「放射線管理区域」に指定し、作業をする際はマスクの着用などを義務づけています。また、これまでセメントの原料として汚泥を
利用してきた業者が引き取りを拒んで、保管場所に困る自治体も出ています。さいたま市では今月2日以降、業者が引き取りを拒否しているため、1日50トンの汚泥がたまり続けているほか、長野市では焼却灰を保管する建物に、あと10日分ほどの余裕しかなくなっているということです。これまで下水処理施設の汚泥などから放射性物質が検出されたことはほとんどなく、濃度の基準もなかったことから、国は先月、10万ベクレルを超えたものは焼却処理などをしたうえで、容器に保管するなど、当面の方針を示しています。しかし、福島県内に限った対応とされていることから、各地の自治体では国に対し、汚泥などの処分法について、早急に指針を示すよう求めています。汚泥などから放射性物質が検出されたのは、北海道、青森、山形、福島、栃木、群馬、茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川、山梨、新潟、長野、静岡、大阪の16の都道府県です。
東京の下水処理施設で実は17万ベクレル/kgという超高濃度の放射性物質が3月に検出されていた、と6月に公表されても、今さらどうしようもないですし、この「時ズレ発表」はとりあえずの義理を果たしつつ、国民に怒りを湧かせず虚無感や脱力感を誘発するにはもってこいの選び抜かれた公表方式なのかもしれません……。
上記ニュースを読むと、なんと東京は福島に次いでの汚染区域です。多分ヨーロピアンなら迷わず遠方に逃げるんだろうなぁ……。
今日気になったニュースのまとめ。暗くなる記事しかありゃしない……。
ガンダーセン氏の被曝から逃げるためのアドバイス 6月10日
カレイドスコープ
これを読んでも生活を変えない人は大勢いると思いますが、それでも、とりあえず母国がどうなっているのかくらいは把握しておきたいものです。
「菅降ろし」と「原発村」の政治支配−首相は「脱原発」への舵を切れ 6月12日
NPJ通信
私も、現在の菅降ろしの過熱ぶりは異様なものを感じています。誰が首相でもこの程度の対応だったと思いますし、東電と大の仲良しの自民党が与党だったら、隠蔽もこんなもんじゃ済まなかったと思っています。菅の最大の功績である浜岡原発停止はしがらみのない菅だからできた荒技で、「相談もなく、いきなりだった」なんて文句言ってる馬鹿がいますが、相談なんかしたら実現しなかったでしょう。政治家が菅降ろしに躍起になればなるほど、「菅が首相だと利権を貪る輩にとって不都合があるんだな」と思えるのですが……。
相馬の酪農家自殺、「原発なければ」と書き残し 6月14日
読売新聞
明確に原発を理由に掲げて自殺した方は、私の知る限りこれで3人目ですが、多分ニュースになっていないだけでもっといるはず。これも東電および原発推進派の政治家による間接的な殺人です。なのに誰も逮捕されない。誰も怒らない。「可哀想に」と同情するだけ。
筑波大学構内に貼ってあるというチラシ 6月10日
twitpic
大学が既に洗脳の場に……。
日本で遺伝子組換え農作物が承認されそうです。 6月7日
カルフォルニアのばあさんブログ
原発事故でわぁわぁしている隙に、日本農林水産省が恐ろしい政策を推し進めようとしています。日本から「食の安全」という概念が消えつつある……。
あらかじめ見捨てられていた東北の被災地 6月9日
週刊現代
正義感とか義理人情とか仁義とか、そういう日本の美徳はいつの間に廃れてしまったのか。
いきなりですが、放射線測定器(ガイガーカウンター)が欲しい!
一番必要だった時期は過ぎたような気もしますが、家の中でも塵が溜まってホットスポットが形成されてしまう場合があるようなので、水拭き掃除の頻度の参考に、定期検査用具としてひとつ所持していた方が良いかなと……ガイガーカウンターを購入することに。
ピンキリで高い物は軽く10万円以上するのでお話にならず、色々調べた結果、お手頃価格の中で評判の良い
ガイガーカウンター
RADEX RD1503 に絞り込んだまでは良かったのですが、定価2万円程度のハズなのに、輸入品である上に需要が高まっていることから足元を見られており、新品で7万円、中古が8万円程度に価格が跳ね上がっております……。
そもそも世の中に在庫がないようで、あっても吹っ掛け価格、中古は馬鹿高い……。もう少し待てば日本でも2万円程度で出回ると4月上旬から囁かれてきましたが、需要が多過ぎて適正価格のものはすぐに売り切れてしまうし、売れ残っているものは粗利を取り過ぎなボッタクリ価格。
色々探し回ったところ、日本では今なら8月下旬発送の3,000台(16日現在、残り2,660台)が34,000円+送料1,500円で購入できるようで、これが一番安いと思われます。しかし海外サイトで調べたら200ドル(送料含めても2万円ちょい)で注文できるようですが、残念ながら現在在庫がなく、次の入荷日は10月末とのこと。くそ〜〜早く欲しい〜〜負けた……。
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Kantan Life 楽天市場店
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――価格とスピード、どちらを選ぶかはあなた次第……。
増え続ける高濃度放射能汚染水、溢れ出すまでカウントダウン……切り札であった浄化設備が「想定外」の事態によりたった5時間稼働して緊急停止に。どんな想定外が起こったのかと思いきや、「放射線量が想定以上だった」とのことで、この期に及んで放射線量を低く見積もり続けている東電が現在発表している数字なんて、やっぱりどうやったって信用できない……という別の方面での確信を強めただけです。
東京で暮らし続けることへの不安が日に日に強くなっている今日この頃。東京ですらこの不安感なのですから、福島の人のことを想うと胸が潰れそうです。
被災地の人々が絶望的な気持ちで日々過ごす傍らで、内閣不信任案で揺れ、決着がついたと思いきや醜く退任時期で揉め、政権争いに興じるばかりで被災地にまったく目を向けない政治家たちに殺意を抱いていたら、今度は海江田経産相が原発の運転再開を要請? 福島原発の目処すらついていない上に、どう見ても日本中が地震や大雨、火山の噴火とゴタついていると言うのに……気が狂っているとしか思えない、と戦慄いていたら、翌日である本日には菅首相までもがそれに同意って?! 浜岡原発を止めたから少し見直していたものの、これは酷い。「安全性が確認された」って、今までの経緯があるのにどうしてこういう台詞が言えるのか……。日本の動きが国を挙げてのヤケクソ特攻隊ムードになっているようで恐いです……。
一体どうなりたいんだろう……と言うより、そんなに原子力業界の利権って広く根深いのかと推察し、その威力に圧倒されます。国の安全や国民の暮らしが、一握りの人たちが得る利益のために食いものにされているのです。原子力業界に限った事ではなく、ダムも道路も米軍基地も、結局は同じことが昔から起こっていて、いつだって我慢強い下々は耐え難きを耐えるだけ。昔に比べてはるかに情報量は多くなったと思うのに、どうしてこんなに変わらないんだろう……と不思議です。
日本人は実直で勤勉、自分で考えるのが苦手で、与えられたルールを守るのが大好き、「皆やっている」というのがひとつの行動基準になる国民なので、多少独断気味でも正義感の強い義理・人情・仁義を持ち合わせたカリスマがトップに立つと物凄く良い国になると思うのですが、悪い方向に力強い人間が上層部にいると恐ろしい方面に直走りそう……。
しかし少しずつではあっても、今回の福島を切っ掛けに、このままではいけない!と思っている人々も増えて来ています。
反原発2万人集会
in 新宿 一人の男が参加者を守っていました 6月15日
民間人です
恐いのは、こういうニュースをマスコミが取り上げないことです。だから全然実感として増えている感じがしない。
「皆やっている」ことをする日本人には、「皆やっている」と教えないのが一番確実な言論統制に繋がるのです。マスコミは広める情報を選択するだけで導きたい方向に大多数の市民を誘導することができ、各地で起こっているはずのデモの情報が少ないのも、広まっては困ることだからでしょう。
そして↓を見ると広めたい意識や日本教育のレベルがよーく解ります。
小学生が徹底討論!「原発に賛成か反対か」
→ 原発に賛成派が圧倒的多数に 6月16日 アルファルファモザイク
マスコミが片側の情報を隠蔽するので、東電が発表した原発PRのためのキーワードがそのまま事実であるかのように隅々まで行き届いているようです。
このくらいの子供たちは大人の受け売りを繰り返しているだけでしょうから、彼らの発言はそのまま周囲の大人たちの発言と考えられます。大人が教えなければ、多くの子供たちは知らないままでしょうし、そもそも自分で考える教育はされてなさそうだし。加えてこれを見る限り、どうやら大人たちは子供たちに同情心や人情も教えていないようですしね……。普通このくらいの年の子って感受性豊かで正義感強い年代だと思うんですけど、「原発は人の少ないところに建てればいい」とか少数をスッパリ切り捨ててしまえるこの姿勢たるや……政治家並の黒さでビックリです。
母数がたったの17人で番組を作ってしまうあたり、テレビ局の導きたい方向が見えるな〜。
今、地味に話題になっている映画があります。2009年にデンマークで作られた映画「100,000年後の安全」――タイトルからも想像できるように、原発から生まれる高レベル放射性廃棄物の埋蔵をめぐって、未来の地球の安全を問うドキュメンタリーです。
東京では渋谷で細々と公開されているだけで、観に行けないな〜と残念に思っていましたが、なんと
Gyao!ストア や Showtime楽天 などで1,260円(2日間)でオンデマンド配信することになったようです。ご興味ある方は是非!
映画
「100,000年後の安全」 公式サイト ≫オンデマンド配信を見る
2009年/デンマーク/79分 原題:INTO
ETERNITY 監督:マイケル・マドセン
フィンランドに建設中の高レベル放射性廃棄物最終処分所 “オンカロ”。地下500メートルまで固い岩盤を掘削したこの巨大な地下施設に世界で初めてカメラが潜入した。安全になるまで10万年を要するという高レベル放射性廃棄物の埋蔵をめぐって、未来の地球の安全を問いかけるドキュメンタリー。
【関連情報】
超映画批評より ≪福島原発事故後の日本人に見てほしい作品≫
WIRED VISIONより 放射性廃棄物を巡る問いかけと印象的な映像
この映画の予告編の中で「再処理は危険だ。その過程でプルトニウムが流出するかもしれない」という言葉があり、我が日本の福井県にある高速増殖原型炉もんじゅの現状を思いました。もんじゅってのは簡単に言うと、こんなシロモノです。
夢の高速増殖炉「もんじゅ」が福島第一原発よりヤバい状態になりそうで責任者が自殺してたんだけど知ってた?
71:名無しさん@涙目です。(関西地方) []:2011/03/25(金)
21:35:57.91 ID:Hkqgo3qR0
みんなのヒーローもんじゅちゃん(物理板より転載)
2010年8月26日、炉内中継装置(直径46cm、長さ12m、重さ3.3トン)がつり上げ作業中に落下する事故が起きた
原子炉に鉄クズ(交換装置)3.3トンが落下し、回収が不能であることがわかった
燃料棒の交換方法断たれる
休止不能で制御棒なんとか突っ込んで冷やし続けている状態
燃料が高濃度のプルトニウムで福島よりずっと臨界しやすい
プルトニウムは臨界を防ぐ制御棒効きづらい上に温度にムラができやすい
プルトニウムの量は長崎原爆の100倍以上
本州のど真ん中福井県にあるが、地震プレートの真上にあることが建設後にわかった
高速増殖炉の構造上配管が複雑でクネクネしててペラペラ、地震に構造的に弱い
耐震性をどれだけ強化しても、地震のゆっさゆっさ自体は今の技術では防げない
ゆっさゆっさすると、炉内で巨大な鉄クズもゆっさゆっさ、燃料棒破損も
中を見るカメラが故障し、修理不能であることがわかった
冷却系が液化ナトリウムで、水や空気に触れると大爆発を起こす
福島でやっているほぼ全ての冷却方法が今のままでは通じない、逆に爆発的火災になる
2011年2月21日、装置を現場で担当する燃料環境課長が敦賀市の山中で自殺
今までに2兆4000億円以上つぎ込んで年間維持費だけで500億円掛かり、これまでの発電量は0
燃料の質と量から、チェリノブイリや広島長崎なんか目じゃない人類史上最強の事になる
半径300kmは…
この一度もまともに稼働したコトがないもんじゅを、なぜか今さら「今秋にも復旧し、今年度中に40%出力試験を行い、本格稼働する考え」ですと。何だもう積極的に国を滅ぼしたいんですか?
きょう落下装置引き抜き もんじゅ 福井 6月23日
産経新聞
高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)で原子炉容器内に落下したままになっている燃料交換用の炉内中継装置の引き抜きに向けて、22日に同装置を収納する大型容器を設置した日本原子力研究開発機構。同日で準備作業は終了し、23日に装置本体の引き抜きに着手することになった。
<略>
同装置は昨年8月に落下し、接合部が変形したため引き抜けない状態が続いている。
原子力機構は、同装置(重さ3・3トン)を上ぶたの一部「スリーブ」(同3・6トン)ごと引き抜く計画で、作業が完了すれば今秋にも復旧し、今年度中に40%出力試験を行い、本格稼働する考え。
目下、滋賀県嘉田由紀子知事が頑張って拒否っているので、何としてでも応援したい!
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