2010年1〜4月の日常日記&コラム

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2010年、今年も前・本・後と何かしらの厄があったような……。32〜34歳・36〜38歳が厄年……女の30代は厄まみれ……。

日記の小見出し一覧
 1/1(金・祝) 謹賀新年、目指せ癒し系  2/2(火) 暇潰しに数独  2/7(日) 繰り返す雨女の厄
 2/8(月) 負け犬たちの携帯メール  2/10(水)〜14(日) 沖縄離島  2/17(水) 淡々と進む症状
 3/18(木) 風邪か花粉症か  3/27(土) バックアップのススメ  3/28(日) 「お笑い」の低下
 3/31(水) 福祉大国の末路  4/5(月) 腹話術師 Jeff Dunham  4/19(月) B社に3年間の結論
 4/26(月) 子供手当法案の悪用例




2010年1月1日(金・祝) 謹賀新年、目指せ癒し系
 2009年の目標は「全く新しいことを始めよう」とのことで、一応宣言の一部は叶えました。春前にホームヘルパー2級取得。天候の都合上、中途半端な完遂度ではありましたが、夏にはパラグライダー初体験! そして秋には食べログ記録開始。
 また、後半妙に充実していたような……と思ってよくよく振り返ると、父の肺&盲腸癌の治療法模索、自分の歯列矯正の検討虫歯治療疑惑2ndオピニオンなどなど、別にこんな方面の充実は望んでいなかったのですが、計らずも偏った知識は急激に増えました……。

 2010年も何か全く新しいことを始めたいとは思いますが、父のことで色々と忙しくなるのではないかな〜と覚悟しとります。もしかしたら「全く新しい体験」が盛りだくさんかも……本格介護、介護申請、緩和ケア模索、下手したら親を看取るとか葬式の手配とか……。うわ〜新年早々暗い予定しか浮かばないワ。

 ま、とにかく。年末の決意を引き摺って、今年の標語は「目指せ癒し系」で! あははヤケクソじゃないですよ〜(爆)


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2010年2月2日(火) 暇潰しに数独
 謹賀新年から早1ヶ月経過――12分の1があっという間に過ぎてしまいました……。年明けと言うのは慢性的に鬱っぽくなりますよね……なりませんか? いや、人がどーだろーと私はなっているのでとりあえずなるんだという記録です。

 日記の更新が止まっていたのは記録すべきイベントがなかったからですが、強いて1ヶ月を振り返っての記録は後回しとして、先ほどまで熱中していた数独問題を【暇潰し問題】にアップしましたのでお暇な方は是非。

 1ヶ月ぶりの更新で話題が数独かよ、と自分ツッコミ。でもでもだって。途中まで書いていた日記がまとまらないんだもの!
 数独ってやっている人(主に母)を見ると素朴に「アホで暇なんだな」と思いますが(←酷い!)、つい横で「解けない〜!」などと喚いているのを聞き付けてしまうと「どれどれ?(with 腕まくり)」という気分になり、いつの間にやら本格的に参戦して、気持ち悪くなりながらも解こうとしてしまう、恐ろしい娯楽ですね……。


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2010年2月7日(日) 繰り返す雨女の厄
 去年早々の旅行は1月中旬の九州(福岡+長崎)で、出発の数日前に日記上でこんなことを呟いています。

 そんな経緯がある上で、今週末10(土)〜13(火)まで九州(福岡・長崎)に行く予定なのですが……天気予報を確認したら、福岡も長崎も10日から「曇時々雪」って……。しかも急激に気温が下がるっぽいわ、降水確率も40〜50%だわ……。
 何かの罰なのでしょうか……。

……2009年1月4日(月)「雨女を超えそうな週末」より抜粋

 ……歴史は繰り返す。それも「毎年」という短いスパンで。
 今年早々の旅行は今月10(水)〜14(日)、4泊5日の沖縄(石垣+西表)なのですが、出発3日前の今日、Yahoo天気情報で石垣の週間予報を確認すると……。

石垣島の天気予報
石垣島の天気予報

 そもそも初の沖縄。11(木)に西表で人生初のシュノーケリング、12(金)か13(土)に西表で人生初のカヌーでジャングル川下り、とかウキウキのスケジュールを立てているのですが、天候が原因で実現できるのか心配……。しかも後半みるみる気温が下がるっぽい……。
 去年の九州の時は、予報ほど酷い天気ではなかったようで、結果的には傘に頼らず観光したのですが、今回もそんな感じでお願いします神様。


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2010年2月8日(月) 負け犬たちの携帯メール
 歴史は繰り返す。そして人はそんなには成長しない。三つ子の魂百まで。格言は真実に近いからこそ格言となって姿を変えずに人の世にとどまるのだと思います……。
 成長しない人(……ってかぶっちゃけ私と友人Z)の遍歴を、メールという形態で表現する【from T to Z】シリーズ、8年半の時を超えて第4弾をお届けします。

【from T to Z】シリーズ一覧

1999年2月 第1弾 「恋愛気質」
1999年2月 第2弾 「女のカワイゲ」
2001年7月 第3弾 「っぽい」
2010年2月 第4弾 「負け犬たちの携帯メール」


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2010年2月10日(水)〜14日(日) 沖縄離島周遊記/石垣島+α 4泊5日
 散々天気を心配しぃしぃ訪れた沖縄離島。結論から言うと、チョイチョイ雨は降りましたが、傘を使わずに済むタイミング&程度で、総じて天気に恵まれたと言えそうです。何だかんだと神様の愛が薄れていないことを実感して鼻高々ですが何か? ぬはははははー!(←基本的に学ばないタイプらしい)

 ざっくりスケジュールは以下の通り。今回の旅のメインは、人生初のシュノーケリングと西表島・ピナイサーラの滝ツアー。(本当は2日目にしげた丸おもしろ1日ツアー@西表島に参加する予定でしたが、高波のためツアー自体が中止に……残念すぎる)

10
(水)
晴/曇
20〜28度
石垣島
黒島
12:05 石垣島着
14:55〜17:35 黒島/自転車で散策
11
(木)
晴→曇
20〜28度
石垣島
竹富島
09:00〜11:30 石垣島発/シュノーケリング半日ツアー
14:40〜17:30 竹富島/自転車で散策
20:00〜22:00 石垣島/琉歌で島唄ライブ
12
(金)
曇/雨
12〜18度
西表島
石垣島
08:30〜18:00 西表島/ピナイサーラの滝1日ツアー
20:00〜22:00 石垣島/安里屋で島唄ライブ
13
(土)
曇/雨
14〜18度
石垣島 09:30〜14:00 石垣島/一周観光バスツアー
14:00〜19:00 石垣島/あやぱにモール付近散策
14
(日)
曇/晴
17〜24度
小浜島 08:30〜12:10 小浜島/自転車で散策
14:50 石垣島発

 旅の同行者である友人Zは11(木)14時以降に石垣に到着するため、初日は気ままな独り旅。しかし友人Zも行きたい場所は取って置かなければならず、ペーパードライバーなものでレンタカーも使用できず、彷徨える場所は限られてきます。

 とりあえず石垣空港に到着したのが12時過ぎ、ホテルに辿り着いたのは13時ちょっと前。肝心の天気は……予想に反してかなり晴れですよ?! 半袖Tシャツ1枚でOKなほどの暑さ。明日以降の天気の保証もない状況下で、こんなイイ日にやれることをやっておかないと、ってなワケで、空港で適当にゲットした観光カタログで紹介されていた「半日シュノーケリング 13:30〜」に参加すべく、ホテルに着くと同時にフロントの兄さんにいきなり相談。
 この兄さんが親切な方で……。お目当てのショップに電話をかけて確認して下さるも、集合が13時ということで参加できず。そこから兄さん、知人・友人・元職場に電話をかけまくり。軽く10件くらいかけて下さったのですが、オフシーズンと言うこともあり、ショップも営業していないか、していたとしてもツアー開始に間に合わないか、で結局初日シュノーケリングは実現せず。
 で、振り出しに戻る。
 石垣島内の観光はレンタカーがないとNG、フェリーで10分の竹富島は友人Zも行きたいと言っていたのでNG、フェリーで40分の西表島は明日と明後日に行くのでNG、フェリーで25分の黒島は……OKじゃね?! というテキトーな感じで14:30発の黒島行きのフェリーに飛び乗ったのであります。


■黒島でサイクリング
 黒島行き14:30発のフェリーの乗客は6人。内4人が観光客で、15時頃に黒島の港に着くと同時に全員が同じ店でレンタル自転車(1人はバイク)をして、一呼吸置いてから散り散りに……。


石垣島からフェリーで25分。人口約210人、牛約3000頭、周囲約12km…[黒島詳細
マイナーだけど、だからこそ誰もいない素敵な黒島でサイクリング!
前を見ても後ろを見ても誰もいない! うわもうすっごい楽しいっ!!!



自転車を乗り捨ててこんな森の中をぐいぐいと分け入って行くと……
どどーん!と広がる真っ白な砂浜、真っ青な空、碧の海!! ウミガメ産卵地・西ノ浜を見よ!

ウミガメ産卵地・西ノ浜

これぞ沖縄離島の風物詩! オフシーズンのせいか、この広大な浜辺に私だけ!
……嘘です。正確にはもう1人、同じレンタル自転車をした青年がいました。(上の写真右奥の点)
待てど暮らせどベストポジションから退かない青年。お互い邪魔に思っていたに違いない。

西ノ浜 西ノ浜 西ノ浜

しばらく黒島一番の見所である西ノ浜をぶーらぶーらぶーらぶーら。
西ノ浜を満喫して再び自転車で適当な方向にぐんぐん進む。

観客の牛たち

走行中の鼻歌はもちろん、途中、牛の前でマイケル・ジャクソンのBeat Itを熱唱! 独りでノリノリ!
人間より牛の数の方が多い黒島ならではの客層(?)にご満悦! あは〜ん!(←ハイを表現)



走り続けると再び現れる海岸線。多分、仲本海岸。西ノ浜とは浜辺の砂が違う。
第二の海岸線堪能で、また適当に走り出す。



でも勢い良くテキトーに走り過ぎて自分の位置を見失う……。
道標を見ても地図にないから分からない……。ここはどこ……?
――あ! いかにも目印になりそうなモノ発見!

黒島灯台 黒島灯台

黒島最南端の灯台に辿り着いた模様。ふー計画通り(←え? いつの間に?)
最終フェリーの時間が迫るので別ルートで港方面に逆戻り。



17時、イイ感じに陽も傾いて。黒島満喫〜♪


 天気が悪いことを覚悟していただけに、その反動も相まって、初日の黒島は180%くらいの満足度でした。Tシャツ+バミューダパンツ+素足にビーチサンダルでも汗だく。この調子で明日も満喫しよー!としげた丸おもしろ1日ツアー@西表島に明日の参加申し込みの電話をかけると……天気は良くても波が高く、外海に出るツアーなので催行はしないとのこと……。2日目は友人Zが14時頃に到着するのですが、私はどーしてもこのツアーに参加したかったので、彼女とは18時頃に石垣で落ち合う予定でした。しかしツアー中止になったので急遽予定を変更。独りの間の午前中にシュノーケリングをして、午後に友人Zと共に竹富島に行くことに。
 そうと決まれば明日の午前中に参加できるシュノーケリング半日ツアーに申し込まなければ。大体のツアーは前日の18時頃までに予約をする必要があるのですが、行き当たりバッタリで計画を無理くり進めているもので、この計画が立ったのが既に18時を過ぎており、後は昼にもお世話になった親切なホテルのフロントの兄さん頼みですわ。ホテルに帰るなり、「今日は駄目だったけど、明日の午前中にどこかでシュノーケリングできないですかね?」と。ご協力色々あり〜ので、石垣出発の半日シュノーケリングに参加できることに。


■竹富島付近のダイビングポイントでシュノーケリング
 2日目午前のシュノーケリングの写真は一切ありません。ただ、特記すべき事項として、私には海関係のレジャーは向いていないらしいことが計らずも今回判明しました……。浜辺で遊ぶ程度なら全然問題ありませんが、シュノーケリングで思い知った、船酔いする人間は「海酔い」もするという新事実……!
 海酔い――という言葉があるのか不明ですが、少なくとも私はシュノーケリングをする上での困難として、こういうことがあるのだと実体験を通して初めて知りましたヨ。去年ウォーターダイビングをしようと思った際に、シュノーケリングやダイビングのサイトを軽く読んでいたはずですが、海酔いの話は一切見ませんでした。つーか、その前の船酔いの話も見かけませんでしたから、そもそも船酔いする人は海上スポーツを敬遠するのかもしれません……。

 当日朝、ホテルフロントでピックアップされ、ショップに9時集合。参加者は私を含めて6名。シュノーケリングは私だけで、他5名はダイビング(初心者)でした。基本となる装備は同じなので、各々ウェットスーツ・フィン・マスク・シュノーケルの4点セットを選び、車に乗り込みます。
 港に着くと、船に乗り込む前にウェットスーツを60%ほど装着。上半身まで着込まないのは、ウェットスーツって背中にチャックがあるのですが、完全に着込むと全身が圧迫され結構息苦しいからです。上半身をはだけた状態にしておくだけでも大分楽。逆に言うと、上半身までまとい、背中のチャックを閉めようものなら息ハァハァ。普通の状態なら大した問題にはなりませんが、ただでさえ船酔いする身で、こんな息苦しいスーツを身にまとって波に揺られたら……何か出ちゃいますよ……。
 後から考えると、波止場の時点で様々なデンジャラスメッセージが発せられていましたが、初のシュノーケリング体験を目前に興奮していたため、船酔いするクセにその事実を余り真剣に受け止めておらず、キャッホー♪というノリで船に乗り込んでいました。

 そうは言っても立派な乗り物酔い体質、まず船でダイビングポイントに向かう15分間で軽く酔います。しかし私は余りにもマリンスポーツに疎かった……。船酔いの心配があるのは、このダイビングポイントまでの道のり15分ほどだけだと思っていたのです。15分我慢すれば後は素晴らしい世界が私を待ち受けていると……。
 船がポイントに到着し、さぁ我慢の時間は終わった……と気を抜いて初めて気付いた恐ろしい現実。船ってば停止しても波に揺られて常にゆらゆら揺れているじゃあないですか……これは走行中の表面的に激しい揺れよりも重低音でボディに響く系のダメージ……。え、ちょっとコレ想定外。私いつまで耐えられるかな……。
 止まっても揺れ続ける船上で、インストラクターによるシュノーケリングの説明が軽く10分ほど。既に累計25分、じわじわと船酔いのダメージが蓄積して行く上に、ウェットスーツで全身が締め付けられているので、呼吸も苦しく、ますます弱ってゆきます。細かい注意点は頭に入らず、もういい早く泳がせて、じゃないと何か出ちゃう……と焦燥感が強くなり……。

 「ダイビング体験の方は引き続き説明を。シュノーケリングの鷹瀬さんは早速海に入ってみましょうか!」の救いの声で、これで船酔いから解放される! よく頑張った私!と、喜びの方向が本来の目的から完全にズレた状態で海にくり出すワタクシ。太陽も出てきて環境と感情が最高潮に達し……一瞬は海水の冷たさの爽快感と、眼下に広がる初めて見る素晴らしい珊瑚礁の世界に船酔いもリセットされたように感じます。
 これでも一応大学で水泳部だったので、水の中での動き自体には何の問題もなく、むしろ浮き過ぎてしまうウェットスーツに慣れるのに少々かかりましたが、行きたい方向にすーいすーい。そんなに遠くに行かないでください!とインストに追われながら初のシュノーケリングを満喫すること約20分。

 ――が、20分も泳いで最初の感動の波が徐々に落ち着いた頃、ふと気付いたのであります。アレ? 船の上にいた時よりも気持ち悪くなってない??と。綺麗な珊瑚礁を見ながらスィースィーと泳いでいる間は気は紛れるものの、途中で止まって水中にとどまると、たぷんたぷんと海に揺られ……気付いちゃったよ、コレ船上と変わらない揺れじゃね?!
 う……産まれる……。じゃなくって。私そろそろ限界かも。だって累計45分揺られ続けてるんですもの……。海中と船上、どっちがいいんだろう……。揺れは一緒かもしれないけれど、このボディを圧迫するスーツを脱ぐだけでも大分違うのでは? そう思ってダイビング体験の皆が海に潜り始めるのと入れ違いで甲板にヨロヨロと這い上がります。
 上半身だけスーツを脱ぐと、それだけでも大分身体が楽になり、しばらくは大丈夫かな? 大丈夫かも。を繰り返していて、よーし最後にもう一度泳いで来るか、とスーツを着込んだ瞬間、キました……。人知れずこっそり2回ほどのリバースで朝食はすべてなかったことにリセット。朝のもずくとそのままの姿で再会し、ゲロりながらも「やっぱ海藻って消化悪いんだなー」と実感……。

 人間、自分が元気じゃないと風景の美しさなんて目に入って来ないモンですね。吐いて若干スッキリはしたものの、やはり体力消耗しますし、喉もダメージ受けてるし。もう気持ちは「早く帰りたい……」一色。ダイビングの方たちが一通り満喫するのを待ち、再び15分の道のりを激しく揺れて港へと戻って行ったのであります。
 船酔い&海酔いを除けばシュノーケリングは楽しかったのですが、感想の大半が船酔い&海酔いを占めているこの事実からも、W酔いとセットでしか楽しめないのなら正直敬遠してしまいそう……。波の表面を漂うシュノーケリングよりも、海中に入ってしまうダイビングの方が酔わないのかなぁ、と、ダイビング初体験の方に話を聞くと……。
「俺、トライアスロンに出てたりするくらいだから、泳ぎには自信があったんだけど、今、海底(水深約6m)で何にも出来なかったよ。目の前の魚に手を伸ばすだけなのに、それさえも思い通りに行かなくて……。なんか虫みたいに地べたに這いつくばってるだけだった。普通に想像してた海中を魚と一緒に泳ぐのとか、どのくらい練習が必要なのかなぁ。もっと簡単なモンだと思ってたのに……。
 あの女性は結局海底まで行けなかったらしいよ。でも気持ち分かるわ。スゲェ恐いもん。この口の呼吸しか生命線がないし、そりゃインストラクターもいるけど、置いてかれたら……とか思うと、最初の恐怖心の壁が結構厚い。シュノーケルは楽しそうだったじゃない。でも、上から見る景色と海底での景色は全然違うから、波に酔うならむしろダイビングの方がいいかもね」

 ……………………気が向いたらダイビングもいつかやってみたいと思います。

 さて。吐いた後なので昼食なんか食べる気分じゃない。11時半にショップに戻ると同時にホテルに直帰、14時頃到着する友人Zを(果報でもないのに)寝て待ちます。
 シュノーケリング中は完全に晴れていましたが、夕方に向かって徐々に崩れる予報。気温もぐんぐん下がっている感じがしますが、とりあえず竹富島には行けそうです。着いたばかりの友人Zを急かして14:30発の竹富島行きのフェリーに飛び乗ります。


■竹富島でサイクリング&散歩
 石垣から近く、赤瓦、白砂浜と分かり易い見所が多い竹富島は、黒島と打って変わって大人気の島のようでフェリーも満席。
 ツアー客が多く、青空ではなく曇り空のため、大感動!!ということにはなりませんでしたが、こじんまりとしていてラブリーでキュートな島でした。


石垣島からフェリーで10分。人口約350人、周囲約9km…[竹富島詳細
木造赤瓦の民家と白砂を敷詰めた道という沖縄古来の姿を保っている集落。

「なごみの塔」からの眺め

島の中央に建つ展望台「なごみの塔」からの眺め。
天気が良かったら青空に赤瓦が映えて感動モノの風景だろうなぁ……!

星砂浜 星砂浜

黒島と似たような風景でも、天気と混み具合でこんなに感動が薄れるという典型事例。

竹富島名物の水牛車観光

民家も風情があって、ホント、天気が良かったら素晴らしく綺麗だろうに……残念!

雌のシーサー 雄のシーサー

どこでもシーサーがお出迎え。口を閉じているのが雌、開けているのが雄。
雄が悪を威嚇して、雌が幸福を逃さない、という意味だそうな。



こんなにのどかに見える美しい島にも色々問題はあるようです……。


■島唄ライブ@琉歌
 竹富島を満喫して石垣島に戻ると、夜は絶対に行きたいと思っていた島唄ライブ by 川門正彦氏です。
 特に島唄や三線が好きという訳ではなく、音楽はどんなジャンルでも好きだし、ライブとなればなおさら、という程度の気持ちで訪れたのですが、ライブチャージ1,000円でコレは随分お得でした。三線の音色が既に郷愁を誘いますが、沖縄の言葉の独特な響きも楽器に合っていて良かったです。オフシーズンのため観客は10名程度。盛り上がるという感じではありませんでしたが、しっとり静かに聞けて私としてはラッキーでした。

 中でも「島人(しまんちゅ)ぬ宝」という曲でボロボロ泣くほど感動。映画などではすぐ泣く方ですが、歌で泣くことはそんなにはありません。しかしこの唄は歌詞が素朴で分かり易く心に響くったら。感動して泣くということが滅多にない友人Zもこの歌にはうるうる来たらしく、この時はこの歌が全国的に有名なBeginの作詞作曲だと知らなかったので、こんなに素晴らしいオリジナル曲を聴けるなんて!と大興奮しておりました。後にBeginの歌と分かっても、川門氏のライブで聴いたからこそあんなに泣けたのだと思います。

 沖縄民謡は泣かせる唄が多いです。この「島人ぬ宝」をYouTubeで検索した際に、以前から好きだった「島唄」も見付けて聴いていたら、今まで何となく聞いていた歌詞に深い意味があることを知ってまた号泣。そうだった、沖縄は歴史そのものが哀しいのでした。

BEGIN − 島人ぬ宝 (5分27秒)
島唄(歌詞に隠された意味 字幕付き) (6分04秒)  >>作者の想い  >>歌詞の意味
沖縄慰霊の日 宮沢和史島唄誕生秘話を語る 島唄に込められた思いとは? (10分59秒)


■西表島でピナイサーラの滝ツアー
 Tシャツ1枚でOKだった昨日までと打って変わり、1日で気温が一気に10度下がりました……寒すぎる……。Tシャツの上にカーディガン、綿のパーカーで、合計3枚着たから大丈夫だろうと思っていたら、いやいや12〜15度って結構寒いぞ。いよいよ天気も本格的に崩れ、ただでさえ寒いというのに、小雨が降る中フェリーで35分の西表島へ。
 西表島には上原・大原と港が2ヶ所あるのですが、ツアー集合場所である上原港へのフェリーは欠航。ショップも慣れたもので、前日の晩、ツアーの最終確認電話の際に「恐らく上原港行きのフェリーは欠航になるので、大原港行きに乗って、西表に着いてから上原港行きの振替輸送バスに乗ってください」と言われていました。そしてその通り上原行きのフェリーは欠航、大原行きに乗って、大原港から上原港まで小1時間ほど振替バスに揺られます。

 ……詳細を書いていると終わりそうもないので、どんどん端折ります。


石垣島からフェリーで35〜45分。人口約2000人、周囲約130km…[西表島詳細
東洋のガラパゴスで、約6時間のカヌー&トレッキングツアー。
小雨が降っているので上下のレインコートを借りていざ出陣!



マングローブの川、40分ほどカヌー(1人乗り)を漕ぐ。結構長い道のり。しかも寒い。
真面目に転覆する人はまずいないとか。(高校生とかがウケ狙いで不真面目に転覆することはあるらしい)

板根

「これが板根(ばんこん)です」と紹介されて「晩婚?!」とざわめく私たち……。落ち着け負け犬。

山中 サソリの親戚(毒なし) 山中

道中大変な部分は写真など撮れず、余裕ある平坦な場所での記録しかない。
約50分の登山中、雨が降っていたので道も滑り易く、そもそもカメラを出せない。
そして以下がいきなり滝上に到着した写真……。

ピナイサーラの滝の上 ピナイサーラの滝の上

ピナイサーラの滝の上。風が強く、滝飛沫が舞うのでびしょ濡れになる。
足首〜脛まで余裕で水に浸かる。ささささ寒い……。

四つん這いになりましょう! 水流が速くて恐い

「落ちないように、崖近くでは立たないで四つん這いになってください!」とガイド君。
「落ちたらどうすればいいんですか?」と聞くツアー客に、
「まず助からないので、落ちた後のことは考えなくていいっスよ」と合理的なお答え。この回答、大好き。

ツアー客の昼食を作るガイド君 ガイド君が作ってくれたソーキそば

7人分の食事の用意をするガイド君。沖縄で食べたソーキそばの中で一番美味しかった。
「今日は寒いから丁度いいですよ。これ暑かったら不評な食事ですからね〜」

登りと別ルートで今度は滝の下を目指す。ぬかるんだ山道なので滑らないように注意、注……
……でもお約束のように滑る私……。ストンと滑って怪我ナシですが、滑ったのは私だけ……。
そういやインドの砂漠での駱駝ツアーの時も、落駱駝したのは私だけだった……。
ベトナムのサパでのトレッキングツアーの時も、滑って泥だらけになったのは私だけ……。
え? 何もしかして私、とても足腰が弱いの? それとも激しく注意散漫??



滝下。「ピナイサーラ」とは「ひげのような」という意味だそうですが、雨のせいで水量を増し、
もはやひげではなくなっている滝。ようやくツアーの後半のメインも終わり。
暑い日はここの滝壺で泳ぐのだそうですが、今回のツアーで泳ぐ人はいませんでした。
雨&滝飛沫が相変わらず降り注ぎ、びしょ濡れ。寒いよーーー。

カヌーで来たマングローブの川を下り、16時にはショップに帰還。


 とっても寒いという印象が残ったピナイサーラの滝ツアーでしたが、ガイド君によると「このくらいの気温の方が暑いよりマシですって。いつもより全然疲れませんでした」とのこと。確かにカンカン照りの中このジャングルをトレッキングするのは厳しいかも……。でもカンカン照りで汗をだらだら流して、最後の滝壺で泳ぎたかったな〜〜〜。ま、充分楽しかった!


■島の食事
 正直、定番のソーキそばや八重山そばは口に合いませんでした……。味は美味しいと思うのですが、どうもあの太麺が好みではないようで……。ゴーヤも苦手で、チャンプルは豆腐チャンプルかそーめんチャンプルばかり食べていました。


島ご飯。どちらもメインは豆腐チャンプル。左1,500円、右900円の定食。


■自分探し中の若者のパラダイス
 旅行前のことを少し。
 私の通うジムに、半年間ほど西表島に住んでいたことがあるという青年がいまして。多分、20代半ば〜後半くらい? 今回の旅のメインは西表なので、見所やオススメなど色々と話を聞いていたのですが、会話の中で印象に残っている台詞があります。
鷹瀬 「へ〜、西表で働いてたんだ! 時給とかどんなもん? 600円くらい?」
西表クン 「驚きますよ。月給3万円でした。まぁ、住み込みだったんで飯代とか宿代はゼロだったんですけど、安いですよね〜」
鷹瀬 「ねぇねぇ聞いてもいい? なんで西表で働こうと思って、なんで6ヶ月で終えたの?」
西表クン 「う〜ん、何となく住んでみたくて。半年で帰ってきたのは……フリーターの限界を感じたからッスかね」
 この回答は共感というのではないけれど、口元が綻んでしまう好意的な感情と共に、とにかく物凄く心に響きました。自由に憧れる心、バックパッカーの心理、働くこと、生きること、将来、そして現在と現実……様々なキーワードが怒涛のように渦巻いた余韻は、少しのユーモアが混ざりつつ、旅が終わった今でも続いています。

 こういう事前の出来事があった上で、話は旅行中に戻ります。
 初日の黒島で出会った20代(多分前半)の女の子も印象的でした。現在、黒島のレンタサイクル屋で働く彼女は埼玉出身。最初は旅人として沖縄を訪れ、その旅の途中で黒島でのこの働き口を見つけ、オーナーである「おばぁにココに住めばいい、って言われて」1ヶ月前に本格的に住み着いてしまったのだとか。失業保険受給のため、住民票を埼玉から石垣に移すと言っていました。
鷹瀬 「1日どんなことをしているの?」
黒島ちゃん 「家の裏に畑があるんですけど、ほとんど畑仕事ですね」
鷹瀬 「何が採れるの?」
黒島ちゃん 「カボチャとかナスとかネギとか……」
鷹瀬 「へー! 色々採れるんだ! それだけバラエティに富んでたら色んな料理が作れるね」
黒島ちゃん 「多めに収穫できた野菜は、隣のニーニ(お兄さん)に持って行くと、ニーニが釣った魚と交換してくれるんですよ」
 自給自足の人間らしい生活をしているようです。20代半ばまでの私だったら100%完全に「いいな〜! 羨ましい!」と思っていたでしょうが、やはり36歳ともなると色々複雑に考えてしまいます。先の西表クンの「フリーターの限界を感じた」という台詞もふと思い出したり。
 西表クンや黒島ちゃんをはじめ、旅行中に出会った飲食店やダイビングショップ、レジャーショップ、民宿で働く若者たちには、見事なまでに地元出身者がいません。初日にふらりと入った居酒屋では、女の子の店員10人の内、9人が本州出身! 愛媛、大阪、愛知、新潟、東京、長野、広島、岩手……偏ることなく日本全国から沖縄離島にやって来る、多分自分探し中の若者たち。
黒島ちゃん 「島の子たちは皆、出たがりますね。内地(本州)か、せめて沖縄に行くみたいです。男の子は特に。この島は人口200人ですけど20代の若者は10人くらいしかいないんじゃないかな? おじぃとおばぁが多いですよ〜。今日は女の子だけで飲み会するんですけど、4人全員内地出身です」
 沖縄の人たちが彼らをどう受け止めているのか興味あるところですが、沖縄の、少なくとも離島は、沖縄の人々にとってわだかまりがあるであろう「内地」出身の若者に支えられていると感じました。
 屋久島でもそうだと聞きますが、辺境の地の豊かな自然を守っているのは、意外に都会出身の人々だったりするのです。自分が持っていなかったモノだからこそ、その貴重さに気付くのではないかと。
 沖縄離島で出会った内地出身の若者たちに、沖縄離島に来てどのくらいになるのかを尋ねると、大体の人が3年以内でした。その答えを聞く度に、半年で「フリーターの限界を感じた」という西表クンの言葉が思い浮かぶのでした。

 何にせよ、正しいとも間違っているとも思いませんが、たとえ期間限定であれ、若者が素朴で人との関わり合いに満ちた生活を望み、実現している様は清々しく、100%完全に応援したいとは思います。
 自分探しの場に沖縄離島を選んだ若者たちは、(当然全員ではないにせよ)根が真面目で素朴な印象を受けます。自分探しの形態も様々です。家の中でネットやゲームだけして数年を無駄にしている若者や、目的も希望もなくその日暮らしの延長のようにフリーターを続ける若者もたくさんいる傍らで、大自然に魅せられて街での娯楽を捨て、身体を動かして働き、自給自足の生活を満喫している彼らは輝いています。どちらも経済的には不安定かもしれませんが、人生の充実度はまったく違うでしょう。
 たとえ彼らが数年後に沖縄離島を去り、結局は都会でサラリーマンという生き方になったとしても、人生の中で沖縄離島での生活の記憶はいつまでも色褪せないでしょうし、そういう経験をまったくせずに一種類の生き方をしている人たちとは根本的に違う価値観を持って生きて行くのだろうと思います。素敵だなぁ。

 人間ができていないもので、基本的に若者は余り好きではないのですが、西表クンも黒島ちゃんも、沖縄離島で出会った若者たちは大好きです。


 ――まだ石垣島や小浜島の観光写真がありますが、ちょっと面倒になった時間がないので、気が向いたらアップします……。


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2010年2月17日(水) 淡々と進む症状
 去年11月1日に「癌治療は情報戦」を書いたことでひと段落をつけた父の肺&盲腸癌状態ですが、いまだ何の症状も現れておらず、食欲もあり、元気と言えば元気です。ただ1月末に、午前中に来た比較的親しい客を午後には忘れてしまった(話までしていたのに!)、というなかなかしょっぱい出来事もぼちぼち起こっております。いや、これはボケであって癌とは全く関係ないですケド……。衰弱という意味では、家の中で何かを避けようとして転びまして、視覚的なインパクトも相俟って、思いのほかショックを受けました……。上手いこと尻からステンと転んだので大事には至りませんでしたが、改めてよく見れば、歩く姿は随分ヨロヨロしとります。加えて、毎日見ているので分かりませんでしたが、色々な人から「痩せた」と言われ、そう言われてみると確かに一回り小さくなったような……。

 患部自体の経過観察ですが、11月20日に肺のレントゲンを撮っており、本日1週間前に撮ったものとの比較の報告会がありました。
 結果、腫瘍は順調に成長しているようです。2ヶ月半前よりも影が濃くなっており、リンパ節付近にも新たに白い影ができていました。腫瘍マーカー値も着実に上がってきており、癌細胞が一度リンパに乗ったら……考えると憂鬱になります。

 フコイダンについては、1日の摂取量を減らしたものの(本人が信じている気配があるので)完全には止められず、飲み続けています。1日分で約1,800円、殿の心の安定剤だと思えば高くもな……いや、高いな……。しかし、どこまで本気なのか分かりませんが、「これで癌が消えちゃった奴もいるんだろ?」なんて言う父を見たら絶対に止められません。
 フコイダンがそうだと言っている訳ではありませんが、世の中にはびこる、癌患者や高齢者などの弱者を食い物にする高額商品、それを誇大広告で大々的に販売して利益を上げている業者がいかに多いか。健康で何の問題もなく生きているとまったく知らずにいられる現実が、実は紙一重の場所で派手に展開されていることを思い知ります。「引っ掛かる奴が馬鹿なんだよ」とせせら笑っていた自分が、いかに弱者の立場に対する想像力に欠けていたか、反省することしきりです。
 去年3月1日に紹介している「ネットカフェ難民と貧困ニッポン」にもありましたが、貧困層を相手にした貧困ビジネスも同じ原理だなと、意外なふたつの事実が結びつきました。違った表現形での「弱者」として、貧困層に属す方々の現実を想像しようと改めて心に誓いました。

 こんなことを考えながらも矛盾しているようですが、1月からは癌患者であれば誰でも知っているであろう、有名な「健康食品」であるAHCCも摂取を開始しました。玄米食も告知後から続けているので、もう半年になります。毎日欠かさず湯たんぽを使って冷え対策も行い、最近ではさらに1日30mlの黒酢も日課に加えました。フコイダン、青汁、AHCC、玄米食、湯たんぽ冷え取り療法、黒酢……そろそろ何か良い反応があってもいいじゃん、と真剣に苛立つこともありますが、奇跡なんてのはそうそう起こらないから奇跡なんだよな……という理性との間を行ったり来たりしています。
 こういう立場になってしみじみと人間は希望の生き物だなーと思うのは、私自身、自分が想像した以上に奇跡が起こるのを信じているからです。

 この滑稽なまでのジタバタ感、自分自身や近親者が深刻な病を患ったことのない人には馬鹿みたいに見えるかもしれませんが、同じような立場の人なら100%と言わずとも多少なりとも共感部分はあると思います。人間は、それがたとえ許容範囲内の死であっても、結構ジタバタするようです。これが許容範囲外の事態であったら、このジタバタは如何ほどのものかと思います。
 ――そこからここに飛ぶのぉ?!と思われるかもしれませんが、こんな経緯を経て、島唄を聞いて10代で戦争の犠牲になった方たちのことを想うと遣り切れません。戦争反対。戦争を知らないクセに「戦争は必要悪」とか言っている人を見ると、己の体験を他者に投影(スライド)させることが出来ないほど想像力に欠けているか、極端に経験値の乏しい人生を送っているかなんだろうなと思います。

 沖縄旅行以来、情緒不安定気味っぽいです。でもマジです。若干ヤバめなまま終わります。


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2010年3月18日(木) 風邪か花粉症か
 今週頭から左鼻水が止まらず、左目は涙で絶えず潤んでいる状態に。うわー、風邪かぁ、今週末は旅行なのに……それに父に伝染したら大変!と構えていると、同僚が「花粉症だね」と思いも寄らなかった断定診断を。
鷹瀬 「え? 私の花粉症はGW頃の1週間で、多分ヒノキだからまだですよ。今ってスギでしょ? 風邪ですよ、風邪。喉痛いし」
同僚 「じゃあ今年からスギも併発したんじゃない? だって、鷹瀬さんの鼻水の状態、目の状態、どー見ても花粉症だもん。確かに今日はちょっと飛んでるしね」
鷹瀬 「どんな鼻水の状態が花粉症なんですか?」
同僚 「透明でさらさら」
鷹瀬 「!」
同僚 「気付くと『たらー』って垂れる系」
鷹瀬 「!! ででででも、喉も痛いし! ヒノキの時は目が痒くなるけど、今は痒くはないし!」
同僚 「花粉症でも喉痛くなるよ。花粉によって症状が違うんじゃない?」
 他人に伝染らない花粉症が良いと取るか、今回限り単発の風邪が良いと取るか、悩みどころ……。いや、私が悩んでも別に選べる訳じゃない。
 申し訳ないが他人より自分、ってことで、風邪だといいなぁと念じること3日目、水曜日には咳も酷くなり熱が出たのか頭もぽーっとしてどんどん風邪っぽくなってきました。やった! コイツは風邪に違いない! 来年の今頃はフリーダム! ウキウキする私を放置しないのは重度の花粉症を患う同僚です。
同僚 「花粉症と風邪の併発だね」
鷹瀬 「風邪オンリーですってば!」

 昨日17(水)は眼鏡にマスクで就業時間中ゲホゴホとノンストップで苦しんでいたものですから(打ち合わせが2本入っていて早退も出来なかった……)、本日若干快方に向っているにも関わらず、ためらうことなく昨日の分を休もうとするワタクシ。電話で欠席報告しても、昨日の様子を知る上司はすんなりと休んで休んでと快諾。
 確実に快方に向かっている己を実感しながらも、とりあえず本当に花粉症ではなく風邪だよね?の確認も込めて、昔からかかりつけのイマイチ信用度は低いけれど気心は知れている近所の町医者を訪れました。2004年1月 インド旅行後なかなか治まらなかった水下痢の時も、2007年2月 ベトナム&カンボジア旅行前にインフルエンザになった時も、2008年7月 賞味期限が3年過ぎたデミグラスソースの祟りに遭った時も、幼少の頃から変わらずに生暖かく私を見守って下さっているお付き合いの長〜い内科クリニックです。(でも本日の診察は、副院長=息子の方)
医者 「今日はどうされました?」
鷹瀬 「月曜日から左側だけ鼻水が凄くて涙も出て、花粉症か風邪かと悩んだんですけど、昨日から咳が酷くなったので、風邪かな、と。もう一番酷い症状は過ぎて、今は治り中だと思うんですけど、明後日から旅行に行くので念のため来てみました」
医者 「今度はどこに、何日間行くの?」
 え? 症状じゃなくて旅先の確認? 何この変な質問……と思って、先生の手元に広がるカルテを見ると、ベトナム、カンボジアやらインドやらの私の過去の旅行先が……。そうだった。先生には旅行前後のタイミングで度々お世話になっているのでした。
鷹瀬 「あ、いえ、今回は近場ですので心配はしていないんですけど……念のためと思って……」
医者 「近場ってまたアジアってこと? 何泊?」
鷹瀬 「国内です。鬼怒川に1泊」
医者 「鬼怒川に1泊、と」
 なんとカルテに記録されました! ええー??? 鬼怒川1泊ってカルテに必要な情報?!?! センセーそれちょっと違くないデスカ?!と動揺する私を尻目に、看護婦さんまでもが参戦。
看護婦 「鷹瀬さんは、ここ来る度に旅前だったり旅後だったり。でも国内だったら何かあってもどうにかなるわよねー」
先生 「1泊だったら何かあったら帰ってきてからまた来ればいいしね」
 私の成長過程および人生遍歴を知る人々……これぞ町医者の良さ。

 結局、多分風邪でしょう、と。花粉症の場合には粘膜への刺激となるので、涙よりは目が痒いという症状が圧倒的に多く、今日の時点で鼻水が止まっているようなら花粉症ではない可能性が高い、と。血液検査で花粉症診断もできるけれど、薬などで症状を抑える気がないなら調べる必要もないのでは、と。ハイハイ、風邪です風邪。だってもう今日は快方に向かってるし! 花粉症は年に1度で充分だい。

【参考サイト】 花粉症・風邪との見分け方


【追記】
 話は全く変わりますが、【日常エッセイ】ランキングに2010/03/18 12:40:23 No.02 「痴漢 痴漢! 痴漢!!」 に投票されたコメント「気合が違いますな!」を、かなり長い時間「気が合いますな!」だと勘違いして、仲間がいるらしい!と喜んでいた私……。ぼうっとするにもほどがあるっつーの。何の仲間だ。


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2010年3月27日(土) バックアップのススメ
 昨日から母のPC(DELL DEMINSION 5150C)が立ち上がらなくなりました。電源ボタンを押すとDELL画面を経て一瞬 WindowsXP起動画面になりますが、すぐに黒背景に白文字のエラー画面に。セーフモードを選択しても画面は真っ黒になるだけで、事態好転の兆しが見えません。
 これって噂の物理エラー?(※注)とヤバイ雰囲気が立ち込め、とにかく1度でも起動させて重要書類のバックアップを取らねば……と、素人の当然の行動として、起動画面が固まる度に電源を切っては再起動を試みて、また駄目なら電源を切って再び電源を……繰り返すこと母と私で合計十数回の再起動。しかし起動せず。
※注: PCが立ち上がらない原因の多くはOS自体のロードエラーの他に、HDD障害で、大きくは@論理エラーとA物理エラーに分けられます。Aの場合は機械的に壊れた状態の為、重度の障害からのデータ回収は専門業者に委ねるよりありませんが、相当な高額を覚悟しなければなりません。@ならばデータの回収確率は高く、費用も少なくて済みますので、@とAの識別をする事が先決です。(参考文献:データレスキュー パソコンサポートより)

 後に判ることですが、物理エラーによるHDD障害の場合、HDDに負担をかける「起動(スキャンディスク)」は最もバッドな選択だったようです。再起動すればするほど障害が拡がり、データ復旧が可能であった軽度の障害も、度重なる再起動により復旧不可能な深刻な障害に発展する、というのは物理エラーに陥った素人が通る道なのだとか……。

 DELLのサポートセンターに問い合わせ、指示に従いチェックを行うと、物理エラーという結果に。データ復旧の方法を尋ねると、専門業者を紹介されましたが、そこで提示された費用はなんと最低14万円! データ復旧がこんなに高額だなんて本日まで知りもしませんでしたよ……。
 母のPC使用頻度なんぞ高が知れており、どうしても復活させたいデータはたった10個程度のExcelファイル、容量にして1MBもないのに……バックアップを取っておかなかったばかりに14万円の出費に……。

 もっとどうにかならんのかと他のデータ復旧会社を探しましたが、14万円はボッタクリという訳でもないらしく、大体どこも物理エラーと言えば重度では10万円以上はするようです。ただし、軽度であれば安いところで3万円〜となり、DELLに紹介された業者を使うよりは自力で探すことに。どこの会社も「正確な費用は実際にHDDを調べないと分からない」とのことで、初期診断および見積り無料という会社の中から、持ち込み可能な会社に的を絞り、本日障害診断をしてもらって来ました。
 ――結果、多少は安くなるものの、自業自得の再起動攻撃により障害は深刻になったようで、12.5万円の出費となりました。私の出費ではありませんが、それにしたって高すぎる勉強代……。

 注意一秒、怪我一生――物理エラーはある日突然襲ってきます。バックアップは必ず取っておきましょう。
 百万が一バックアップを忘れてデータ復旧の必要がある場合は、急いでいなければ、「物理エラーによるデータ復旧 最大9.8万円」というハードディスク復旧修復センター DRDが最安のようです。エラーの深刻度によらず(ただし物理エラー中軽度までの障害に限る)、容量500G以下なら一律4.2万円という単純明快な料金システムを提示する安心価格のデータ復旧サービス ゴールドリボンなんて業者もありました。簡単な論理エラーの場合には損してしまうかもしれませんが、物理エラーであれば非常にお得な業者だと思います。くそー、早くここを見つけていればっ! 8万円損した!
 ――と言うように、移り変わりの激しいこの業界、その時々で最安業者はどんどん変わるでしょうから、やはりその時その時でじっくり調べるしかありませんね。それ以前に、バックアップを取っておけば良いのでした。


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2010年3月28日(日) 「お笑い」の低下
 テレビを日常的に観なくなって6年以上経ちます。家にテレビがない訳ではないのですが……と、言うか3〜4台あるのですが、すべて父の部屋にある父の所有物のため、気軽に観ることができません。現在3台あるテレビは父の暇潰しの道具としてすべて24時間フル稼動しており、「1台借りればいいじゃん」という普通のアドバイスは我が家では適用されません。
 どうしても観たい番組がある場合、殿に事前にテレビの貸出申請または閲覧許可を求め、おもねり、放送時間までご機嫌を損ねないように細心の注意を払い……と大変なストレスが発生する一大イベントとなるため、「観たい番組」のレベルがどんどん上がり、最近では月に1度あるかないかくらいの頻度になってしまいました。「情熱大陸」「トップランナー」「NHKドキュメント」など、見始めれば面白く、色々と観たい番組はあるのですが、観られなければ別に……というスタンスがいつの間にやら確立。順序が逆ではありますが、不自由なテレビ生活環境下で「観たい番組」のレベルが上がったのに反比例して、Myテレビを購入する必要性が下がってしまったようです。

 しかし最近、オリンピックのフィギュア、内閣府参与として期間限定で活躍した派遣村村長 湯浅誠氏の密着ドキュメント「権力の懐に飛び込んだ男 100日の記録」(2月28日放送 NHKスペシャル)と、立て続けに観たい番組が続いたため、一瞬テレビの購入を検討しましたが、2008年1月からiPodの購入を検討しているにも関わらずいまだに結論を出せていない私が即断できるハズもなく、テレビのない生活はまだまだ続きそうです……。

 テレビを観なくなった切っ掛けは7年前のアイルランド留学です。それ以前はテレビのない生活はちょっと想像できないくらい、毎日数時間はテレビを観ていたと思いますが、留学中にその習慣が途切れたことで帰国後もテレビを観る欲求も必要性も薄れてしまい、今に至るという感じ。代わりにインターネットが生活に食い込んで来たので、1日の内で無駄にしている時間は以前とさほど変わりないかもしれません。

 こんな経緯で本題(?)です。
爆笑 大日本アカン警察 本日たまたま父の部屋を掃除していた時に(再?)放送されていた「フジテレビ/爆笑 大日本アカン警察」を横目で観て、久し振りのテレビ番組だと言うのに心底イヤな気持ちになりました……。
 私の好きなダウンタウンが司会進行を務めるこの番組、15年前のウッチャンナンチャンの「投稿!特ホウ王国」と同じようなものらしく、素人(視聴者)からの投稿にダウンタウンを筆頭に芸人たちがツッコミを入れて行くという、私的定義で「芸を忘れた芸人たちの居酒屋での雑談系」とされる内容です。
 最近、芸をしている芸人っているんですかね? 単に私が知らないだけかもしれませんが、旅行先などでたまにバラエティを観ると、素人をいじっているか雑談レベルのトークを展開しているかで、努力して生み出したオリジナル作品なり、練りに練った企画なり、これぞプロ!と唸らせるような技なりを、芸人が披露している番組はとんとお目にかかりません。

 ダウンタウンも何だか質が落ちたなぁ……と残念に思いつつも、投稿された内容は普通に面白く、腐っても鯛と言うべきか挟まれるコメントもそこそこ面白かったのですが……24歳男性からの投稿で思わず掃除の手が止まりました。「家族団らん中、茶の間のテレビの前を全裸で横切るおばあちゃん事件」として紹介されたタレコミは、タイトル通り、脱衣所で服を脱がずに自室で服を脱ぎ、全裸で茶の間を横切って風呂に向かう祖母(76)の様子を、孫(24)が投稿したものでした。……コレの何が面白いの??
 部屋着のズボンを履こうとして片足を上げるも、バランスが取れずに何度も足を着いてしまうおばあちゃんの様子を、「履けない! 履けない!」とツッコミを入れて笑う芸人&会場……。その後もおばあちゃんの行動にいちいちツッコミが入り、仕上げはタイトル通りの全裸での居間横断風景を全国放送……。
 いや、家庭内でこういうことがあって、それを家族で笑うとか全然アリだと思いますよ。むしろ仲の良い家族ほどツッコミが激しかったりとか。しかしこういう場面を孫が投稿し、それをテレビ局が採用して全国放送し、視聴者が笑うという図式が理解できませんでした。

 笑いが取れるという判断基準で放送されたのであろうこの内容、あまりにも私の求める笑いとかけ離れていたので、途中でげんなりして最後まで観ませんでした。そんな風に中途半端な幕切れをしたせいで、後から不快感や怒りがじんわりと滲み出してきて、自分の祖母の全裸を笑いのネタとして晒すような24歳男にも、こんな投稿を取り上げるフジテレビにも、この手のネタを面白がる(と思われている)視聴者にも、こんな下らん番組に出るようになってしまったダウンタウンにも、それぞれ形の違う負の感情が渦巻き、本当に嫌な気持ちになったのであります。

 そもそもこの撮影を家族は知っていたのか、知っていたとしたらこんな愚行を許す親も親です。私の息子(架空)がこんな真似をしたら、我が子の思い遣り&ユーモアのなさに絶望し、心底反省するまで戻って来るなと即座に家を追い出すけどな!――とぶりぶりしていると、なんとトンデモナイどんでん返しがありました……。
 後で公式サイトを見て分かったことですが、カメラは家族の了解を得て設置され、撮影後には本人にも知らせ、本人の了解の上での放送だったようです……。しかも、こんなコメントまで……。

「家族団らん中、茶の間のテレビの前を全裸で横切るおばあちゃん事件
「おばあちゃんに撮影していた事を伝えると、『逆にどうでした?』と聞いてきたらしい」


 ……………………ご本人がイイって言ってるんですから、私が怒るほど無駄な上に馬鹿馬鹿しいことってないですよね……。
 いやぁ……私はこの番組を含む最近のバラエティ番組などを見て、世の中の笑いのレベルは落ちていると感じるのですが、見る人から見れば、このような面白さを理解できない私こそが笑いのレベルが低いのかもしれませんね。ははは。はぁ。
 まぁしかし、こんなのを面白がってる人たちからユーモアのセンスがないと思われても痛くも痒くもありませんがね。


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2010年3月31日(水) 福祉大国の末路
 文章がまとまるまで吟味していると、いつまで経っても掲載できず、結局時機を逸してお蔵入りになる……というケースが相次いでいるため、メモ書き程度ですが、ポイントだけ走り書きでまとめておこうかと。

 福祉後進国の日本ですが、最近の政策は勢い余って方向違いの福祉に力を入れているようで、待ち受けるのは別の種類の悲劇としか思えません……。問題の「子ども手当法案」のことです。

【子ども手当】早くも相次ぐ外国人の問い合わせ
 15歳以下の子供1人あたり、月1万3千円を支給する「子ども手当」の申請が、1日から始まる。海外に子供のいる在日外国人も支給対象に含まれたことから、「どうしたらもらえるんだ」などと自治体の窓口には早くも問い合わせが相次ぐ。なかには日本語の話せない外国人もおり、「申請当日はどんなトラブルが起きるか予想できない」と役所の担当職員は“戦々恐々”としている。
 「3月初めから問い合わせが増え始めた。なかにはほとんど日本語が話せず、『子ども手当』と書いたメモだけ持って、『これがほしい』という人もいる」と嘆くのは、東京都荒川区の子育て支援部の担当職員。
 国籍はばらばらだが、中国人やネパール人が目立ち、多い日には4〜5件の問い合わせがある。「子供がいればお金がもらえると聞いた」などと漠然とした質問も多く、語学のできる職員を別部署から駆り出して対応しているというが、「これまで『4月以降に再度来てほしい』と説明してきただけに、1日は混乱は避けられないのでは」(同職員)と心配顔だ。当日は臨時職員2人を増員し、対応に当たるという。
<略>
 子ども手当法によると、外国人であっても外国人登録し、おおむね1年以上在留していれば子ども手当の支給対象となる。法務省によると、20年12月末時点の国内の外国人登録者は約220万人。子供の有無や在留期間に関する統計はなく、このうち何人が受給対象となるかは不明という。

――MSN産経ニュース 2010年3月31日

 在日外国人を差別するつもりは毛頭ありませんが、いくらなんでもこの法律は間違っているでしょう。たった1年程度の在住で、生まれたときから税金を納めている日本国民(一部除く)と同程度の福祉を得られるというのは、「平等」どころか過剰な優遇政策であり、真面目に納税している日本国民に対して「不平等」を強いていることになります。
 在日外国人も様々で、日本に根を下ろし、税金を納め、日本のルールに従って生きている人々もいます。当然そういう人々に参政権や福祉享受の権利を与えようという考えには私は賛成ですが、在日歴1年以上という対象規定はメチャクチャです。縁もゆかりも面倒を見る義務も義理ないガイコクジンにこんなに優しい対象基準を設定しておきながら、一方で日本人の親から生まれた日本国籍を持つことが疑いのない子供であっても、親が不詳の場合は支給対象外になるという厳しい法律……。一体、日本はどうなりたいのか。
 日本がド裕福な国ならともかく、自国民の最低限度の幸せさえ深刻に危ぶまれている昨今、日本に対して何の義務も果たしていない外国人の面倒を見ている余裕なんてないはずです。母子家庭対策、高齢者介護福祉、生活保護受給者、ワーキングプアなど、国内の問題が山積みだっつーのに、血税を無駄にバラ撒いてどーしたいのかと。

 「日本に対して何の義務も果たしていない外国人」と書きましたが、外国人に限ったことではなく、日本に対して何の義務も果たしていない日本人、つまり余裕がありながらも納税の義務を果たしていない日本国民に、真っ当に働く人以上の福祉が与えられるのはオカシイと思いますが、これは「余裕がありながらも」との但し書きを必要とする少し難しい話になります。日本で生まれ育ちながら納税の義務を果たしたくても果たせない人も確実に存在するのだと、最近納得するようになったので……。俗に言う「貧困スパイラル」から抜け出せない日本国民は、ある意味、日本の政治の被害者であるとも言えるので、ここは面倒を見てしかるべきだとも思います。ただ、納税の義務を果たせるだけの余裕がありながら果たさなかった人々に関しては、面倒を見る義理はないでしょう。
 義務と権利はセットなのです。大前提として、外国人、日本人に関わらず、義務を果たした者が権利を享受できる――それだけのことです。この大前提にプラスして、自国民には外国人にはない特典があって、なぜならそれは自国で生まれ育つことで得られる既得権が加味されるからだと思います。

 話を戻しますが、行き過ぎた福祉がどのような結果をもたらすのか。移民に寛容な国オランダの悲劇、移民政策の破綻を迎えているドイツのレポートを見て、心底恐くなりました。

オランダの悲劇―多文化共生がもたらしたもの (8分03秒)
ドイツでも移民問題/ドイツ国営放送より (9分20秒)
ロルちゃん・社会コーナー・福祉大国ドイツのとんでもない話・ビデオNo.28 (10分45秒)
      ※2分15秒くらいから本題

 日本は、幸か不幸かここまでの福祉国家になるにはまだまだ年月がかかりそうですが、福祉先進国の実例を見て学び、何をすべきで何をすべきでないかを普通に考えて欲しいものです。

小沢民主党が、外国人参政権を急ぐ理由 (7分51秒)

 取り急ぎ、本日分として。


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2010年4月5日(月) 腹話術師 Jeff Dunham
 そもそも凄い腹話術――日本を誇るいっこく堂も凄いと思っていますが、いっこく堂の魅力は時差芸などの「技」! 「ネタ」を重視した場合はJeff Dunhamの方がキャラクターの魅力も加味されて、何度でも観たくなるショーを展開しております。ネットビデオで再生回数世界第4位の腹話術師 Jeff Dunham のショーの嬉しい日本語字幕つきを見つけたのでご紹介!

あの世からのテロリスト/腹話術師 Jeff Dunham(日本語字幕つき) (10分47秒)
ウォルター[1]/腹話術師 Jeff Dunham (日本語字幕つき) (9分02秒)
ウォルター[2]/腹話術師 Jeff Dunham (日本語字幕つき) (9分03秒)
ウォルター[3]/腹話術師 Jeff Dunham (日本語字幕つき) (4分36秒)


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2010年4月19日(月) B社に3年間の結論
 2007年4月から勤務を開始し、現在も所属中の日本企業B社(5社目)も早3年が経過。前職より長く勤めるというポリシー(?)はどうやら達成する模様。(←4社目は3年1ヶ月勤務) B社に勤め始めた当初は「向こう5年くらいは」と思っていたようですが、機会さえあればもうオサラバしたいな〜と首を長くするほど刺激のない日々を送っとります。
 3年前の日記を読むと2〜4社目は未来はないけれど日々色々あって楽しかったことが思い出され、あの頃に戻りたいとまでは思わないものの、恐ろしいまでに淀み切ったB社に在籍し続ける意味は見出せないカンジです。

 3年間観察した結果、それはそれは茶番劇のように上にゴマをする者が昇格し、社風として噂が大好きで、まともそうな人は辞めて行くということが繰り返されており、もういい加減うんざりしてきました。300〜400人規模の会社に、社長を含めて天下りの役員が常に15人前後、数年で出たり入ったり。仕事をしない割に自信満々で、責任は取らないくせに大風呂敷を広げ、畳まずに逃げる(=本社に戻る、もしくは関連会社の社長や常務に収まる)方々の相手は疲れるし、虚しいモンです。
 私は私で出世する気がないので、そんな輩に気を遣う必要もなく、自由気儘に毒を吐いているので、蓋を開ければいつの間にやら「(天下りを代表する)専務が唯一恐れる人」として認識されています。人の話を聞かないわ絡むわで嫌われ者の専務にピシャリピシャリと鞭を振る私ですが、だからと言って人気者になる訳でもなく、特に上の人たちからは同スカラー&別ベクトルで「扱いづらい人」として君臨する堂々の不人気者に。(同僚以下で表面的な応援をする人はいるけれど、そういう尻馬に乗る人は好きじゃないので仲良くなれない……)

 友人Zに会社での出来事を報告し、「会社で仲良しが全然できないんだよね。私のせい???」と尋ねてみると、「間違いなく、キミの言動のせいで仲良しはできないんだろうが、言ってることは間違ってないぞ。」と朱に交わってる友人ならではの生温かいお言葉を頂戴し、嬉しいんだか虚しいんだか。私も自分が間違っている気はしないのですが、間違ってなくても独りぼっち……。
 つい先日も、件の専務が私と同僚Aさんに話しかけてきまして。会社の経営戦略上での私たちのチームの在り方について質問を交えつつも独りで一方的に話し始め、「〜はどうなの?」と末尾が質問形式の割には、同僚Aさんが答え始めると最後まで聞かずに持論を展開し、全然会話になっていなかったので、専務が話しているのに被せて
「××さん(※「専務」と呼ばずに名前で呼ぶ)、質問したなら最低線、同僚Aさんの回答を最後まで聞いてから話し始めたらいかがですか? 同僚Aさんが結構イイコト言ってるんですから、とりあえず聞いてみて下さいよ。さっきから全然会話になってないじゃないですか」
と言ったら、周囲にいた社員が半笑い&半引きで「うわ〜〜〜〜鷹瀬さん……」と息を詰めてました。振り返ってこちらを見ている人までも。
 多分、私は間違ってない……と思う……思いたい……でも、たとえ間違ってなくても独りぼっち……。

 ――と、言うことで結論。現状ステイタス:独りぼっち。……会社で新しい友達が全然できないのでつまんない。


【追記】
 荒んだ心を癒す超絶アート「砂絵アニメーション」――こういうジャンルがあることを初めて知りました。一見の価値アリです。

砂絵は語る (9分12秒)

 砂絵アニメーターであるКсения Симоноваはロシア人。最近読んだ本の一節が何となく思い起こされました。才能を育む環境があったのだろうと。

「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」 米原万里 著
――「白い都のヤスミンカ」 P.193より抜粋
 他人の才能をこれほど無私無欲に祝福する心の広さ、人の好さは、ロシア人特有の国民性かもしれないと、私が気付いたのは、それから四半世紀も経ってからのことだった。ロシア語通訳として、多くの亡命音楽家や舞踏家に接して、望郷の思いに身を焦がす彼らからしばしば涙ながらに打ち明けられたからだ。
「西側に来て一番辛かったこと、ああこれだけはロシアのほうが優れていると切実に思ったことがあるの。それはね、才能に対する考え方の違い。西側では才能は個人の持ち物なのよ、ロシアでは皆の宝なのに。だからこちらでは才能ある者を妬み引き摺り下ろそうとする人が多すぎる。ロシアでは、才能がある者は、無条件に愛され、皆が支えてくれたのに」


 フィギュアスケーターのジェーニャ(エフゲニー・プルシェンコの愛称)もきっと皆から無条件にベロベロに愛されてのびのび生きているに違いない。(ジェーニャに変なあだ名を付けられた荒川静香が彼のことを「いい加減いつまで言うんだろう…子供だなぁ…」「反応に困る絡み方をしてきます。15歳くらいの男の子という感じ」とコメントしていました。詳細は下記動画にて) 何度観ても演技の質の高さと幅の広さに衝撃を受ける、ジェーニャが繰り広げる2つの世界をどうぞ。

シリアスVer. 2004年 ロシア杯 「ニジンスキーに捧ぐ」〜芸術点オール6.0 (8分12秒)
お笑いVer. 2001年 世界選手権 「SexBomb」 (9分49秒)
※高画質なのは↑ですが、アングルが良く解説が盛り上がって面白いのは↓です。
英語解説版 「SexBomb」 (3分55秒)
プルシェンコと荒川静香 2006 (6分27秒)


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2010年4月26日(月) 子供手当法案の悪用例
 先月末にちろりと書いた子供手当法案にまつわる「福祉国家の末路」の続きに当たりますが、日本ってば福祉国家として後進国のくせに、杜撰で雑な政策を打ち立てることによって、先進国の悲劇のみを再現させることに成功しているようですヨ。

<子ども手当>韓国人男性が554人分申請 孤児と養子縁組

 兵庫県尼崎市に住む50歳代とみられる韓国人男性が、養子縁組したという554人分の子ども手当約8600万円(年間)の申請をするため、同市の窓口を訪れていたことが分かった。市から照会を受けた厚生労働省は「支給対象にならない」と判断し、市は受け付けなかった。インターネット上では大量の子ども手当を申請した例が書き込まれているが、いずれも架空とみられ、同省が数百人単位の一斉申請を確認したのは初めて。
(略)
 今回のようなケースについては、国会審議で野党から問題点として指摘されていた。手当の支給要件は (1)親など養育者が日本国内に居住している (2)子どもを保護・監督し、生活費などを賄っている――の2点だけ。母国に子どもを残してきた外国人にも支給されるうえ、人数制限もなく、機械的な線引きが難しいためだ。こうした盲点を突かれ、ネット上では「100人を養子縁組しても手当はもらえる」といった書き込みや批判が絶えない。同省は今月6日、ホームページに「50人の孤児と養子縁組をした外国人には支給しない」と記したものの、根拠は「社会通念」とあいまいだ。何人以上なら不支給という明確な基準はなく、同様の申請が各地で続発しかねない状況となっている。
 尼崎市の男性は、子どもへの送金証明や面会を裏付けるパスポートのコピーなど外国人に求められる書類をそろえており、事前に調べてきた様子がうかがえた。市の担当者は「可能ならもらおうという意欲を感じた」と話している。

――毎日新聞 4月24日2時31分配信
 ツッコミどころ満載の悲劇ですが、「これくらいのこと予想できなかったの?」「血税を無駄に垂れ流すな」「非常識な外国人は滞在許可を取り消して国に帰ってもらえ」「養子49人ならOK出すのか」「税金を使うべき相手はまず自国民からにしろ」などなど、やり場のないツッコミが宙に浮いたまま、現場の混乱だけが引き続き展開される模様です。
 今回の件は554人という明らかに異常な数字だったために露見したことですが、同様のことを小規模で行っている外国人は既に結構いるのかもしれません。偏見があることは承知していますが、マニュアルに従った動きを大得意とする役所の人間が適切な自己判断で現場を処理できるとは思えず、規定通りの申請であれば中身を調べるなんてことはほぼしないのでは……。

 少し引いて考えると、借金大国日本って意外にお金持ちなのかもしれませんね。無駄な道路やダムを造ったり、はたまた造りかけて途中で未完のまま放り出してしまったり、面倒を見る義理も義務もない外国人に金をバラまいたり、仕事中に居眠りしている国会議員や使えない天下りに高給支払っちゃったり、在日米軍のために莫大な費用を割いたり。
 その埋め合わせをするかのように、年寄りからは絞り取れ、生活保護申請は可能な限り拒絶しろ、シングルマザーは独りで頑張れ、非正社員は一生非正社員のままでいろ、というスタンスで社会的弱者にはトコトン冷たく、社会の仕組みを作る側の富裕層にとっての無駄金は使いません、と。なかなか徹底しとるようです。
 ――借金の影響を受けているのは庶民だけみたいですネ。


【参考】
 わが国の外国人政策は過誤、錯誤、不作為のオンパレードだ――産経新聞 4月26日0時47分配信


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