2009年1〜4月の日常日記&コラム
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いよいよ2009年、年女であり前厄な年に突入しました。しかし、女性の30代は10分の6が何らかの厄年なんですよね……。病気になりやすいという先人達の知恵以外では別にさして人生に影響ないだろうなぁ……程度の心構えですが。とりあえずぼちぼち生きます。行きます。
| 日記の小見出し一覧 | ||
| 1/1(木・祝) 謹賀新年 | 1/4(月) 雨女を超えそうな週末 | 1/10(月)〜13(火) 九州旅行 |
| 1/21(水) 恐いくらい暇 | 2/1(日) ボランティアの壁 | 2/10(火) 派遣切りとの闘い |
| 2/11(水・祝) 厳しい現状報告 | 2/12(木) おフランスの底力 | 2/13(金) 続・厳しい現状報告 |
| 2/18(水) そろそろ花粉症対策 | 2/26(木) 「スラムドッグ$ミリ… | 3/1(日) 「ネットカフェ難民と… |
| 3/9(月) ホームヘルパー2級… | 3/10(火) 今こそ北欧に学ぶ | 3/16(月) いざ香港&細井さ… |
| 3/18(水)〜22(日) 香港旅行 | 3/26(木) 香港パワー切れる | 3/27(金) 自己反省と逆ギレ… |
| 4/6(月) 勝ち目のない戦い | 4/20(月) 単純に感動ニュース | 4/23(木) 草g↑、鳩山↓ |
| 4/26(日) 悠久の時を超えて | 4/27(月) 四月馬鹿の後遺症 | ― |
正直、2008年はぱっとしない年でした。大きな不幸もない代わりに幸福の方面でも特に……。凪のような日々があっと言う間に過ぎた、という感じです。会社を変えることも含めれば、毎年何かしら「全く新しいこと」を始めていたのに、去年は何も始めていなくて愕然。旅行は海外にはイタリア6泊8日、国内には浅間温泉2泊3日、奈良3泊4日、鳥取3泊4日、岡山3泊4日とそこそこ行ったようですが、不完全燃焼感が漂います。今年こそは何かひとつでも全く新しいことを始めようと画策中です。ダイビングかオートバイか護身術(守ってる場合じゃない)か……。
2009年1月1日(木・祝) 謹賀新年
意志弱々のワタクシですが、とりあえず宣言通りプチ改修は済ませました。(3日に) 横幅ビッチリ文字で読みにくいと言われていたので、その辺りを大きく直してみたのですが、根本は変わっておりません。見りゃ分かるか。
何はともあれ、今年もそこそこよろしくお願いいたします。
海外は基本的に一人旅派なのですが、国内旅行は二人旅派。二人旅の連れは圧倒的に友人Z。しかし私と友人Zが揃うと、かなりの高確率で「雨」以上の事態に陥っとります……。恐らく原因は私ではなく友人Z。だって私一人旅の時には意外に天候には恵まれていると思うし。絶対に私じゃない。私じゃないもん。
2009年1月4日(月) 雨女を超えそうな週末
旅行の回数が多いので雨にぶつかる確率が比例して高まるのは仕方ないにしても、限りある有給をやりくりして満を持しての旅行で雨以上の何かに遭遇するのはちと勘弁して欲しいっす。そういや直近の旅行、去年9月の尾道に向かう途中でも豪雨&稲光に見舞われたっけなぁ……。
最も思い出深いのは2006年7月の上高地(2泊3日)。当然トレッキング散策目当てでこの地を選んだと言うのに、現地に着くなり土砂降り。晴れる気配の欠片さえなかったので、初っ端から諦めることなく土砂降りの中、果敢に山道を散策し(全然楽しくない)、山中民宿に宿泊。またこれが大学の水泳部で使った合宿所を思わせる味のある宿で……。一晩越えても土砂降り。最終日まで気を緩めることなく土砂降り。「雨がなんだ!」と意地で折りたたみ傘を片手にトレッキング。いやこれ何か違うだろう、と思いつつ、びしょびしょになりながら若干ハイになって森の中を散策。最終日にはさすがに止む気配のない雨模様に負けて「チェックアウトの時間ギリギリまで寝てようか……」とようやく諦めた私たちを襲うは「豪雨のため、あと1時間で警戒態勢により山道閉鎖! 今日中に帰りたいなら一刻も早く下山して!!」という宿の女将さんの声……。身支度をしていなかった私たちは宿が用意した緊急下山バスに乗り遅れ、土砂降りの中、歩いて下山することに。雨具はあるのかと訊かれ、折りたたみ傘を見せると「アホか!」と叱責され、宿から腿まであるような長靴と雨合羽と丈夫な山用の傘を借 り、宿のご主人に導かれて下山……。(宿の女将さんは「ご勝手にお帰りください」と私たちを突き放したのですが、ご主人が「この天候で素人の下山は危険だ! 俺が行く!」と案内人を買って出てくれたのでした……感涙) 途中、コレご主人いなかったら無理ですよね、というレベルのプチ土石流が発生しており、ご主人の手を借りて鉄砲水と闘いながら這々の体で山の麓を目指してザッシュザッシュと歩き続ける馬鹿2人……アドベンチャラスなホリデーとなったのであります。プチ土石流の威力は凄まじく、膝上の長靴の効力虚しく、中に泥水が入り込んで靴もGパンもまとめて腿まで泥だらけ。そのままバスに乗り、列車に乗り……大人になってからこんなに劇的に汚れたのは、しかもその格好で街中を歩いたのは、後にも先にもこの上高地が初めてです。いや物凄く楽しかった。旅はこうでないと。
話が大きく逸れましたが。要するに天候に恵まれないことが多い私達……。上高地レベルのハプニングになれば、何かこう……良い思い出と言えないこともないのですが、中途半端に雷雨とかだと大変なだけですから、なるべく避けたいところ。
そんな経緯がある上で、今週末10(土)〜13(火)まで九州(福岡・長崎)に行く予定なのですが……天気予報を確認したら、福岡も長崎も10日から「曇時々雪」って……。しかも急激に気温が下がるっぽいわ、降水確率も40〜50%だわ……。
何かの罰なのでしょうか……。
とりあえず自分の記録として。
2009年1月10日(土)〜13日(火) 九州旅行記/福岡+長崎 3泊4日
極寒の中、福岡1泊+長崎2泊の代表的で表面的な九州旅行をしてきました。天気の方は予報に踊らされてビビっていた程でもなく、雨も雪もそこそこ降りましたが、何やら異様にタイミングが良くて、徒歩での観光中は奇跡的に傘を使わずにやり過ごせました。いや〜私の日頃の行いですかね〜ぬぁっはっは!
――と、天候には辛うじて恵まれた旅行でしたが、旅としてのウキウキ感は期待していたほどなく……。今回が初の九州だったのに、何でなんだろう……と考えると、多分、道中にデカイ「発見」や「驚き」がないからなんだろうなぁ。
以前、何かの本で読んだのですが、「日本はインフラが整い過ぎていて、国内旅行が楽しくない」とあり、今回の旅は福岡市と長崎市のみの観光だったため、まさに「インフラが整い過ぎて」いる状態で、それで面白くなかったのかもしれません。いや、勿論会社休んでいつもと違う日常を過ごすのだから、何もしないよりは数百倍楽しいですよ? でも、期待していたほどではなく。街を歩いていて、大きな意味では東京と変わりない景色に「ふーん……」というぼんやりした気持ちしか沸き起こらず、これなら去年9月の岡山旅行の際に足を伸ばした香川県直島の方が数十倍面白かったなぁ、と。
旅にトラブルと不便さを求める私としては、何でも便利に事が進んでしまうと色々萎えてしまうようです。多分、都市部を避けて五島列島やら熊本やらに足を伸ばせばきっと楽しかったに違いないと思うので、次回の九州ではそのようにしようと心に決めて。
今回の旅で一番良かった……と言うか、訪れた価値があったのは長崎原爆資料館でしょうか。比べるのはちょっと違うかもしれませんが、去年8月に訪れた東京・新宿の平和祈念展示資料館よりも全然良かったです。
被害状況としての展示内容「原爆による被害の実相」は随分マイルドで、戦争の悲惨さを伝えるには不十分であり、アメリカに対する恨み辛みで満ちていたベトナム・ホーチミンの戦争証跡博物館の足元にも及びませんが、被害者としての立場に酔わずに戦争が起きた時代背景を分かり易く解説していたり、核の脅威に焦点を当てて過去から現在に繋げて警鐘を鳴らしているメッセージ性のある展示「核兵器のない世界を目指して」はなかなか良いと思いました。
ただ、実際の被害者の証言をビデオで丁寧に流すのは良いのですが、丁寧ゆえに余りに長すぎて限られた時間で訪れる人々には逆効果だと思うので、時間のない閲覧者のために要点だけを編集したショート・バージョンのビデオもあればいいのにと思いましたが。
ある意味、一番の見所と感じた「核兵器のない世界を目指して」のコーナーは、各国の核の保有数や核実験の回数をひと目で分かるようにグラフ化してあったり、単純に分かり易い作り。簡単な資料から作成できる展示だとは思いますが、かと言って普段なかなか認識しない事実であり、知っておくべき事実です。修学旅行や社会科見学で訪れる子供たちも多いでしょうから、詳細な説明よりも、単純な事実を視覚的に訴える方が効果的かもしれません。
しかし、改めて世界で行われている核実験の回数や分布図をグラフで見ると、アメリカってつくづく自分勝手で笑わせてくれる国だなーといっそ感心。自国は核実験を軽く1000回以上しておきながら、他国には止めろと騒いでみたり……。なのに世界から総スカンを喰らわないわ、経済破綻が世界中に影響するわ、いやはや本当に凄い国です。
話が大きく逸れましたが、旅の記録写真。
【福岡 1泊】
天神→太宰府天満宮→櫛田神社→天神→リバレイン→博多町家→天神地下街
【長崎 2泊】
諏訪神社→眼鏡橋→興福寺→祟福寺→新地・中華街→出島→思案橋
→グラバー園→大浦天主堂→旧香港上海銀行長崎支店記念館→べっ甲工芸館
→オランダ坂→孔子廟→長崎原爆資料館→平和公園→JR長崎駅
これが長崎名物の卓袱(しっぽく)料理
鱧(はも)鍋、ローストビーフ、寿司、海老チリ、豚の角煮――和洋中折衷で盛りだくさん
正直、量が多過ぎて後半味わえなかった……
大宰府で見つけた目を引くTシャツ……
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(右)福岡/大宰府 「暖暮」 ネギごまラーメン 650円
(左)長崎/新地 「西湖」 長崎ちゃんぽん 650円+皿うどん 650円
グラバー園近くのホテルのランチコース 1155円
しっかり食べさせてくれてこの価格は九州ならではなのかなぁ、と
櫛田神社の敷地内にあった相撲取りの名前入りの石
何だかよく分かりませんが朝青龍の石だけ無駄にデカくてだらしなく倒れていたのが印象的
「品格なーい! やっぱ朝青龍だよ」みたいな……ぺっぺっぺっ! だーいっ嫌ーい!
2ちゃんねるに「殺す」と書き込んだ人、29歳にもなって何やってんだと呆れるけど
「朝青龍の横綱としての態度が気にくわなかった」という供述には完全同意しちゃうゼ!
諏訪神社の斬新な道案内……センスあるのかないのか……
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(左)諏訪神社内 「月見茶屋」 ぼた餅 470円
(右)興福寺で鏡開きのため無料で振舞っていたお汁粉
興福寺の(左)千里眼像 (右)順風耳像
どうしても「ボケとツッコミ」に見えるこのセット像……
千里眼「ちゃうがな!」で順風耳「なんですかぁ?」みたいな
長崎空港にあった九州限定「キットカット/柚子こしょう味」
どんな味だか非常に気になるけど外すの嫌だから未購入
とりあえずこのブースでは第2位の人気ですと……皆チャレンジャーだなぁ
不況のせいで恐いくらい暇です。
2009年1月21日(水) 恐いくらい暇
ほんの1ヶ月前、12月17日の日記に「私の会社でも1年前に比べて受注件数は約4割に落ち込み」と書いていましたが、受注件数はその後も落ち込み続け、遂には3割を切りました……。こうなるともうよくリストラもせずに会社が回ってるな〜と感心しとります。相変わらず無能な人々にも餌をやっているこの会社、どんだけ余裕があるんだか。給料も今のところ増えてもいませんが減ってもいませんし。
受注がないのですから、大袈裟に言えば受注を取ってくる業務に携わっている人以外は全員暇を持て余しており、私も最初に書いたように身震いするほど暇です。邪魔されずにのびのびと白昼夢や妄想が出来るほど暇。
さすがに勤務時間7時間半ずーっと暇を持て余している訳ではありません。何やかんやと雑務も含めて4時間くらいは働いていると思います。ただ、広告や宣伝という分野は不況になれば真っ先に予算を削られる部門であり、ホームページもまたしかり。企画案を出したところで予算が下りず、すべて「景気が回復して受注が増えたらね……」という結論になるので、最近では言われる前からお金のかからない地味な改修ばかりを行っているという訳です。余った時間は、取りたい資格の情報収集をしたり、次回旅行の計画を立てたり、ダメ社員の王道をヨロヨロ歩いとります。
業務柄、モバイルサイトの改修なども行っているのですが、確認のために自席で携帯をいじっていると「鷹瀬さん、いくら暇でもそんなに堂々とケータイで遊ばなくても……」と誤解されてしまうので、真っ当な仕事すらも思うようにできません。ホームページ関係のエンタメページ作成のために映画関連の情報を集めているのですが、映画サイトを開いていても同様に誤解を生じやすく……。後ろを通る人々に「いや〜モバイルサイトのチェックも大変だなぁ!」とか、「今度のホームページのエンタメ記事は映画作品紹介だから調べなくちゃ!」とか、物凄くカッコ悪い言い訳に追われるので、面倒になって私用でネットサーフをしている時と同様の態度でコソコソするものだから、なんだかもうずーっと遊んでいるみたいな錯覚に陥ります……。このままでは病む……。
っつーことで、近い将来に実用ベースで役立ちそうなホームペルパー資格の情報収集と、3月の香港旅行の下調べに精を出す日々なのでありました。
こんなに暇なんだから、どかーんと有給取って2週間くらい海外行ってきたいな〜。円高だし、そういう意味では今は超ナイスな時期なのだが。
早くも2009年が1ヶ月過ぎ、2月に突入しました。ヤバイ、2008年より時が経つのが速い気がする……。
2009年2月1日(日) ボランティアの壁
ってなコトで、いきなり去年の振り返りから。
自然満喫癒し系インスタント・イベントが好きで、学生時代から春の花見、夏の花火、秋の紅葉狩りと享受でき得る限りの行楽に積極的に足を運んでおりますが、去年の秋は何かもうヤケクソですか? 修行ですか? くらいのノリで11月から12月にかけて、毎週末、郊外の山に紅葉狩りに行っとったことを、本日手帳の整理をしていて再確認。11月には3回も奥多摩に出向いており、3ヶ月前の自分に「一体どうなりたいのだ君は……」と半ば愕然としましたが、そういや友人Zから、そんな私の行動をカテゴライズする手助けとなるメールが届いておりました。
友人Z 「○○(高校時代の友人、独身)の近況だけど、毎週のように××ちゃん(高校時代の友人、独身)も含めて山登りしてるそうだよ」
鷹瀬 「何でだろうネェ、負け犬が山に登りたがるのは……。達成感?」
友人Z 「何かやり遂げた感、かもねえ。何もやらなかったことに罪悪感感じる歳なんだよ、きっと」
ハイハイ、何もやらなかったことに罪悪感を感じているらしい鷹瀬が2月を迎えましたヨー。何か?
さて、上記話題から全く繋がっていないようで細く繋がっているのですが、ボランティアの話です。
私は主張や活動が同意できるものであれば、比較的気軽に署名や寄付をする方ですが、ボランティアのように現実に自分の時間と身体を使って泥臭く動くことはトンとしておらず、そういう活動をしている人を尊敬する反面、署名や寄付絡みでそういう人々の活動内容が見えてくると、中には「こんなアホに金やったのか……」と後悔することも時々あり、ボランティアってのは心底難しいモンだなぁと考えております。
自分は実際に時間を割く訳ではなく、一番楽な関わり方、つまり「寄付をする=金だけ出す」という日本政府のように無責任な態度を取っている以上、そのボランティア団体に文句を言う筋合いはなく、それでもそこで本当に一生懸命誠実に自分の時間を費やしている善意の人々を見ると、ボランティアもトップが賢ければもっと効果的な成果を上げることができるのに、と悔しくなることが正直結構あります。
半年以上経過し、そろそろ時効になったと思うので書きますが、寄付をして猛烈に腹立たしい思いをしたことがあります。
私の年間イベントを提供する行楽地で、某ボランティア団体が自然環境を守る運動をしておりました。交通費以外、無料で楽しませてもらっている行楽地の自然を守るために運動して下さっている団体です。その場で500円を、そして家に帰ってから渡されたチラシにあった公式サイトにアクセスし、5万円を寄付しました。頻繁に楽しませてもらっている場所であり、これからも守られていて欲しい場所なので、活動に参加することで協力できないなら、せめてこのくらいは……と、自分で言うのも何ですが、かなり悩み考えて出した、私の中では相当高額な寄付でした。
――そして数日後、この団体に寄付したことを心底後悔したのです。
基本的に善意の人々のすることにケチをつけるような真似はしたくないとは思うのですが、善意も見当外れになればそれは非難されてしかるべきとも思い、記録することにします。
まず、公式サイト上で確認した口座に寄付金を振り込みましたが、その数日後にこの団体の方から封書で手紙が届きました。振込用紙に住所を記載する箇所があったので、それを見て私の住所を知ったようです。
手紙の内容は「多額の寄付をありがとうございました。これは全額カンパでしょうか? 入会希望ということでしょうか? FAXでご回答ください」というもので、住所とFAX番号のみが書かれていました。私も心が狭いと自覚はありますが、この時点で若干イラッとしたことを包み隠さず報告しておきます……。
FAXなんて持ってない人もいるし、私から送信したら私側に無駄なお金が掛かるでしょ。どうして寄付した人間に手間かけさせンのよ。しかも住所とFAX番号を明記するなら、ついでに電話番号とメールも書いておくのが親切ってモンじゃないの? 相手にとって都合の良い手段を選べるように、その程度の気を利かせてくれてもいいんじゃないの?
大体、入会って何よ? サイトにはカンパの振込先として口座番号が紹介されているけど、入会の話なんて一切書いてないじゃん。普通に考えて全額カンパだろうに。サイト以外でもこの口座番号を紹介してるなら、「入会希望の方は振込用紙の備考欄に明記してください」くらい一筆書いておけばいいじゃん。この人たち、カンパがある度に毎回封書で確認してるの? 一体どんな事務処理能力だよ。
………………意地悪ですかね……。でも正直、普通にこの程度のことは思いました。
とりあえず返信を待っているようなので、釈然としない気持ちを抱えながら公式サイトで問合せ窓口となるメールアドレスを探し出し、そこにメールしました。
以下、私と団体のドコまでも噛み合わない平行線なメールの遣り取りを全文転載します。
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鷹瀬 → 団体
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●●様
こんにちは、●月●日付で5万円のカンパをさせていただきました鷹瀬です。
本日、●●様からのお手紙を受け取りました。
5万円がカンパか入会希望か、とのご質問ですが、全額カンパです。
――以上、よろしくお願いいたします。
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団体 → 鷹瀬
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鷹瀬様、●●事務局長の●●です。
多額なご寄付、心からお礼を申し上げます。お問い合わせのお手紙を差し上げた●●は当会事務局員です。
もしお差し支えなければ、どのような経緯で当会をお知りになったのか、お教えいただけないでしょうか。
カンパのお礼として、当会発行の絵本、「●●」「●●」「●●」と画文集「●●」を贈呈させて頂きますので、お待ち下さい。
●●は、子どもたち、未来の人たちのものです。
全力で、運動を続けます。
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鷹瀬 → 団体
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●●様
ご丁寧な返信をありがとうございました。
そちらを知った経緯ですが、週末に●●で署名をし、その際に頂いたチラシで
HPを知りました。
お礼の絵本贈呈の件ですが、お気を悪くなさらないでいただきたいのですが、
遠慮いたします。根が合理的なもので、ソフト面での出費を「無駄」と感じ、
引っ掛かってしまうのです。
勿論、絵本に意味がないという意味ではありません。
●●や自然の破壊に興味のない人へ興味を持ってもらうために必要な
手段として効果的かもしれませんし、実際にカンパのお礼として、
贈呈の品が送られてくれば感動する人も多いと思います。
「無駄」と取るか「気持ち」と感じるかは、受け手の人間性に寄るもので、
私は完全に前者のタイプです。従って、こういったお気遣いは不要です。
カンパを100%有効に使っていただければ幸いです。
本当は金銭的な援助もさることながら、物理的な助けの方が重要で
大変なことであると承知しております。
友人・知人には出来る限り署名などで協力を呼びかけておりますが、
できることはごく僅か。お金での微々たるサポートをお許し下さい。
――以上、よろしくお願いいたします。
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団体 → 鷹瀬
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鷹瀬様、●●です。
そうですか、●●での署名活動でお知りになったのですか。
署名は10年近く、毎日曜日午前中2時間やっています。
貴女のような方から、多額なカンパをいただいたことを仲間に伝えたいと思います。
皆、きっと喜ぶことでしょう。そして署名活動にも力が入ると思います。
本はメールを見る前に昨日お送りしてしまいました。
とても素敵な本です(我田引水?)から、楽しんでいただけると思います。
お礼の気持ちも多少ありますが、ご高覧頂ければ幸いです。
お気になさらず、お受け取り下さい。
とにもかくにも、今回の鷹瀬様のお気持ちをありがたく、カンパとして大切に使わせて頂きます。
…………想像できますかね、私の怒りが。この2往復のメールの遣り取りを要約すると、こういうことですよ。
団体 「寄付ありがと。お礼に本贈るよ」
↓
鷹瀬 「本は要らないや。そういうの興味ないし、無駄だし。お金は有効に使って」
↓
団体 「返事待たずに送っちゃった。良い本なんだ。遠慮しないでよ」
……舐めとんのかッ!(怒) 「遠慮」じゃなくて単に「迷惑」なんだよ!! 何も金が余ってて寄付してンじゃねぇんだよ! 身銭切って送った金を無駄なことに使うなよっ! メルヘン感覚で自費出版なんかしてんじゃねぇよ! 夢見がちな手作り本で国相手に闘えると思ってンの?! 道路作る計画中止させんならもっと他にやるコトあんだろ?! そんなんだから10年やってても成果上がらないんだよ! しかも四字熟語知らないの?! そういう場合は「我田引水」じゃなくて「自画自賛」っ!!!
翌日、本当に絵本やら画集やらが送られてきました……。方向違いの夢が一杯詰まった手作り本を受け取った時の虚脱感ったら……。
善意なのは分かります。しかし、善意なら何をしても良いというのは間違っています。私は2通目のメールであれだけ直接的に、誤解の余地がないように、「無駄だから本を送るなんて止めてくれ」とまで言っているのです。にも関わらず、感謝している筈の私に意思確認もせずに本を送りつけるその神経構造も完全に独り善がりですが、更にこの団体のリーダーは「お気になさらず、お受け取り下さい」と締めくくり、本人的には最後までイイコトをしているつもりなのです。
善意なのはよーくよーく分かっています。寄付以外何もしていない私が何かを言える権利がないのも分かっています。しかし、これだけハッキリ物を言っている相手の意図が読めない人が団体のリーダーである以上、私から見てこの団体が国相手に勝てる訳がないと思わざるを得ません。
そもそも寄付金を有効に使っているのか、その辺りから疑わしく感じてしまいます。
署名だってただ集めりゃいいってモンでもないでしょうに。絵本や画集を作る前に、国が何をしようとしているか、その計画がいかに無駄で時代錯誤のものであるか、実行された場合に起こる弊害などを、「それらを知らない人に伝えること」が最もすべきことだと思うのですが……。実際に活動したことのない人間の理想論ですかねぇ。私だったら寄付金貯めて新聞や雑誌に広告打つけどなぁ。少なくとも絵本出版するよりは主旨に沿ってる気がするのだけど。
――結論としては、5万円損した。本当に損した。
ボランティア活動は自己満足であるとよく言われます。そうである面もそうでない面もあると思いますが、上記の件のように独り善がりな善意は自己満足を通り越して自己陶酔であり、少なくとも私の中では悪い見本です。
しかし、今回たまたま知っただけで、このように無駄なエネルギーを浪費しているボランティア団体って多いんだろうなぁ……。
世の常として、賢い人は泥臭いことをする気などさらさらないので、調子良く金だけ寄付してイイコトした気になっちゃう人種が多いんですよね……。有名人になれば、寄付という慈善行為が一種の広報的役割を果たしている面もあるし。アメリカのセレブなんか、この手の輩はゴロゴロいますね。ま、それでも、金持ち度合いが桁外れという現実もありますが、全く寄付しないシブチンの日本人より全然マシ。(あくまで傾向の話)
理想を言うならば、(出来れば金持ちで)ビジネス的思考回路を持つ賢い人がボランティアの現場に乗り出してくれると、活動の成果に期待も出来るし、そういうボランティア団体には是非参加したいものです。自分でやってやると思うほど元気がないのが辛いトコロではありますが。
こういう考えに近いのが、去年末に紹介した原丈人氏の公益資本主義なんでしょうね。あれこそ利益を上げるボランティア活動ではないかと。
ああ〜原丈人氏が率いる団体に属して働いてみたいなー……。
また、日本のボランティアはやはり文化として浸透していないだけあって、なかなか「無料」で出来ない現実問題があります。会に属すと会費が発生したり、強制寄付が発生したり、最低額の一口が高額すぎたり、諸手続きが異様に煩雑だったり。これじゃ敷居が高すぎます。
加えて志願する方も受け入れる方も不慣れなため、手伝う側は「してやってる」という押し付け意識が強すぎたり、手伝われる側は「ここまで来たからにはここまでやって」という強制意識が強すぎたり、団体同士の縄張り意識が強すぎたり。なかなか「手が空いている人がふらっと訪れて、手伝って、帰って行く」の実現は難しいのかもしません。
もっと気軽に参加できるボランティア活動が日本に定着するといいなぁ……。
派遣切りが世を賑わす最中、私の身近……どころか同じチーム内でも世の中で行われているようなことが行われそうになって慌ててました、この2週間ほど。結論から言うと、阻止できましたが……。何の役にも立たねぇ……と思っている上司が本当に役に立たないのだと実感した一連の出来事でした……。
2009年2月10日(火) 派遣切りとの闘い
女王や女帝など「何もしないで戯言ばかりを繰り広げる上の人達」を除いて、私の所属するチームの作業員は私を含めて4人。正社員3人(細井さん、同僚Aさん、私)と派遣社員1人(Kさん)。表面的には4人チームですが、私と同僚Aさんの共通認識として、ウチのチームは私達2人と派遣Kさんの3人チームです。
――ん? 細井サン?? 誰それ? ああ、あの何もしない上にできない太い人ね。というような現実を抱えつつ……。
細井さんの近況は相も変わらず。世の中がこんなに騒然としているのに、よくもまぁここまで仕事が出来ないのに堂々としとるな〜と感心するほどのびのび生きとります。来期より導入される新人事制度、つまり降格制度が自分のために制定されたという自覚は全くないらしく、それどころか同僚Aさんに向かって「まぁ俺がAさんの評価をするなら高い評価をするよ」などと何処までも勘違いなコトをほざいているそうです。幸せな人だなぁ……。
先日、10名の会員にプレゼントを発送する作業があった際、同僚Aさんが「宛名ラベル印刷をお願いします」と依頼すると「そういうの苦手だから嫌だ」とキッパリ断る細井さん。ビックリしつつも気を取り直した同僚Aさんが「……じゃあ当選者の通知を他部署にお願いします」と再度依頼すると、「支店から色々問合せがありそうだからAさんがやってよ」とまたもや断る細井さん。なら一体何をしてくれるのさっ!ということになり、「俺、包むのとか得意だから、ラッピング用の袋買って来て包装するよ」ですと……。42歳の管理職がプレゼントの包装を生き生き立候補……。こんな奴に年収(推定)600〜700万円支払っているB社って……。
話はこれで終わりゃしない。買い物に出た細井さんが、出先から同僚Aさん宛てに電話を……。
細井さん 「袋って何枚買うんだったっけ?」………………もうさぁ……コントですか、と。16枚とか27枚とか、そんな覚えにくい数字ならともかく、10枚ですよ、10枚。どうやって忘れるんだよ、そんな綺麗な数字を……。しかも、いきなり頼まれた買い物ではなく、自分が担当しているキャンペーンの当選者へのプレゼント発送で、さらには自分で立候補までしてやったことだってのに……。
こんな経緯でようやく買って来たラッピング用の袋……巾着タイプの袋だったのですが、プレゼントの中にA4版クリアファイルがあり、A4サイズの袋だったためジャストサイズで巾着を絞れず……。(※注:巾着を絞るとクリアファイルが折れちゃう) もうさぁ……コントですか、と。
駄目な奴ってのは本当に見事なくらい何をしても駄目なんだな……と再確認させていただきましたよ。呆れるの通り越して笑ったわ、さすがに。
話はまだ終わらない。加えて、中に入れるプレゼントが紺色系なのに、細井さんの選んだ袋は真オレンジ。被害者は同僚Aさんなので、直接関係ない立場ではありましたが、性格の悪いお局と囁かれようともうダメ黙ってられませんでした……。
鷹瀬 「紺色のプレゼントをオレンジで包むってのは粋ですね〜。さすがラッピング得意と豪語するだけあるなー。反対色で攻めて、袋を開けたときのインパクトを最大限に引き出そうという魂胆ですね! しかも閉まらない巾着の半端に垂れ下がるリボンが何とも言えずにオッシャレ〜♪ では、お疲れ様でしたー」私は言うだけ言ってとっとと退社してしまいましたが、翌日、巾着の紐を縛れないため別の袋に入れてから巾着袋に入れるという「THE 無駄!」な、正しく細井さんの仕事っぷりを具体化したようなプレゼント包装が10個出来上がってました……。
こんな寒い笑いに満ちたコントな日常が淡々と繰り広げられる傍ら、女王(認めてないけど組織図上は私のボス)が私と同僚Aさんを個別に呼び出しておりました。
女王 「××チームね、4人では人数が多すぎると突き上げを食らっているの。でさ、派遣Kさんの契約が3月末で終了するから、そのタイミングで延長はしない方向で、と考えているんだけど、どうだろう……回して行ける?」後に呼ばれた同僚Aさんも、派遣Kさんを切るのは勘弁してくれ、切るなら他に相応しいのがいるだろうと、言い方は柔らかくも大体同じようなことを言ったそうで、とにかく共通意識で派遣Kさんを守ろうと固く誓い、計3回の呼び出しで2人して同じ主旨のことを言い続け、女王は半ば根負けでとりあえず派遣Kさんの契約を3ヶ月延長に持ち込んだのでした。
鷹瀬 「人数が多すぎるという意見には全く賛成ですね。細井さんがいなくても充分回して行けるので、明日からでもAさんと派遣Kさんと私の3人チームになってOKです」
女王 「鷹瀬さん……言いたいことは分かるけど……」
鷹瀬 「いや、分かってないと思いますよ。女王は直接被害受けてないから。ウチのチーム、数字の上では4人ですけど、細井さん以外の3人で回してるんですよね。だから3人で充分回せますけど、派遣Kさんを切るなら実質2人ってコトだし、そうなった時、派遣Kさんの仕事は全部私に来ますよね? Aさん今一杯一杯だし。私も空いている時ならそれでも対応可能ですけど、3月になってHPの改修とか始まったら無理ですよ」
女王 「でも空いていれば対応は可能なの?」
鷹瀬 「ほらね? もう既に女王は細井さんに仕事を振るということを考えていませんよね。そもそも何の役にも立たない細井さんは守られていて、真面目に働いている派遣Kさんが切られる対象になるなんてオカシクないですか?」
女王 「いや、細井さんが1人として数えられないのは分かってるけど、引き取る先もないし、正社員だからクビにする訳にはいかないし、彼はもう仕方ないんだよ」
鷹瀬 「細井さんを飼う余裕があるなら、派遣Kさんも切らずにお願いします。派遣Kさんを切らざるを得ないなら、細井さんも要りません。Aさんと2人で回します」
ひとまずは落ち着いたものの、3ヶ月後に景気が回復しているとは考えられないので、またすぐに同様の遣り取りをしなければならないのかと思うとウンザリですが、なるべく自分の力が及ぶ範囲では目に余る理不尽は行われて欲しくないので、面倒でも地道に訴えて行くしかありません。
今回の上司との闘いは派遣Kさんのためだけにしている訳ではなく、彼女がいなくなると私が大変という現実問題もありますし、私が常々思っている「能力は就業形態よりも重視されるべき」というポリシーを貫き通したいということもありますし、自分が派遣だった時に無能な正社員より低く扱われて悔しい思いをしたことを鮮明に覚えているからでもあります。
正社員をクビにするのが非常に難しいことはよく知っています。どんなに仕事ができなくても、無能を理由に正社員をクビにすると、裁判沙汰になった時に企業側が勝つのは相当大変だと聞きます。クビに相当する無能の証明は、ただ「××が出来なかった」「作業が遅い」レベルでは全然足りず、会社に甚大な被害を及ぼすレベルでないと通用しません。
ただ、こういう話に発展する以前に、私は何も細井さんをクビにしろと言っている訳ではないのです。(いや、正直ちょっと思ってるが……) クビでなくてもいいけれど、とにかく奴のステイタスを働きに見合った職位と報酬に是正しろと言っているのです。
もっと広く言えば、細井さんだけの話をしている訳ではなく、全く仕事をしない上層部の天下り役員も、その役員にゴマをすってのし上がった管理職も、とにかく能力に見合わぬステイタスを得ている社員全員に対して、派遣を切る前にコイツらをどうにかしろ、と思うのが人情でしょう。
基本的な腐敗を放置しておいて、経営が苦しいから派遣を切りましょうなんて、ふざけんなっての。降格制度の導入が決定したものの、実施は半年後、降格が適用されて給料が下がるのは1年後。これから1年間、細井さんは今まで通りの高給を貰い続けるのです。それで派遣Kさんを切る? なんだそれ。しかも私から見れば評価する人がそもそも能力不足だし。降格自体が正しく行われるのか疑問です。
やるだけのことをやっても本当に経営が厳しいなら、その時は正社員よりも先に派遣社員が解雇対象になるのは当然のこととして受け入れられます。自分が派遣の立場だったとしても、です。ただ、私の会社を見てもそうですが、今の派遣切りは「経営がいよいよ立ち行かなくなった」レベルまで企業が努力しているとは思えないケースが多々あると思うのです。
無駄な経費をそのままに、無能な正社員に高給を垂れ流している企業が、その辺りの身辺整理をしないまま、最も安易な「弱者へのシワ寄せ攻撃」に出ているケースは決して少なくないハズ。私はそれが許せん!と思うのでした。
現在私が所属するB社を1年以上前に去った友人から、今って本当に大恐慌時代なんだなぁ……と実感させるメールが届きました。
2009年2月11日(水・祝) 厳しい現状報告
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友人 → 鷹瀬
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ひさしぶり!まだB社で頑張ってる?
景気悪いね〜どうよ?
こっちも人員削減、残業削減で大変だよ(T-T)
どうしてるかなぁ?と思ったのでメールしてみました☆
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鷹瀬 → 友人
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久し振り! まだ頑張ってるよ〜腐った環境で!
っつーか、今はどんなに辞めたくても正直辞められないわ……。
こっちも景気は悪い。残業するなってお達しも2週間くらい前にあった。
しかも私が入社した時(約2年前!)には1000件以上あった受注件数が今日217件だよ。
ヤバイよ、全国で217件しか受注がないって。
派遣さんたちも色々切られ始めてる。ウチのチームの派遣さんも切られそうになったけど、
必死で上を説得してどうにか契約を延長させたよ。
「あの人切るなら、他に切っていい正社員がいます!」とまで言って……。
でも実際そうなんだもん。正社員より仕事が出来る派遣社員なんかゴロゴロいるけど、
今回の不況で思い知ったのは、正社員って守られてるな〜ってこと。
どんなに無能でも正社員であれば生き残れて、切られるのは派遣の方だもんね。
私も今は正社員だけど、派遣だった時もあるから、本当に納得行かないよ。
無能な正社員なんかどんどん切ればいいのに。
でもついこの前、新人事制度が導入されるという説明会があった。
降格が出来たのよ、ついに。
切れない正社員は、降格しようということになったみたい。
ま、それでいいんじゃん?って感じ。
しっかし、上層部の無能連中は依然としてのうのうと存在し続けてるし、
ドコの会社もそうかもしれないけど、世の中って理不尽だよねぇ……。
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友人 → 鷹瀬
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きゃ〜B社も厳しいねぇ。
うちは昨年夏から派遣はどんどん切られ今では正社員も契約もきられてるよ。
降格は普通にあるからすごいよ(T-T)
最低限の人数でまわしてるのに残業もできないからみんなサービス残業してる(>_<)
そんな私も明日は休日出勤、もちろんタダ働き…。どうなっちゃうんだろうねぇ〜
…………本当に、どうなっちゃうんだろう……。
不慮の事故により右手親指の爪が3分の1ほど剥がれ、内出血は起こすわ、触るだけで痛いわ、水は沁みるわ、何をするにもオッカナビックリ。身体の総面積の1%にも満たない負傷が原因で動作が緩慢になり、習い事はキャンセル、ジムもお休み、色んなことのヤル気が失せて、とっとと家に帰ったのが更新の秘訣……。キーボード打つのもちょっと大変だけど、何やら健気に生活を正そうと努力中。イテテ……。戦争で腕がもげるとか足を失うとか、本当にありえないっス。
2009年2月12日(木) おフランスの底力
――己を襲ったミクロな出来事からマクロな事象を妄想……いえ、想像する。人間、想像力がありゃ戦争は起きないはずです。
情緒不安定気味の幕開けを経て本題に。
暇な勤務中に面白いコラムを見つけたのでご紹介しましょう。
フランスの新聞救済、日本では?〜人材ビジネスコラム 本間俊典 著
最近目にした奇妙なニュースのひとつに、フランス政府が18歳の国民を対象に、新聞購読を1年間無料配達するというのがありました。若者の新聞離れを心配したサルコジ大統領が、「若いうちに新聞を読む習慣をつけるべきだ」と理由を述べたといいます。いいこと言うなあ。 ……[全文を読む]
※上記コラムの元ニュースはこちら→政府支援、言論の独立は? フランスの新聞界
新聞業界を救済し、同時に若者の新聞離れをも解決するなんて素敵な政策……フランスの知識・教養・教育に対する意識の高さが窺える良い事例ですなぁ。
まぁ新聞というデリケートな分野への政府の介入は、日本ではそんなに単純なことではないと上記コラム中で著者もこう述べています。
日本でも政府の支援が望めるかというと、それはできない相談でしょう。万一そんな話が出たら、「政府による言論統制が始まる」「記事を信用できなくなった」と猛烈な批判が沸き起こり、部数は一気に減少するはずですから。
ただ、実現の可能・不可能はともかく、国のトップがこのような文化的発想ができるかということに的を絞ると、我が国の現トップであるらしいアソー辺りがこのような政策を打ち立てることは恐らく99.999%ないんだろうな、と確信を持ててしまう哀しさがあります。
人の国ばかりを羨んでいても仕方ないのですが、良い点はどんどん吸収すればイージャンと深い意図なく思うわけで、日本がフランスに見習うべき点はこの「文化・芸術・知識・教養への意識の高さ」ではないかと。
6年前にフランス・パリを旅したときに、この辺りのことは実体験として印象に残っているようです。当時の自分の日記から引用します。
この美術館を維持経営して行く経済力と管理能力と知識造詣、そもそもの所蔵作品数、国土面積の広さ、ということもありますが、文化芸術に対する意識の高さがもう決定的に違うと思い知らされました。
まず、ルーブルに限らず主だった美術館の大半が、通常入場料5〜8ユーロ(600〜900円程度)と安いばかりでなく、18歳以下および失業者は無料、25歳以下は割引あり、一般でも月1回無料の日が設けられ、毎週日曜日は割引。それぞれにとにかく国を揚げて美術に対する感心を高めようとしている姿勢が表れていて、ただただ「凄いなぁ……」と圧倒されます。特に「失業者は無料」というのが、芸術大国フランスの、日本ではありえない意識だな、と非常に興味深く感じました。
……【愛蘭滞在記】>2002年12月22日「ルーブル美術館」より抜粋
先程も書きましたが、他の美術館と違って地元の人が多いらしく、子供連れも非常に多かったのが印象的でした。さすが18歳以下は無料で美術館に入場できる国は違います。
子供たちも美術鑑賞に慣れているのかマナーも良く、更には5歳に満ちていないような子が、持っていたメモ帳にピカソの作品をスケッチをし始めたのには度肝を抜かれました。フランス人が美術を体得して行く過程をリアルタイムで目撃してしまったような心境です。
……【愛蘭滞在記】>2002年12月26日「ピカソ美術館」より抜粋
ゆとり教育なんて方向性も展望もない幼稚な政策とつい比較して恥ずかしくなっちゃったり……。
ちなみに、大きなお世話ですが、フランスが日本に見習うべき点は「サービス」! やはりパリ旅行を通じて6年前の私が色々感じているようです。
まぁ今回の旅でトコトン思い知ったのが、フランス人の精神的・物理的なサービスレベルの低さですか……。態度は気だるげ、愛想なし、分らないことは「故障」、知らないことは「存在しない」……言ってしまえばそんな感じを受けました。
<略>
何と言いますか、最近「顧客対応」を含む「サービス」という点において、日本に勝る国は存在するのだろうか……とまでに思うに至っております。自分自身が様々な国で現地人によるサービスを体験した訳ではないので、そう広範囲のことは言えませんが、友人の体験談などを含めると、日本のサービスは最高レベルに属していると言ってしまって良さそうです。
……【愛蘭滞在記】>2002年12月「余談@ フランス人の対応」より抜粋
日本人は真似が上手で細やかな対応が出来る国民なのだから、今のこの壮絶な不況も、上手いこと小器用に乗り切って行ければいいのですがね……。
何となく薄幸とか美人薄命とか、そんな言葉が似合うと思っていたのに、妊娠6ヶ月でオメデタ&結婚!お相手は実業家男性!ですか……良かったねぇ、りえちゃん……って、ワタシ誰? でも本当に良かった……何かいつも寂しそうで儚げだったから同い年としてずっと心配してたんだ……って、だからワタシは誰なのかと。普通に考えてアナタに心配されたくない、と思われること請け合い。何もかもよ〜く分かっていますよ〜。
2009年2月13日(金) 続・厳しい現状報告
明日はそんな宮沢りえ主演の舞台「パイパー」(作・演出:野田秀樹)を観に行くのですが、同行者に「りえちゃんオメデタだってよ」と気分は友達でメールを送り…………返ってきた一行メールに吹き出しました。
同情して損した。
さて、そんな気分(一体どんな気分?!)で13日の金曜日を迎えておりますが、タイトルの「厳しい現状報告」は宮沢りえに置いていかれたことを指すのではなく、職についてです。
本日久し振りに、時々日記に登場している7歳年下のアイルランド留学仲間・瞳から、生々しく不況を伝えるメールが届きました。彼女は熊本出身で、地元熊本の会社に転職しましたが、半年前に浜松に転勤したばかりでした。彼女の属する地方都市での製造系業界はこの不況の煽りをモロに喰らっており、このレポートも東京の友達の現状よりも不況を深刻に感じさせるものでしたのでご紹介を……。
----- Original Message -----
From: 瞳
To: 鷹瀬トーコ
Sent: Friday, February 13, 2009 3:10 PM
Subject: 近況報告
トーコ。
ご無沙汰です。調子はどうだい?
トーコのとこは確か××の会社だったよね。
不況で一番打撃を受けてる業界では?
私の会社は半導体関係で、これまた今回の不況で最も影響を受けてる業界です。
設備関係の受託製造みたいなことをやってるんだけど、
お客さんは電化製品つくってる会社だったり、車関係だったり。
どこも赤字なのに、わざわざこのタイミングで設備を買う会社はいないわな。
ってことで、惨憺たる状況です。
右見ても左見ても明るいニュースがない。
京都と浜松は営業とかマネジャークラス除いて週休3日、
熊本は週休4日になってます。
ただし、休みになった日も、それはそれはつまらない勉強会に出席せねばならず、
その勉強会は有給取って休むこともできない。
休めば欠勤扱いなので、休む訳にはいかないっす・・・
ちなみに勉強会に出ればその日は日給換算80%はもらえます。
(妹の会社(××の子会社)は勉強会無しで90%出る。うらやましいぞ!)
熊本には全休の人もいて、その人たちは週に2日勉強会に来て、それ以外の日は自宅待機。
勉強会の日は80%、自宅待機の日は60%の給与が出るので、月給の68%位になるのかなー。
家庭のある人もいるので、みんな必死でバイト探してるらしい。
(勉強会が月金なので、会社行かないでいい日が分散して、なかなか難しい。)
私だったらその隙に海外旅行でもって思うだろうけど、
海外旅行にも火・水・木 or 土・日っていう日程じゃ、韓国や台湾位しか行けない・・・
ちょっと会社、融通利かせよ!と思う今日この頃。
正社員・準社員(契約社員)にこの制度が始まる前に
パートさんは何十人と(下手したら百以上?)切られてます。
あと、中国人研修生(たまに話題になってる、研修生と称して安い賃金で働かせるやつ)
も期間途中で中国に帰されたそうな。
遅かれ早かれ転職は考えてるので、今もコツコツ転職活動は続けてるんだけど、やっぱ厳しいね。
今度一社面接受けるんだけど、そこも
「予想以上に応募が来てしまってこちらもびっくりしてまして・・・」
みたいな様子だったので、望み薄でしょう。
まぁ、今のところ雇用は保証されているので、焦らず探そうと自分に言い聞かせてます。
<略>
不況だ不況だと大袈裟に騒ぐから不況がより深刻になるのでは、とチラリと思っていたのですが、この不況はやはり「百年に一度」と言われる空前絶後の誰しもが未体験の大不況なのかなぁ……と再認識。それでもつつがなく生活を送っている自分の境遇に感謝しないといけないのでしょうね。
【追記】
普段は嫌いめな会社ですが、バレンタインデーを前にして、誰一人浮き足立たない雰囲気の会社が、ちょっとだけ好きになりました……。
2009年2月18日(水) そろそろ花粉症対策 母が、「世の中を動かす脅威のおば(あ)ちゃんネットワーク経由」で、嘘か真か、真であれば私にとって非常に有益な情報を仕入れてきました。
「とある乳児用の粉ミルクが花粉症に効くらしい!」――この手の情報とおばちゃんが結び付くと、どうしてもみのもんたを連想してしまうのですが、この件にみのもんたは関与していないようです念のため。
乳児用の粉ミルク?という胡散臭さの源を紐解くと、意外にもなるほど!と受け入れてしまいそうな事実が……。ある特定の粉ミルクに配合されている「初乳に多く含まれる成分ラクトフェリン」が花粉症対策の決め手なのだと。その粉ミルクこそが右写真で紹介している「森永ドライミルク はぐくみ」(320g 998円)です。
確かに「ラクトフェリン」で検索すると、花粉症対策としての効果を明記しているページが見つかります。
>> ラクトフェリン特集 | 健康Salad
◆アレルゲンの侵入を防ぎ、ヒスタミンの生成を抑える
ラクトフェリンはアレルゲンの侵入を防いだり、ヒスタミンの生成を抑制してアレルギー反応が起きるのを防いだりする働きがあるといわれています。そのため、花粉症やアレルギーの予防・改善効果が期待できます。
>> 成田空港のパイロットは、なぜラクトフェリンを買いだめしているのか?
>> Wikipedia > ラクトフェリン
本当に花粉症に効くのであれば、毎年5月のGW頃に発症するワタシの(恐らく)ヒノキ花粉症対策として、今から摂取した方が良さそうです。今年はなんだか既に目が痒いし……。ってことで善は急げで「はぐくみ」開始。子供もいないのに乳児用粉ミルクをゲットする(しかも自分で飲んじゃう!)ことへの一抹の虚しさっつ〜か切なさっつ〜か、何やらほろ苦い系の感情が一瞬過ぎりますが、ソコはソレ、まぁ置いておいて。
ただ、要するにこの粉ミルクに配合されている「ラクトフェリン」のみが花粉症に効くのであれば、何もわざわざ粉ミルクを飲まなくても、その成分のみを摂取すれば良いのでは……最近話題になっているらしいこの「ラクトフェリン」、様々なタイプのサプリメントも世の中に出回っているようですし……。
と、ここまで分かった上であえてサプリメントよりも「ラクトフェリン入り」の粉ミルクを選んだのは、乳児の口に入れるものの方がより安全な気がするからです。サプリメントは安物だとカプセルに粗悪な材料を使用していることがあってかえって健康に悪いんだよ、吸収しやすい状態で摂取しないと含有量が多くても意味ないんだよ、とその道に詳しい知人が言っていたので、ちょっと拘ってみました。乳児用の粉ミルクなら吸収効果も高そうですし……。
このような経緯で、昨日からラクトフェリンの摂取を開始しております。効果は現れる人は1ヶ月を待たずに現れるようなので、1ヶ月後に報告する予定。しかし私が効果が得られなくても、タイプが合えば効果が得られそうな情報だったので、先行して紹介してみました。
【10日後報告】
効いてる気がするんですよね……。明らかに目が痒くなくなったし。しかも、会社の同僚にも1週間分だけ贈って試してみて貰ったところ、「……効いてるカモ」と。購入を考えているようです。(→更に2日後、購入を決意しました)
今まできな粉ヨーグルトだとか緑茶だとか、色々試してきましたが、どれも効いているのか効いていないのかよく分からない、というぼんやりした結果に終わるものばかりでしたが、コレは初めて「効いてる気がする!」と実感できるレベルの反応がありました。
とりあえず私の本番5月まで続け、5月に症状が出なかったら、来年からはコレで花粉症を乗り切りたいと思います。
2009年2月26日(木) 「スラムドッグ$ミリオネア」 興味のない人にはトンと興味のない話題になるかと思いますが、インド映画スキーの私としては今回の快挙は、親しい友達が一気に有名人になったくらいの興奮と喜びを伴うものでした。
今回の快挙……そう、アカデミー賞8部門を総ナメにしたインド映画「スラムドッグ$ミリオネア」――監督と脚本家は共に英国人なので、正確には「インド映画」ではなく「インド人を主役にし、インドを舞台にした映画」なのですが、少なくとも最優秀主題歌賞を受賞した「Jai Ho」のダンスシーンをYouTubeで見る限り、かなりインド(映画)に敬意を払って作られている作品に感じました。(しかし主役の子はボリウッド出身ではないので踊りが固い固い)
恐らくコレは単なる感覚の問題ではなく、この映画を構成している要所々々にボリウッドで活躍している大御所たちが参加しているからという明確な理由があります。
音楽部門(最優秀主題歌賞&最優秀作曲賞)で2冠を達成しているのは、1998年に日本にインド映画旋風を巻き起こしたあの「ムトゥ踊るマハラジャ」の音楽を担当したインドの坂本龍一ことA.R.ラフマーン。主役を演じたデーヴ・パテルは初めて聞く名前の俳優ですが、クイズ・ミリオネアのMC役を演じているアニル・カプールなどはボリウッド映画をそこそこ観ている人なら誰でも知っている名優で、予告編を見る限り英語で展開する話のようなので、アニル・カプールの癖のある英語を楽しめるのかと思うと感慨もひとしお。早く観たい。
まだ観ていないので分かりませんが、インド映画好きとして「インド映画であってインド映画でない」この作品はもどかしい部分もあるのかもしれませんが、何よりも嬉しいのは何度も観るほど好きになりそうな映画が英語であること。英語の勉強には映画とか小説がいいだろうな、とは思うのですが、ハマるものがどうしても英語に結び付かない……インド映画とかタイ映画とか韓国ドラマとか……。
特にインド映画は狂ったように同じ映画を何度も何度も観ていたので、「これが英語の映画だったら英語も上達しただろうに……」と残念に思うことが過去に少なからずありました。一時期に比べて大分冷めてしまっていますが、それでもインド映画はいまだに好きなので、4月の公開が今から楽しみでなりません。
あ〜、急に懐かしくなったインド映画……久し振りに「DDLJ」でも観ようかな……。
【追記】
運良く香港行きの飛行機の中で、公開前の3月18日に観ることができました。日本語字幕はありませんでしたが、会話の半分は英語、残りの半分はヒンディー語で英語字幕ありだったため、内容は充分に理解できました。
インドの激しく厳しい現実を、疾走感溢れるエネルギッシュな映像でセンス良く見せているため、意外にも爽やかさを感じる仕上がりになっていて、監督ダニー・ボイルの手腕には恐れ入りました。これはインド映画ではありますが、やはり(インド人が作った映画という意味での)ボリウッド映画とは言えない映画のようです。インド人はインドをこんな風にスタイリッシュに撮ることはできないでしょう。
物語の骨子が御伽噺と言えば御伽噺なのですが、それでもクイズの設問とその回答を進めてゆくことで、インドのスラムに生まれ育った1人の青年の半生を(正確には四半生ですか……)リアリティある連続した人生として見せるという構成が見事でした。最初からドップリ夢物語なボリウッド映画よりも、よほどインドの現実を垣間見ることができます。
JAI HO JAI HO SLUM DOG MILLIONARE AR REHMAN(2分24秒)
Jai Ho ( You Are My Destiny ) - The Pussycat Dolls & A.R.Rahman(3分37秒)
2009年3月1日(日) 「ネットカフェ難民と貧困ニッポン」 なかなか上手く文章にまとめられず、どうしようかと悩んでいるうちに時間ばかりが経過してしまっているので、とりあえず見切り発車でひとりでも多くの方に読んでいただきたい本、「ネットカフェ難民と貧困ニッポン」(水島宏明 著)を紹介してしまいます。
この本を知った経緯を簡単に記しておくと、年末の派遣村で村長を務めた湯浅誠氏の言動に興味を持ち、湯浅氏が事務局長を務めるNPO法人 自立生活サポートセンター・もやいの存在を知り、活動内容を知りたいと思ってセミナー(勉強会)に参加し、その過程でお会いした方にこの本を頂く……という感じでした。
そもそものきっかけとなっている「もやい」の活動内容ですが、簡単に言ってしまうと、「ホームレス状況に置かれている人々がアパートで新生活を始める際の暮らしの基盤づくりのサポート」ということになります。詳細は公式サイトでご確認ください。
「もやい」のセミナーに参加したことも色々書きたいのですが、これも上手くまとめられず。
とにかくリーダーでもある事務局長・湯浅誠氏や理事長・稲葉剛氏が、本来国が行うべき福祉レベルの活動を、個人の正義感を原動力に14年以上も前から無給で行っており、凄いとか偉いとかそんな陳腐な言葉では言い表せず、知れば知るほど打ちのめされ、それゆえ気軽に紹介できなくなりました。私が間接的にどうこう言うよりも、興味があって可能な方は飯田橋で定期的に行われているセミナーに参加するのが一番手っ取り早いと思いますので、是非。セミナーの詳細は公式サイトのトップページのやや分かり難い場所に記載があります。
今でこそNPO法人ですが、当初は個人で無給で人生捧げて困窮者の救済活動ですよ……しかも20代半ばから、東大の大学院を中退して……。滅私奉公というか、滅私奉貧というか……。偉人レベルがマザー・テレサ級。ここで大きく違うのは、行動の原動力が、マザー・テレサが「愛」であるのに対し、湯浅氏は「怒り」だということ。
社会の理不尽。貧しい人たちについての世間の無理解や行政や政治の怠慢、作為的ともいえる困窮者切り捨て政策……。それに対する義憤。ガマンならないという感情。それが彼(湯浅氏)を突き動かしていた。――「ネットカフェ難民と貧困ニッポン」(p.87)知識層ほど論じるばかりで行動は伴わない輩が多いので、湯浅氏のような方は本当に稀であり、貴重な存在です。こういう方が存在すると知っただけでも、まだ日本も完全に腐ってしまった訳ではないと希望が持て、少しだけ救われます。
このような活動をしていれば当然ついて回る「何もしない人々」からの批判もあるようですが、実際に淡々と問題に取り組んでいる湯浅氏の実体験を交えた話を聞けば、指一本動かさず現場も見ずに横槍を入れている人々のなんと薄っぺらなことか。
今回紹介している「ネットカフェ難民と貧困ニッポン」で、湯浅氏は貧困問題のエキスパートとして以下のように紹介されており、日本の貧困に目を向ける水島氏をネットカフェに導いたのも湯浅氏だったようです。
湯浅誠さんは東京大学の大学院で学者の道を志していたが、学生時代にホームレス支援活動にのめりこみ、大学院を中退して様々な支援団体を運営している。ホームレスの人たちがアパートを借りる際の保証人となる活動をしているNPO法人「もやい」が活動の中心だが、その他にも弁護士や司法書士と作っている「ホームレス総合相談ネットワーク」やホームレス自立のためのビジネス「便利屋あうん」など多岐にわたる活動をしかけてきた。生活に困り、貧困にあえぐ人々の相談に乗ってきた湯浅さんは、数万人の貧困層を見てきたという、いわば貧困問題のエキスパートだ。――「ネットカフェ難民と貧困ニッポン」(p.14)
日本の荒れ狂う雇用問題に対して厳しさを感じているとは言え、「困窮」には程遠い強者は、弱者の立場で生きるか死ぬかレベルの現実を見ることが出来ず、つい強者の論理、強者の常識を振り回してしまいがちです。私もこの本を読むまでは少なからず思っていたことですが、
「働き口があっても根性ナシだからキツイ仕事を避けてるんじゃないの?」――と、軽くこんなことを考えてしまっている方、是非この本を読んでください。少なくとも私がそうなのですが、余りにも日本の弱者の厳しい現実を知らなかった己を恥ずかしく思いますから……。
「派遣村の件を受けた企業が大量求人しても、結局応募者は少なかったんでしょ? 本当に逼迫して職が欲しい人がいるならもっと集まるはずじゃないの?」
「ネットカフェ難民って、結構身奇麗にしてる人がたくさんいるじゃん。本当に貧乏ならもっとボロボロの筈でしょ? もしかしてヤラセ?」
「本当にどうにもならなかったら生活保護を受けたり、自己破産すればいいじゃん」
「生活保護って、日本人の平均最低収入を上回るんでしょ。おかしくない?」
目下日本に広がりつつある貧富の格差は、一億総中流で足並みを揃えている幻想を引き摺ったままのごくごく普通の善良なる一般市民には考えもつかないほど深刻なものに成長しているのだと思い知らされた「ネットカフェ難民と貧困ニッポン」。努力や勤勉の因果関係とは無関係に存在する絶望的な「貧困」が自分たちの国に確実に広がっているという事実を、ひとりでも多くの人が知るべきだと思います。これは自己責任などでは片すことの出来ない立派な政治的問題であり、社会保障システムの欠陥なのです。そして、一度歯車が狂えば「明日は我が身」の身近な問題なのです。
オススメ……と言うより、お願いします、読んでください、という類の本なので、より興味を持っていただけるよう、序文から引き込まれる一部を転載しておきます。
「ドキュメンタリスト」としての原点。それは1987年に起きた「札幌母親餓死事件」だ。3人の子供を持つ母子家庭の母親が生活に困り、生活保護の申請をしようとしたが、福祉事務所に断られた末、餓死した事件。人の命を救うはずの生活保護という制度が、行政側の冷酷な対応で人を追い込み死に至らせていた実態。ドキュメンタリーを放送するために取材してみると、同様な事例は全国各地で広がっていた。事件で遺された子供たちのように、貧困のツケを背負わされてしまうのは未来を担う子供たち。貧困家庭に育った子供が親になり、再び貧困家庭を築いてしまう貧困の再生産がいかに多いかを知って絶望的になった。最近、生活保護をめぐる「餓死事件」「孤独死事件」などの悲劇が北九州市等で相次いでいる。背景に浮かび上がる、生活困窮者に申請書も渡さない「水際作戦」と呼ばれる生活保護行政の違法な対応は、すでにこの頃からあった。ひとたび <貧困> に陥った人間に対して、この国の社会保障システムは機能しないばかりか、突き落とす作用を果たしている。さらに、この国では貧困者たちの問題をわがこととは考えずに、冷たい視線を投げかける人がいかに多いか。その後、特派員として赴任した「福祉国家」イギリスなどヨーロッパ先進国と比べて、愕然とするほどのギャップを痛感した。――「ネットカフェ難民と貧困ニッポン」(p.2〜3)
帰国した日本で違和感を覚えたのは、連日のように起きている悲劇のニュースだ。母子家庭の母親が虐待の末に子供を殺した。無職の少年たちがホームレスの女性を殴って殺した。借金苦で家族無理心中して2人が死亡。30代後半になっても実家で暮らす無職の男が、「仕事をしろ」と注意した父親を殴り殺した。50代の息子が認知症で介護していた80代の母親を殺した……。こうした一つひとつの事件を子細に見つめていけば、実は「貧困」が見えてくる。経済的な状況はどうだったのか? 行政による支援体制は? 当事者の生育歴、学歴や職歴は? イギリスであれば「社会的な構造」も合わせて報じられて、議論の対象になるはずが、日本では「鬼のような母親」「家でぶらぶらしていた子供」「責任を放棄した息子」の“個人責任”ばかりが問われ報道で糾弾される。事件の背後にある、「貧困」の問題を誰も見ようとしない。こうした背景を伝えていかないことには、同様の問題を防止できない。一体どうすれば良いのだろうか、とずっと考えてきた。――「ネットカフェ難民と貧困ニッポン」(p.4)
著者である水島宏明氏のインタビューもついでにご紹介しておきます。
新しいことを何も始めなかった2008年――その悔恨から転じた今年の弾け気味な目標として、「ダイビング(sky でも water でも)」「オートバイ」「護身術」「ホームヘルパー資格取得」のいずれかを絶対にやるんだと誓い、とりあえず第1弾で先月からホームヘルパー2級資格の取得に向けて目下勉強中……なんて書くと聞こえはイイのですが、何のことはない、この資格は試験による合否がなく、平たく言えば以下のノルマさえこなせば約4ヶ月で誰でも取得できる資格です。
2009年3月9日(月) ホームヘルパー2級資格取得への道
【ホームヘルパー2級資格取得に必要な課程】意外に高い受講料(94,248円)と意外に長い拘束時間(実習のために会社を休む必要もある)の問題さえクリアすれば、誰でも取得できる「難易度の低い資格」ではありますが、実際にこの資格を使って介護職に就く方、就き続けられる方は非常に少ないのが現実でしょう。取得の難易度は低いのですが、この資格の活用、つまり介護業界への参入は果てしなく難易度が高いからです。
・自宅学習/教科書からの出題(4択20問×4課題)……約1ヶ月
・実技スクーリング/教室での実習生同士の訓練……8日間(48時間)
・実習/介護のリアル現場を体験&見学……5日間(30時間)
私の場合は最初から「将来的に介護現場で働きたい」というような理想は掲げておらず、単に大正生まれ83歳の父を持つ身として、実際に介護が始まってからではコツを学ぶ暇もなかろうと、転ばぬ先の杖的感覚で余裕のある今の内に介護の基本を学んでおこうと思ったのが切っ掛けでした。社会福祉制度なども学べるし、いざとなってから調べるよりは事前に知っておいた方が色々お得な場面も出てくるだろうということで。
私のような「近い将来に備えて」的な余裕ある受講者は60%を占め、「介護が必要な家族がいるので今すぐノウハウを身に付けたい」という逼迫した受講者が14%、実際に介護現場で働こうと考えている受講者は決して多くありません。その多くない介護職希望者も、現場の厳しさ、働きに見合わぬ低賃金、肉体的・精神的な負担の大きさに耐えられず、数年持たずに離職してしまうのだとか……。
現在、毎週日曜に10時から17時まで講義受講&実技訓練をしていますが、まだ実際の現場に出てもいないうちから「これを仕事にするのは無理」と思うほど、知れば知るほど介護の現場は(主に精神的な)負担が壮絶……というか、何と言うかこう……重苦しく、希望が見えず、暗くなる要素に満ち満ちています。少なくとも私にとっては。
ただ、だからと言って「止めておけば良かった」とは一度も思っていません。実生活で役に立ちそうな知識&技術が学べるので、英語の次に自ら臨んでしている勉強と言っても過言ではないほどに。老人心理など体系的に学べば、「ああ、ウチの暴れん坊(父)もきっとこんな感じで苛々してるんだなぁ」と、時々「ボケが始まったか?」と思わせる父に対しても優しくなれるってなモンです。「長い歴史があって今がある老人に変化を求めるのは無理。こちらが変わるしかない」との講師の言葉に深く深ーく頷いてみたり。「寝たきりになったらああしよう、こうしよう」みたいな。
いや、まだまだ全然元気なのですが……心構えが早い性質なもので……。
講義の合間に講師が語る老人介護現場の実態に、授業中に涙ぐんだりもしています。(我ながら無駄に感受性が強いんです……) 新聞や本で知識として知ってはいたけれど、実際に豊富な体験をした人が目の前で語る選りすぐりのリアル体験談なので、かなり胸ズキュン。想像以上に老いるって切ないなぁ……と、介護の大変さがより具体的に生々しく分かるので、近い将来これが我が身に降りかかるのかと考えるだけで軽く絶望的な気持ちになってしまうのです……。
……と、まぁ暗い気持ちにはなりますが、だからと言って避ければ良いとは思えません。50年後には人口の4割が65歳以上の高齢者になる日本では、多くの人にとって老人介護は「専門職」ではなく「生活の一部」になるであろう現実が見えている訳で、そうなった時、実際に介護すべき対象がいようがいまいが、国民全体が介護者の立場になって物事を考えられるようになっておくのは、何も特別なことではなくマナーレベルのことではないかと思いました。
独りで抱え込むことを前提として想像するから絶望的な気持ちになるのであって、地域社会で多くの人が関わり合いながら、人生の一部として介護が浸透すれば、ここまで暗い気持ちにならずに受け止められることかもしれません。
そういう意味でも、このホームヘルパー2級講座は「老人・障害者(総称して利用者)の気持ちを理解する」「介護者の苦労を知る」「日本の社会福祉制度のお粗末さを痛感する」と様々なことを学べる良い機会なので、勢いで受講して良かったと満足していますし、ひとりでも多くの人が学べばいいのに、と思います。
「老い」は誰しもに必ず訪れる未来なのだから、この手の知識は絶対に無駄にならないし、情操教育としても役立ちそうなので、中学・高校あたりで必須科目として教えりゃいいんです。介護の職業としての理解が深まれば正当な報酬を得られるようになるし、そうなれば仕事に対しての誇りも生まれるし、人手不足解消、雇用促進にも繋がり、高齢者に優しい社会にもなる……すべてが好循環で回り始めるのではないかと。
ただ、この1人でも多くの人が受講すべきホームヘルパー2級講座の受講料は94,248円(税込)。教育訓練給付制度やらスクールの割引やらを駆使しても約7万円。実習で現場に出るために肺の検査(レントゲン撮影)と検便が必須で、これらの検査費用は自己負担。更には実技に使うエプロン、施設を訪れる際に用意しなければならない白のナースサンダルと別途費用が次々に発生し、下手したら10万円ほど掛かる高い資格です。介護現場での人手不足解消、雇用問題の解消、高齢化社会への対策に繋がる「国のためになる資格」は、志があっても金がなければ取得できないのです。
このような現状を評して「貧困ニッポン」と言うのではないかと。本来であればこういう部分こそ国が援助すべきなのに、無能な政治家のやることは、計画性もなく無意味に2兆円(+経費)もの金をばら撒くのが関の山。
絶望的なのは介護の現場だけではない……と言うよりも、政治が絶望的なので、介護現場も絶望的になっているのだろうなぁ……。
まとまっていませんが、眠いのでいきなり終わります。
昨日の日記で介護・福祉にちょろっと触れていますが、それと現在日本の大問題として挙げられる雇用問題の両方について、上手い具合にまとめられているタイムリーなコラムを見つけたのでご紹介。
2009年3月10日(火) 今こそ北欧に学ぶ
今こそ北欧に学ぶ「この国のかたち」〜雇用・福祉をめぐる日本の大混乱
法政大学大学院政策創造研究科教授 黒田英一 ―― 月刊人材ビジネス 2009年3月号(p.14)
■まず教育力アップを
日本で今必要なのは、非正規雇用の人々の派遣切りや雇い止めをやめる、正規・非正規の均等待遇といった短期策の検討もさることながら、日本全体の雇用・福祉の中長期的なかたちを原点に立ち戻って考え直すことではなかろうか。つまり、安定的な経済成長と健全財政が可能な「福祉と負担」の中身を考えることである。
北欧諸国は、国民ひとりひとりを自立させ、自ら進んで責任を果たす教育力をアップさせてきた。スキル、知識、能力を磨く人的資源の充実に公的資金を投下してきた。雇用に限れば、衰退産業から成長産業に雇用者が移動できる「雇用されるにふさわしい能力」を磨くことに注力してきたのである。
製造業に従事していた人々は、人手不足のサービス業(介護・福祉、旅館・ホテル)や農林水産業への移動には抵抗がある。そこで個人個人がひとつの職業にこだわらぬ「雇用されるにふさわしい能力」を磨く職業訓練が不可欠である。
例えば、フィンランドでは、ある産業がダメになると、別の産業への転職は厭わない。資格取得に向けた社会人の大学再入学、失業者のための職業訓練などが無料で行われ、失業期間中の失業補償や手当てももちろん支給される。
もともと基礎学力では世界トップ(OECDの学習到達度調査)に位置し、大学までの教育費用が無料のフィンランドには、雇用が失われても大学などとの連携により、個人の能力開発がスムースに行われる。
ひるがえって考えるに、わが国ではこうした「雇用されるにふさわしい能力」の開発を、どの機関がどのように担うのか、という議論が不足していると言わざるをえない。
ちなみに、これらの議論が深まれば、人々の資質アップ、職業教育の分野で人材ビジネス業界が重要な役割を果たすことは言うまでもない。
■「オウルの奇跡」に学ぶ
教育力をアップすることは、企業家を育て、新たなベンチャー企業、新たな産業を生み出して多くの雇用を生み出していくことにも繋がる。先端技術をリードするノキア、エリクソンが北欧企業であることはよく知られている。
北欧では、大学と産業とが共同研究を進め、新技術をネタにしたベンチャー企業が生まれていることを指摘しておきたい。
林業から大学を核としたIT産業への転換に成功したフィンランドのオウル市は、その変身ぶりが「オウルの奇跡」としてよく知られる。
また、スウェーデンとデンマークにまたがるオーレスン地域は医療・バイオ産業クラスターを形成し、ここでも大学や大学病院を核とした企業が立地している。
わが国より面積がほぼ同じか小さく、人口も約500万〜800万人程度の小国であり、資源にも余り恵まれないことから、世界市場に販路を求めざるを得ない北欧では、いち早く先進技術を取り込み、競争力のある産業を生み出すしかない。国の生き残り策を支える技術者も、充実した教育力から生まれてくると言える。
■ソーシャルキャピタルを育てる
恵まれた教育や企業家排出の背景には、ヨーロッパの中でも北欧は人と人との絆が深く、ソーシャルキャピタルが豊かであることが指摘できる。
ソーシャルキャピタルとは、地域、国において信頼関係、規範、習慣、ネットワークなどの様々な人と人とのつながりを指し、「社会(関係)資本」とも呼ばれ、近年、福祉、治安、政治、経済などに重要な影響を与えていると言われている。
「世界価値観調査2005」で信頼度指標をみると、北欧が日本と比べて高い数値を示しており、北欧は高信頼社会でもある(「人々を信頼するか」の回答はスウェーデン65.3%、フィンランド58.0%、日本36.6%)。
北欧では、豊かな社会福祉によって安心できる生活が送れる。それは、国民が「人、地域、国」を信頼しているため、税金が高負担であっても納得できるからであろう。
人と人との深い絆をベースにした教会、ボランティアグループ、社交クラブなどが活動する地域コミュニティーがまずあり、この地域コミュニティーをもとに国の社会福祉が保障され、安心して子供が産め、失業しても病気になっても保障される。そして大学、職業訓練施設に再度行き、次の職業生活の再スタートが切れる。
また、老後になっても、つましいながらも明るく健康的な生活が送れる。消費税が22%(フィンランド)、25%(スウェーデン)という高い税金であっても、税金の使い道が明確であり、政府が個人個人の暮らしを守り、個人の能力開発に公的資金が使われているとはっきり実感できるのである。
失業しても安心して生活でき、新しい仕事へ転身できる自立した個人を育てる。そのためには、教育力アップを中心とする北欧並みの「高福祉高負担」の国へ、日本の国の形そのものを建て直す。日本が北欧から学ぶべき点は多い。
同じ税金でも使われ方によってここまで違うものですかね……。片や、これ↓が日本の税金の使い道ですヨ……。
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給付金に自治体あたふた、1千万円支給に経費650万の例も 3月8日 読売新聞
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政府・与党が景気回復の目玉と位置づける定額給付金の支給──。九州でトップを切った大分県姫島村では、7日、483世帯に渡されたが、慌ただしく準備を進める各地の自治体は事務経費の多さや作業の煩雑さに頭を悩ませている。
◆経費も莫大
有人7島からなる鹿児島県十(と)島(しま)村は、原則口座振り込みで30日の支給開始を目指すが、郵便局があるのは3島だけ。しかも全約360世帯の4割が金融機関の口座を持たないため、口座がない人には村営フェリーで給付金を運び、島の出張所で手渡しするという。給付金総額1024万円を見込み、事務経費は657万円に上る計算だ。
電算システムの整備などに莫大な経費がかかる自治体が多く、北九州市では給付金総額153億円に対し、事務経費は6億3000万円に上る。熊本市も総額102億円に対し3億7000万円だ。 ……[全文を読む]
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漢検:収益をレース投入か 理事長長男の会社がスポンサー 2月18日 毎日新聞
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財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)の業務委託先で、大久保昇理事長の長男・大久保浩副理事長が代表を務める情報処理会社「日本統計事務センター」が、レーシングチームのメーンスポンサーになっていたことが分かった。協会は08年10月、文部科学省に対し同社に精算事務委託費として年間約4000万円支出したと報告しながら、実際には3年間で31億円以上も払っていたことが発覚。間接的にとはいえ、漢検の収益がレースに投入された可能性もある。 ……[全文を読む]
↓後日談
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<漢字検定協会>理事長「謝るのいや」 会見なく1カ月 3月9日 毎日新聞
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公益法人としては「もうけすぎ」と指摘されている財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)の大久保昇理事長が「謝りたくないので会見はしない」と評議員会で発言していたことが分かった。所管する文部科学省の実地検査が協会に入って9日で1カ月。漢検受検者は今や小中高校生らを中心に年間270万人にのぼるが、協会は説明責任を果たさぬまま、だんまりを決め込んでいる。 ……[全文を読む]
あ〜〜〜政治家全員総入れ替えしたいよ〜〜〜〜〜〜。
国土面積が小さく、資源に恵まれない国でも、教育力を上げることで人的能力を資源とし、生活を豊かにできると言うのなら、職人的能力に関して世界トップレベルである日本国民が幸せになれるポテンシャルは高いハズ。なのに片や福祉大国、片やネットカフェ難民を抱える貧困ニッポン。
ハッキリ言って、これは政治(家)レベルの違いでしょう。元をただせば質の悪い政治家を選ぶ(のさばらせる)国民の愚かさこそが原因と言えるので、するとこれは教育力の差とも言えます。教育力が低いのは、政策が原因なので、政治が悪い→教育力が低い→思考力のない国民が発生→悪い政治家を選ぶ→政策が悪い→……と負のスパイラルが起こってしまっているのですね……。
この悪循環、どこかで断ち切らないと延々と続く訳ですが、これを断ち切るには一気に相当の正のエネルギーが必要になります。それって一体どうやって……と途方もない気持ちになりますが、常に常に変化のタイミングを待ち構えていつか来るべき時に備えていれば、正しい場面で正しい行動ができて、自分の行動を正しいエネルギーに加算させることができるのではないかな、と思う……と言うより、願っています。
【追記】
そういや中学2年か3年のときに、まるで同じコトをクラスの朝礼で言ってましたよ……。私の中学では、週1回クラスで行われる朝礼で生徒が順番に10分くらいのスピーチをしており、1年に1回くらい人前で意見を言う機会があったのです、確か。在学中は何とも思いませんでしたが、大学に入った後から振り返って、かなり良い教育している学校だったんだなと思ったものです。
しかし、約20年前と余り変わらぬ自分……。三つ子の魂百まで、って本当なんですね……。
円高だし、でも休暇はそんなに取れないし、近場で円高を満喫できそうな旅行先って何処よ? 香港? ってことで明後日から有給1.5日+3連休を利用して4泊5日、深夜着・早朝発、実質3日という非常にもったいない旅程で香港に行って参ります。「香港?」と疑問系付きの表記からも分かるように、「行きたい!」というキモチで選んだ訳ではなく、韓国は行ったことがあるし、インドは遠いし、ベトナムは2年前に3週間行ってるし……じゃあ香港か台湾か中国? なら香港? 程度の流れでよく分からずに香港を選んだのですが、「香港に行くことになった」と言うと知人・友人から「あそこってショッピングとグルメとエステ目的で行く国なんじゃないの? 鷹瀬の趣味じゃないと思うけど」と軒並み否定的なご意見をいただきました……。アレ?
2009年3月16日(月) いざ香港&細井さん外伝
確かにガイドブックを読んでも、ショッピング&グルメ頁の割合が高く……アレ? しかも円高を満喫するのが目的だったにも関わらず、ガイドブックには「驚異的な割引額になるセール時期を除いて物価は日本とさほど変わりなく……」とのコメントが……アレレ?
いきなり出鼻を挫かれておりますが約1年ぶりの海外旅行なので、なるべく観光地を外してディープな香港を求めて彷徨ってきます……。
話は変わり、最新の細井さん情報デス。
入部から半年経過しても受注の振り分け先を間違えるなど、初歩的な凡ミスに次ぐ凡ミスで他部署からも苦情が入りまくりの細井さん。煮ても焼いても叱っても誉めても向上の気配さえ感じさせず、1ミリも変わらずに頑固に愚鈍であり続けているため、最近では注意するのも面倒になり放置していたのですが、つい先日、余りにも連日同じミスを繰り返したので久し振りにこっぴどく叱り付けると、私が帰った後に同僚Aさんにこう言っていたそうです。
細井 「出る杭は打たれるって本当だね。だから俺はもう黙ることにしたんだ」……………絶句。何この仕事できる人ふうな勘違い発言は……。
貴様が一体いつ「出る杭」になったと言うのだ。なぜそんなにも自己評価が高いのだ。これだけ直接的にダメさを指摘されて、どうしてこうも堂々としていられるのだ。
もうダメ倒れそう……。こんな薔薇色な奴を相手にしても私が消耗するだけ……。分かっちゃいるけど脳みそ煮えるなぁ。そして残るは敗北感。
正直余り期待せずに緊張感なく訪れた香港――思いのほか楽しかったです。印象は「カオス(混沌)」って感じ。なんつーかもう滅茶苦茶な国ですわ。
2009年3月18日(水)〜22日(日) 香港旅行記/香港+マカオ 4泊5日
ヨーロッパ行くと日本イロイロ恥ずかしー!と思うのですが、香港見たら日本頑張ってんなー、みたいな。
ところどころで途方もないエネルギーの無駄を感じる国。省エネ? 環境問題? 文化保護? ナニソレ? みたいな国でした。
私が訪れた頃は22度。少々暑いからと言って、建物の中は容赦のない冷房攻め。寒いのなんのって。お陰さまで地元民ほど長袖厚着しとりました。
深夜は街中、路地と言う路地にネオンの看板が煌々と。
古いものをぶっ壊し、いきなり周囲に馴染まない超近代的な高層ビルを建ててしまったり。
最初にも書きましたが、とにかくまー滅茶苦茶な国です。
悪い意味ばかりでそう思うわけでもありません。この滅茶苦茶さは、他国から旅行として訪れるには非常に興味深い。この国で生まれ育ちたいとは露ほどにも思いませんが、香港旅行は楽しかったと言えます。イタリア旅行よりもずっとずっと。
この感想を言葉にするのは難しいです。
話は若干変わりますが、ある意味中国である香港も「食の安全」に目を向け始めたようで、スーパーに日本製品が氾濫してました。私自身が最近花粉症を切っ掛けに粉ミルクにアンテナが立っているせいか、空港で、街中の薬局やスーパーで、日本製の粉ミルクが非常に目に付いたのですが、そうか中国産の粉ミルクはメラミン騒動か!
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(左)香港の典型的な古い町並み (右)最近にょきにょき建つ近代的な巨大ビル
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香港の朝の市場
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マカオ
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(左)青春サーフィン映画「キャッチ・ア・ウェーブ」、竹中直人が「日本超実力派影帝」って…
(中)マカオの有名なレストランでオススメのイカ飯と、
それを注文しようとしてイカの英語が分からず絵で注文した痕跡
(右)マカオの観光地の竹のあり様
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(左)香港の重慶マンション近くのメンズエステの看板。織田裕二に激似!
(中左)恒例の変な日本語広告、「もフと値引き」
(中右)恒例の変な日本語Tシャツ、「DoCoMo新宿」――欲しいか?
(右)マカオ版の絵馬
また、「優の良品」という自称・日本産のドライフルーツやお菓子などを量り売りしているチェーン店があちこちで目立ちました。空港にも入っている超大手チェーン店のようですが、言わせて貰えば、日本で販売しているドライフルーツは原産国:中国だぞ、ほとんど。一度日本を経由していることに意味があるのかしら?
何にしても、私はアジアが好きなんだなーとしみじみ自覚した旅となったのであります。
月〜水曜日辺りまでは香港旅行のルリルリの余韻でどうにかムカつく現実をやり過ごしましたが、今日はさすがにその香港パワーも切れたみたいです……。
2009年3月26日(木) 香港パワー切れる
だってね、帰って来るなり女王(認めてないけどボス)から問答無用に3・4月の退社 or 異動 or 入社 or 入部する社員たちの歓送迎会(参加者40名)の幹事に任命され、3日かけて出欠確認から会場・座席設定から参加費算出など、超苦手分野であるにもかかわらずヒィヒィやってたら、一切手伝わない女帝が横から口出してきて
「明日の昼に会場(銀座にあるイタリアン・レストラン)の下見に行ってくるよ」ですって。しかも女王も「私も行きた〜い」、女王と女帝のコバンザメ(出世コースを狙っている元営業)も「あ、俺も行きます」と、会社の職権乱用チームが次々に行くことに。
コイツらはコトある毎にランチ・ミーティングだ、打ち上げだと、会社の経費を使いまくっていると悪名高い自称・会社の中枢メンバーなのですが、目の届かない部分でやっているうちはギリギリ許せても、そもそも欠席する予定だった歓送迎会の幹事を押し付けられて、にも関わらず依然としてオイシイトコ取りをしようというその行動に猛烈に腹が立ちます。
小さいことまで言わせていただければ、コイツらがウチの部に来る前は、ベンダーからのお中元やお歳暮など部員全員で分け合っていたと言うのに、コイツらが来てからと言うもの、どうやら3人で食べてしまうらしく、私を含む他のメンバー(5〜6名)に一切差し入れ関係が回って来なくなりましてッ!(怒) ウチの部は差し入れが多い部で、何気に頻繁に配られるお菓子を楽しみにしていた私にとって、これはもうちょっとやそっとの怒りじゃないんですヨッッ!(……本当に小さいなぁ……自分)
話を戻しますが、レストランの会場レイアウトは電話で聞いて確認済みだと言うのに、無関係な3人は行く気満々。
下見に行くなら幹事ヤレ。手伝わないクセに下見とか言って勤務時間中にレストランに行くな。貴様ら夢にもランチ代を経費で落とせると思うなよ……。昼食をとることを考えれば絶対に1時間以内には帰ってこれない距離だと思うのですが、百万が一1時間以内に戻ってきた場合は責める理由もないので、とりあえず明日、出発時間を記録して、職権乱用チーム3名を見張っていようと思います。経理にも情報をリークして明日以降にそれらしき経費請求が回ってこないか網を張ってもらっているので、ある意味準備万端。
つい先日、お付き合いのある会社が開催する無料セミナーに私も同僚Aさんも参加したくて、女王に「2人で参加します」と報告したところ、「同じセミナーに2人も参加するのは許し難い」と参加を認めて貰えなかったばかりなので、3人で宴会場の下見をしやがったら、コレをネタに今後ガンガン攻めてヤル……と手薬煉引いて明日の結果を待っているのでした。
いやね、きっとどこの会社でも上層部や一部の社員は普通にやっているコトだと思いますが、巻き込まれた以上は黙ってられんのです。真正面から突かれたら、あちらの方が分が悪いと思うんですけどね。突き過ぎたらこちらが削除されるだけかもしれませんが。
昨日の続きです。相当カッコ悪い事実も含まれていますが、包み隠さず報告しておきます。ただでさえ私視点の日記で、どんなに正確に再現しているようでも公平性には欠けていると思うので、本来なら書かない方が自分に有利な私のダメ報告も踏まえて、本日の戦いの詳細記録です。
2009年3月27日(金) 自己反省と逆ギレと正当な攻撃
幹事でもないくせに「宴会場の下見に行く〜♪」とほざく女帝……。この場合、会社の金で食事をすることを含みますからね、念のため。
この方、女王に取り入って職位を上げていったにも関わらず、陰で女王の悪口を言いまくっている恐ろしい曲者で、過去に何回も有志たちが反乱を起こしてこの女帝を追い出そうとする蜂起があったものの、そのすべてが失敗に終わり、蜂起を起こした人々が退職や異動に追い込まれているという伝説を持つ真の黒幕……。
私と同僚Aさんは直接の被害者なので、女帝のことは当然の権利として嫌いで、女帝からかけられた迷惑について互いに愚痴ったりもしています。そんな折、つい数ヶ月前に同僚Aさんはこの女帝に呼び出しを受けて、陰湿なイジメにあったばかり。「あんた陰でアタシの悪口言ってんじゃないわよ」的な、女子校ばりの呼び出しってヤツですか。同僚Aさんは女帝のミスの尻拭いをしただけなのに、「ベンダーの前でよくも恥をかかせてくれたわね」的なことも言われたらしく、当時可哀相なくらい参ってました。
このように、同僚Aさんだけでなく過去に色々な人が女帝からの呼び出しを受けているそうですが、そんな女帝も私のことは苦手らしく、いまだ呼び出されたことはありません。でも密かに時間の問題かな〜と呼び出しを常に覚悟はしています。
話を戻しますが、こんな女帝に下見なんかさせてやるものかと、既に昨日の時点で他のメンバーがいるときに
「店内のレイアウトは図面送ってもらって分かってますから下見の必要はないですよ」と言ってあったのですが……。本日、朝礼で1日のスケジュールを発表する際に女王が
「今日は××チーム(=職権乱用チーム)でランチ・ミーティングがあるので、昼は不在になります」と言ったので、もしやと思って朝礼後に即スケジューラーを確認したら、そのランチ・ミーティング(以下MTG)、参加者が女王・女帝・コバンザメ・コバンザメの子分(多分巻き込まれただけの被害者)の4名で、時間設定が11:30〜14:00(2時間30分)になっとる! コレ絶対あのレストランでするつもりだ!とピンと来て、なんで無関係な奴が4人も下見に行くんだよ!と怒髪天。全社的に給料が見直され、下々の年収が下がっている一方で、一部の上層部だけがいつまでもバブル時代を引き摺って、会社の金で飲み食いしているなんて許せんッ!と激怒している所に女王から
「鷹瀬さん、ちょっと1〜2分いい?」と別室に呼び出され……。
私が色んなトコロでこの件について「アイツら面倒なことは人に押し付けて自分たちは下見に行くとか言ってやがる!」と言いふらしているので、そのことについて注意されるのかな、でも本当のことだし、何か言われたらこっちも言ってやる!と覚悟を決めて別室に向かったのですが……驚愕の呼び出し内容は……
「鷹瀬さんがここ数日、勤務中に居眠りをしていると報告があって……」ごふ……っ!!*..(←吐血)
私の内心で巻き起こっている葛藤、分かりますか……? あ、いや、分かりたくもないと思いますが、ここまで読んだついでに、まぁ聞いてくださいよ。
怒りのボルテージを極限まで引き上げて覚悟を決めて行ったら、居眠りの注意って……。怒りと羞恥と困惑と情けなさと動揺と……その他モロモロごった煮ぐつぐつ……うわもうアタシどんだけカッコワルイんだ、と。「とほほ」とはまさに今使う言葉。情けないやら恥ずかしいやら、この瞬間、日本一カッコワルかった自信アリ。しかも、居眠り、ええ、ええ、してました最近、結構頻繁に……。自覚あります。とぼけません。
チクった奴は細井さんかと。目覚めた時にこっちをチラ見してるアイツと目が合ったことがそれこそ何度もあったもので。
なんにせよ、密告者探しはどうでもいい。これは確かに私が完全に悪いので、自分の非は素直に早急に認めます。言い訳なんかしませんモン。(←エバるなバカ、当たり前だ)
女王 「何か事情があるの……?」この辺りで、自分は一通り謝ったと自分で自分に区切りをつけて、そうだ丁度良い機会だから私側からの言い分もぶちまけてしまえ、といきなり思い立った転んでもただで起きない居眠り小僧。冷静な目で見ると、恐怖の逆ギレ居直り強盗レベルの反撃デス。
鷹瀬 「いいえ、単なる寝不足です。すみませんでした。以後気をつけます」
女王 「……なんで寝不足になっちゃったの? 何か家が大変とか……」
鷹瀬 「いいえ、単なる自己管理不足です。すみません。以後気をつけます」
女王 「何か理由があるのかと……薬飲んでた、とか……」
鷹瀬 「薬も飲んでなければ、特に理由もありません。完全に、一点の曇りもなく、私の落ち度であり、勤務姿勢の弛みによるものです」
女王 「……えーと……」
鷹瀬 「そうですね、強いて理由があるとすれば、モチベーションが下がっているということが挙げられますね」……そもそも居眠り注意で呼び出されたのに、30分間、私が女王に一方的に怒りをぶつけ、「許し難い」で締め括る――久々に自分スゲーと思いマシたヨ。ナニ私こんな堂々と逆ギレしてんの?みたいな……。一応、居眠りの件を差し引けば正しい言い分だと思うのですが、いかんせん居眠り小僧というステータスが痛い……。
女王 「え? それは人事制度が変わったから?」
鷹瀬 「いえ、それは別に全社的なことで仕方ないと思っています。そうではなくて、女王と組織の在り方について不満が」
女王 「どういうこと?」
鷹瀬 「今日のランチMTG、どこでやるんですか?」
女王 「……」(←しまった、みたいな顔してた)
鷹瀬 「今度の歓送迎会のレストランでやるんですよね?」
女王 「ああ……うん、下見ついでにね」
鷹瀬 「なんで幹事でもない人が、しかも4人も行く必要があるんですか? 下見に行く権利があるのって、幹事である私だけですよね?」
女王 「いや、あれは、みんな時間ないし、ランチMTGをしようとしてたから、じゃあ下見も兼ねて行こうか、ってことで……」
鷹瀬 「嘘付かないで下さい。昨日女帝が『私も下見行きた〜い』って言ってる現場見てるんですよ、こっちは。第一あのランチMTGの予定、昨日の夜まで入ってなかったじゃないですか。昨日私が帰った後から今朝にかけて入れたスケジュールですよね。MTGが後付の理由だって見え見えなんですよ」
女王 「……」
鷹瀬 「面倒コトばっか人に押し付けておいて、なんで何もしない女帝が下見に行く必要があるんですか? お忙しい4人が昼にMTGするのは結構ですよ。なら社内の会議室でやりゃいいことですよね? なんなら会議室、私が押さえましょうか? もうね、私から見て『好き勝手やってるな』ってなもんなんですよ」
女王 「そんなことないよ、今回のはたまたまコバンザメ君が下見もしなきゃって言うから、じゃあついでに私たちも見ておきたいね、と……」
鷹瀬 「そんなに会場に興味があるくらい責任感あるなら幹事もやって下さい。こっちはレストランに問い合わせて図面も手に入れて、座席表も作ってあるんです。レストランを見に行くのはどうぞご勝手に結構ですよ、昼休み1時間で帰ってこれるなら。でも2時間半って、移動中の1時間にも会議するんですか? しないでしょう? 別にいいですよ、皆さん遅くまで残業してるんですから、昼が2時間になろうが3時間になろうが。でも『下見』という言葉を使うのは止めてください、不愉快ですから。その言葉を使っていいのは幹事である私だけです」
女王 「……ああ、ええと、ごめんね、そうだね、一度任せたからにはちゃんと全部をお願いするべきだったよね。それは配慮が足りなかった」
鷹瀬 「そんなレベルの話をしてるんじゃないんです。いいですか? 私の居眠りを誰かが見ているように、女王たちの行動をしっかり見ている誰かがいるんですよ。私も含めてね。ウチの部はただでさえ『何やってんだ!』って思われてるんですから。女王たちが勝手にやってることで、同じ部員として苦情を受けることになって、もうずっと前から迷惑してるんですよ。こんな中でどうやってモチベーションが上がるんですか。だから私が居眠りしていいってコトにはなりませんよ? でも私が居眠りしてて、納期に間に合わなかったことがありますか? 仕事が人より遅いですか? 私が考え出した検索プログラムを別の誰かが作ることができますか? こっちはやることやってんですよ」
女王 「だから鷹瀬さんことは私はちゃんと評価してるよ。でも評価基準って、成果6割、勤怠4割だからさ。それに、外から注意を受けちゃったりすると……」
鷹瀬 「分かっています。自分の居眠りを正当化する気はありません。私の問題は私が解決します。でも、今度の下見の件は、私は『ふ〜ん』と思って見ていますから。女王、私と同僚Aさんが無料のセミナーに参加したいと言ったときに許してくれませんでしたよね」
女王 「え? 許したじゃん!」
鷹瀬 「それは翌日に部長が口を出したから流れで許しただけで、私たちが行きたいと言った時、『2人で参加するのは許し難い』って言ったんですよ。私は一語一句間違えずに正確に覚えていますよ。手帳にも書きました。『許し難い』って言いました。幹事でもない4人で会場の下見? ゴージャスなレストランでランチMTG? 私にしてみりゃそっちの方がよっぽど『許し難い』んですよ」
ともあれ、我ながら所々ドラマのように恐い台詞吐いてますなぁ。後で冷静に思い返しても、よく居眠り注意されて動揺した直後にここまで劇がかった台詞をスラスラ言えるな〜と感心。
本日の定時後に同僚Aさんにこの朝の30分間バトルの報告をしたら「そこまで言ったの? 言ってやったの?」と物凄い喜んでおりました。そして加わる新事実。
「居眠りの件はね〜、私のトコにも裏取りに来てた。直接チクったのは細井さんじゃなくてSさんだよ。『Sさんから鷹瀬さんが勤務中に寝てるって言われたんだけど、そうなの?』って女王に聞かれた。私は『さあ?』って言ったけど、細井さんは絶対チクってるだろうね」ま、これは寝てる私が悪いのでね。恨む筋合いもナシ。ちなみにSさんは、私が入社した当初、服装やら化粧やらについて色々想定の範囲外の注意をしてきた方です。詳細は2007年4月20日「奈落の底に更に穴」を参照のこと。
他部署の仲良しさんにも報告したら
「ひゃっほ〜! アイツらにそこまで言った人って初めてなんじゃない? 惚れる〜! 居眠りなんかいいよ、こっちの部署にもいるし。君の場合はやることやってんだし。それより細井がチクったってのが私には許せない。ってか、細井にそんなこと言われるなんて倒れそう。細井でしょ?! アイツ〜!!」と、なぜか細井さんの関与に過敏に反応。いや、最初にチクったのはSさんみたいだよ、と言っても「細井〜!」と唸ってました。毎日レベルで細井さんに迷惑かけられているからかなぁ。
昨日の時点で請求書の流れを注意して見ていてね、と頼んである経理部の友人も、引き続き職権乱用チームの動きに注目しつつ、どうやら過去まで調査してくれたらしく、「アイツらちょくちょくランチMTGと称して請求書出してきてるよ」と。
証拠揃えて人事部辺りに告発したいトコロですが、人事部の上も同じようなことをしていそうなので、辞める覚悟が出来てからでないと難しいのかもしれません。しかし備えあれば憂いナシ、ってことで、今後職権乱用チームの動向は記録しておこうと。
私も、自分は居眠りしておいてこんなコトしたくはないのですが、誰もコイツラの好き放題を止めないんですもん……。みんな陰では色々言うクセに……。なので、私の味方と自称して「応援してるよ!」とか言ってくる人も、ある意味ありがたくはありますが、本当の意味では味方ではないと割り切っております。私以外の品行方正な誰かが、正当なステータスの下に告発してくれると助かるんですがね……。そしたらその時こそ尻馬に乗って応援したい……。
最後の締め括りに。
朝一番で怒涛の追求劇を繰り広げたせいで職権乱用チームも少々不自由な思いをしたようで、11:30〜14:00の予定だったランチMTG、11:45に出発し、13:20に帰社してました。約1時間の短縮。悪いコトだという自覚はあったらしい。
……と少々の勝利に酔いしれていると、やはり根本的に人種が違っているようで、私の言ってるコトなんか全然通じてないんだな〜とゲンナリしたのが、女王、同僚Aさんと私に向かって
「今度は皆でランチMTGしようね」ですって……。この人、私がレストランに行けないから拗ねてるんだと思ったみたいですよ……? 一体どうしてくれよう……。
【追記】
確か私は記憶にある限り、外資系A社でもソフトウェア会社T社(から出向したZ社)でも居眠りで注意されたコトがあります……。自分の日記内を「居眠り」で検索したら13件もヒットしました……。その内、会社での私の居眠りに関しては下記6件……。
2001年2月15日(木) 「居眠りする人しない人」便利だなぁ、サイト内検索……じゃなくって、ダメ人間だなぁ、私……とほほ。でも真剣に病気なんじゃないかと……「眠り病」みたいな……。往生際悪いですかそうですか。
2001年4月9日(月) 「漕ぎまくる舟」
2001年5月15日(火) 「頼りない指揮者」
2002年1月9日(水) 「端から見た自分」
2004年4月5日(月) 「優雅な1日で気付く現実」
2005年1月14日(金) 「人事部長とランチ」
女王に幹事を押し付けられた歓送迎会は無事終了しましたが、会場下見の件に始まり、女王には最後の最後まで嫌な思いをさせられました……。
2009年4月6日(月) 勝ち目のない戦い
約40名参加の歓送迎会で、一部会社からの補助が出るので調整が必要となり、参加費は後日集金としたため、支払いを一時的に立て替えることになったのですが、約20万円、クレジットカードで支払えば2000円分のポイントも貯まるし、まぁそのくらいのメリットがあってもいいよね、良かった少しだけイイコトあって……とささやかに喜ぶ私をまたしても踏みにじる女王。
女王 「支払いは私のカードでしていいよ」……コイツ一体どこまで旨い汁を吸うつもり……? しかも何この親切ぶった言い方は……。ランチ・ミーティングの件であれだけやり合ったのに、全然懲りてねぇ。こちらも「意地でもアタイのカードを使ってやる! ポイントなんかやるもんか!」というセコイ路線の猛々しい気持ちになります。
鷹瀬 「いえ、私のカードでします」最後はもう単刀直入で。さすがにここまで言ったら引き下がりましたが……ココまで言わせんな。会場下見の件でも相当ムカついているというのに、コイツどこまで図々しいのかと。
女王 「金額も結構行くし、悪いからいいよ。私のカードを使って」
鷹瀬 「大丈夫です。私が幹事なので、私のカードでしますから」
女王 「ううん、本当にいいんだよ。いつも私のカードで払ってるから遠慮しないで」
鷹瀬 「ポイント貯まるんで、私のカードでしたいんですよ。そのくらい幹事のメリットがあってもいいんじゃないですか」
話はこれで終わりません。
ウチの会社の特徴なのですが、こう言った飲み会の際、上がとにかくケチで、参加費も下との差がほとんどありません。例えば、専務が6,000円、部長クラスが5,000円、総合職4,000円、派遣3,000円、とか。普通、専務10,000円、部長8,000円、総合職3,000円、派遣1,000円くらいの設定ですよね?! なので、私が幹事なんだから好きに設定させてもらおうと、専務15,000円、部長10,000円、管理職3〜4,000円、総合職2,000円、派遣1,000円くらいに設定したら、またしても女王チェックですわ。「専務からこんなに取らないで。どんなに多くても1万が限度。それ以上は前例がない」と。
いちいちウルセェな文句あるならお前が幹事ヤレそもそも今までがオカシイんじゃボケ――素で言いそうになりましたヨ……。でも言ってません。かなりヤバかったけど、言ってませんよ。目は語っちゃってたかもしれませんが、とりあえずすんでのところでお口にチャックできました。ちょっとは大人になったトーコ。我ながら頑張った。
結局、女王をすっ飛ばして専務に直談判し(幹事アシスタントとして細井さんが任命されており、奴はこれまでに何も手伝って来なかったので、専務にねだりに行かせた)、高額援助ゲット! 細井さん初めて役に立ったナー、女王いないと話が早いワ〜と寛いでいると、細井さんの直談判から数時間後に、女王が「私から専務にカンパしてくれるように頼んだから」ですと。本当かよ……。カンパの事実を知った後に、自分の手柄にしようとしてない? 私は絶対に嘘だと思っているのですが、真相は分からず。
と、まぁこんなことがあり、ひとつのアクションを取る毎にいちいちグッタリした歓送迎会だったのであります。
そして後日談。同僚Aさんが仕事の件で女王に呼び出された際、探りを入れられたそうです。
女王 「鷹瀬さんから歓迎会のコトとか聞いてる?」出たくない、とは言いましたが、出られない、なんて言ってませんが? ってか、出られない人間に何で幹事やらせてんの?
同僚A 「下見の件ですか? 聞いてますよ」
女王 「あれはね、鷹瀬さんの誤解なんだよ。鷹瀬さんが歓送迎会に出られないって言ってたから、代わりに下見に行ったのであってうんたら〜」
同僚Aさんもグッタリしながらこの時のことを報告してくれました。
同僚A 「分かってたことだけど、改めて本当に嘘つきだよね。余りにもバレる嘘を堂々と吐くから、もう話すのも嫌になっちゃってさ。『何にせよ4人で下見に行く理由にはなりませんよ』って言ったんだけど、いつものように話題逸らされちゃった。しかも、『鷹瀬さんのモチベーションを上げて』とか言われて。『無理ですよ、私だって下がってるのに』って言ったら、『え? どうして?』だって。ダメだね、あの人は。絶望的だわ」…………勝ち目はないような気がします……。
【追記】
他部署からも部下からも評判の悪い女王ですが、陰でこんなコト言ってるらしいですよ?
女王 「いいんだ、誰から何を言われようと。社長と会長は分かってくれてるもん」……オイオイ何だその自信……まさかの禁じ手使ってるんじゃないでしょうね……。
やっぱり勝ち目はないような気がします……。
まぁもうこんなマイナーサイトですら閲覧している方でしたら、当然見ちゃってますよね、チェックしちゃってますよね、感動しちゃってますよね、泣いちゃったりしていませんか?――の奇跡の歌姫、47歳独身女性スーザン・ボイル(Susan Boyle)に大多数派よろしくヤラレています。
2009年4月20日(月) 単純に感動ニュース、スーザン・ボイル
ウッカリ「は? 何のこと?」な方のために、解説は転載にて。
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「奇跡の歌姫」世界を席巻=オーディション番組の47歳女性−英 4月20日 時事通信
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英国のテレビの一般参加オーディション番組に出演した47歳の女性が、地味な外見と裏腹の見事な歌声を披露し、世界の注目を集めている。BBC放送(電子版)によると、番組の様子が投稿された動画サイトのクリック数は、18日までに約5000万件に達した。
この女性は、スコットランドのウェストロージアンで慈善団体ボランティアを務めるスーザン・ボイルさん。プロの歌手を目指し11日放映の勝ち抜きオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」に登場したが、舞台に上がった時は太めの体型と見栄えしない外見に、会場は冷ややかな雰囲気だった。
ところが、歌劇「レ・ミゼラブル」の「夢やぶれて」を歌い始めるや、その美しい歌声に観客からはどよめきが起き、やがて満場の喝采(かっさい)へと変わった。
動画サイト「ユーチューブ」を通じた衝撃の広がりに、ボイルさんがネコと一緒に住む自宅にはテレビ局が殺到。米国やオーストラリアなど各国メディアからも取材依頼が相次ぎ、17日には米CNNテレビの人気トーク番組「ラリー・キング・ライブ」にも出演した。
この後、オーディション番組で準決勝と決勝を勝ち抜けば、エリザベス女王の前で歌う栄誉が与えられる。当面は勝ち抜きに専念したいと話すボイルさんだが、早くもレコード契約やコンサートツアーの話が持ち上がっているという。
歌は心【完全版】/スーザン・ボイル(日本語字幕)(7分33秒)
審査員から「何歳ですか?」と聞かれて堂々と「47歳よ」と答え、露骨に呆れ顔の審査員と嘲笑飛び交う観客席に向かって腰を振っておどけて見せ、挑発的に「That's just one side of me. (そんなの私のほんの一面でしかないわ)」と言い放つ彼女がとってもチャーミング! しかも使ってみたいと思わせるこの台詞! 映画に出てきそうなカッコイイ決め台詞に惚れ惚れします。
続けて「将来の夢は?」の質問に「プロの歌手になること」と答え、「まだ実現してないのはなぜかな?」との皮肉にも、「機会がなかったんです。でもすべてがここで変わるかも」とアッサリ切り返す。相当頭の回転が速そう。とにかくウィットに富んだ魅力的な方です。会場の人々が冷ややかに鼻で笑う中、お構いなく始まる想像を絶する美しい歌声……音質不良のネット配信で聞いてコレなら、実際はどんなに素晴らしいことか。会場の人々も非常に素直で、一節も聴かぬ内に彼女の美声に大興奮して総立ちに! 展開が既にドラマチック!(審査員の反応は劇がかってはおりますが、それもまた一興ってコトで)
また彼女の背景がドラマチックに拍車をかけます。
ボイルさんはスコットランド・ウェストロージアンの自宅に、飼い猫と暮らしている。慈善活動に携わっているものの無職で、結婚歴や男性との交際歴はない。テレビ番組に出るのは、2年前に他界した母親との約束だった。教会の礼拝では歌っていたものの、美声を誇示したことは一度もなかったとされる。今回の番組出場で、ボイルさんは初めて歌唱力を公に認められた。 ……[全文を読む]
地元メディアによると、ボイルさんは政府助成の公営住宅にネコと暮らしている。ここ数年は母親の介護に追われ、その母親が最近、死去。これまで大勢の前で歌を披露することもなく教会で歌い続けていたが、その母から生前、「挑戦してみなさい」と励まされ、番組に出たという。ボイルさんは「現代社会は人を見かけで判断しすぎ」と英紙に話している。 ……[全文を読む]
――これは幸せになって欲しい!! 「他人の不幸は蜜の味」傾向の強い、心汚れ気味なこの私が心の底からスーザンの幸せを願っちゃいますよ!
また、スーザンが歌った「レ・ミゼラブル(Les Miserables)」の「夢やぶれて(I Dreamed a Dream)」の歌詞すらも胸ズキュン。
スーザンのための歌ですか……そりゃ泣きますって……。同オーディション番組のポール・ポッツの時も感動でうるうるしてましたが、スーザン・ボイルはその背景を全く感じさせないほど明るく快活な分、更に深く感動し動画を観る度に泣いてしまいます。笑顔が素敵なのよねぇ。歌とは違った結末を迎えることができて本当に良かった……。
I had a dream my life would be
So different from this hell I'm living
So different now from what it seems
Now life has killed the dream I dreamed...こんなはずじゃなかった
こんな地獄で暮らすとは
こんな哀れな姿で
夢やぶれし 我が人生
毎日こういうちょっと感動できるニュースが頻繁に流れてくれるといいなぁ。暗いニュースが多過ぎて……。
いえ、別にニュース解説サイトを目指しているわけではないのですが、たまたま楽しいニュースが続いているもので……。
2009年4月23日(木) 草g↑、鳩山↓
仕事の合間に煙草を吸いに席を立つ人がいるんですもの、私だってそりゃたまには(?)居眠りしますよ。――と、居眠り小僧が居直っていたのは今は昔の出来事……。複数の監視下で意識を失いそうな極限状態でも起きていなければならなくなった私の、意識を保つための解決策その一はYahooニュースなのですが(もうこの時点で色々間違っているが、とりあえず話題は進む……)、ニュースって本当に楽しいですよね。同じ記事でも人によって捉え方が全く違うので。
今日の笑えるビッグニュースは、まず間違いなくチョナン・カンことSMAPの草g剛の公然わいせつによる逮捕劇だと思うのですが……いやぁ……なかなか感慨深いニュースですよコレは。
「あのSMAPの」とか「稲垣吾郎に続いて」とか「CM降板か?!」とか「“草食男子”と言われていたのにイメージダウン」とか、ポイントは色々ありそうですが、私の目から見たポイントは以下の2点に尽きます。
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泥酔逮捕のSMAP草g 意味不明な叫びのわけ 4月23日 J-CASTニュース
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公然わいせつで逮捕されたSMAPの草g剛容疑者は、酒グセが悪い面もあったらしい。
<略>
赤坂署員が注意したが、草g容疑者は、「裸だったら何が悪い!」などと叫んで暴れたため、公然わいせつの現行犯で逮捕した。その4、5時間後には、呼気1リットル中0.8ミリグラムのアルコールが検出されたことから、逮捕時には1ミリグラム以上の泥酔状態だったとみられている。
<略>
フジテレビの同日のニュースによると、草g容疑者は、韓国語で歌ったり、単語を叫んだりしてもいたと近所の人が話している。2ちゃんねるでは、「シンゴー」ではなく、韓国語の感嘆詞に当たる「アイゴー」と叫んでいたのではとの憶測も出ている。このほか、「コラッ」「バーカ」などと言っていたともいう。
<略>
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鳩山総務相、草g容疑者に「めちゃくちゃな怒り感じる」 4月23日 スポーツ報知
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鳩山邦夫総務相は23日、地上デジタル放送推進のキャラクターを務める草g容疑者逮捕について、記者団に「事実とすればめちゃくちゃな怒りを感じる」と話した。
鳩山総務相は「国民の(テレビの買い替えなどで)負担をかけるアナログ放送停波のキャラクターなのに恥ずかしい。最低の人間としか思えない」と強調。地上デジタル放送普及への影響は「ゼロとは言えない」と話し、草g容疑者が登場する地デジ普及のポスターはすべて取り換える考えを示した。
まず第一に。泥酔状態で外国語(韓国語)が口を突いて出てくるとは天晴れ!
終わりのない語学を勉強する者にとって、よく言われる大きな節目は、「その言語で夢を見るかどうか」です。泥酔状態は夢見心地の状態とも言えますから、そんな状態で韓国語で歌ったり単語叫んだりって……草g剛の韓国語学習の真摯な姿勢を垣間見ましたよ! 公然わいせつ罪は置いておいて、凄いよ!偉いよっ!見習わなきゃ!と、こんな事件をきっかけに草g剛を激しく見直す私。何故かうっかり好感度もアップ!
そして第二に。対する鳩山……こんなどうでもない事件に政治家が「めちゃくちゃな怒りを感じる。恥ずかしい」とかコメントしていることが既にアタシャ「めちゃくちゃな怒りを感じる。恥ずかしい」よ……。恐らく多くの国民が、アンタ含めてアンタの同僚たちに強い怒りを感じてるんじゃないですかね、ずっと前から……。
しかも地デジ普及のポスターすべてを取り換えるって……マジ財政厳しいんで、これ以上無駄に税金使わないでください頼みます! まず国民が本当にポスターの草g剛を見たくないと思うほど本気で怒っているのか、その辺りの国民の声を聞いてくれ。多分そこまで真剣にこのニュースを取り上げている人、ほとんどいないから。こんなんで税金使って消費税が10%になる方がよほど迷惑なんで。いやね、普通に考えて、今回のことで「草g剛を見たくない」と思う人よりも、「鳩山邦夫を見たくない」と思う人の方が圧倒的に多いと思うんですケド……。頼むからもう消えて……それこそ見たくないから……。
深夜の公園で裸で大声上げてりゃ近隣在住の数十人は小1時間ほど迷惑したでしょうよ。でもアンタらアホな政治家の政策には国民約1億3千万人が生涯通して迷惑してるんですよ……。泥酔状態で迷惑かけた草g剛より、素面で迷惑かけてるアンタら政治家の方がよっぽど「絶対に許せない最低の人間」なんじゃアホンダラ。
単なるつまらん記録日記です。でも本人大興奮。リアルタイムで記録しとかなきゃ。
2009年4月26日(日) 悠久の時を超えて
ホームヘルパー2級資格取得のため、2月末からずーっと週末が終日空いていなかったのですが、ようやく実技スクーリング(教室での実習生同士の訓練)を終え、残すは実習(現場体験)のみとなりました。24(金)には第一弾である在宅介護1回目を体験し、今後GW中にすべてを終え、これで今年の目標のひとつが無事完了となります。
ホームヘルパーに関する話は多々ありますが、とりあえずすべてが終了してからまとめて書く予定です。
さて。ようやく土日が自由になり、今週末は天気と体調が悪かったこともあって早速家でゴロゴロしていたのですが、ゴロゴロといって何をするのかってーと、もっぱら読書と映画鑑賞。友人から薦められて読んでいる本、先月の香港旅行の後だからこそより楽しめる「転がる香港に苔は生えない」(星野博美 著)を布団の中で読み、うとうとしては起き出してインド映画を観て……。なんて贅沢な休日なんだとうっとり。
夕食後、飽きもせずスーザン・ボイルに会いに行ったついでにYouTubeサーフを始め……。最近「スラムドッグ$ミリオネア」の影響でしばらく離れていたインド映画に舞い戻り、YouTubeでも最新インド映画のダンスシーンなどを彷徨っていたのですが、ノリノリで観ている最中に携帯が鳴りました。見知らぬ番号。そもそもアラーム機能以外で滅多に鳴らない携帯が鳴っていることに若干ビビる私。……どんだけ友達少ないんだ。
恐る恐る出てみると、
「コニチワ。モシモシ? トーコさんデスカ? トーコ……タカセさん?」……明らかに日本人違う。誰? 「そうですけど……あなたは?」 声音からして超不審がっていることが伝わったようで、カタコトの日本語と英語でなにやら説明を始める見知らぬ彼……だから誰?
「Oh, I'm from India. My father met you at the Indira Gandhi Airport. 父がインドのガンジー空港で会ったデショウ? 覚えテル? Taxi...」…………覚えて……と言うより、思い出しました。人間の記憶って結構スゴイですね。ええ、ええ、一気に思い出しましたよ……。
2003年12月30日、約1ヶ月のインド旅行を終えていよいよ日本に帰る日、デリー市内から空港に向かう市営バス(Rs.5)が年末のためか遅れに遅れ、もはやタクシー(Rs.200)かオートリクシャ(Rs.150)を使わねば飛行機に間に合わない、という時刻に差し迫まる日暮れ時、バックパックを担いだ私の周りにはインド人の人だかりが出来ておりました……。なぜならバスを待つ間中、何台ものリクシャが集まってきて、「バスは来ないぞ。俺に乗れ」「いいや俺の方が安いぞ」と獲物(私)がバスを諦めてリクシャを使おうとするその瞬間を待ち構えていたからです。
何台ものリクシャに取り囲まれて少し恐くなる私……日が暮れてから辺りが一気に暗くなり、ただでさえ既に1時間以上待っているバスが来ない状況下、不安は加速度的に増していました。
誰か外国人旅行者とリクシャをシェアできないかと辺りを見渡しても、バスターミナルには私以外に外国人が全くおらず、1人でタクシーやリクシャを使うには所持金が足りず(確かRs.50しか持っていなかった)、バックパックの奥底にしまった日本円の入った財布をインド人の人だかりが出来ている中で開ける勇気はなく、新たにルピーに換金しようと思えば市内まで戻らねばならず、しかも余分なルピーは不要な最終日なのに万札しか持っておらず、どの道そんな時間の余裕すらない……という、かなり絶体絶命の状態でした。
「安くしておくぞ」と言って来たリクシャワーラー(運転手)に所持金を告げると、呆れて帰ってしまうほど、到底リクシャ代に届きません。
彼らは「日本人なんだから金がないハズはない」と粘っており、私は「無いったら無い」の一点張り。しつこかったリクシャワーラーたちが、「このままだと飛行機に乗り遅れるぞ!」と段々本気で心配し始めても、「だってお金無いんだもん!」と押し通す私……。(何万円も日本円持ってるクセになんでこんなに頑張ったのか自分でも意味分からん)
すると、ビジネスマン風のインド人が近寄ってきて、一体この人だかりは何なのか?と聞いてきました。事情を話すと、「僕もリクシャで空港に向かうからシェアしよう」と。「でも私50ルピーしか持ってないんです……」とこの期に及んで頑なに言い続ける私に、「じゃあそれだけ出してくれればいいよ」と。
空港までの道すがら、ありがとうございます、ありがとうございます、あなたは多分、このインド旅行で出会った人々の中で一番分かり易く良い人でした――と言うようなことから始まって色々話し、「将来日本に行くかもしれない」と言うので、「その時は私が助けましょう」と最後にEメールと電話番号を渡して空港で別れました。
――それから5年4ヶ月が経ち、この間一切連絡はなく、常日頃の私であればサッパリ忘れても不思議ではないのですが、何せデリー市内の真っ暗なバスターミナルで大勢のインド人に取り囲まれ、飛行機に乗り遅れるかもしれないという恐怖&焦燥感とのセットで鮮烈に記憶に刻まれた出来事だったため、かなりクリアに思い出しましたヨ……。
電話の主は、あの私を助けてくれたビジネスマンの息子だと。今年の4月から日本の大学に留学し、父から私の連絡先を渡されて、時間が出来たら連絡してみろと。たった1時間の出会いで、しかも5年以上の空白……さらにはご本人ではなく息子からのアクセス。悠久の時の流れの中に生きているインド人らしいなぁ……とちょっと感動。
こちらは義理人情の世界に生きる日本人らしく、「その時は私が助けましょう」の宣言通り、父上から受けた恩を息子に返してゆこうかと。
四国地方の国立大学でこれから4年間、環境産業応用化学を学ぶと言うので、「東京に来ることがあったら連絡ちょうだい。時間を作って案内するよ」と言うと早速「今週末行く」。……え…っと……四国−東京間ってそんなに気軽な距離じゃないよね……?
鷹瀬 「ちょ……ちょっと待って、ええと、GW明けでいいかな? GWまで忙しいの」ああ〜留学時代、インド人たちと生活してた時の彼らの国民性とも言えるガッツを思い出すな〜〜。
恩人の息子 「うん、分かった。いつならいいの?」
鷹瀬 「……」
リアルタイム時には忙しく、今頃になって4月1日の日記になりますが、昨日の話にリンクするので、振り返っての記録となります。
2009年4月27日(月) 四月馬鹿の後遺症
比較的毎年ガッツリ四月馬鹿の日……つまりエイプリル・フールをあの手この手で満喫しているのですが(当然私が騙す側)、ターゲットがいつも同じ友人Zなので、奴も可愛げなく警戒心が強くなってしまって困ったモンです。フーヤレヤレ。
2003年はリビア人との結婚話、2004年はアイルランドでの宝くじ当選(10万ユーロを設定)、2005年は小休止、2006年は不発(ネタ忘れた)、2007年は小休止、2008年は不発(エーゲ海クルーズにペア招待が当たった、との嘘が見破られる)。
――4年間もの長きに渡って楽しめなかったものですから今年は慎重に構えて練りに練るんだ……と、あらゆるネタ設定のシミュレーションを3月上旬頃から繰り返すアタイ。不幸ネタはNGなど、己に厳しい制約を設けているので(←そんな高尚な話かぁ?)、リアリティを醸し出すために現実の力を借りねばなりません。そんな折、運良く3月27日(金)にイイ感じに土台になりそうな出来事(居眠り注意→逆ギレ反撃)が起こっているので、コレを使わない手はない! しかも27(金)の一件を受けて、本番直前にも布石になりそうなメールを上手い具合に送っているではありませんか……!
以下、3月30日(月)の携帯メール。
18:00 鷹瀬 ―― 今日、どんなふうに虐められるのかとちょっと怯えてたら、あっちがスッゴイ怯えてた…。
19:09 友人Z ―― 「怯える」って単語、普通職場では使わないんだよー。近付く父への道…。
ここまでは本当にあった出来事。そしていよいよ四月馬鹿の幕が上がる……っ! 行くわよトーコ!
以下、4月1日(水)の携帯メールでの遣り取り。
12:09 鷹瀬 ―― ……私が怯える番が来たようですよ…。社長から直々にメールが入り、18時に社長室に呼び出しが掛かりました…。今無職になるのは厳しいんだが…。(※注1)
17:33 友人Z ―― うお〜なんだろうねえ〜? もうすぐじゃん! 報告求む。
17:59 鷹瀬 ―― トイレで返信してますよ…。くっそう開始時間が30分押しやがったよ。早く帰りたいのに。ちなみに今女王が呼ばれていますよ…。いろいろドキドキ…。(※注2)
18:51 友人Z ―― うわ。今最中だね。女王の後かー。で? どうだった?
19:45 鷹瀬 ―― 自分でまいた種ながら大変なことになりましたよ…。今同僚Aさんとお茶中…帰ったらメールする。どうしよう…。(※注3)
20:17 友人Z ―― えー? なんだよぉぅぉぅぉぅ!
21:20 鷹瀬 ―― 同僚Aさんと別れて今から帰る…。家からメールするね。簡単に言うとリプレイスの話です…。(※注4)
【解説】
※注1: なんでもない普通の昼休み中にのどかな気持ちで打った「起」メール
※注2: 退社時に鼻歌歌いながら打った「承」メール
※注3: ジムで自転車漕ぎながらニヤニヤして打った「転」メール
※注4: シャワーを浴び終え、ジムの更衣室で笑いを堪えて打った「結」メール
餌は撒き終わった。さぁ、家に着いて夕食を食べて、いよいよ渾身の本番メールだ!!
----- Original Message -----
From: 鷹瀬
To: 友人Z
Sent: Wednesday, April 01, 2009 10:47 PM
Subject: 面倒な展開に……
そもそもは香港旅行前に遡るんだけど、18(水)に管理職の社員と
社長と会長とで懇談会があってさ、ってのは言ったよね?
そこで、私が結構女王ひいては私の所属する××チームの在り方について、
みたいなことで批判してたところから始まっていたらしいのだけど、その時に
社長は私に対して「ズバズバ言う奴だな」と思っていて、それは好感で
思ってたらしいのさ。ウチの会社、どよどよしてて意見言う人なんかいないから。
社長、関西の人で、キツイこと言われるほど嬉しいタイプの人らしく。
※注:↑ここまでは本当のコト
で、この前の、居眠り注意→ランチMTG糾弾劇ですね、これになぜか
続いてしまうのだが、私、このランチMTGの話をですね、それこそ
そこら中で言いふらしてましてね。××部の人にも経理にも、本当に
ありとあらゆるところで言いふらしたんですよ。怒りに任せて。
※注:↑更にここまでも本当のコトだわ。嘘は↓ここから始まる……
それが社長の耳に届きましてね……。
先の懇談会のときのこともあり、一度鷹瀬さんと差しでゆっくり話してみたいと。
――それが今日の呼び出しの切っ掛けだったみたいなんだけど……。
私の前に女王を呼び出していたのは、ランチMTGの件で真偽の程を
確認するためなのか、そこら辺は良く分からないんだけど、女王、私と
入れ違いで席に戻ってきた時、目ぇ真っ赤でさ……。
泣いてたんじゃないかと思うのよ。私のこと全然見ないようにしてて。
この時はまだ社長に呼び出される理由が分かってなかったし、
女王が社長に呼び出されて席にいないと知ったのは彼女の呼び出しが
延長して内線が入った後だし、私もこの瞬間はパニくってまして……。
で、とにかく入れ違いで社長室に行って、最初、女王政権をどう思うか、
悪いようにはしないから正直に言えと。そんなふうに言われなくても
アタシャいつでも本音しか言いませんよ、ってんで、今までも部長や
専務クラスに言って来た事を今度は社長に直接マシンガントークですか。
ついでにこの会社のナニが悪い、とか細井さんの話も含めて、そらもう
独りで30分くらいずーっと文句ですか? 批判ですか? とにかく。
そしたら、「どうしたら良くなると思う?」と。今本当に売り上げ悪いし、
会社も深刻なんだと。で、私が思う「良くなること」をまただーっと話して、
そしたら社長が「女王にそれが出来ると思うか?」と。「無理でしょう」と即答。
「なら鷹瀬さんは出来る?」と。――え?なんでそこでアタシですか?みたいな。
「それだけ色々と文句もあって、具体的なビジョンがあるなら、どうだ、
来期に女王のポジションをヤル気はないか」と。
今日は話だけで、勿論即答することはないけど、ちょっと今後ちょくちょく
この件で話し合おう、みたいな終わり方で……。
同僚Aさんは面白くないと思うんだよね……という身近な問題も。
でも、面談終わって戻ってきたらまだ残業してたから、正直に
この話をしたら、「女王を追い出すいいチャンスなんじゃないか」と。
内心は分からないけど……。
いや、いつまでにナニを決めるべきなのかも明確じゃないけど
何かもう会社辞めたい……。どっかでのんびり旅したい……。
はぁぁぁ……。居眠り注意が発端とは思えない展開に……。
明日会社行きたくないよ〜〜〜〜。
とにかく4月1日中に間に合わせねばということでチョッパヤで書き上げたお伽噺ですが、鼻息荒く満を持して送信したってのに、当の友人Zからなかなか返事が返ってこない!! あ〜さすがにバレたかな〜〜と悶々としながら4月1日は幕を閉じ、翌日になっても返事来ず。
バレてたとしたら相当カッコワルイなオイ……と落ち込むまさしく四月馬鹿、鷹瀬トーコ(35)。アイタタタ……。
そんなモヤンモヤンした時間を過ごし、待ちに待った友人Zからの返信メールが来たのは、エイプリル・フール翌日の夕暮れ時でありました……。
以下、4月2日(木)の携帯メールでの遣り取り。
18:22 友人Z ―― 一晩明けてどう? 女王は会社来た? 嫌いなヤツがいなくなるのはいいけど、自分の昇進は余分だよね。
20:56 鷹瀬 ―― 正直に答えてくれるかい? 今回なかなかハッキリしないからあえて聞くんだけど、昨日が何の日か、またうっかりしちゃったの?
21:01 友人Z ―― ………毎年飽きもせずアンタは……。
21:16 鷹瀬 ―― !!!!! もしかして騙されたの? 騙されたの? 騙されたの? キャッホーーー!!
21:19 鷹瀬 ―― あ、新人事制度により細井さんが昇格しましたヨ。これは本当。これこそエイプリル・フールだよね…。
22:45 友人Z ―― どっちの意味にも取れるように書いといたつもりだったのに。嫌いだ、無能が昇格する世の中も、善良な人間を騙すヤツも。
ワタクシのエイプリル・フールは、2009年にこのように見事な復活を遂げたのでした! パンパカパーーーン!!(←精神年齢推定7歳)
そして月日は1ヶ月ほど流れ、昨日のちょっと驚きの出来事を、電話直後にいそいそと友人Zに報告する可愛いアタイ。
21:57 鷹瀬 ―― 今さ、5年以上前のインド旅行の最終日に金なくて空港までのタクシー代に困ってた時に助けてくれた人の息子から、電話かかってきた。日本に留学したと。
23:28 友人Z ―― 連絡先教えてたの? 今日、旧暦の4月1日じゃないよね?
23:30 鷹瀬 ―― 君、私を疑いすぎ! 4/1以外は嘘つかない! mailとtel教えてたらしい。日本に行ったら彼女に連絡してみろと父に言われたのだと。
23:35 友人Z ―― ……キミの何を信じろと…? こんな私に貴女がしたのよ!
ほほほ。オオカミが来たぞ〜〜っ! ガオーーー! あはは〜ん♪