2009年5〜8月の日常日記&コラム
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当サイトの日記コンテンツ、遥か昔は日々更新だったため1ヶ月1枚のページを用意していましたが、更新頻度が低くなり、最近では6ヶ月1枚のページでやりくりしておりました。しかし、2009年度は去年に比べて更新頻度が高いようです! 上期と下期の2枚で済ませるつもりが、文字量が多いため6月もまだ20日間以上残っているというのに、アプリ上にて全文表示ができなくなりました。と言うことで、今年は3枚に分けることにしました。新シリーズ「我が父奇譚」も開始し、ますます文字量は増える予定。5〜8月の4ヶ月も内容モリモリになるように記録魔に徹するつもりです。
| 日記の小見出し一覧 | ||
| 5/6(水・祝) シルバリー・ウィ… | 5/16(土) 小休憩〜癒し動画 | 5/28(木) なんちゃって決意 |
| 5/29(金) 細井さん伝説(10) | 6/2(火) 細井さん伝説(11) | 6/4(木) 我が父奇譚(1) 破天… |
| 6/7(日) 「子供の情景」 | 6/8(月) 我が父奇譚(2) 地獄の… | 6/15(月) 日本はどこまで堕ち… |
| 6/25(木) 秘密の高額医療費… | 6/29(月) はびこる世論操作 | 7/1(水) スパムメールで文通再… |
| 7/16(木) 自分に暑中見舞い | 7/17(金) 自己嫌悪モリモリMAX | 7/20(月・祝) 9年越しの結論? |
| 7/29(水) パラグライダー体験 | 8/1(土) 50/50な謀反と暴力解決 | 8/23(日) 父の肺癌宣告と闘病… |
| 8/25(火) 我が父奇譚(3) 便に… | 8/31(月) 我が父奇譚(4) テレカ… | |
世の中は黄金週間だったようですが、私的には完全に銀色週間でした。3月9日の日記で書いているように、このGWを利用してホームヘルパー2級資格取得の最終章「体験実習/介護のリアル現場を体験&見学……5日間(30時間)」を乗り越えたもので。はぁはぁ。これにて無事資格を取得したということになります。正確には明日レポートを提出し、それが通ってから資格が発行(?)されるのですが、とにかく私のタスクは終わった。ゼィゼィ。
2009年5月6日(水・祝) シルバリー・ウィーク終了
【体験実習スケジュール】ラスト3日間で老人延べ100人くらい見ました……触れ合ったのはその内20人くらい。老人ホーム体験が一番厳しかったのですが、これを連続して行ったせいか回復に時間が掛かり、昨日は1日中寝っぱなし、今日もジムる予定でしたが、天気も悪いし家でゴロゴロしてました……。本当は今日中に体験記をまとめたかったのですが、気分も乗らず。詳細は後日まとめて書きます。今日はとりあえず記録だけ……。
4月24日(金) 16〜17時 …… 同行訪問現場実習@ヘルパー利用者宅 1回目
4月29日(水・祝) 12〜13時 …… 同行訪問現場実習@ヘルパー利用者宅 2回目
5月2日(土) 9〜18時 …… 施設体験実習@特別養護老人ホーム 1回目
5月3日(日) 9〜18時 …… 施設体験実習@特別養護老人ホーム 2回目
5月4日(月・祝) 9〜17時 …… 在宅サービス提供現場見学@デイサービスセンター
早くホームヘルパー講座のコトをまとめなきゃな〜と思いつつ、つい重苦しい話題なもので気乗りせず……。
2009年5月16日(土) 小休憩〜癒し動画
YouTubeでインド関係の動画を渡り歩いていたら、思わぬ爆笑動画に辿り着きました。大阪いいな〜。住んでみたい。
Osaka Bang! with English sub (2分55秒) 「ややこしい人がおるねん!」…たまらん…!
ちなみに、最初に彷徨っていたのはインド界隈でした。インドもいいな〜。また行きたい。
インドの新聞配達 (1分40秒) 自転車を盗まれないために磨かれた職人芸!
インド人の作るチャイ・・・! (34秒) こちらも職人技!
Indian Train (51秒) 乗車率800%くらいありそうな…
Japan Train (30秒) オマケの対する日本の車内風景…
自分のブックマークとして……。
ファンタCM 総集編 (2分15秒) 何度見ても好きで時々DJ先生の真似とかする
Evolution of Dance (6分00秒) 羨ましい…惚れる…
Leahy & Chieftains - B Minor (5分57秒) 疾走感溢れるアイリッシュバンドLEAHY。
メンバーは兄弟姉妹9人、最初見たとき男性陣の顔が同じで吹いた。友人は「体育会系バンド」と評している。
RNBDJ - Dance Pe Chance (1分01秒) 最愛の俳優SRK最新作のミュージカル・シーン
Dhoom Again | Dhoom 2 (1分00秒) 多分インド映画俳優の中で一番踊りが上手いリティック
神業ギター (1分14秒) 疲れているときに見てウットリする
リクルート発行の25〜32歳の男性ビジネスマンを対象としたフリーペーパー「R25」の成功につられて、産みの苦しみを回避してノコノコ後発組で現れた「L25」……。「R25」のOL(女性)版の位置付けのようですが、読み物として「R25」に比べて驚くほどつまらないのが特徴で、一応同じ根っこのハズなのになんでだ?とかねがね不思議に思っとりました。これはこの年代のOL(女性?)の一般的な話題が私から見て「つまらない」のか、単に「L25」の編集チームの力量なのか、どっちかなぁ……と一瞬だけ思いましたが、会社で配られているOLのための情報紙「シティリビング」も似たような傾向があることを考えると、恐らく多数派のOLの興味あるトピックスに私の食指が動かないだけの話なのかもしれません。
2009年5月28日(木) なんちゃって決意
つまらないだけならいいのですが、微弱に嫌な気分になる記事や投稿も多く(女子力検定のコーナーとか心底うんざりするんです)、ならば読まなきゃイイのに、つい移動中の読み物欲しさに手に取ってしまう「L25」と、勤務中の暇潰しのために広げてしまう「シティリビング」……なんやかんやで毎週欠かさず見る羽目に陥っとります……。自分が悪いのか。
――と、まぁどうと言うことのナイ話で始まって、さらに恐ろしい事実がこの後も待ち構えているのですが……。
今週号だったと思うのですが、読者アンケートで「平日、自分の自由になる時間は?」の質問に、なんと過半数以上が「5〜6時間」と回答しており(詳しい数値は会社に置きっ放しにしてある「L25」を確認して明日再アップします)、読者層に偏りがあることを考慮しても、社会人ってもうっとこう自分の時間がないような気がしていましたが、意外に自由時間あるのね? っつ〜か、よくよく考えてみれば私も平日6時間くらいの自由時間があることに気付きました……。
毎日6時間もあるのにナゼこうも無為に時間を過ごしてしまうんだ!?と愕然としつつも記事を読み進めると、大多数がやはり時間を有効に使えず、ぼんやりと過ごしてしまっていると訴えています。
そこで、年に何度かするなんちゃって決意の内の1回を、今日の独りランチタイムに大戸屋にて思い付きでしてみました。(←侘しいポイント満載の見事な一文……) ――平日1時間は必ず何かを書こう!
ネタもないこともないのですが、ちょっと人様にはお見せできないトピだったり、書くには長すぎるトピだったり、なかなか細切れに更新するのが難しいので、ついついサボりがちになってしまうのですがね……そこんとこ頑張って。無理せず出来る範囲で。(←いきなり腰砕け)
キッカケは馬鹿にしていた「L25」ですが、この件に関してはとりあえず感謝しておこうかと……。
ちなみに、中盤に出てきた「さらに恐ろしい事実」とは、「最後までどうと言うことのナイ話だった」というコトでした。ちゃんちゃん。
これを書いているのは5月31日(日)、さらに正確に言えば、もうすぐ日付が変わりそう……という時間帯ですが、先の日記でのなんちゃって決意、つまり「平日1時間は必ず何か書こう!」を、せめて翌日くらいは守ったんだい!という事実を捏造したく、虚偽の日付で日記を更新しております……。
2009年5月29日(金) 細井さん伝説(10) あり得ない昇格劇
事実を捏造したいけれど、自分がいつ何を書いたのかは正確に把握しておきたいために、こんな注意文を追加しているのですが、ならばこの日記の日付に意味はあるのかと。私は多分、犯罪者として捕まる際に、己の犯行記録を克明に記録している手帳か何かが見つかって、言い逃れも出来ない状況を計らずも自ら事前準備してしまっているタイプの人間です。(←犯罪者として捕まる予定でもあるのか)
――ん? なんかこんな感じのことを以前にどこかで書いた記憶が……と思ってサイト内検索をしてみると、10年以上前にもその話題について触れていました。(【日常エッセイ】「手帳に見る偏執狂奏曲」参照) あはは、人間そんなに変わらないモンですね。三つ子の魂百まで。記録魔は死ぬまで記録魔です、と。
話をサクサク進めましょう。あ、待って、話を進める前にコレだけは書いておかなくちゃ。言ってる傍から脱線しますが、こんな調子だから日々の日記も1時間では書き終わらず、書き終わらないから億劫になり、更新が滞るんですね。いや、誰に対する何の言い訳なんだか不明ですが。
今度こそ話題を細井さんに移します。(懸命に移した先の話題が細井さんってのも正直微妙ではある)
4月27日の日記でほんの1行で触れていますが、細井さん、この4月に昇格しやがったんですよ。お陰様で現在、余りのあり得なさに付随して、様々なあり得ないことが連鎖的に起こっとります……。いつ私の力が尽きるかもしれないので先に言いますが、4月1日の朝一番、専務取締役と女王が、私と同僚Aさんと女帝を呼び出して頭下げましたもん。「こんなこと(細井さん昇格)になって済まない」と。詫び倒す専務を見てますますシラケました。細井さんの無能を知らずに下された評価ではなく、分った上というコトですからね。それって知らないよりもタチが悪いんじゃ……。
呼び出された3人ともが不満の沈黙を守っていると、これ幸いとばかりに「じゃ、そういうことだから」と話を終わらせようとする専務と女王。当然黙って受け流せないのは私デス。椅子を引く専務に「はぁ? どういうことか説明してください」と怒りも顕な口調で切り出すと、
専務 「いや、これは会社の方針で……。今回のことは旧制度から新制度への職位のオートマチックな移行によって起こってしまったことで、会社が決めたこととして受け入れて欲しい。細井君だけを例外処理する訳にはいかないので……」さすがに最後には残りの2人も不満を露骨に顔に出していました。ま、そりゃそうでしょ。女帝は新制度のオートマチックな職位の移行により、降格しましたから。(それは別にイイと思っている私と同僚Aさん)
鷹瀬 「そもそも人事って一様に処理できることではないですよね。個別対応は当たり前なんじゃないですか? 細井さんは例外的に仕事が出来ないんですから、例外処理をするのが常識的だと思いますけど」
専務 「ああ、うん、うん、鷹瀬の言いたいことはよく分かる。ただ、今回のことは会社の決定で、もう変えられないから……」
鷹瀬 「じゃあ、いつになったら細井さんは彼の能力に見合った職位に是正されるんですか? 次の、10月ですか?」
専務 「それは決まっていない」
同僚A・女帝 「はぁ?」
しっかしそれにしたって意味不明な細井さんの昇格劇……。下世話な思考回路で申し訳ないけれど、ぶっちゃけ女性なら確実に「誰の愛人?」と思っていたかと。しかし細井さんは冴えない45歳のトド♂……「一体どの役員の親友の息子だ?」というのが最新の鷹瀬推理です。
余力があるので少し詳細をば。
私が所属しているTHE 日本企業B社も昨今の市況により人事制度が見直されることになりまして。簡単に言いますと新人事制度では「降格処分」が加味されることになったのです。私だけでなく、細井さんに関わった多くの人が思いました――「ああ、この新人事(降格)制度は細井さんのためにできたんだな」と。大袈裟に言っているのではなく、細井さんの仕事のできなさたるや、伝説レベルなんですね。いや本当に。
この新人事制度、降格処分だけのためにできた訳ではなく、評価基準やら職位の見直しやら、色々細かく変わっているのですが、私個人への影響がある改定のひとつには管理職の年収ダウンが含まれておりました。これもトリッキーな年収ダウンでして、「月収は上がるが、年収は下がる」という朝三暮四みたいな展開なのですが……。数字で表すと以下のようになります。
【旧制度】 月収 n万円(基本給 n万円)×12ヶ月+賞与 基本給4ヶ月=年収 16n万円
【新制度】 月収 n+2万円(基本給 n-6.4万円+職務手当 8.4万円)×12ヶ月+賞与 基本給2ヶ月(予定)=年収 14n+11.2万円
※n=5.6 が分岐点、新制度になると年収は【2n-11.2万円】ダウン
結構デカイ被害です。B社は能力やら実績やらが報酬と無関係で、職位によって一律の給料が設定されているので、私と同じ職位の人は全員この改定が施されており、そらヤル気も失せますって。下の方(課長クラス程度)の管理職は朝三暮四方式により年収がダウンしたのに対して、上の方(部長や役員)の年収はさほど変わらず。
そんな中、職位が上がった細井さんの年収は、と言いますと……なんと年収680万円! 数も数えられない人が! 派遣さんのアシスタントみたいな仕事しかしてない人が! 余りの出来なさにあらゆる部署を追い出されて社内を転々としている人が! 駄目だ〜〜〜もう本気でやってられない〜〜〜。
しかしB社って、ある種の人々にとっては天国みたいな会社だなぁ……。私が許せないのは細井さんではなく、そんなB社と、クソみたいな会社に所属している自分自身なのでした。
宣言通り、「細井さん伝説(10) あり得ない昇格劇」の続編に参りたいと思います。今回のタイトル「無敵の勘違い」ですが、振り返れば「細井さん伝説(5) 最凶の勘違い」と若干被っております。でももう仕方ない、それだけあらゆるタイプの勘違いの称号を欲しい侭にしている細井さんが主人公なんですもの……。タイトルが被るのは私の語彙力によるところではなく、細井さんにまつわる現実のせいなんです。
2009年6月2日(火) 細井さん伝説(11) 無敵の勘違い
さて、話を始めますか。
大きな流れとして、2月10日の日記「派遣切りとの闘い」からの続きとなるのですが、基本となる状況説明を再度書くのは手間なのでこの日記から掻い摘みますと、
女王や女帝など「何もしないで戯言ばかりを繰り広げる上の人達」を除いて、私の所属するチームの作業員は私を含めて4人。正社員3人(細井さん、同僚Aさん、私)と派遣社員1人(Kさん)。表面的には4人チームですが、私と同僚Aさんの共通認識として、ウチのチームは私達2人と派遣Kさんの3人チームです。という我が4名(実質3名)チームですが、この厳しい市況により社内の派遣社員が次々と契約を打ち切られ、遂にウチのチームも「4人では多過ぎる(=派遣Kさんの契約を終了しろ)」とのお達しがお上から下されました。そこで5月19日に、この件に関して今まで何度も女王(認めてないけど組織上の上司)から個別に呼ばれていた同僚Aさんと私が同時に呼び出され、派遣Kさんの6月末で終了する契約後の処遇について、3人で最終の話し合いをすることに。
――ん? 細井サン?? 誰それ? ああ、あの何もしない上にできない太い人ね。というような現実を抱えつつ……。
――結果、同僚Aさんと私の強固な嘆願ハーモニー、
鷹瀬 「人数が多いと言われても、実質ウチのチームは私たち2人と派遣Kさんで回しているので3人チームなんですって」により女王も根負けし、派遣Kさんの契約を完全に終了するのではなく、受注が回復するまで時短勤務に切り替えることで契約を延長する方向に決定したのです。もちろん、ご本人には事前にお伺いを立ててOKをいただいております。
同僚A 「そんなに人が足りないなら、(ウチのチーム人数が多過ぎると訴えている隣の)××部に細井さんをあげますよ」
鷹瀬 「本気で、細井さんがいなくなっても余裕で回せますけど、派遣Kさんがいなくなったらかなり厳しいです。今は受注数も少ないのでやってやれないコトはないですけど、そうなったらルーチンだけで手一杯になりますから、メイン業務は疎かになりますし、受注が回復してきた時には対応できませんよ」
同僚A 「今って細井さんのミスを派遣Kさんが大分カバーしてくれてるんですよね。それもなくなるんだったら、そもそも細井さんに任せられる業務はもっと限定されて来ますし、そうなったら鷹瀬さんと私の2人チームですよね」
鷹瀬 「大体、細井さんは……うんたら〜」
同僚A 「そもそも細井さんが……かんたら〜」
話は変わるようで後に繋がって来るのですが、細井さんは私がいる時には無口です。最初からそうだった訳ではなく、口を開けば(私から)突っ込まれたり怒られたり、を繰り返すうちに無口になったというのが真相かと思われますが、とにかく、細井さんは私が席を立った時、帰った後、休んだ時に、ここぞとばかりに同僚Aさんに向って偉そうに喋りまくるのだそうです。
最も細井さんがのびのびお喋りするのは私が帰った後、同僚Aさんと2人きりになった時。その内容を翌日に同僚Aさんから愚痴形式で聞くのがほぼ日課となっております。
同僚A 「細井さんってさ〜、私が入社した時に上司だったんだよね。だからいまだに私のことを部下だと勘違いしてるみたいで……。毎日、鷹瀬さんが帰った後、凄いよ〜、偉そうなことばっかり言って。私たちが昼間に言ってる女王の悪口とかよーく聞いてるみたいで、『いやぁ、Aさんも大変だね。女王はマネージメント能力がないんだよ』とか言ってんの! なんか細井さんって女王のことしょっちゅう批判するんだけどさ。いや、女王のことは正にそうだけど、アンタに言われたくないよ!みたいな。アンタはアンタで別の大問題なんだよ!私たちと同じ立場みたいな顔して物を言うの止めてくれない?って感じ。本当に頭クラクラしちゃう!」――以上を踏まえた上で、本題、つまり本日のタイトルへとなだれ込みます。
派遣Kさんの契約が7月から時短勤務になるとの変更が正式に決まった後、女王が派遣Kさんに詳細を話し、その後で私と同僚Aさんで派遣Kさんを(席には細井さんもいたので)別室に呼んで謝りました。本来不要な人は別にいるのに時短という形になってしまって申し訳ない、それでも引き受けてくれてありがとう、と。この方も派遣のプロでして、細井さんが役立たずであることは100%理解していても一切顔に出さず、細井さんのミスも本人にそれとな〜く伝えて静かに速やかに解決しておられるのですが、さすがにこの時ばかりは「細井さんは……もうアレですからね。お二人も大変ですね」と苦笑しとりました。
そんなことがあった日の定時後、派遣Kさんも私も帰った後に、恐怖の不条理劇が繰り広げられたようです。翌日、同僚Aさんが「昨日はぐったりしたよ〜」と報告をしてくれました。細井さんの迷台詞の再現です。
細井 「Aさんさ〜、派遣Kさんの契約のこと、時短って本当にいいの? これで万が一オレが病気とかで休むことになったら、仕事、回らないじゃん? 本当に女王は分ってないよね。契約の件に関しての話し合いの場にオレを呼ばないしさぁ!」・・・・・・・・・。ま、呼べませんヨネ。アナタが要らネって話をしてるんですから。
ちなみに貴様が休んでも一切困らんぞ。むしろミスの確認しなくていい分、スムーズにコトが進むカモ。強いて言えば、電話取る人がいなくなるので若干不便さは、確かにある。でも申し訳ないけどヤッパリ一切困らない。返す返すも全く露ほどにも困らない。つか、配布物を数え間違えたり、受注の振り分けミスしたり、問い合わせの対応を溜め込んだり、契約書の期日忘れたり、在庫管理表のメンテを忘れたり、いることによるトラブル対応の方がよほど大変。
つーかもーどーしよー、この無敵の勘違い! 一生勝てる気がシネェ!
2009年6月4日(木) 我が父奇譚(1) 破天荒な宛名書き
「細井さん伝説」と並行して、新シリーズを開始します。
書いた直後は「我が父物語」でしたが、翌日何となく「我が父奇譚」に変更。
奇譚(き・たん)――世にも珍しく面白い物語・言い伝え
日常に転がるネタというのは、観察者の眼(フィルター)を通すことによってネタに昇華される養殖タイプのものと、誰がどう見てもそのものズバリが未加工のままネタである天然タイプのものとがあります。
目下連載中(?)の細井さんネタは、ある意味後者ではありますが、細井さんという存在に見切りをつけ、興味(観察?)の目を向けずに無視すれば、本当はどうでもない日常のヒトコマにすぎません。そういう意味では、私が細井さんの一挙手一投足を騒ぎ立ててネタにしている面もあり、養殖タイプのものと言えないこともないのです。
物事をむりやり面白くしようと思っているわけではなく、単にその生い立ちによって形成された性格から、日常の出来事をオチのある小話にまとめてしまう傾向が強い私ですが、ふと気付けばどうやら私は天然タイプのネタに囲まれて生きているのだと、本日しみじみと痛感しました。――大正生まれ83歳の我が父は、ネタの宝庫なのであります。
父を説明するのは非常に大変です。誰だって「××さんは○○な人です」というように一言では表せませんが、そういうことを加味しても、父の人となりを説明するのは非常に難しい。今までこのサイトの所々で父を形容する文章が現われていますが、それでも1割も表現できていないでしょう。2000年の日記の人物紹介では、以下のように表現しております。
AB型。「人生我地軸!」という人生を地のままに突き進んでいる、傍迷惑なほどにイキイキした江戸っ子オヤジ。頭はすこぶる良いし、知識も豊富。加えて健康。だが性格にかなり難あり。総合評価として人間的には立派な難あり品。娘に歪んだ愛情を注ぎ、また、娘からも歪んだ愛情を注がれているらしい。ほぼブレはありませんが、さらに父を表現しようと思うと、以下のようになります。
●横柄で傍若無人。威張りん坊で激怒体質。性格が悪く、他人(家族を含む)を思いやる心が希薄。しかし本人、悪気はナイ。冷静に見ると、父の個性により悲惨なシーンが多発する家庭なのですが、生まれたときから徐々にそういう環境になっていったもので(20年ほど前は面白いだけで、こんなに大変じゃなかった)、どんなにヒドイ現実も笑いに持って行こうとする癖(=防御法)が身に付いた、と言うのが自己分析によるところ。友人Zに「やることなすこと漫画ちっく」と言わしめた根源はこの辺りにあると睨んでいます。
●手を上げるなどの物理的暴力は絶対にしないが、言葉の暴力が尋常じゃない。罵倒レベルの発言が珍しくもない。家族、部下、店員、全くの他人を問わず、泣かせた相手は数知れず。結構頻繁に「人として道徳的に言ってはいけない」レベルの人を傷つける発言を平気でする。(被害者は主に母) 元来の話し方に無駄に勢いがあるため、普通のコトを言っても相手が泣き出す場合もある。(例:レストランの若い女の子の店員に、父が料理の説明を求めただけで泣き出されたコトも……) しかし本人、やはり悪気はナイ。
●社会悪を憎むけれど、自らもズルイことをする。
●自分の物差しのみを重視。社会常識に捕らわれず、オリジナリティ溢れる独特の正義感に満ちているが、多くの場面で傍迷惑。さらに他人の迷惑をモノともしない。どんなに嫌がられても全くヘーキ。
●基本的に嫌われ者。広く浅く多くの人に嫌われている。しかしごく少数の熱烈なファンがいる。
●頭はすこぶる良いけれど、常識がないために時々信じられないほど馬鹿なことをする。
●知識は豊富でも実体験が伴わないため、小学生すらもしないような失敗をする。
●ごくごく稀に5歳児のようにカワイイ。そういう時は頬に渦巻きが出る。
●根本的にケチ。しかもドケチ。しかし時々常日頃のケチにしてはあり得ないレベルのサービスをする。こういう時も頬に渦巻きが出る。誉めるとはしゃぐ。
●余裕がある時にはカワイイと思えるが、ほとんどの場面ではイライラさせられる。
●娘のことが(多分)大好き。しかし(常識外れの言動で人を傷つけるなど)自業自得で日常的に邪険にされる。でも自分の何が悪いのか本気で解らない。だから可愛さ余って憎さ百倍! 「母親とは仲良くするのに俺と仲良くしてくれない!」で大激怒! でも娘に怒りをぶつけようにも躱される。悔しい。煮詰まる。怒りに任せて伴侶に八つ当たり! 母LOVEの娘の怒りを買い、さらに手酷く邪険にされる。――の悲しい悪循環。
ちなみに娘である私は「事態をすぐ茶化す」という防御法を得意としていますが、伴侶である母は「すぐ忘れる」という防御法を得意としています。本当に驚くほど色々なことをすぐ忘れる……。ってか、正直全部覚えていたら鬱病になるかと……。
序章が長くなりましたが、本題です。
今朝、父から「投函してくれ」と頼まれた郵便物。ポストに入れる直前に、宛先に違和感を覚えてよくよく見ると、何かヘン……。
……誰宛?? つーか何スすかこの果てしなく自由度の高い宛先表記は……。
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父の会社の封筒を使っているので(しかも昭和の代物で激しく黄ばんでいる)、下部の枠内は宛名ではなく差出人情報。当然裏には何も書かれておらず、宛名もナイが父の名前もどこにもナイ……。しかも住所をド真ん中に書き始めているのを見ると、端から宛名を書く気がナイのかと……。
紙面配分を考えずに勢い良く目黒区の「目」から書き始めちゃったモノだから、●丁目●番地●号を書くスペースがなくなって後半ヨタヨタ。しかし日付は忘れずに入れる本末転倒ちっくな律儀さ。
――ポストの前で吹き出しました。
さすがにコレじゃあ届くかどうか五分五分……。分かってやっているのか、いよいよボケたのか……。ボケ2割、常識の欠如4割、社会経験不足4割ってトコロかと、ぐったりしつつ投函せずに持ち帰って父に「よーく見てごらん。コレで届くと思う?」と差し出すと、殿はちょっと考えてから「届くわけねぇなぁ! まぁ住所があるんだから届くかも知れないぞ! ぬぁっはっは!」と高らかに笑っとりました……。
なんて見事な天然タイプのネタ……。味付け不要、未加工でもそのままイケます。家に帰って父に差し戻す前に封書をスキャナで記録したのは上記画像からもお分かりですね。
でもさすがに書き足した宛名……
父とマトモに向き合うとどうも喧嘩ばかりでお互い不幸せになってしまう。ここはひとつ、日々の父の苛々する言動を完全にネタとして捉え、良い思い出としてまとめて行こうではないか!と。そして父の亡き後(←83歳だし気が早い訳でもない)、「結構味のある人だったよね」と美しい思い出に記憶を改竄して行こうかと。
ネタだと思えば優しくもなれる。こうなったら親孝行というイベントに本格的にギアを入れてやろうじゃないのさ!
【関連記事】
以下、父に関する記述が多く含まれていた日記。
日常エッセイ−14 「失業中の娘を持つ親」
日常エッセイ−28 「寂庵法話集」
1999年10月22日(金) 「『辛さ』の分析」 ※中盤に少々
2000年1月7日(金) 「健康体の秘密」
2000年6月26日(月) 「追い詰められて……」
2000年7月19日(水) 「明かされた賞与額」 ※「追記」にて少々
2001年10月22日(月) 「優しい人がイイ」
2004年12月1日(水) 「三つ子の魂百まで」
2009年6月7日(日) 「子供の情景」 社会派作品を得意とする映画館 岩波ホールで上映中の「子供の情景」(原題「Buda as sharm foru rikht/ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた」)――天気の良い休日に、何とも嫌な映画を観てしまいました……。
「駄作だった」とか「観ない方が良かった」という意味ではなく、傑作だし観た方が良い……いえ、観るべき映画であることは百も承知ですが、その上での感想として、何とも嫌な気持ちになる映画を観てしまった、ということを誤解なきよう……。
これから観る方のために詳細には触れませんが、簡単に言えば、アフガニスタンの6歳の少女の眼を通して窺える、彼らを取り巻く今現在の物語。キャッチコピーは「子供たちは、大人がつくった世界で生きている」。
日本に「戦争を知らない子供たち」が溢れ返るのとは真逆に、アフガニスタンの「平和や豊かさを知らない子供たち」を淡々と描くドキュメンタリータッチのお話で、あどけない子供たちを取り巻く環境の根底に戦争が染み付いている様を、あくまでも子供の視線で描き出しているのが衝撃的でした。特にラスト、主人公の少女に向って、友人である少年が叫ぶセリフには絶句します。
映画を観てこんなにも嫌な気持ちになったのは久し振り……いや、映画と言うカテゴリでは、もしかしたら初めてかもしれません。それだけ、この映画は「今まさに起こっているどうしようもなく悲惨な現実」を、見過ごしてはいけない事実として観る者に突き付ける力を持っているのだと思います。
生々しい戦争映画で憂鬱な気持ちになるのは普通によくあることですが、この映画は直接的な戦争のシーンは出てきません。しかも視線は終始「子供の目」。だからこそ、直接的に描かれていない戦争が彼らの生活に染み付いてしまっている様や、「子供の遊び」に間接的に現れている何気ないシーンが恐ろしいのです。
岩波ホールでは7月一杯まで上映するようなので、興味ある方は是非。
【関連書籍】
「アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ」
モフセン・マフマルバフ著
干渉よりも世界の無関心がアフガニスタンを苦しめた。バーミヤンの石仏は、世界の無知の前に自らの無力を恥じて倒れたのだ。「子供の情景」の監督ハナ・マフマルバフの父であり、同じく映画監督であるモフセン・マフマルバフの静かな視線が「悲劇」を分析する。
【追記】
エンドロール後、連れに思わず「嫌な映画だったね……」と話しかけると、斜め前の若い女性が振り返ってこちらを睨みつけておりました……。あ、いや、多分アナタと同じ辞書使ってないんで、額面通りに受け止めないでもらえると嬉しい……。
嫁き遅れで親に対して存在自体が申し訳ない状態ですが(我ながらスゴイ書き出し……)、年に数回、母にとって私がキラキラと完全に100%有難い存在になるときがあります。大掃除のときと、彼女が旅行をするときです。(あ、いや、日常的にも家事手伝い、父の攻撃の緩和や父のプチ世話焼き、父の扱い、愚痴聞き役、心のメンテナンス、調べもの関係、PC講師として20〜70%程度は役に立ってますよ!←必死)
2009年6月8日(月) 我が父奇譚(2) 地獄の10日間
父は日常生活に必要と思われる最低線の行動を本格的にしない人です。やらんでイイことはどんなに嫌がられても舌打ちされてもお構いなしにやり続けますが、こちらが「そのくらい自分でやってよ」と思うことは一切やってくれません。
当然食事も上げ膳下げ膳、自力でどうにかするという概念がないため、母がいるときは母が、母がいないときは私が面倒を見ることになります。
どんな生き物にも欠かせない世話として筆頭に来る餌やり……我が父も然り。自分で作れないなら勝手にどこかに食べに行ってくれればいいのですが、面倒くさいからなのか慣れていないからなのか、外食は絶対にしません。そもそも余り外出をしません。(週に1回あるかないか。行く先はほぼ病院と歯医者と美術館)
先ほども書いたように、上げ膳下げ膳、100%の介護……もとい、世話をしてやらんと、「食べない」という方向に進むため、放っておくこともできません。さすがにレンジでチンするだけのレトルトや冷凍食品などを用意しておけば、追い詰められればどうにか自力でチンするのですが、余命幾ばくもないとは言え、できればレトルトや冷凍食品は食べさせたくない。しかし当然の流れとして我が家の殿様、調理は一切できません。昼食のうどんですらも、具を入れたつゆを用意しておいて、「さあこの中に冷凍うどんを入れてひと煮立ちさせればOKです」というところまでお膳立てしておかないとダメです。
こんな状態では、余程勢いよく割り切らないと、この手のかかる生き物を一人残して長期旅行などには行けません。そして母は「勢いよく割り切る」ことができないA型です。
――そこで意気揚々と嫁き遅れの娘の登場です! ばばーん! いいよいいよ行ってきな! 殿の世話は私に任せて! どどーん!
海外旅行なんかいつまで行けるか分からないんだからサ! 行っちゃいなYO! 羽ばたいちゃいなYO! 楽しんじゃいなYO!
母は、私がいるから心置きなく旅行に行けるのです! 私がいなかった間は旅行に行っていないんだから本当です! 役に立ってるなぁ私!(……自己暗示入ってきた)
一応ウチの父も人の親としての枠組みに片足の……さらには小指くらいは入っているようで、娘に世話されると喜びます。特に母が旅行に行くと、常日頃冷たい娘が(仕方なく)本格的に世話をするようスイッチを切り替えるので、嬉しくて嬉しくてたまりません。まぁ、父の喜びに反比例して娘の方がぐったりするんですけどね……母の年に数回の心の底からのフリーダム、今まで(ってか伴侶のせいで今でも)苦労続きだった彼女の豊かな老後生活を思えばこのくらい……。
こんな基本を踏まえた上で、本題です。
つい先日まで、5月末から6月上旬にかけて、母が年に1〜2回恒例の10日間の海外旅行に行っとりました。母の天国、私の地獄の10日間……。
朝早く起きて父の朝食と昼食を準備。「ハイ、朝ごはんはここ置いとくね。昼は××作ったから、××して食べるんですよ」の説明を残して出社……しようとすると必ず出掛けに「今日のおやつは?」と引き留められます……。父は甘いものが大好き。「今日はとりあえず××を食べといてね。帰りにたねやの和菓子を買ってきますからね」で振り切るようにようやく家を出ます。
会社で考えるは夕食のコトばかり。父は「何が食べたいの?」と聞くと大体「何でもいい」と答えますが、かと言って文句を言わずに食べることはまずありません。肉大好き、野菜大嫌いな人なので、体に良いものを作ると不評です。食卓に肉がないと騒ぎ出します。
ああ〜……今晩何にしようかなぁ……。で日中悶々。
会社が終われば寄り道せずにスーパーと和菓子屋を経由して家に直行。帰宅してすぐ夕食の支度。
食べ終わってのんびりしていると父が「やらんでイイコト」をし始めてしまうので(詳細は後日解説)、食べ終わるや否や後片付け開始。洗った食器をそのままにしておくと、再び父が「やらんでイイコト」つまり、濡れた食器を拭かずに食器棚にしまおうとするので(「拭いて!」と頼んでも絶対に拭いてくれない。コレで何度も大喧嘩)、食器を洗い上げると間髪入れずに拭いて食器棚にしまい、食後のデザートを欲しがる父のために果物(主にはグレープフルーツ)を皮を剥いた状態で用意……。
過保護すぎやしないか。……そう思いますが、色々理由があるんです。
――これは、そんな10日間の間に起こった出来事です。
ある日、帰りにスーパーで殿ご所望のグレープフルーツ3個と野菜を買って、荷物が重いけれど、おやつも買わなきゃってんで、特売の杏仁豆腐を買い物に加えました。しかし他の荷物もあるし、2個買うには重すぎたので、殿の分だけひとつ買って帰ったのです。私はどうせ日中会社だし、食べたかったけれどまぁいいか、と。
帰宅して、殿に「これがおやつね。冷蔵庫のココに入れておくよ」と見せたら、
殿 「ん? 1つしかないじゃねえか。お前の分は?」
鷹瀬 「お父さんの分だけ買ってきた」
殿 「なんだ、マズイのか」
・・・・・・・・・ ○| ̄|_ ガクーッ・・・
…………コレ、血の繋がった私の親かぁ……。実の父ながら想像を絶するこのヒネくれた思考回路……。考えたって思い付かない返しです。私の子供だったら引っ叩いてますよ……ったく……。一体どんな育てられ方したんだよ……。
気を取り直して後半戦開始。
鷹瀬 「他の荷物が重いからひとつしか買ってこれなかったの! お父さんが『おやつおやつ』って言うから重いのに買ってきたんでしょ! まったく心が汚い人だねっ! ビックリするわッ!」……くっ……不覚にもカワイイ。何なんだこのジジィ……本格的に捨ててヤル!と思うと、絶妙なラインでチラ見せする微妙なカワイさが堪らん……が、疲れる……。
殿 「美味いのか?」
鷹瀬 「私も食べたことないから分かんない」
殿 「なんだ、やっぱり大したコトないんだな」
鷹瀬 「ええぃ! 私が見て美味しそうだと思ったから買ってきたんじゃないッ!!」
殿 「ん? そうか? じゃあ半分コするか」(←大事にされてると分かって頬には渦巻きが……)
翌日は翌日でこんなことが……。
丁度5月末から残業が発生するようになり、ただでさえ疲れてるっちゅーのに、重い荷物抱えてスーパー以外寄らずに会社から直帰し、急いで4皿くらい作って、結構一杯一杯なワケですよ。おかずを多く作るのを嫌がるので、日々食べ切りで非常に大変。
この日の食卓に並んだメニューは、茄子の炒め物、ぜんまいの煮物(前日の残り物)、大根とキュウリの漬物、ほうれん草のソテー、厚揚げの印籠煮(厚揚げの中をくり抜いて、豆腐と豚肉と和えて厚揚げに詰め戻して煮たもの)……私にしてはかなり頑張ってる状態です。なのにウチの殿と来たら食卓に着くなり……
殿 「肉がないじゃねーか! こんなのメシじゃねぇよ!」(←いきなり激怒)日々コント。振り返ると笑えるんだけどね……いちいちどっと疲れるのよ……。
鷹瀬 「厚揚げの中が豚肉です」(←慣れているので箸も休めず目も合わせずに淡々と)
殿 「土台、俺は豆腐とか納豆とかそんなん好きじゃないんだよ!」
鷹瀬 「……嫌なら食べなければいいでしょ。疲れて帰って来てこんなに作ってやってんのに、ナニその態度?!(ツーン)」
殿 「お前はこういうの好きらしいけどな、自分が食いたいモン作って『作った作った』威張んじゃねえよ。こんなん作ってくれなんて頼んでないだろ。どれもこれもメシのおかずになんないんだよ!」
鷹瀬 「(むかぁ!) じゃあ塩昆布の佃煮あるからそれでご飯食べれば良いでしょッ!(プイッ)」
殿 「………………………勘弁してくれよぉ〜(しょぼん)……こんなんじゃ力出ねぇよ……」(←項垂れる)
鷹瀬 「……………………………………明日はトンカツにします」
殿 「!!(シャキーン!) 頼むぜオイ!」(←殿、ご満悦)
たった10日間、しかし残業月30時間に匹敵する疲労度でして……。いよいよ明日母が帰ってくる!という夕食時のとどめの会話。
鷹瀬 「あ〜〜ようやく明日、お母さんが帰ってくるよ〜〜」…………会ったこともないお祖母様……あなた一体どんなふうに御子息をお育てになったんですか?!(血涙)
殿 「なんだ、あっと言う間だな」
鷹瀬 「全然あっと言う間じゃないよ! 長かった〜。嬉しい〜家事(つーかアナタの世話)から解放される〜」
殿 「はん! 大したコトしてねぇじゃねえか」
【追記】
薔薇色るんるんで帰って来た母に上記の怒涛の報告をすると一言。
母 「不器用な人なのよ……」……随分キレイにまとめやがりましたね? さすが血も繋がってない他人なのに離婚もせずに約40年連れ添ってるだけあるわ……。
週末に髪を切って……っつーか切り過ぎて、良く言えばオリーブ@ポパイ、悪く言えばマッチ棒みたいに生まれ変わった鷹瀬です。
2009年6月15日(月) 日本はどこまで堕ちるのか
先月末のなんちゃって決意「平日1時間は必ず何か書こう!」は本当になんちゃってだったみたいですよ。えへ。いや、あのですね、言い訳がましい理由がありまして。そもそもほぼ毎回1時間で書き終わらないんですよ。そんでもって、書き始めたら区切りの良いところまで……って結局書き終えたいタイプなんです。そうすると長い日記になると2〜3時間かかることも……。さすがに毎日2〜3時間はちょっと……。
――マッチ棒が何やらもにょもにょ言っていますが切り上げます。
随分前からそうなのですが、改めて、最近の日本はどこまで悪くなるんだろう……と薄気味悪くなります。日本に限らず、世界を見ても酷い話、理不尽な事件に満ち溢れとりますが、とりあえず足下から考えを整理せねばと心掛けると、やはり国内に重きを置いて行かなくちゃな、と。
鳩山邦夫前総務相は2ヶ月ほど前の超くだらん「草g裸踊り絶対に許せん事件」の際にアホ認定しましたが、日本郵政西川善文という明確な犯罪者を国家(つーか小泉ライン)と一部のマスコミが庇う中、(最初の出足は?だけど)最後の最後まで一貫して犯罪者続投に反対していた件に関しては良くやった!と思いますし、この流れを見ていると、草g事件に関してもこの人はどうも野暮ったい正義感に満ち溢れているだけなのかもなー……とも思いました。お利口ではなさそうだけれども、最近の政治家にしては珍しく熱い想いがありそうな。
鳩山邦夫の行動がパフォーマンスであるという批判のあり・なしに関わらず、それとはまったく別次元で西川善文という人物がいかなる悪事を行ったのかを追及しないまま事態がうやむやになって行くのは、西川と手を繋いでいる政財界の大物の力によるところかと。
なんちゃって民営化していようと、日本郵政株式会社は100%政府(=国民)出資の国有会社であり、「かんぽの宿」は私たちの税金で作った私たちの福祉施設です。その国民の資産が一部の人間の私腹を肥やすために不正に売却されているのですよ。鳩山邦夫に対する感情の好悪に関係なく、国民全員、自分のこととして怒り狂う権利があるはずです。
今回の郵政疑獄事件は特別な事件という訳ではなく、たまたま政財界に蠢く事件簿のほんの一部が明るみに出たものだと普通に考えられます。「沈まぬ太陽」で山崎豊子がJAL(日本航空)が政財界に食い物にされている様子をフィクション仕立てで暴いたように、NTTやらJRやらゼネコンと言った国絡みの大企業は、ごく一部の幹部および政財界の食い物にされているのでしょう。
300人規模の私の会社でもつい先日、営業の架空請求による不正が発覚したばかり。小さな不正から大きな不正までを一律「不正」とするならば、不正がまったく存在しない会社など多分ないのではないかと思われます。
要は必然的に発生する不正をどのように防いで行くか、不正が起こってしまった場合にどう対応して行くべきか、自浄能力がどこまであるのかが大事なことで、不正の対象が国民の血税であるならば、私たちがしっかりと自分たちの身銭を切った先で何が行われているのかにアンテナを立てていなければならないのです。よほど幸せにぼんやり生きているのでない限り、私たちの税金の使途を私たち自身が100%把握するのは、権利であると同時に義務でもあるのです。鳩山邦夫ひとりに任せている場合じゃないんだったら。
そこここで発生している国家規模の不正事件――それが分かる個々のヒントは多分今の世の中、少し調べればいくらでも出てくるでしょう。そのひとつひとつではパンチにならない端切れ情報を繋ぎ合わせて国民に分かりやすい形に真実を再構成し、報告して行くのが健全な社会でのジャーナリストの役目であるはずなのに、「日本のメディアは少年探偵団」(by 財部誠一)。本物のジャーナリストはごく少数、いても決して主流にはならない、なれない。
ただでさえ思考力低下の国策に則ってつましく生活し、勤勉で敷かれたレールを疑問を抱かずに突き進むのが得意な日本国民には、物事をじっくり考える時間も気力も能力もありゃしません。この辺りの面倒な処理を一手に引き受けて、華麗に正しい方向に導いてくれるジャーナリストが力を持つと良いのですが、そんな輩が力を発揮できる世の中は、それだけでもう結構良い世の中であると言え、そうならないからこそ怖い世の中になっているのです。
エンタメ系バラエティになり下がった新聞紙面が国民をどこに導きたいのか、透けて見えますなぁ……。
それにしても国家と言うのは本当にごく一部の悪い人間だけで回して行けるものなんだな、と改めて思うわけです。いや、日本だけでなく世界を見たって多数や主流が勝つとは限らない。例えば「山椒は小粒でもピリリと辛い」国家の代表格、今ホットな北朝鮮。ほんの一握りのキチガイが国民2300万人の運命を巻き込んで、世界に迷惑をかけているというスケールのデカさ……。経済制裁を加えても恐らく苦しむのは下々だけで、本当の意味で制裁を与えたい相手には届かない。あの国は自国民を人質にとっている様なものなのです。
話を今の日本に戻しますが、とりあえず現時点での世論は……
日本テレビ、日経リサーチ、共同通信社、日本経済新聞社&テレビ東京、JNN ……多少のブレはありますが、まとめると以下。
麻生内閣を… 支持する
20%前後支持しない
60〜70%麻生首相による
鳩山総務相更迭は…適切
17〜25%不適切
60〜80%日本郵政西川は… 続投すべき
16〜17%辞任すべき
73〜76%鳩山総務相の行動を… 評価しない
21〜34%評価する
57〜59%
見事なくらい世論と逆方向に突っ走っている日本の政治。私たちの意見なんか何一つ通りゃしねぇ。
今年の目標でもあるパラグライダー(スカイダイビングから変更)――6月中に空飛びたーい!と、友人と共にこの梅雨空のご機嫌を窺いながら虎視眈々と「晴れ」および「お互いに休める状況」の条件が満ちるのを待ちに待ち、今週の月曜日に天気予報を確認して、ようやくその日が木曜日みたいですよ?!さぁさぁ有給も取っちゃいますよ!というチャンスが訪れ、決定を下した私たちがそれぞれの職場で「明後日、木曜日に有給取ります!」と高らかに宣言したのは火曜日のコト。
2009年6月25日(木) 秘密の高額医療費制度
私が所属する部署で有給を取る方々は、その理由がやれ「病院に行く」やら「免許の書き換え」やら事務的なものばかり。そんな中、いつも金曜日や月曜日に休んでは小旅行をしている私が木曜日という中途半端な日に休むものだから「何かあるの?」と聞いてくる同僚に、「いっちょ空飛んできます!」と正直に打ち明けてみたのですが、冗談だと思われたみたいです。でも特に詳しい説明はせずにニヤニヤする私。ああ〜〜早く飛びたい〜〜。
水曜日に「明日の天気」でいよいよ晴れマークが確かなものであるとの最終確認を終え、チェックしていたパラグライダー体験教室のサイトでオンライン予約申し込みをしようと駒を進めると……アレ? 木曜日は定休日……? 慌てて第2候補のサイトを確認すると「木曜は定休です」の文字が。第3候補も……え……?
くっそ〜こうなりゃ雨でも降んないかなーと本日朝から真剣に祈っておりましたが、ちくしょう、暑すぎず、良い感じに曇り空でパラグライダー日和でしたネ。仕方ないのでジムにでも……と思って、道すがら友人に「なんかさ〜、悔しいくらい絶妙の天気だね…」とメールすると、すぐに返って来た返信がコレ。
「本当、よりによって定休日とはね。やる気満々だったのに。。しょーがないから、ジム行くわ。何やってんだかって感じだけど。。」……類は友を呼ぶってのは恐ろしいほど本当なんだな、と。
せっかく平日に休んだのだから、平日にしかできないことをしようと思い、ジムの後に寄ったのが郵便局。かんぽ(郵便局の保険)の特約解約のためです。
現在私が入っている保険はかんぽのみで、特別終身保険に特約(災害+疾病傷害入院)を付けており、月額13,800円(終身7,950円+災害400円+疾病傷害入院5,450円)で死亡時の保険金500万円、2048年(65歳)まで生きていれば400万円が戻ってくるタイプ。1997年から加入しており、こんなものかなとも思うのですが、最近になって保険を見直そうとほけんの窓口(保険加入や見直しなど生命保険の無料相談所)を訪れた結果、医療保険は不要なのではと思うに至りました。
そもそも1997年から今まで約12年間加入していて、この保険を使ったのは2004年の手術で82,500円のみ。キャッシュバック型の保険なので掛け捨てとなる費用だけを計算したところ、実質の保険料は月4,195円(年50,350円)。つまりこの12年間で60万円以上支払っている訳で、たった1度の使用では普通に貯金している方が良いのでは?と思ったのが、ほけんの窓口を訪れた理由です。
もちろん、たまたま私が今までは健康だったが故の幸運に過ぎず、「何かあった時のため」が保険のモットーなのは承知しているのですが……。
しかし、ほけんの窓口で色々教わり、自身でも勉強した結果、今までまったく知らなかったことが分かるようになりました。簡単にまとめると、
●終身保険は長期型の投資的要素が多く、住宅ローンや学資ローンなどよりも良い利率で貯金をすることが可能であり、続ける意味がある。そして、医療保険は不要では、と思わせる決定的な要素が、高額療養費制度の存在です。
●医療保険は「帯に短したすきに長し」な傾向が強く、掛け金の割には意外に使えない面が多い。
高額療養費制度とは…
長期入院や治療が長引く場合などで、1か月の医療費の自己負担額が高額となった場合に、一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分が払い戻される制度。
【参考サイト】
Yahoo!保険 > 保険を学ぼう - 社会保険 > 高額医療費制度
高額療養費パーフェクトマスター
高額医療費制度 疑問と解決
詳細は参考サイトをご自身で読んでいただくとして、ものすごく簡単に言ってしまうと、「1ヶ月間に約8万円以上の医療費を払うことになった場合、8万円を超える費用は国が払ってくれる」という大変ありがたい制度なのです。もちろん気軽に利用しにくい細かな制約はありますが、そもそも日本にこんな素晴らしい制度があること自体、皆さんご存知でしたか?
私はごく最近、実際にこの制度を使った友人に教えてもらって初めて知りました。友人は、自身の身に高額医療費が発生した際に、自力で色々調べてようやくこの制度の存在を知りました。高額医療費が発生している病院では何も教えて貰えず、区役所に行って自ら質問して、ようやくこの制度を利用することが出来たそうです。
私の2004年の手術代は169,520円。この時に高額医療費制度を利用していれば、80,100円の自己負担で済んだものを……。個人で加入している保険とは無関係に利用できる制度なので、かんぽから実際に支払われた保険料82,500円を加えれば、私の懐は全く痛まなかったどころか、2,400円のおつりまであったハズなのです。なのに、私が手術で休むと知っていた会社も、順天堂病院も、この制度のことは一切教えてくれませんでした。
日本の恐ろしさはここにあります。ホームヘルパー2級の取得過程で受けた講座でも、似たような話はゴロゴロありました。要するに、「制度は存在しているが、一般に知られていない。日本は基本的に申請制であるため、多くの人が与えられているハズの権利を使用できていない」――コレです。
高額医療費制度に関して言えば、会社の同僚、友人、知人と多くの人に質問したところ、知っている人は2人しかいませんでした。ほけんの窓口でお世話になったファイナンシャルプランナーの相談担当は知っていましたが、郵便局・かんぽ特約を解約した際の窓口担当は2人とも知りませんでした。
本来なら保険会社は、医療保険を勧める際にこういう制度があることを口添えしてから勧めるべきなのです。高額医療費制度も万能ではありませんから、その穴を埋めるために医療保険が必要になる人もいるでしょう。(参考:民間保険も上手に利用しましょう) 逆に、どんなに医療費が掛っても月8万円で済むなら保険は不要と考える人も少なくないでしょう。この点について局員のかんぽ担当に聞いてみると、
「そうですね……。でも、その制度自体を知りませんでした。その制度って、自治体が固有で行っているものなんじゃないですか?」つい最近民営化した郵便局の職員、元公務員すらも国の制度を知らないのです。しかも、担当業務に関わる制度を。これはこの担当がたまたま知らなかったという訳ではなく、単に国が力を入れてこの制度を広く知らしめる気がない、もしくは故意に国民に知られないようにしていることの表れなのでしょう。
かんぽ担当者だけではありません。普通に考えてこの制度、日々高額な医療費が発生している現場、つまり病院で請求書と共に申請書を渡すくらいのことをしてもいいハズです。病院は知らないのか、知っていてもあえて教えないのか。どちらであれ、タチが悪い世の中であることは間違いありません。
いや、病院の落ち度にするのも気の毒です。国が制度としているならば、本来であれば支払い時に自動的にこの還付金を差し引くのが礼儀なのです。それが「国民が税という使用料を納めて使用する国の制度」というものなのです。それなのに日本と来たら、健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険……そういった保険料を会社に勤める多くの人々から問答無用に給与天引きするクセに、いざその保険を使用する段になると煩雑な手続きを用意して、それ以前に制度の存在を隠したまま、使用そのものを阻んでいるとしか思えないこの現実。
これから手術や治療などで月8万円以上の費用が発生する予定の方、是非事前に高額医療費制度についてお調べください。また、過去2年に遡って申請することが可能ですから、該当する方も是非!(参考:時効について)
加えて、病気や怪我のために会社を長期欠席する場合、4日目から給与の2/3に相当する傷病手当金が支給されることも念頭に置いておきましょう。
ホント、残念ながら日本って国は税金を取るだけ取っておいて、その税金を使って困っている人を積極的に助けようなんて気は更々ないんですからね。ぼんやりしてると高い保険料を給料から天引きされっぱなしですよ!
【追記】
ほけんの窓口――これはおススメ! よほど気の利いた人でない限り、自分に適した保険に加入しているか怪しいものです。保険とは非常に分かり難い分野ですから。これをかなり分かり易く、しかも無料で色々教えてくれるのですから、利用しない手はありません。「なぜ無料?」という点に引っ掛かる方、私も含めて多いと思いますが、先方の言い分としては、
「ほとんどのお客様が、相談を受けると保険を見直すことになります。そのくらい、ご自分の状況や目的に合っていない保険にご加入されている方が多いのです。皆さん、保険に入る切っ掛けは、会社や知人からの勧誘というケースが多いですから。私たちは無料で相談を引き受け、お客様が保険を見直した結果、新しい保険に加入する際、うちを代理店として経由していただくことで保険会社からマージンをいただいているのです」とのこと。サイト上にも明記されています。
つい2週間ほど前に、世論が反映されない今の政治への憂いをちらりと書きましたが、世論が簡単に操作できることを考えると、マスコミが正義でない限り、世論を反映しても怖い結果になりそうだと思い直しました。そう思った矢先に、たった今読んでいる最中の(今さらですが)「国家の品格」(藤原正彦/新潮社)にどストライクな文章があったので長文ですがご紹介。
2009年6月29日(月) はびこる世論操作
「国家の品格」(藤原正彦/新潮社) P.74〜P.83
民主主義は素晴らしいのか
<略>
国民主義の根幹はもちろん国民主権です。主権在民です。ロックが祖としても、最初に民主主義を実践したのはアメリカです。建国時からそうです。大革命後にアメリカを訪れたフランスのトクヴィルは、『アメリカの民主主義』の中で、主権在民に感心しています。けれどもほんとうにこれは素晴らしいことなんでしょうか。
主権在民には大前提があります。それは「国民が成熟した判断をすることができる」ということです。この場合には、民主主義は文句なしに最高の政治形態です。
国民が戦争を望む
しかし、国民というのは一体、成熟した判断が出来るものなのでしょうか。
例えば第一次大戦はなぜ起きたか。<略〜国民の間違った方向への過熱過程> そういう人たちの「やっちゃえ、やっちゃえ」の声がどんどん高まっていった。反戦運動家は売国奴として暗殺されたりしました。どの国でも、日常の漫然とした不満を解消しようとするかの如く、国民の戦意の高揚は留まる所を知らなかったのです。
<略> 国民が大騒ぎした結果、外交でおさまりがつかなくなり、大戦争になってしまった。民主主義国家であるがゆえの主権在民により戦争が始まり、その結果、八百五十万人が犠牲となったのです。
民主国家がヒットラーを生んだ
第二次大戦だって同じです。<略>
その後もドイツ国民は常にヒットラーを支持しました。<略〜ヒットラーの歩み> 一九三八年にオーストラリアを併合した時は九九%が国民投票で支持したのです。<略> ヒットラーは独走したというより、国民をうまく煽動して、その圧倒的支持のもとに行動したのです。民主主義、すなわち主権在民を見事に手玉にとった、稀有の手品師でした。
日本も民主国家だった
<略>
民主主義や主権在民は平和を保証するものではありません。民主国家で戦争を起こす主役は、たいてい国民なのです。過去の話ではありません。イラク戦争を支持したアメリカ人は開戦時に七六%でした。戦況が悪化した二年半後は三九%とほぼ半分です。国民の総意とは、この程度のものなのです。
マスコミが第一権力に
<略>
民主主義の本質は主権在民ですが、主権在民とは「世論がすべて」ということです。そして、国民の判断材料はほぼマスコミだけですから、事実上、世論とはマスコミです。言い方を変えると、日本やアメリカにおいては、マスコミが第一権力になっているということです。
ロックやモンテスキューの言い始めた「三権分立」は、近代民主制の基本となっていますが、現実はこの立法・行政・司法の三権すら、今では第一権力となったマスコミの下にある。民主主義がそんな事態に陥ることは、誰も想像していなかったのではないでしょうか。<略>
国策捜査
<略〜司法がマスコミに翻弄されている実例>
国民は永遠に成熟しない
もちろん国民が時代とともに成熟していくなら問題はありません。昔の話は単なるエピソードとして片付けることができます。しかし、冷徹な事実を言ってしまうと、「国民は永遠に成熟しない」のです。<略>
全編に渡って「なるほど!」と腑に落ちる意見で構成されている2005年発行のベストセラー「国家の品格」(藤原正彦/新潮社)――多くの方が既に読んでいるかと思いますが、素直な気持ちを持つ未読の方におススメ。論理重視がいかに間違った結果を生み出すか、今こそ情緒が必要とされる、という「論理至上主義の欠陥論」を論理的に、分り易く解説している好著です。そもそもはこの著者の「心は孤独な数学者」が大好きなんですが、そこから派生して読んでみたら非常に面白かったと。(ってかまだあとちょっと残っているケド)
話を進めたい方向に進めます。
先日友人から教えてもらったサイト、植草一秀の『知られざる真実』をねちねちと読み進めているのですが、世の中考えている以上にマスコミを通じて国民を操る基盤が出来上がっているのだと思い知らされております。
植草一秀――経済評論家であり元早稲田大学大学院教授。もしかしたら「ミラーマン」という蔑称を聞くことで「ああ、あの痴漢ね」とピンと来る方も少なくないかもしれません。植草一秀本人および擁護派の意見としては、「2004年4月と2006年9月の2度に渡る痴漢逮捕は国策逮捕であり冤罪である。小泉純一郎や竹中平蔵による政策を批判したことから、卑劣な方法でその存在をメディア上から葬り去られたのだ」ということですが、サイトを見る限り、本人の言うように冤罪だろうなと私は普通に思います。
正直、文章が上手いとは言えず、微妙に読みにくいのですが、書いてあることを事実ベースで追う限り、植草一秀という人が日本を操っている巨大権力から見て邪魔な存在であることはよく分ります。そして、このサイトで告発されているマスコミで報道されない事実を追って行くと、マスコミによって世論を操ることは非常に容易いと想像できるのです。残念ながら。
植草一秀が冤罪かそうでないかはさて置いて、サイト自体はマスコミが意図的に取り上げない事実が多く紹介されており、非常に興味深いので偏見を捨てて覗いてみることをおススメします。
Amazonにて評価の高い著書「知られざる真実―勾留地にて―」も近々読んでみる予定。
――と、まぁ散々マスコミの恐ろしさを踏まえた上で以下の記事を読むと、毎日新聞が盗人・日本郵政西川の庇い立てをしているのがよ〜く分かるっつーか……。
<知りたい!>続投、西川社長の素顔 いつも口真一文字 6月23日 毎日新聞
総務相を閣外に追いやり、社長ポストにとどまることになった日本郵政の西川善文社長(70)。針のむしろの国会で答弁を待つ間も、佐藤勉総務相に呼ばれて霞が関に現れた時も、口を真一文字に結んで表情を変えず、社長続投の意思を押し通した。その素顔、経営手腕とは――。【望月麻紀、坂井隆之、中井正裕】
<略>
◇批判を力に
「負けず嫌い」を自任する。「かんぽの宿」などの売却手続きを、鳩山邦夫前総務相に出来レースと言われ「不正義は許せない」と批判される中、部下に対し「いつでも辞めてやるが、私が辞めたら君たちのやってきたことが不正義にされてしまう」と反発心をあらわにしたという。
<略>
◇実はシャイ
ただ、冷徹、こわもて一辺倒ではなさそうだ。口数は少なく「人を寄せつけない雰囲気が漂うが、実はシャイ(恥ずかしがりや)」との評判も。日本郵政グループで初めて一緒に仕事をした幹部は「私心はない人」と印象を語る。頭取時代に比べ年収3分の1ともいわれる日本郵政社長の座に就けたのも、そうした側面があったからかもしれない。
◇「しんどい…」
今年5月の09年3月期連結決算発表会見で、西川氏は続投への意欲を語りながらも「こんなしんどい仕事を何でと言われれば、それもそうかなという気がする」と関西弁「しんどい」を使い、本音をのぞかせた。公正な経営に向け監視の目が光る中、しんどい日々は続きそうだ。
……何この気持ち悪いほどポエムっぽい記事……。コレ、どう見ても完全に西川擁護のためのPRですよね……。
「実はシャイ」とか「しんどい…」とか、オイオイオイオイ、何こんなあからさまに心情面に訴えるような陳腐な文章書いて、「あなただけに見せる意外にお茶目な一面」ちっくな戦法で純朴な国民を味方につけようとしてんだよ。国民の血税で作った福祉施設を私物化した揚句、身内と一緒に何百億の資産を好き放題に食い物にしてる天下の盗人ですよ? 1万円で売却した物件が直ちに6,000万円で売却されたとか、そんな事実も明々白々にあるってのに、その悪事に何のメスも入らぬままたった20分で再任可決しちゃったド悪党ですよ? そんな犯罪者がのうのうと郵政社長の座を続投して、世の中一体どーなっちゃうんだ?!ってな大惨事に見舞われているのに、「批判を力に」とか「負けず嫌い」とか、マスコミがこんな応援表現を使うこと自体、何か大きな力(数百億の行く先)が本格的に西川を守っているのだと思わざるを得ません。
郵政かんぽの宿不正売却疑惑については、先述の植草一秀の『知られざる真実』に気が狂うほど大量に書かれていますので、是非そちらをご覧ください。
――このように、マスコミの世論操作はきっともう至る所で行われており、そのマスコミを支配下に置いている黒幕こそが日本を思うままに操っているのでしょう。
とうの昔に捨てている「新聞は正しい」という幻想を改めて完全に捨て去って、ではどこに情報ソースを求めるのか。何もかもを疑ってかかるのは単純に疲れます。昔も今も、無邪気に生きるのは難しいようです。
たった2週間ほどウイルス検索をサボっていたら、しっかり何かに感染してしまったようで、昨日、私のアドレス帳に登録されている人々へ私名義でスパムメールが飛んだ模様……。
2009年7月1日(水) スパムメールで文通再開、と中国旅行計画
不幸中の幸いなのか、単に不幸なのか、スパムメールの発信源となってしまったのがほとんど使用していないフリーメールで、名義もフルネームではなくローマ字でフル姓と名の頭文字だけ(例:T.Takase)だったので、まぁスパムって分かるだろう、放っておこう、とモノグサな姿勢を決め込んでいたら、「これって違うよね……?」と確認のメールが方々から返ってきてしまいました……。今現在も、さらに放っておくべきか、詫びメールを出すべきかで悩み中。でも時間が経てば経つほど「まぁいいか」が優勢に……。
このスパムメール、件名「Hey,」で本文は英語、内容はこんな感じ。
「ハイ、最近調子どう? 素晴らしいオンラインショップを紹介するね。様々な電化製品…ノートPCとかGPSとかTVとか、何か気に入るものが絶対あるハズ! URLとEmail、Tel No.はコレ。ショッピングを楽しんで! じゃあね。」怪しいURLに、明らかに海外の電話番号、しかも本文が英語ということで、日本人には普通にスパム認定されるこのメールですが、英語が日常語の友人には普通に受け入れられてしまったようです。1年ほど音信が途絶えていたアイリッシュの友人からまともに返信が舞い込みました……。
「ハーイ、トーコ! 私は元気よ。あなたも元気にしてる? 教えてくれたサイトだけど、このショップで何か買ったの? そんなに良い店なの? 一体どこで見つけて来たのよ。ところで私は最近…」ごめんよ、アレはスパムなんだ、と近況も添えて返信したところ、再開する文通。なんかスパムウイルスもイイコトあるもんだな、と。
その傍らで今度はもう3年以上も音沙汰のなかったインド人の友人からもスパムメールへのまともな返信が……。
「久し振り! 元気? この店は君の店なのかい? ショッピングサイトを立ち上げたのかな? 電話番号が日本じゃないみたいだけど、君は今どこにいるの?」ご指摘に従って掲載されている電話番号の国番号「86」を調べてみると……中国でした。中国め〜〜〜。9月に渡航予定だってのに、幸先っつーか印象悪いなぁ。――ま、中国の場合、印象悪いも何も、今さら……という気もしますが。
話の流れで中国について少し。
9月のGWに1週間ほど中国に行こうかと計画中でして。行くならちょい奥地(四川の秘境、九寨溝・黄龍)に行きたいのですが、交通手段に不安がある中国では、たった1週間で公共の交通手段のみで個人旅行をするのは厳しいと思い、とにかく目的地まで運んでくれるパックツアーを利用しようかと。ガイド付きのツアーなんて、生まれて初めて(イタリア)と2回目(トルコ)の海外旅行以来12年ぶり。インドでさえ個人で行ったのに、中国は交通機関の問題だけでなく、何となくガイドに頼りたくなる国です。それだけ中国の敷居(?)が高いということなのかもしれません……。
いざツアーに参加しようと思うと、これがなかなか希望通りの内容が見つからない。そんな折、ネットで希望通りのオリジナルツアーを組んでくれる現地の旅行エージェントを見付けました。日本人相手なのでさすがに現地価格は無理ですが、日本のエージェントの中国ツアーの5〜7割程度。あちらにとっても日本人はいいお客なのでしょう、担当者の日本語が完璧なので、メールでの遣り取りも楽。(下手な日本人よりもよほどしっかりした日本語を操っておられる)
3月の香港+マカオ旅行に続いて今回も旅の同行者は中国語科卒の友人Z。現在、旅行計画を立てている真っ最中なのですが、私と友人Zで相談し、その希望を私がエージェントに伝え、という流れで進む中の、私と友人Zの遣り取りからも……
***************中国に対して複雑な想いを垣間見ることができます……。中国への留学経験もある友人Zにとっては、中国は私以上にわだかまりのある国なようです。
鷹瀬 → 友人Z
***************
<略> それでツアーを作ってもらう。1か月前くらいまでに
言ってくれれば十分間に合うと回答貰った。私たちの担当は沈さん。
明るい旅行計画の相談相手として微妙な名前だけど、良さげな人だよ。
いや、単なる仕事だろうけど。
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友人Z → 鷹瀬
***************
沈さんは、名前よりも中国人であるということに不安を覚えるわ。
いや、偏見なのは百も承知ですけども。
8月中旬リリースのプロジェクトのお陰で、珍しくも連日残業が続いております。時々エアスポットのように暇な時間が訪れますが、予期できないため有給も消化できません。このムラ気のある忙しさはリリース日まで続きそうです……。
2009年7月16日(木) 自分に暑中見舞い
ただでさえ忙しくて気が立っているのに、明快な解決策があるにも関わらず、単に上司の理解力&決断力不足から未解決状態のまま放置されている問題が山積みで、日々苛々する羽目に陥っており、暑さも相俟って会社に行くのが憂鬱です。
ストレスのせいか、暑さのせいか、体力が衰えているせいか……家から駅までの徒歩6分の道のりさえも、最近はぁはぁ言うようになっちゃいました。1日の始まりから既にはぁはぁ。
はぁはぁしながら業務をこなし、残業がなければ体力作りのためにジムへ。会社からジムまでは徒歩10分程ですが、退社後にジムに寄ると、到着した段階で既にこのままシャワー浴びて帰ろうかな……とか思うほどくたびれます。せっかく来たんだからストレッチでも……でくたくた。まぁもう少し下半身だけ筋トレ……でヨロヨロ。ついでに上半身も……でふらふら。仕上げに腹筋……どうせなら最後にステップマシンで有酸素運動……でへとへと。
歯を食いしばりながら家を目指し、洗濯をして、食事をして、風呂に入って、ようやくベッドへ。そのまま寝りゃあいいものを、くらくらする頭で大長編の小説を……。今主人公が死んだと思っていた宿敵に再会して大変なんですよ。っつーか早く寝ろ私。アホか。
こんな感じでぐったりしつつささくれ立っている私を癒した記事。
表彰状:外国人観光客の女児救出 奈良市臨時職員・勝間さんに 7月16日 毎日新聞
◇「まさにスーパーマン」
◇不審者逮捕に協力、田中さんと馬場さんも
大型トラックにはねられそうになったスペイン人観光客の女児を救ったとして、奈良市の定額給付金担当の臨時職員、勝間仁さん(48)が市から表彰された。表彰状を手渡した藤原昭市長は、女児の家族からの言葉を引用して「まさにスーパーマン」とたたえた。このほか県警と連携してわいせつ目的の不審者逮捕に貢献した青少年指導課指導主事、田中寿昭さん(50)と馬場浩行さん(48)も表彰された。【泉谷由梨子】
市によると、勝間さんは4月6日の昼休み、市役所東側の横断歩道で、反対側の歩道から、走行中の大型トラックの手前に飛び出した3歳ぐらいの女児を発見。とっさに駆け寄って抱きかかえ、植え込みを飛び越えて歩道へ避難させた。家族から「お礼がしたい」と名前を聞かれたが、勝間さんは名乗らず立ち去った。
この日は、同市の定額給付金の申請受け付けが始まった日だった。その夜、女児の家族が偶然、申請受け付け開始を報じるテレビニュースで、勝間さんが映っているのを見つけた。日本語のできる知人を通じて感謝の気持ちをつづり、市役所にメール送信。救出劇を知った市が表彰を決めた。
メールには「定額給付金のスーパーマンが命を助けてくれた。奈良は神様のいるスペシャルな大好きな都市になった」※などと書かれていた。勝間さんは「とっさに体が動いた。奈良が好きになってくれたらうれしい」と話した。勝間さんの任期は9月30日までという。
一方、田中さんと馬場さんは6月9日、市立三笠中周辺に出没した不審者情報を県警から提供され、似顔絵を持ってパトロール。そっくりな男を見つけ、追跡しながら県警に通報した。男は駆け付けた奈良署員に女子中学生への暴行容疑で逮捕された。藤原市長は「公務員は厳しい目で見られる時代。模範になりうれしく思う」と3人に話した。
特に太字の部分が胸きゅんポイント。※で要ティッシュ。読みながら泣いた。どんだけ情緒不安定なんだ。っつーか、名乗らずに立ち去った勝間さん、格好良すぎ。惚れる。
過去最高の嫌われ自己紹介。真摯な自己反省のための記録です。
2009年7月17日(金) 自己嫌悪モリモリMAX、と女王のポイントUP
嬉し楽しの3連休を控えて、久し振りの落ち込み期間襲来。一般的なラッキーナンバー7を2つも含む良い日付だと思うのに、本日、会社で、と言うか女王(ボス)から居眠り注意に引き続き4ヶ月ぶりの呼び出しがありました。今度のテーマはなんと「言葉遣い」……。どこまで進化、もとい悪化するのだ私は。
呼び出しの詳細はこうです――私のこの率直かつ独特で乱暴な表現方法が、アッパークラスの方々から大変不評なのだと。まぁ実質は3〜4人の課長と専務らしいのですが、女王の言葉を信じるならば、「色んな所で鷹瀬さんの言葉遣いや物言いに関して注意されるのね」と。
「1匹見つけたら100匹いると思え」のゴキブリ論は正しいと思うので、実際に言ってくる人の数よりも実数はその何倍も多いことを考慮に入れれば、女王が多少大袈裟に言っていたとしても、事実はそう外れていないだろうと素直に思います。むしろ、私の言動を本格的にけしからんと思っている人は10人は下らないと見て良いでしょう。
私の職位は主任クラスで課長より下です。年下&職位も下の私が、課長(大体40代女性)やら専務相手に非常にフランクな言葉遣いをするのがヨロシクないと。物言いだけでなく、上司への真っ向批判も含めての話です。
今回の呼び出しの直接の原因となったのは、つい先日の課長クラスが多く出席する1時間半の月次定例会議(出席人数20人前後、ほぼ全員女性)。この会議は出席者の間では別名「お喋り座談会」「井戸端会議」と呼ばれ、長時間の拘束にもかかわらず結論が出ないことで有名です。司会者は女王と女帝、結論が出ない原因はこの2人にあると思いますが、それは置いておいて。私はこの会議に3回に1回、書記として参加させられます。
7月の書記担当は私でしたが、久し振りに目の前で展開される余りにも結論の出ない堂々巡りの「井戸端会議」にうんざりし、アホか時間の無駄、と思って口を挟んだのがそもそもの間違いでした。
具体的に書けないので、抽象的に説明しますが、ある書類に営業が書き込むコメント欄があるのですが、そのコメントが担当者によって表現方法がバラバラであると。本来自由に記入できる欄ではあるが、客観的に事実のみを書くべきなのに、主観に満ち溢れていたり、NGワードが頻出したり、冗長で的を射ていなかったり。それをどう統一化するか、というテーマでした。
一部の人はフォーマットを作るべきだと言い、一部の人は特記すべき点だけを自由記入にすべきだと言う。記入項目のフォーマットを作ろうにも、コメントの表現は様々で、記入項目を細分化すればキリがありません。
私が思うに、これはコメントを記入する担当者の表現能力によるところ。コメント記入を不得意とする担当者にはフォーマットが必要だし、逆に得意とする担当者には自由記入が良いでしょう。会議で活発に発言されているものの、同じ意見の繰り返し、平行線でまとまりません。私は営業ではないので、このコメントを記入したことは1回もなく、見たことも多くはありません。しかし話を聞いていると、どうやら根本的な問題は
客観的に事実のみを書くべきコメント欄が、主観に満ち溢れていたり、NGワードが頻出したり、冗長で的を射ていなかったり。ということに尽きるようです。フォーマット云々はこの問題を解決するための手段としての案に過ぎません。
書記をしつつも「問題点だけくり抜いて解決すればいいじゃん!」と苛々してきてしまって、黙っていれば良いものを、「発言してもいいですか?」と、司会をしていた女王と女帝を差し置いて課長たちの前で口を開いたのが間違いでした。
鷹瀬 「私は実際にコメントを書いたことがないし、それを使って仕事をしている訳でもないので、口を挟むのは大変恐縮なんですが、書記をしていて聞いていると堂々巡りに陥っているような気がするので、言わせていただきたいのですが……。自分では普通に良い改善案だろうと思っていましたが(今でも思っていますが)、発言後のその場の雰囲気はあまり良いものでなく、あ〜言わなきゃ良かったと早速後悔していました。帰り際に1人だけ、「私の思ってたことをズバリ言ってくれてありがとう!」と言った方がいましたが、多くの方はそうは思わなかったようで……。
本気でこの問題を解決したいなら、期間を定めて、その間に問題と思われるコメントを見かけたら、それを表に記入するなりプリントアウトしておくなりして控えておいて、次回の会議にでもここにいらっしゃる皆さんで本当に誰が見ても問題あるコメントなのかを検討してみて、本当に修正すべきコメントであった場合には、そのコメントに修正ポイントを書き込んで、作成者に返すことです。
私はコメントを作成したことはありませんが、××を修正する立場で仕事をしているので、同じだと思うんですね。つまり、間違ったコメントを記入するのは、たぶん同じ人だと思うんです。常に主観的なコメントをするとか、NGワードをよく使うとか。だから、問題を解決したいなら、その問題となるコメントを書く傾向が強い担当者に、ド直でフィードバックして行くのが一番短期間で問題が解決する効果的な方法だと思いますよ。
私は実際××での間違いを見つけた場合、個別に連絡しています。広く浅くにガイドラインを公表しても、間違う人はそもそもそういう規定書を確認しない傾向が強いんです。注意されているのが自分だと気付かない限り、なかなか自然には改善しにくいかと……」
そしてその数日後の本日、女王に呼び出されて、この件を切っ掛けに「言葉遣い」を注意されたと……。注意の開口一番が、
女王 「鷹瀬さんの言ったことに関して、一部の課長から、ああいう言い方は失礼だ、という意見があって……。『私は実際にコメントを書いたことがないし、それを使って仕事をしている訳でもない』って言うのなんか、『まるで他人事で良い感じがしない。評論家みたいで何様?』という批判があって……」……これはまた、提案した内容ではなく、かなり本筋から離れたところでの突っ込みですな……とぐったりして、
鷹瀬 「でも実際、私はコメントを書いたことがないし、もしもあの前置きを入れずに言えば言ったで、『書いたこともない奴が何言ってんの?』という批判があったと思いますよ? 事実を言っているのに、どこがどう失礼なのか、それがサッパリ分からないんですけど……」……女王は絞め殺したいくらい私にイラついていると思うかもしれませんが、本当に私を絞め殺したいのは実はこの私です。
女王 「言い方の問題なんだよね。上から目線で、引っかかる人には引っかかったと言うか……。あの件だけじゃなくてね、他の件も色々あるの。言い方とか、表現とか、上長への態度も含めて。鷹瀬さんは色んな場面で言い方で損してると思う」
鷹瀬 「先日の件に関して『上から目線』というのはどうしてそう感じるのか分りませんが、『言い方で損してる』という点は自分でもそう思います。今までの人生の中で何度も治そうと努力した欠点だという自覚もあります。そして、努力して治るものでもないらしいと諦めつつある項目でもあります。でも、この前の件に関しては、相当気を使ってした発言なんですけど。『口を挟むのは大変恐縮なんですが』って言いましたし……」
女王 「だから言い方なんだよね……。『ド直』って言うのもどうかと思う」
鷹瀬 「言葉尻でどうこう言われてしまうと、平たく言って面倒だなと感じます。あの時も言いましたけど、本気で解決したいなら、私の提案が一番効果的だと、私は本気で思ってるんですけど、その点はどうなんですか?」
女王 「私も鷹瀬さんの言っている内容は正論だと思う。ただ、言い方なんだよ」
鷹瀬 「私は問題を解決したいだけなんですよ。出来れば速やかに。そのために、言い方がそれほど重要だとは思っていないフシはありますね。実際」
女王 「それは違う。重要だよ。言い方一つで反感持たれたら勿体ないじゃん。そう言うのも含めて『能力』なんだよ」
鷹瀬 「それは確かにもっともですね。ならこれは私の能力不足というか、不具合ですね」
こんなことを言いながらも、女王の言い分はもっともだと心底思っており、実際自分にうんざりしていました。今もこの時の会話を思い出しながら相当うんざりしています。
言葉尻を取り上げて本筋を見ないのは馬鹿馬鹿しいと思いますが、相手がそう受け止めるタイプである以上、それこそ本気で問題を解決したいと思うなら、相手のタイプに合わせて対応を変えるべきです。私のように一本調子で正面突撃→玉砕ばかりを繰り返していたら、結果的には時間の無駄です。急がば回れ、根回し&スイートな物言いで言い包め、持って行きたい方向に上層部を導く方が余程速やかに問題解決できることでしょう。脳みその半分は充分に分かっています。ただ、残りの半分の脳みそとこの口が。この口がっ。思っていないことをどうしても紡げないっ!
途中横道に逸れながらも「言葉遣いに気を付けて」と繰り返す女王に対して、私もまた自ら「なんで私はこうなんだ……」と辟易するようなふてぶてしい態度で
鷹瀬 「努力はしますが、成果はきっとほんの少しだと思います。その手の能力がないんですね。きっと」じゃあどれが嘘なんだよ……ってのと、私、あと少しでも仕事が出来なかったらマジ首だな、ってのと。Wでモヤン……。
女王 「なんで? 簡単なことじゃん。ちょっと言い方に気を付ければいいだけでしょ?」
鷹瀬 「受注の振り分けって簡単なことなんですよ。でも細井さんは毎回間違える。――なぜか? その手の能力がないから。言葉遣いをちょっと礼儀正しくする。批判を婉曲に優しい言葉で表現する。簡単なことかもしれません。でも私には出来ない。――なぜか? その手の能力がないから。同じことです」
女王 「鷹瀬さん……本当に損してると思う。あのね、こんなことを言わずに、他から色々言われたときに、『あの人はそういう人なんです』で切り捨てることもできるんだよ」
鷹瀬 「それもひとつの手ですよね」
女王 「そうじゃなくて……。信じてくれるか分からないけど、私はね、鷹瀬さんのことを言われる度に、『でも彼女は仕事が早くて正確で、本当にできる人なんです。彼女の代わりはいません』って庇ってるんだよ。これだけは本当に」
鷹瀬 「それは……どうもありがとうございます……」
女王の言い方を聞く限り、私を排斥しようという動きがあるのだろうな、と感じました。恐らく人事権を持つ専務辺りから。話が長くて要領を得ず、しつこく粘着質、無駄に部下を振り回し、私用電話&コピーを平気でして(趣味の写真を500枚プリントアウトした後に「経費を節約するように」とか言ってて殴りたくなった)、お気に入りの無能な社員を昇格させる――驚くほど多くの人から平等に嫌われている専務ですが、私のように「下らないコトで話しかけんな」オーラをむんむん出している社員は1人もいません。そこは専務と言う立場の威力を発揮しているらしく、皆さん当たりは丁寧で愛想を振りまいてらっしゃる。そんな中、私の専務に対する態度を振り返れば、まぁ目障りだろうなと疑問なく思いますが、本当に態度が原因でクビになったら結構ショックでしょうね……。そこまで分かっていても出来ない愛想笑い……。
クビにされない程度に使える自分万歳と思うより、どうしてこんななんだろうと……。色々言い返しながらも、我ながら自分を捻り潰したくなりました。もう本当にある面では意志弱々なくせに、こうだと思うことにスペシャル頑固な己の性格に疲れます。自分にうんざりすることは何回もあれど、今回はMAXレベルで自分に「なぜなんだ!」と腹が立ちました……。
文字通り首の皮一枚で繋がっているらしい立場で言うのもナンですが、私が宴会の席で微笑みながら専務に酒注いだり、スイートな言い回しを覚えたら、結構上に行けるんじゃないですかね……。まぁそこまではさすがに生まれ変わっても無理か。せめて黙るくらいしたらいいじゃん……。そんなことがどうして難しいんだろう……。
オカシイな、と思ってもひとまず黙ってにっこり笑って「そうですね。でもね…」とまろやかに言えばいいのだ。言いたいことの10分の9くらいは飲み込むのだ。思ったことをすぐ口や顔に出すのは止めるのだ。顔まで無理でもせめて口には。小粋な言い回しはプライベートで通じる相手に披露していればいいのだ。性格改善するにはちょっとばっかりとうが立っているけれど(トウコだけに)、頑張れ私。居眠りと言葉遣いを注意されるなんていくつだ私。バカバカ。あーもう! ううぅーーー。
そして、女王――上司としての能力、問題解決能力やマネジメント能力はないと思うけれど、こうして私が言いたい放題言ってもクビになってないのは、もしかしたら本当に女王のお陰なのかも。結構度量の深いイイ人なのかも……?
見ていて恥ずかしいほど上に媚びたり、部下の手柄を盗んだり、バレる嘘を吐いたり、変に上司風を吹かして意味もなく仕事の妨害をしたりと、色々腹立たしい点の多い上司ですが、私のような扱いづらい部下に対してヒステリーも起さずにこうして何度も呼び出して説得しようと試みる辺り、非常に対人スキルの高い人なのかもと思い、感服しました。そして同時に、少なくとも私が現在所属する会社では、出世に必要なものは「対人スキル」のみ、みたいです。(上質な対人スキルではないようですが)
ちなみに、数日前に部長に向って言った下記セリフでも女王からダメ出しが。(太字がNGワード)
鷹瀬 「1対1の面接はして下さらないんですか? 私だけでなく、下々の者は部長とサシでお話したいと思ってるんですよ」は〜〜〜もー正解教えてくださいよ……。脳と口の間にまろやかな翻訳機能が欲しい……。
つーことで、この3連休で「口の悪さを治そうという決意」をする決意をしようとしております。決意も3日かがり、急には無理。そして、文章は無理。吐いて出てくる言葉だけ。
…………………………想像しただけでストレスで病気になりそうです……。
宣言通りと言うか、何と言うか……この3連休はモヤモヤしっ放しでした。3日がかりの決意もまだ出来ていません……。
2009年7月20日(月・祝) 9年越しの結論?
これで私が大人しくなったとして、良い思いするのは結局上司だけじゃないのか、とか。扱いやすく仕事だけしてりゃいいなんて舐めんなよ、とか。いやいやでもなぁ、とか。そうは言っても、とか。確かに口の悪さは品格を損なうものではあるけれど、仕事の実績を貶めるものではないんじゃないですか部長、とか。(←妄想の中で直談判) 皆が皆、表面上の言い回しばかりを取り繕っているような環境だから、物事が何一つスムーズに解決してないんじゃないですか社長、とか。(←妄想の中なので更に上に直談判まで!) 言っときますけど女王とか女帝が出世のためばかりに根回しやスイートな言い回しをしている傍らで、私ってば仕事のことだけ考えて意見してるんですよ会長、とか。(←更に?!) 言葉尻はキツくても内容は裏もなく結構普通なんだから本質を見て下さいよっ、とか。(←世の中に)
………………理解してくれる人のいない場所での遠吠えは虚しいなぁ……。なぜかジャック・ニコルソン主演の「カッコーの巣の上で」を思い出しちゃいましたよ……。ロボトミー手術を受ける気分だわ……。
目下繰り広げられている「口は災いの元」というフレーズ……いや、コンセプトか? 絶対に過去にも使ったことあるよなだって私の生き様だもん、とばかりにサイト内検索してみると、意外や意外、1件しかヒットしませんでした。しかしその1件が9年以上前、7歳年上(当時32歳)の女性からの今回の件にも通用するまさに適切なアドバイス。
「鷹瀬さんは『口は災いの元』を地で行ってて損してると思うよ。ちゃんとやることやってても上からの風当たりがキツイのは、やっぱその辺が原因じゃないかな。相手の戯言は聞き流して、黙って可愛くニコニコ表面的に話を合わせてれば、相手だってご満悦なんだからさ。鷹瀬さんみたいな人は、上手くやれば上の人から物凄く可愛がられるタイプだと思うよ。にこっと笑って『そうですね』って言ってごらん。女の武器は使わなきゃ」……9年間、1mmたりとも成長していないらしいこの厳しい現実。「三つ子の魂百まで」ということわざの信憑性が重くのしかかります。一体何度同じことを繰り返すのだ、もしかしたら40歳になっても50歳になっても……とぐったりする脳の片隅で、フランス映画「愛と哀しみのボレロ」の衝撃的な冒頭テロップがテーマ曲とともに思い起こされました。
人生には二つか三つの物語しかない。映画って素晴らしい! …………明日の嫌々出社を前に現実逃避してみたり。あー、鬱病になりそうですよまったく。
しかし、それは何度も繰り返されるのだ。
その度ごとに初めてのような残酷さで。
しかし、繰り返される物語が「正面突撃→玉砕」ってのは物悲しいなぁ……。これじゃ「ただの哀しみのボレロ」ではないか。
本日のタイトルである「パラグライダー体験」を打とうとして3回連続で「パラグライダー大変」と打ち間違えてしまったことからも、それがある意味結論であると自分の無意識の指捌きに妙に納得してしまったワタクシ鷹瀬が寝床に潜り込む前にメモ書き程度に本日の記録をば。ホームヘルパー2級取得体験記を書こう書こうと思っていながらも時期を逸し続けているように、鉄は熱いうちに打たないと固まりますわ。
2009年7月29日(水) パラグライダー体験
タイトル通り、本日忙しい合間にスポット的暇が急遽発生したため、6月25日のリベンジであるパラグライダー1日体験に臨むことに。
6時40分に家を出て、埼玉の川越駅から車で1時間半の堂平までエンヤコラ。車酔いする私にとって、パラグライダーの実体験より、練習場に向かう車中の方がよほど厳しいという現実が立ちはだかることを本日知りました……。
埼玉の天気予報は曇り。しかし山の天気は変わり易く、下界とはまったく異なる様相を見せるとのことで、往きに小雨が降っていて不安になりつつも希望を捨てずに曲がりくねる山道をうねうね登り、車酔いと闘いながら心意気は「私は今日、鳥になる!」。
10時前にパラグライダースクールに辿り着いた時点では完全に霧。時間潰しも兼ねて、手順学習のためにDVDで初心者の体験を閲覧。そうこうしている内に霧が晴れ、靴を履き替え小道具を揃えていざ練習場へ!で再びうねる山道を車で20分。
午前中はライズアップ(翼を頭上に広げるまで)の練習、午後にいよいよ丘の上に登って高さ5m程、距離80m程のフライト体験をする……予定でしたが、午前中のライズアップまでは順調に駒を進めたものの、本番であるフライト体験が……結局できませんでした。――想定外の現実から、パラグライダーの微妙な難しさを思い知ったのであります。
「難しさ」と言うのは操作や技術ではなく、風向きや風量のちょっとした変化ですぐに飛べなくなり、風待ちで数時間……という事態に陥っていたことを指します。もちろん天候に左右されるスポーツ(?)だとは思っていましたが、こんなに幅の狭い条件下でしか成立しないものだとは思っていませんでした。実際に体験しないと分からないことですが、飛べる状況になるのが想像以上に難しいのです。操作や技術の難しさまでも辿り着きやしません。午後は14時〜17時半までひたすら丘の上で風待ちですわ……。
ベテランになれば多少風が悪くてもコントロールでどうにかなる場合もあるようですが、初心者の場合は無風もしくは微弱な向かい風が良いため、それ以外の風向き&風量の場合は何もすることがありません。機体を取り付け、セッティングし、ヘルメットを被ってスタンバイすること3時間半……長すぎます……。
鷹瀬 「あの〜今まさに風止んでると思うんですけど……」もう途中から「高原の中で大の字になって寝る」のが目的だったかのように、自然と一体になって完全に諦めモード。そしてそのまま結局飛べなかったという……。
校長 「着地点あたり見て下さい。吹いてます」
(数十分経過)
鷹瀬 「……あ! 今は? 今!」
校長 「う〜ん……いや、吹き始めましたね。しかも追い風だから駄目です」
(数十分経過)
鷹瀬 「こんな微風でもダメなんですか?」
校長 「横風だから流されて怪我するかもしれませんよ。保証できませんが飛んでみますか?(←皮肉)」
鷹瀬 「はい! 怪我してもいいので飛びます!(←マジ)」
校長 「……駄目です」
鷹瀬 「えぇ〜〜〜本人がいいっつってんのに……」
このように、実質の運動量は午前中ライズアップのために20m位の距離を6往復したのと、午後に機体を持って丘の上に上った位だというのに、正直くたくた。面倒なので詳しく書いていませんが、練習場とスクール間のクネクネ山道を途中何回も行ったり来たりしたため、車酔いの後遺症も23時現在まだ残っていて頭が痛いし、何より気持ちが疲れました。コレ、飛べていたら逆にこんなに疲れなかったのかもしれません。
有給まで取ったのに……片道約3時間もかけて訪れたというのに……車酔いしに行ったかのよう……。無念だ……。
しかしまぁスクールの方たちの淡々としたこと。自然を相手にするスポーツは人を果てしなく大らかにするんだろうなぁ……と、別の意味で色々感慨深い体験をさせていただきました。飛べなかったけれど、それなりに楽しかったし興味深かったです。
――が、まだ飛んだことにならないので、フライト体験をするまでしつこくリベンジするつもり。次回は風が落ち着くらしい秋頃かなぁ。
現在使用中のデスクトップPC(sofmap店員の自作)とは2004年8月からの付き合いですが、モニターは前マシンの時から使っている液晶14インチ(三菱Diamondcrysta RDT141S)を流用しているので、もうかれこれ10年以上の付き合いになります。
2009年8月1日(土) 50/50(フィフティ・フィフティ)な謀反と暴力解決
たった1ヶ所のピン抜け以外問題もなく、特に良いこともない代わりに悪いこともなく、忠実にその任務を果たしてきてくれました。そんなモニターに対して感謝の気持ちが足りなかったのは私の主君としての不徳の致すところではありますが、いきなり大きな賭けに出るかのような謀反にはいささかビックリしました……。
さすが10年以上も仕えているだけあって、少しでも使える可能性のあるものを切り捨てるのが不得意である飼い主の気持ちを熟知しているようで、謀反もキッチリ計画的。100%映らなくなったら修理しようと思う前に買い替えを決意したでしょうし、若干見え難い程度であれば動じずに使い続けていたでしょう。感謝の足りない暴君の心を動かすには絶妙な不具合を演出しなければなりません。
………………回りくどくここまで来ましたが、満を持してご紹介しましょう。10年以上付き合った我が忠実な僕モニターの一世一代の大勝負、「もっと感謝しろ!」との悲痛な願いを込めた50/50(フィフティ・フィフティ)な謀反がこちら↓です。
えーっと……。
トータルの面積として、キッチリ半分見えない……。
個性豊かな謀反に言葉を失うワタクシ。あー……こういう不具合って可能なの??
とにかく初めてこの現象を見たときには途方に暮れ、10秒ほどどうすべきか悩んでしまいました。すぐに我に返って、不具合が起こった際の基本的な行動をし尽くしてみましたが……。
再起動しても変わらず。モニターの電源をON/OFFしても変わらず。PCとモニターのコンセントを抜き差ししても変わらず。モニターのケーブルをPC本体から抜き差ししても変わらず。この辺りの埃を掃除機で吸い取っても変わらず。ついでにケーブル周りやPC本体のカバーを外して中を掃除しても変わらず。
時間ばかりが経過して、何をどうしてもこの画面が現れるため、初日は諦めてPCを終了することに。しかしどうしてもメールの確認と返信をしなければならなかったので、ブラックアウトしている部分にあるボタンやアイコンの場所に当たりをつけてメーラーを起動。格子模様の隙間にメールウィンドウを細かく移動して返信メールを打つこと数十分……こんな状況は長く続けられそうもありません。
翌日、もう腹立ちは治まったかしら……と祈るような気持ちで電源を入れるも、謀反は秘めやかに続いておりました……。くそぅ……飼い主に似て執念深い奴め……。
修理に出すのも面倒ですし、新しいモニターを買うにはもっとこう派手にぶっ壊れてくれないとなぁ……と悩みながら昨日したことをもう一度繰り返してみましたが、やはり格子模様はデザインのように固定されたまま。段々本格的に苛々してくる鷹瀬。机の下に屈み込んで配線を確認し、這い出してはモニターを確認し……と繰り返す途中で、お約束のように机に激しく頭をぶつけ、イライラは頂点に。
ええぃ痛いじゃないのさっ! 完全に八つ当たりでモニターの背面を思い切り殴ると(怒っていても液晶画面は大事に扱う現実的なアタイ)、なんと……治りました……。
――こうして我が僕モニターの謀反は、暴力で解決するという最もバッドなエンディングを迎えることになったのであります……。
【追記】
後日も時々シマシマ謀反を起こしますが、その度に素早い一撃で事態を鎮静化させています。この武力による恐怖政治がいつまで続くか見ものです……。
8月1日の更新から随分間が開きましたが、この間、青天の霹靂で大忙しでした。本日のタイトルが結論ですが、性格が悪くて思いやりに欠け、人の言うことをちっとも聞かない我が家の暴れん坊将軍である父(83歳)が肺癌と診断され、それにまつわる調査や治療法探しでテンテコマイだったのです。
2009年8月23日(日) 父の肺癌宣告と闘病開始
こういうことを公開するとぎょっとしてしまう方もいるかもしれませんが、「2004年 卵巣嚢腫体験記」を公開したことで少なくない方から「参考になった」と言っていただいていることが、今回の父の肺癌の経過公開の切っ掛けになっています。
日本人の死因の3人に1人、生還者を含めれば2人に1人が癌である(あった)らしいこのご時世、自分だけでなく家族も考慮に入れれば、癌は卵巣嚢腫よりももっと身近な病気と言えそうです。卵巣嚢腫体験記を公開するに当たり、「私の身に起こっていることは特別なことではなくよくある普通のことで、同じような目に遭う人が出ないよう、やはり多くの人に知って貰いたいという気持ちが勝り、公開することに決めました」と書いていますが、今回も似たような気持ちです。
「似たような気持ち」でも違いはあり、先の公開との大きな違いは2点、「伝えたい主旨」と「立場」です。
「伝えたい主旨」では、前回は「病院やそのシステムに対する不満と不信を伝えたい」との想い強かったのですが、今回は「生死がちらつく病と闘っている人への何らかのヒントになれば」という気持ちが強くあります。
また「立場」としては、やはり自分が患者でないという点で大きく違います。しかし病気と闘うという意味では、闘い方は違えど、患者もその家族も大きな意味では「闘病」していると言えます。ですから私がこれから書くことになるのは、当然「患者としての闘病記」ではなく「患者を支える者の闘病記」になる訳ですが、父と私の場合は思考傾向も似ている面が多いため、この度の闘病は一心同体とまでは行きませんが、シンクロ率が高いという側面もあります。
そうは言っても、正直な話、自分の立場が世の「癌患者の家族」と同じとは思っていません。もちろん個々の家庭で「同じ」なんてケースはないと思いますが、平均値を取ったとして、その悲しみ度合いや衝撃を数値で表すならば「低い」と言えます。なぜなら我が家の場合は、第三者的に容赦のない言い方をすれば「平均寿命を過ぎた老人の癌なので、明日死んでも『不運』ではない」からです。恐らく私も20年前、父が60代で今の状況に陥っていたら、こんなに落ち着いてはいられず、パニックに陥っていたかもしれません。加えて、私自身もっと若かったら事物に対する対処能力が今よりはるかに低かったであろうということもあります。
私の「患者を支える立場」での闘病は、自分が20代で親が40〜50代での闘病や、我が子の闘病とは衝撃が全く違うと思います。プロフィールにも以下のように書いてありますが、
父(AB型・47歳上)、母(A型・35歳上)……両親が高齢のため、小さい頃は両親がいつ死んじゃうんだろうと心配で心配で仕方なかった。小3の頃、夢見が悪かった気がする。私の場合は両親が高齢のため、親の死を10代になる前から必要以上に覚悟しているという土台があり、必ず来る未来のショックを分割・前払いしている状態なのです。
それでも目の前でイキイキ元気にしている父が「苦しんで」(←ココがヤダ)死んじゃうのかもしれない!と思うと、当然ブルーになります。ただ当面の現実として、まだ症状は現れておらず、表面上は今まで通り元気なので、私も動揺せずに比較的冷静に父の肺癌に対処できています。医者からの告知は本人+母+娘(私)に行われており、「医者からの情報」という点では本人に隠しだてがない状態です。(後に詳細を記しますが、私が個人的に情報収集をする中で、本人に伝える情報と隠す情報は少々選別しています)
――と、まぁ以上が前書きになります。以後は告知までの経緯をまとめて行きますが、友人Zへの報告でコンパクトにまとまったメールがあったので、まずはそれを転載。
----- Original Message -----
From: 鷹瀬
To: 友人Z
Sent: Tuesday, August 04, 2009 11:05 PM
Subject: ×××の嘘吐き
パピー結核患ってて、しかもリウマチも患ってたので、定期的に
検診を受けていたのね。(リウマチ薬の副作用が肺結核患者に
悪いという意外な連鎖があって、トータルで様子を見ていたと)
彼、肺炎とか結核とか、肺周りがどうも弱くてさ。もう今は完全に
ノンスモーカーだけど、20歳の時から6年くらい前までの約60年間
1日100本吸うヘビーもヘビーもヘビースモーカーだから、まぁ
肺ガンにならない方がおかしいよね、みたいな。
で、肺結核の定期検診でのCTで、ちょっと怪しいところがあるから
先日PETを受けたのよ。PETってCTのもっと精密なヤツ、というか、
ガン発見に効果的な検査なんだけど……。
――本日結果が出まして、肺癌(ステージ1)でした。
本人に聞いても「癌だってさ」しか言わなくて埒が明かず。
主治医の先生と電話で話すことができたんだけど、詳細は更に
MRIの検査をしてから8/18にまとめて家族含めて告知することに。
ただ、電話で聞いた限りの現時点での前情報としては、リンパへの
転移の可能性は限りなく低くて良かったんだけど、老人のくせに
癌に元気があって、進行が速いのが気になると。
2年前のCT検査では何もなかったのに、この2年間にできたはずの
癌が、今回の検査で既に3cm。普通、80代の癌の成長って3cm
レベルだと3〜5年かかるんだと。なのに、最長で2年、もしかしたら
もっと最近にできた癌が3cmと言うのは、ちょっと嫌な感じに成長が
速いと。しかもPETでの結果が影の色が濃いんだけど、この濃さは
癌の元気さを示すのだと。色が濃いほど元気な癌ということ。
歳も歳だし、肺が弱いこともあって手術は不可能だと。
間質性肺炎を患っているので、放射線治療も不可能だと。
じゃあ一体どうしたら?というと、静観するしかないと。
「家族にできることは?」って聞いたら「心のケアを」だって。
逆に言うと、それしかできないって事。でも成長は速そうな癌です、と。
83歳だし、明日死んでもまあおかしくないけど、やっぱ凹むわ。
何よりも、本人がしょんぼりしているのが可哀想で……。
いつものキチガイみたいに怒鳴り散らしている方がまだマシ。
×××(※注:占い師)さ〜、占いの時に両親のコトも聞いたんだけど、
「ご両親ともども健康に長生きします」って言ってたんだよ。
これ、××先生も言ってた。なのに……嘘吐きだよ……。(略)
ってことで、本日のタイトル。
いや、そこじゃない。でもそこも大事。
あ〜〜〜。今まで玄米とか健康にいいから、とか言っても全然
聞かなかったのに、「癌と言えば玄米だよ」と勧めたら明日から
食べるって。抵抗もなく素直に受け入れてるの。相当弱ってるわ。
プロポリスとフコイダン(1升1800mlで2.5万円、癌患者は1日300ml
飲むのが理想的)と青汁揃えて、
「手術も放射線治療も出来ないんだから、バカバカしいかもしれない
けど、やるだけやってみる?」
と聞いたら、即答でやるって。相当弱ってるわ……。
15万円でフコイダン6本10800ml=約1ヶ月分、楽天で注文したわ。
変な話、こんな時だというのに「誕生日月だからライフカード決済で
ポイント5倍だわ」とか「丁度ポイントUPキャンペーン中だ!」とか
別感情で考える自分が恐いよ……。はぁ〜〜〜。
最低3ヶ月は続けたいし余裕をみて100万円……。
でもまぁ手術や放射線治療をすると思えば安いもんだよね。(略)
効果ないかもしれないけど、何もしない方がよほど辛いと思うし。
親は永遠に生きてるわけじゃないのは承知だけどさ。
ウチなんか特にその覚悟は同年代より強いはずだけどさ。
過去何回も「今度こそ肺ガンかも!」と思ってたこともあったし。
だから「物凄いショック!」という訳ではないけど、当然もんやり凹む。
なんにしても、私たちもそろそろそういう歳なんだなーとしみじみ思った。
文中に出てくるフコイダンは、プロポリスやアガリスクなどと並んでガンの民間療法の代名詞みたいなもので、いざという時のために数年前からチェックしていました。メール文中でも少し触れていますが、通常1日30ml飲む健康食品フコイダンを300ml摂取する「ダッシュ療法」と言われる方法を取ることに。その効果については是非がありますが、「効果がある(+)か、ない(0)か」で「悪影響がある(−)」訳ではなさそうなので、ダメ元で始めることを決意しました。非を唱える人たちも、「効果がないものに大枚を叩くのは止めよ」という主旨であり、何か身体に悪い副作用があるわけではなさそうなので、デメリットが経済的な面だけであればやってみる価値はありそうです。
そもそも、他に現状打開策がないという現実もあります。上記のメールを書いた時点で既に化学療法しか道が残されておらず、化学療法を始めるとなったら抗ガン剤の副作用で相当苦しむだろうと予想され、その準備としてできることと言ったらかなり限られているのです。
その限られたことの中からフコイダンを選んだのには理由があります。約2年前に子宮癌を患った友人Nさんがフコイダン経験者なのですが、
私の化学療法中にはかなり効き目があったように思います。との言葉にも勇気づけられました。
個人差もありますが、ひどくだるく味覚も鈍感になり、食事がとれなかったとき、
非常に助かりました。また術後いちばん気を使うお通じがうまくいったのは
フコイダンのおかげと思います。
正式な診断も出ていない内からフコイダンの最新情報をサーチして、良質で安いものを注文し、飲み方を専門家に聞きまくり、化学療法をする前からでも飲んで良しと判断し……と、主治医の仮診断の2日後からフコイダンのダッシュ療法開始って、我ながら私自身がダッシュ療法ですよ。
家庭内主治医トーコによる父の肺癌経過記録、出費メモ付き
告知直後は人並みにしょんぼりしていた父ですが、日頃冷たい愛娘(=私)が怒涛の勢いでネットや本で調べ物をして、毎晩肺癌や癌全般に関する基本知識や治療法、フコイダン情報などを読み聞かせるなど、分かり易く「殿のために奔走してるゼ」オーラをむんむん発しているものですから、告知から数日後には徐々に(表面上は)元気になり始め、1週間も経たない内に私の言うことを何でも聞くようになりました……。
白内障気味の濁った瞳をキラキラさせて、毎晩「今日のお話」を待ち望んでいる殿……可愛いっちゃあ可愛いんだよなぁ……。
前述の子宮癌の生還者Nさんに癌関係の資料を送っていただいたのですが、その際の返信にもこの辺りの経緯が記されているので転載しておきます。
----- Original Message -----
From: 鷹瀬
To: 友人Nさん
Sent: Saturday, August 08, 2009 2:08 PM
Subject: 意外に気が小さいのか
肉は止めた方がいいよ、とか、野菜を多く食べるのだ、とか、
ちょっと言うと粛々と従っている父を見て、難しいな〜と
感じております…。
好きなものを食べられないストレスも体に悪いからその辺りは
臨機応変にね、と言っても、「だってお前が肉ダメって言った
じゃないか!」みたいな。何かを食べる前に毎回毎回「これは
いいのか?」とか。参ってます…。
送っていただいた代替治療のウソの記事、あー耳が痛いと
思いつつ読みました。
私も当然100%効くとは思っていないので、そういう意味では
「ショック!」ということもないのですが、モノによっては100%
効かない訳でもないと思うので、その幸運に当たらないかなーと
仄かに期待…。要は個人の体質がそのモノに合えば良いのですが。
ブルガリアでは本当に民間医療としてプロポリスを日常的に
使用しているそうですし。この前母が旅行して、ブルガリアの人は
プロポリスとヨーグルトとハーブティーで病気を治すのだと言ってた
そうです。口内炎にプロポリスが効くと聞いて、母がブルガリアで
買ってきたプロポリスを口内炎に塗ると、本当に翌日に治りました。
昔からあるものは、それなりの効果と理由があるんだろうなぁと。
ま、それを「癌が治る!」レベルで宣伝するのがおかしいので、
その程度の補佐食品だと思って適当に使うようにしています。
フコイダンは、「販売サイトの記事は嘘。本当に効果を知りたいなら
論文を直に読んで勉強すべし!」という気持の良い徹底検証サイトを
見つけ、そこで色々勉強しています。公表されている事実だけを元に
効果を検証しているサイトなので、信用できるような。フコイダンの
現時点での臨床結果を誇大広告なしに勉強できて、色々見る限り、
劇的な効果があるケースもある、というのは本当のようです。ただし、
販売サイトで宣伝されているほど「みんな効く!」ではないですが。
お陰でフコイダン産業の裏側を知ることができて勉強になりました。
まぁ「とりあえず」程度の気持ちでまず1ヶ月は飲んでみようね、と
話し合っとります。年齢と過去の肺炎歴から手術と放射線治療が
できないんですよ。ステージ1ですが進行性らしく、悪性度も高い
のではと予想され、化学療法しか残されておらず、できることも
余りないので、お金面以外でマイナスにならないなら、とりあえず
フコイダンはやってみようと。8/18に詳細診断結果を聞くのですが、
そのときに今後どうするかを担当医と話し合って行く予定です。
今のところ自覚症状は一切ないようなので、このまま逃げ切って
欲しいのですが……はぁ〜。
これから本の方を読みますね。本当にありがとうございます!
合わせて、友人Zの返信の返信も。
----- Original Message -----
From: 鷹瀬
To: 友人Z
Sent: Saturday, August 08, 2009 3:15 PM
パピー素直すぎて凹む……参ったわ……。
> 静観するって、結局事態を見守るしかないってこと?
詳しくは8/11に更なる精密検査(腫瘍マーカーと脳への転移)をして、
8/18にその診断結果を家族で聞くの。36歳になるその日に
父の癌の詳細結果報告ですよ……はぁ〜なんて皮肉な誕生日……。
まだ診断結果聞いてないけど、独自で調べたところによると、
進行性だとすると、自覚症状が出てから何も治療をしなかったとして
平均余命3ヶ月だってさ……。ちょっと早すぎる……。
> 何もしようがないの? 肺炎を患ってると放射線治療不可なんだ?
今回のことで凄い色々調べてさ、肺癌については詳しくなったよ。
肺癌のステージ分けは他の癌と違っていて、ステージ1(3cm)で
発見されても、初期ではあるけれど、「早期発見」にはならなんだって。
肺癌は転移しやすくて、手術しにくい部分にできるのが特徴なんだと。
手術も放射線治療も出来ないのはショックだけど、83歳だし、いっそ
最初から選択肢がなかったという方が良いのかも、とも正直思う。
でも辛い辛い化学療法は最終手段の選択肢として残ってるんだけどね。
そうなったら可哀想だなぁ……。
> でも、確かに効くか効かないか定かでなくても、民間療法試さない手はないもんね。
それが人情だよね。それと同時に、「手立てがない家族が走る民間療法のウソ」
なんて記事を読んじゃったりしてね……。情報が多過ぎて翻弄されるよ。
お陰で今毎日めちゃめちゃ調べものしてる。
フコイダンについては相当詳しくなったよ……。調べれば調べるほど
色々な相反する記事にぶつかってさ……もう何を信じていいのやらと。
そんな中、「販売サイトの記事は嘘。本当に効果を知りたいなら
論文を直に読んで勉強すべし!」という気持の良い徹底検証サイトを
見つけて、そこで色々勉強してる。特許の調べ方とか、論文の検証とか。
公表されている事実だけを元に効果を検証しているサイトなので、
信用できるような。フコイダンの現時点での臨床結果を誇大広告なしに
勉強できて、色々見る限り、劇的な効果があるケースもある、というのは
本当みたい。ただし、販売サイトで宣伝されているほど「みんな効く!」
では当然ない。
よーくよーく調べていくと、フコイダン産業の裏側が透けて見えてきて、
今まで「?」だったことが「!」になってってる。同じ製造元で作っている
同じ中身のフコイダンが、どちらも定価47,500円だけど、片方は絶対
定価でしか売ってないけど、片方は25,000円にまで割引されてて、
そのあたりの謎とかも業界にまつわる裏話も込みで解明して、
本当に世の中賢くなれば同じ権利を半額で得られるんだなーとか。
――と、まぁこんな経緯も含めて父に話すと、数年前、私の留学中に
大動脈瘤の手術した時の母だけだった時よりも今の方が全然安心みたいで、
お客さんに娘自慢しているらしい……。「俺はよく分らんが、娘が
管理してるから安心だよ」とか言ってたらしい……。
しかも、コネで有名な医者と話せることになって、最初パピーが自分で
電話したんだけど、横で聞いてて、それじゃ病状の説明になんないよ!
とか、アレもコレも聞かなきゃ!とか、突っ込みどころが満載で。
電話切った後、「もう一度今の先生と話せるチャンスがあるなら、
次は私が話しちゃダメ?」と聞いたら、即答で「その方がいいだろうな」
だって……。世代交代をしみじみ実感しました……。
丁度会社の方でプロジェクトが山場を迎えていた最中でしたが、こっちは生死がかかっているので、多少の無理はなんのその。メール文中にも何度も書いていますが、振り返っても8月4日の告知後約10日間の活動量(主に情報収集)は通常の3ヶ月間に匹敵していると思います。その後もさらに10日間、集めた情報に翻弄されつつも取捨選択を行い、ようやくある程度軌道に乗った(民間療法の方向性が決まった)今、心底ぐったりです。
――とりあえず、もう2時なので本日はこの辺で。フコイダンの効果、8月18日の詳細告知の結果なども追ってアップして行きます。
殿(=父)の肺癌をカミングアウトしたことで、過去に遡っての記録が公開できるようになりました。8月7日の出来事は、シリーズ「我が父奇譚」として是非書き残しておきたいな、と。
2009年8月25日(火) 我が父奇譚(3) 便にまつわる闘病コント
癌が蔓延する現代で、同じ境遇の方たちに贈る情報としての闘病記録は、いずれ量が溜まったら「2004年 卵巣嚢腫体験記」のように独立したページを作る予定です。民間療法への考察や主治医との関係、フコイダンの効果や食生活への取り組み、情報の集め方など、現時点で書きたいことは山ほどありますが、まとまった時間がないとなかなか書けないもので……。とりあえずは目先の記録を。
病名こそは派手ですが、症状が出ていないというアドバンテージ(?)もあり、殿の言動はなんかやっぱり笑えます。
8月4日の告知から即情報集めに走り出しましたが、私は元々健康オタクの気があるため、今までの基礎知識と新しく得た情報を合わせて早い段階で確信したことは、「己の身体の変化や状態に鈍い人が、客観的に己の健康状態を知る最も簡単な目安は『便の状態』である」ということです。
末期癌の患者や深刻な病を患っている人の便は「黒くて沈む」ことが圧倒的に多く、では反対に健康的な人の便はどんなものかと言うと、「黄土色〜茶色で浮く」のだそうです。これは複数の本やネットに書いてあります。
【参考サイト】
[ダイエット通信]健康な便の様相とは!? 排便後はチェックを忘れずに!
トイレで健康チェック > 大丈夫? うんちのチェックポイント
医療相談室 > Q.便で健康チェック
大便で健康チェック! ウンチ確認表
ウンコ、浮いていますか?
【理想の便 6つのポイント】
●形状:練り歯磨きのような半練り状かバナナ状
●色:黄土色または茶色
●量:バナナ1〜1.5本くらい(150g程度) ※食事量に左右されるので気にしなくて良い
●頻度:規則正しい排便、理想は1日1回 ※2〜3日に1回でも、それが習慣であればOK
●比重:軽く浮く ※健康な便は70〜80%が水分のため浮き気味
●臭い:あまり臭わない
排便は解毒。書籍による詳細な便の考察を求めるならば、「病気にならない生き方で、なる病気」(辨野義己著)などがオススメです。著者である「辨野」氏は、なんと「べんの」と読むのです。「名は体を表す」を地で行ってるっつーか……。今まで5000人以上の便を見続けてきた腸内細菌の権威「便の」研究をしている辨野先生は、腸内細菌の働きを初めて科学的に分析・検証した世界的研究者。2005年のベストセラー「病気にならない生き方」(新谷弘実著)を強く意識して書かれた本なので、セットで読むと偏らずに情報を収集できます。
さて、こんな基本知識を携えて、フコイダン開始翌日の「家庭内主治医トーコによる就寝前の癌と闘う基礎知識、読み聞かせの時間」での出来事です。
私自身もフコイダンにどれだけの効果があるのか半信半疑な状態、しかしとにかく本人に変化を自覚してもらわねばと、まずは現状の便の状態を聞いてみます。答えは思わず膝を打つほど思った通り、「黒くて沈む」! これはいい! いや、イケナイのですが、変化を自覚するのには最低から始まるのが理想的。だってもうこれ以上悪くなりようがないのですから。フコイダン開始以後に便の状態が良くなれば、フコイダンに対する信頼度もアップするでしょう。
大体、父の便の状態が最悪なのは当然なのです。告知の8月4日までは食事の時間がそもそも不規則、肉・甘いもの・塩辛いものが大好き、野菜・お酢が大嫌い、長く放置しておいたものを食べる(酸化食品NG)などなど……健康的な便が出るハズがない!という完全武装。これを8月7日以後、肉を止め、野菜を多く摂り、糖分・塩分を控え、朝食にヨーグルトを加え、何よりも1日決まった時間に3食に。食生活がここまで劇的に変われば、便の状態が良くなるのはある意味当然です。
この状態をフコイダンの開始時期に合わせれば、「フコイダンは効くんだ!」という暗示療法にも繋がります。影で操る(?)私は冷静に事態を把握する必要がありますが、父にはできれば盲信して欲しい。その方が身体に良い影響が出ると思うので。
医者からの診断は100%本人に伝えていますが、私が独自で収集した情報に限っては、調べれば調べるほどあらゆる場面で頻繁に矛盾が生じるので、殿(の精神)にとって有益な情報とそうでないものを選り分けて、読み聞かせの時間には私のフィルターを通した情報だけを吐き出すようにしています。
現状の便が「黒くて沈む」と答えた父に、それがいかに「良くない便」であるかをねっとりと解説し、「黒くて沈む」=「末期癌患者に見られる症状」と印象付けます。こうすることで、「便の状態が良くなる」=「癌も治っている」という視覚的に分かり易い目標ができると思ったからです。それに、このくらい脅さないと食生活の改善に乗り出さないだろうとも思っていました。
鷹瀬 「いいですか? だから、あなたのその黒くて沈む便を、フコイダンと食生活で、黄土色で浮く便に変えて行くんですよ」
殿 「黒って、俺のは黒いのか?」
鷹瀬 「見たことないから知らないよ。さっき自分で言ってたじゃん」
殿 「どのくらいの黒が悪い黒なんだよ。じゃあお前のは黒くないのか?」
鷹瀬 「健康オタクの私を舐めんじゃないわよ。私のは立派に明るい茶色でしかも結構な確率で浮きます!」
殿 「おお、そうか! 明るい茶色ってどんなんだよ」
鷹瀬 「そのお盆くらいかなぁ。正確には黄土色〜茶色が良いんだって」
殿 「黄土色ってどんな色だ?」
鷹瀬 「う〜ん……大体この扉くらいかなぁ……」
殿 「おい、色鉛筆ねえか? 色見本作ってくれよ」
鷹瀬 「ヤダよ、常識で考えてよ。黄土って黄色い土、でしょ。そんな色だよ」
殿 「分かんねぇよ! そうだ! 今度呼ぶから見てくれよ」
鷹瀬 「勘弁してください。もう寝ます。お休みー」
殿 「トウコ! おい! 待て! トーコォォ!!」
ナニこの闘病コント。……もうさ、可愛いったらないよ……。しかし常識ない人を相手にするので、その場その場では果てしなく疲れますが……。
こんな感じで、扱い易いんだか難いんだか微妙な我が家の癌患者は、それ以後つぶさに自分の便と向かい合うようになったのでありました。
【翌日談】
昨晩の出来事をすっかり忘れ、休日の朝をゆったりとした気持ちで起きてきた娘を見かけてウキウキの殿……。
殿 「おい! トウコ! イイモン見せてやるからこっち来いよ」ノコノコと言われるままに父の手元にあるティッシュに包まれているらしい「イイモン」を覗き込む隙だらけの娘を襲うは……
殿 「コレは黒いか?」 ※米粒くらいの大きさでした…………………………1週間の疲れを癒す土曜日の朝からなんてモノを見せやがるのだこの人は。それに一体どうやって収穫したのだ。
自分の疑問をさて置いて、殿の疑問に答えてやる面倒見の良い娘。
鷹瀬 「……そうですね、真っ黒ではないが、焦げ茶……決して良い色とは言えませんね。人生同様、これから明るいものにして行きましょう。っつーか、それ、どこに捨てるつもりよ!」
【本日までの後日談】
食生活を切り替えたこともあってか、フコイダン開始(=食生活改善)5日目に「便の出が軽くなった」と本人に自覚症状があり、10日目に「便の色が明るくなり、浮き気味に」なり、12日目に「お前の言う『理想の便』が出た!」との報告が。
しかしその後は「この前のが10点満点で、黒くて沈むのが1点だとしたら、最近のは3〜5点くらいだなぁ」と。ま、長年の不摂生はそう簡単には治りませんが、浮き沈みあれど良い方向に向かっていると信じて。何よりも本人が前向きなのが良い感じなので、私としては嬉しい限りです。
寝たい時に寝ているため朝昼夕がよく分からなくなる殿が、正確な時刻に1日3回フコイダンを飲むのは大変なことでした……。「あれ? 俺がさっき飲んだの朝だっけ? 昨晩だっけ?」みたいな。なので、左写真の三角立て札を作り、「8時用」「16時用」「24時用」と次回分を表示させておくことに。以後順調。しっかり活用されていて仄かに嬉しい。
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(左) フコイダン専用カップ。左にあるのは次回飲む時間の三角立て札(お手製)
(中) 長年の不規則な食生活により、普通の食事の時間が分からない殿のために1日のスケジュールを用意
(右) 会社で作ったフコイダン摂取記録表 ※クリックで拡大できます
記録魔の血は父譲り。右写真(※拡大できます)、ブランクの記録表を作って渡したら、最初は「こんなのつけねぇよ!」とか言っていたのに、今ではめちゃめちゃコツコツ記録しています。これまたしっかり活用されていて激しく嬉しい。多分、本日8/25(火)の備考欄にある四角で囲われた「3」は、便の点数。8/21(金)は10点満点だった模様。
――こんなときでも楽しい小道具作り。なんだかんだと乗る父に血の繋がりを感じます。そして、いびつではありますがコレも愛。
「辛うじて」レベルで携帯を所有しておりますが、ネットは完全に使用せず、メールも通常は1日0〜3回程度。メイン機能である通話での使用状況はと言うと、よほど追いつめられない限り受電専用で、架電先がsoftbank携帯であれば無料通話が適用される21時前にかけ、それ以外は公衆電話からかけるという徹底ぶり。お陰さまで月額使用料はプリペイド携帯時代の最低使用料1,500円を下回る勢いです。
2009年8月31日(月) 我が父奇譚(4) テレカと転移
携帯で主に使用している機能は「スケジュール」「アラーム」「電話帳」。携帯の電話帳を確認しながら公衆電話で電話をかけるのが通常パターンです。
学生時代〜社会人1年目頃まではそれこそ週に数回、3〜5時間ほどの長電話をしていた記憶がありますが、そういう時期を卒業すると時代に合わせて次第に長文メールに移行し、今ではメールもそんなに書かなくなりました。なんでしょうね、若かったというコトなのでしょうか……。
携帯を所有しながらも頑なに公衆電話ユーザーのためテレホンカード常備なのですが、そもそも事務的な用件以外では電話をしないタイプなのでテレカの減りも遅く、105度数のテレカが財布と定期入れに1枚ずつ3〜4年以上前から入っていましたが、本日ようやく片方の残度数が1度数になりました。おっとイカン、次を用意しなきゃ。
買う前に家に眠っているテレカがないかと早速サーチ。
今や扱い易くなった父辺り、持っていそうな気がする――という予想は見事に当たり、殿の年代物の定期入れの中から使いかけのテレカやらデパート商品カードやら既に終了しているSFカードやら、出るわ出るわで約3万円分。どうせ自分は使わないし、娘に感謝されるチャンスだしってんで、頬に渦巻きを浮かべながら、殿、ここぞとばかりに大威張り!
殿 「ちょっと待てよ、こっちも見てみるからな。ん? コレは電話のヤツか? もう使えないSFカード? 惜しいねぇ。これは使えるのか? 1万円分? どうせだったら全部持ってっちゃえよ。良かったなぁお前も! おい、得しちゃったじゃねぇか!」(←感謝を強要)
鷹瀬 「………………私がフコイダンでどんだけアナタに投資してると思ってんのよ」(←感謝を強要)
THE 父娘の会話。(遠い目)
そんなこんなで夕食時、主治医から電話が。
現在の殿のステータスは、詳細を書くつもりで後回しになっていますが、肺癌経過記録表からも分かるように8月18日時点で腸への転移が懸念されており、そのために8月19日の週に検便を行い、明後日9月2日に先生からその結果を言い渡される予定でした。予定より2日早くに先生から直接電話があったことで一瞬竦むも、単に「急な会議が入ったので予定を変更して欲しい」というだけの連絡で一気に安堵。しかも嬉しいことに、「検査結果は陰性でした」とチョロリと教えてくれました。
丁度電話を切る頃に父が食卓にやって来たので、「とりあえず腸には転移してないって!」と報告すると、「ほー、そうかい」と素っ気なく。本心ですか? ツンデレですか? 我が父ながらイマイチ掴めません……。
改めて夕食時にしみじみと。
鷹瀬 「でも本当に良かったよねぇ」
殿 「そうだなぁ、言ってみるもんだぞ。お前も得しちゃったよなぁ!」
鷹瀬 「? ……! テレカのことじゃなくて、『腸に転移してなくて良かった』って言ってんでしょーがっ!」
殿 「ん? ああ、じゃあWで良かったなぁ」
鷹瀬 「テレカと転移が同列なのっ?!」
どんだけ安い命なのだっ!(涙)
後回しにしすぎると書き損じるので、8月18日の主治医と対面による初の診断結果報告=告知の記録を。
【8月18日の詳細告知】
レントゲン、CT、PET、MRI を経て8月18日(火)に正式な告知をされて参りました。――結果、何もかもが不明瞭って感じです。
要するにレントゲン、CT、PET、MRI のすべてを合わせても断定できることは少ないのだと。現代医学自体がそういうものなのだと。だから切り開いて直接病巣の細胞をチェックしない限り、あくまでも「〜の可能性が高い」という診断結果しか出せないのだと。でも、83歳、切り開くこと自体が身体への負担になるから、主治医と私で話し合って、定期的に進行具合を確認して、症状が出るまでは静観しましょう、ということになりました。
断定できません、と言う先生を見て信頼できる人かも……と思い、逆に安心しました。
父の場合、肺に影があり、まぁほぼ肺癌なのは間違いない。しかし、そうであろうとなかろうと年のせいで手術は不可能。これはセカンド・オピニオンの必要のない事実。放射線治療も不可能ですが、これも「間質性肺炎の人は放射線治療はできない」のはちょっと調べたら常識レベルの話でしたので、これもセカンド・オピニオン不要。肺癌であろうとなかろうと、どの道、手術や放射線治療の選択肢がないのは、却って迷いがなくて良かったかも。
PETの結果で見えた腸にある影も気になるけれど、これももし悪性なら切除手術が必要だけれど、肺同様、切って見るまで分からない、ってことで、まず検便レベルで悪性が明確になるまではそっとして置こうと。で、この検便の結果を9月2日(水)に聞きます。これで悪性だったら、腸の方の手術をすることになるかもしれません。(本日の予定外の電話連絡により、陰性確定に!)
肺の方は初期のせいか、腫瘍マーカーに異常はなく、ステージIbなので症状もまだありません。症状が出始めるのはステージIII頃からだというので、「じゃあ最短どのくらいでIb→IIIになりますか?」と質問したら「短くて半年。長い人は数年も」と。なので3ヶ月おきにCTを撮って様子を見ることに。
わざわざ今調子がいいのに、化学療法なんかやって苦しむ必要はないよね、と言うことで、主治医と私(と父)の間で納得しました。化学療法での延命は平均3〜4ヶ月。苦しみの代償にしては短すぎるので、症状が出てから考えることにします。
事前に勉強して臨んだため、色々突っ込んだ質問したら、主治医の先生が驚いてました。
「腫瘍が3.3cmで…」と言うから、「じゃあステージIbなんですね(8月4日の電話口では3cmと言っていたのでギリギリIaだと思っていた)……脳への転移は大丈夫なんですか?」と聞いたら、「初めての診断でステージがすらりと出てきて、脳への転移の話に繋がるなんて、なかなかないです。よく勉強されてますね?」。主治医が殿の前で私を誉めた事によって、殿の私に対する信頼度がうなぎ上り、その瞬間から私は家庭内主治医の称号ゲット!
大体私が提案する治療法を、主治医が「そうですね。僕も自分の身内にはそのような方針を薦めますね」と同意してくれたために大分スムーズに進んでいます。父もえらい素直です。主治医に向かって「全部娘が判断するんで、娘と話してください」ですって。
セカンド・オピニオンを取ろうかと思いましたが、特に疑問はないし、肺癌が誤診(正確には断定してないし)だったとしても、症状が出るまでは化学治療も始めないので、それはそれで良かったね、だけの話だし。
手術が必要な場合とかにはセカンド・オピニオンは重要だと思うけれど、父の場合は基本が「83歳、無理な治療せず静観」なので、余り意見は必要ないという側面もあります。
本人が先生と良好な関係を築いているので、余りごちゃごちゃ言うのもナンだなと。あの父と相性良くやってくれる人は滅多にいないし、今の先生とは肺炎、結核、リュウマチを通して4年くらい付き合っているので、ファースト・オピニオンでこのまま行こうかと。今は心の安定が一番。私にとっての壁であった民間療法(フコイダン)の話をしても、否定するでもなく変に肯定するでもなく、普通に受け止めてくれて、非常に感じが良く、心情的にも救われています。良い主治医に恵まれて幸運でした。
とりあえず、先生の言うように半年くらいはこの状態は続きそうなので今はまだ平和です。