2004年10月の日常日記&コラム

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 A社が揺れに揺れております。先月の部長クラス2名のリストラに続き、今月も初っ端から課長クラス2名のリストラで幕を開けました……。最初は諸手を挙げて喜んでいましたが、米国人の新社長のダイナミックなのか乱暴なのかいまいち判断つかない改革に、今では少々怯んでいます……。これで会社が良くなるなら良いのですが……。ってか、ここまでするんだから会社良くなってくれよ、みたいな。

2004年10月の小見出し一覧
◆注目の日記にはセルに水色を付けています◆日付を押すとジャンプ出来ます◆
 01(金) 激動のA社と去る人々  04(月) 電撃リストラの考察  05(火) リストラ幕間
 06(水)〜15(金) 欠勤(入院)  18(月) 会社復帰  19(火) いきなり日常
 20(水) フリーター vs 正社員  21(木) サビ残社員の復讐  22(金) 同情の有効期限
 25(月) 「残業しない技術」  28(木) 戦う人  29(金) 地味にムカツク1週間




2004年10月1日(金)/激動のA社と去る人々  曇/残業 3:15
 本日もまた、急遽クビが3名出ました……。ひいぃぃ……。15時に本人にクビが言い渡され、16時に部署内告知、17時半にはサヨナラですわ……。ひいぃぃ……。
 9月に起こった部長クラス2名のリストラに続き、今度は部長代理1名、課長クラス2名……。雲の上の話だと思っていましたが、新社長のメスは徐々に下界にも伸ばされているようで……。ぶるぶる。
 部長クラスの膿出しから課長クラスの膿出しまでチェック範囲を広げていただいたのはありがたいのですが、今回クビになった課長の1人は我が営業部の部長Gと戦っていた方で、私のような部外者にはよく分かりませんが結構マトモだと思っていた人だっただけに、ショックは非常に大きいです。
 一方で、3馬鹿部長の2角が退場したにもかかわらず、残りの1角である我が営業部の部長Gは居残っているし……。アナタこそ今すぐにクビでも誰も困らないわよ、という営業部課長の伝書鳩・上司Mさんも健在だし……。さすが営業連中は立ち回りが上手いのか、新社長の厳しいチェックの目を逃れているのでしょうか……。

 正しい形で強行リストラがなされているなら良いのですが、こんなところでも上手く立ち回る人が残っちゃったりしたら嫌だな、と。くわばらくわばら……。


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2004年10月4日(月)/電撃リストラの考察  雨/残業 2:30
 なんだかトコロドコロで「本当に外資系かよ」と思っていたA社ですが、今の現状を見ると生粋の日本企業ではありえない状況なんだろうな、としみじみ思います。社内で外人を多く見かけるとか、社員が英語ぺらぺら、ということよりも、この怒涛のリストラ劇の方が「外資系」と思わせる要素になるのだな、と物事の新しい見方を発見。
 ――寒いっすね、秋ですね。申し遅れました、息を潜めてA社リストラ劇の成り行きを見守っている鷹瀬です。

 さて。激動のA社、しかし全く動かない営業部……。正しいリストラなの? どうなの?と揺れるワタクシ(←でもどこか楽しんでいる)ですが、先週末の電撃リストラも見る人から見ればそれ相応の理由があってのリストラだったようです。
 本日朝一の別部署の仲良しさんとのひっそり遣り取りを明記しておきましょう。が鷹瀬、が仲良しさん。文中の「鳩」は上司Mさんのことです。(伝書鳩の異名を持つ彼女を実際にこう呼んでいるもので……)
今日、金曜日に去ったお二人の話がこっちにも回ってきたよ。でも正式ではなく総務の子からだけど。
凄く不思議なのは、業績レベルで落ち度があった場合の急なクビは分かるんだけど、
どうして○○さんとか××さんとか直接大きな大勢に関係のない人たちがいきなりクビになったのか、
なのよ……。そしてナゼ鳩が生き残っているのか、なのよ……。鳩こそ要らないのに……。


あら、あまいわね?あの二人も何もしないでお客と仲良しだからのこってこれた人なのよ。
そして、部下たちがうったえかけていたのよ。
営業部、あなたのところだけ、しずかにしずかにしているから、生き残っているだけのことだ。
新社長はげんじつをはあくするために公平に意見をきく人だぞ。
鳩こそいらないのにといっても、なにも行動をおこさないとじょうきょうはかわらないのだ。
うごくんだ。たかせ!


そうなんだ!(激しく動揺!) 訴えの結果なのか!! なら私たちが動けば鳩なんか
明日にでもいなくなるんじゃないの? だって本当に何もしていないし、証拠もある。
ってか、私、本当に正社員ならもう直訴しているんだけどな……。肝心の鶴さんが
動いてくれないとな。今焚き付けているのだ。派遣って立場が微妙でまどろっこしい!
ああ〜〜〜〜いっそ呼び出して意見を聞いてくれるといいのに!!


そういえば、、、、あなたのところ、だけじゃない?
新社長と直でうちあわせとかしていないの。。。
これも、鳩の才能というべきか。。。いっぱいやられたな。
てか、他の部署は平等に、なんどもいうようだけど、平等に、新社長と話をするきかいをもっているよ。。。。
やられっぱなしだな。
さすが、居のこりうまいや。あこりゃこりゃ!


他の部署は新社長と直で打合せとかしてるんだ……ガーン……。
派遣も? 派遣はそんな機会ないよね??
でもさすが営業、立ち回り上手いよね。
もしかしたら下の者たちが余計なことを言わないよう、すべて上手く操っているのかも……。
そう思うと物凄い実力者だよな……。実力ないのに高い給料をせしめているんだから……。


みんなか、どうかはしらんけど、だいたいのところはしているYO.
派遣はさすがにしらないけどさ、メインで動いてるのは君ではないか。
鶴さんものんきだから、鳩さんのはったりで全部、とりあえずはふうじこめているって感じだな。
最近、鳩が私にやさしい。のはなぜだろう。はげましにこっちのフロアにきたりしていた。先週。
これもなにかのたくらみの一つだな。私からのちくりがいかないようにか。。。

 本当にまだ新社長のメスが入っていないのは営業部のみで、これは単に「お楽しみはこれからさ!」的な待ち状態にあるからなのか、既に難を逃れている状態だからなのかの判断がつきません。実際営業部の人たちの立ち回りは上手いと思うし、新社長と営業部の人たちで会議をしていない訳ではないし……ただ下々の部下たちがお呼ばれしていないだけで……。新社長も社員全員を把握している訳ではありませんから、新社長と営業部の会議などに下々の出席を許されていないとしても、どの社員が営業部の下々に当たるのか、そこまで分かるはずもありません。ましてや派遣社員なんて……。

 まぁ私も上司Mさんがクビになればいい、と思うほど上司Mさんを憎んでいる訳ではないので、ただあの仕事量に見合った適正な立場と給料にするべきだと思っているだけです。部長Gに至っては、中途で部長としてA社に呼ばれたのだから、降格というまどろっこしい処分ではなく、不適格ならさっさと辞めるべきだと思いますが。
 一方で何かと話題の東さんですが、公平な目で見るならば、彼女は部長Gや上司Mさんとは比べ物にならないほど仕事は出来ます。しかも熱心です。性格的に問題があるので人として好きになれないというだけで、会社に利益をもたらすかどうかという観点で見れば、彼女をクビにはできないでしょう。仕事は実際しているし。効率が良いやり方をしているかどうか、スマートかどうかは甚だ疑問ですが、タンクローラー式に毎日終電近くまで残って一球入魂で仕事をしている東さんは、実は新社長のお気に入りでもあります。私が無理をして公平な目を持たずとも、彼女は生き残ります、絶対に。
 結局、我が営業部でヤヴァイのは部長Gと上司Mさんですね。同じ肩書きの人たちがどんどんリストラされ、自分の身も危ういと感じているのでしょう。最近両者共に妙に大人しくなったような気がします。

 今回の一連のリストラを見てきて(ってかまだ終わっていないと見た)、リストラってのは日本社会、というか、日本文化に根付いていないものなんだなぁとしみじみ思いました。実はちょっと重いのです。慣れていないだけかもしれませんが。いきなり1人の人が無職になるわけですからね……たとえそれが本人の実力不足によるところとは言え。
 新社長の国アメリカではリストラも激しそうですが、リストラされた人の敗者復活も日本ほど難しいとも思いません。用がなくなったら切る、必要があれば雇う、ということをもっと活発に軽快に行っているだけで、リストラ自体に対するイメージに日本ほどの悲壮感を感じません。この辺りの基盤がない湿った国・日本で行われるリストラは、正義がまかり通ったと諸手を挙げる一方で、何となく心にしこりを残すのも事実です。
 ただやはり、能力に不似合いな薄給で働く社員や馬鹿に使われていた部下を思うと、今回の膿出しは会社にとっても真面目に働く社員にとっても喜ばしいことで、当然の処置とも思います。と、言うか、これらの当然の処置がどんな場面でもなかなか行われない日本は、やはり「改善」が下手な国なんだなと思わざるを得ません。

 日本文化でもある義理や人情はとても大事なことだと思いますが、それらを発揮する相手は旨い汁を吸っている腐ったお上ではなく、日が当たらずとも真面目に地道に働いている地上の星であるべきです。歪んだ体系を自ら治せないのであれば、メリケン国からの横槍でも構わない、「これが正義だ」と納得できる手入れが入ることには大賛成です。
 ハッキリ言ってあたしゃウキウキしていますヨ。だって今、社会人になってから、会社という組織の中で初めて体験する「正義」を目の当たりにしているんですもの。「しょうがないよ」「そういうものだよ」は聞き飽きたっての。
 しかし同時に、この劇的な出来事をもたらしたのがたった1人のアメリカ人……という事実に、何かこう……日本に対する絶対的な諦めが沸いてしまうのですが……。

 何はともあれ、どうなるA社。今後もしばらく静観ウォッチを続けます。ああ〜こんな激動の日々に入院なんて〜〜! く〜〜〜!!


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2004年10月5日(火)/リストラ幕間  雨/残業 0:10
 急に担当者がいなくなればそりゃお客さんだって驚きます。ってことで、次々に消え行く部長、課長クラスの社員を前に、本日お客さんから「一体会社で何があったんだ」との問い合わせが数本入り、部長Gが色々と説明していました……。ま、その説明している本人もいついなくなるか分からないしね。くす。(←悪魔)


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2004年10月6日(水)〜10日(日)/入院
 この間の出来事は【卵巣嚢腫体験記】の第18章〜に記載してあります。


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2004年10月18日(月)/会社復帰  晴/残業 -1:15
 秋晴れでした……どこかに紅葉狩りに行きたい……。
 14(木)から出社する予定でしたが、私より3日早く同じ手術をした同室の方たちが私より遅くに出社を予定しており、更に7日手術で14日から出社を予定していると告げると「会社、好きなの?」と素朴な突っ込みを入れられたことで目が覚めました。別に好きじゃない。自分の身体のことですもの、無理は止めます。――と言うことで、木、金と休んでキリ良く本日から会社復帰を果たすことになりました。
 長く休んでしまったため、当然腰が重くなっているのですが、正直、そろそろ社会復帰しないと本当にこのまま引き篭もりになりそうな気配があるので、大人しく出社します。しかし無理しちゃイカンってことで、今週1週間は定時より1時間半早く帰社させてもらうことに……。

 そうそう、先週末に4ヶ所の傷口を覆っていた防水テープの内3ヶ所が剥がされ、1ヶ所を除いて傷口と初対面を果たしました。左右の脚の付け根にある傷は非常にシンプルで、かさぶた付きの直線がそれぞれ1cmと1.5cm、安定感を持って存在しています。
 傷口に関しては散々恐がっていたせいか、初対面の際にはそれほど恐くなくなっていましたが、へその傷に対する想いはいまだに複雑です。秘密のベールを脱いでなお、へその傷は複雑すぎてその実態がイマイチよく分かりません。傷なのか、単に血と消毒液と体液が溝に溜まり固まっただけの何かなのか……へその中央に向かって無数(いや正確には4本)の線が入っていて……。ただの汚れだと当たりをつけてごしごし拭くのも恐いし……。
 何はともあれ、へその形が変わったのは確かです。昔の綺麗な円形のへそはもう存在しない……今あるのは無様な楕円形のへそ。へそになんぞ大した愛着はありませんでしたが、失って分かるありがたみ。……めそめそ……カムバック美へそ。
 未だにベールに包まれている傷も気になります。「自然にテープが剥がれるまでこのままに」なんて中途半端なことを言われたものですから、入浴許可が出てもこの傷を湯船に浸けることに抵抗があり、結局水を避けて大事に扱っているため、いつまでもいつまでもテープが剥がれないのです。湯船に浸かればふやけて一発で剥がれるような気がするのですが……。ま、どんなに頑張ってもあと数日の付き合いだと思うので、納得行くまで大事にしてみようかと思います。


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2004年10月19日(火)/いきなり日常  雨/残業 0:05
 今週1週間は定時より1時間半早く帰社させてもらうことに……と呟いたのは昨日だと言うのに、舌の根も乾かぬ内に……。結局今日は普通に定時まで仕事をしていました。ってか、させられました。一応上司Mさんが「鷹瀬さんは今週一杯は16時に帰りますから」と告知して下さっていたのですが、東さんの仕事が遅れたために、引き摺られて1時間半居残る羽目に……。
 私は東さんが作った(正確には彼女が部下に作らせた)資料をサーバにアップし、メルマガを送信する、という一連の流れの最終作業を受け持っているため、資料が出来ないと仕事が終わらないのです。メルマガに掲載する原稿の締め切りは本来前日なのですが、他部署には厳しく締め切りを守らせるくせに、営業部がメルマガ発行を受け持っているため、部内からの掲載依頼はいつも当日のメルマガ送信の直前です。直前どころか営業部からの資料待ちでメルマガ送信が遅れることも多々あり、その煽りを食うのがメルマガ発行担当の私と言うわけです。

 簡単な手術とは言え一応術後で、しかも前日から担当者の鷹瀬は今週一杯16時に帰社しますと言ってある上に、そもそも通常の締め切りが前日であるにも関わらず、本日送信のメルマガの掲載原稿が私の元に届いたのは本日17時25分……本当に、軽く殺意が沸きますねぇ。
 最低線、東さんと言う人は自分自身が残業をゴリゴリする人なので、「下っ端に仕事を押し付けて自分は帰ってしまう」という上司Mさんが時々やるようなことは絶対にしませんが、だからと言って他人を待たせてまで自分が残業体勢を振りかざすのはどーよ、と。彼女の仕事の仕方を見ていると、残業込みの仕事の姿勢がデフォルトなんですね。そして他人を自分のペースに巻き込むことに罪悪感はなく、むしろ「私が一番仕事をしてるのよ」というアピール気味の雰囲気すら漲っているのです。
 前の会社(Z社)での上司Yさんのように、「自分は残業当たり前でも、部下にはそれを押し付けない」という姿勢の人は、本当に稀で素晴らしい人格者なんだなと、今更ながらに過去の上司がいかに素晴らしかったかを知るのでした。

 まぁ正直な話、体調は普通に良いので、「何が何でも帰ります!」という態度を取らなかったのですが……。この辺り、固定給をもらえる正社員ならば速攻で帰社したのでしょうが、時間給で雇われている派遣なので、10分長くいれば300円チャリーン……という浅ましい金勘定が頭の片隅でなされるわけで、そうなると体調さえ良ければ「ま、いっか」とか思ってしまうのです。今は特に他の何かをするほど元気でもなく、必要があって会社に居残る程度には充分元気、という微妙な状態のため、甘んじてずるずると……。
 何にしても、いきなり日常に戻ってしまった1日でした。


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2004年10月20日(水)/フリーター vs 正社員  台風/残業 -1:20
 フリーターvs正社員の差は3億!という記事を見つけて、軽くブルーになりました……。ま、この手の計算はとっくにしていましたが、大袈裟な例で見せられると引きますねぇ……。
 リンク元がいつまで残っているか分からないので、とりあえず概要が分かる部分だけをピックアップした記事を転載しておきます。
■フリーターと正社員の差はいくらになる?
<略>
 フリーターと正社員の大きな差はやっぱり給料の差ではないでしょうか。ボーナスがあるのも正社員のいいところ。でも、具体的に給料の格差ってどのくらいになると思いますか? それを生涯格差で考えてみるとどのくらいになると思いますか?
 私自身も気になっていたところですので、試算をしてみることにしました。フリーターと正社員の格差は大きく2つのステージで生じます。つまり
 (ステージ1)現役時代の賃金格差
 (ステージ2)年金生活時代の年金格差
ということです。そうすると、それぞれのステージで期待できる収入を正社員の場合とフリーターの場合で試算して比較してみたら生涯格差が見えてくるということになります。
 するとざっくり計算してみても3億円もの差が出ることが分かりました。

■60歳までの格差は2億3千万円!
(ステージ1)現役時代の賃金格差

<略>
 正社員の現役時代の生涯賃金について男性で大卒の方の標準的な生涯賃金は約3億円となっています。ちなみに学歴や性別ごとの生涯賃金は以下のとおりです。
  男性 高卒2.7億円、高専・短大卒2.8億円、大卒3億円
  女性 高卒2億円、高専・短大卒2.3億円、大卒2.7億円

 フリーターの生涯賃金については、仕事の内容や勤続年数によっても異なりますので一概にはいえません。とはいえ、非正規従業員(バイト、パート等正社員でなく働いている人)の賃金については年齢に関係なく横ばいであることが明らかとなっています。仮に毎月15万円で働き、年収で180万円程度で38年働いたとすれば、フリーターの生涯賃金は約6840万円ということになります。差額は2億3160万円にもなりました!
 なんとなく、フリーターと正社員には年収の差があると感じていると思います。フリーターが200万円程度で新卒正社員が400万円程度かな、とか。しかし、こうして定年退職まで積み上げた差が2億円以上になるというのはちょっと驚きですね。しかも老後にはさらに差が広がります。

■年金格差は7千万円!、合計3億円の格差!
(ステージ2)年金生活時代の年金格差

<略>
 正社員であった人は、毎月の給料から強制的に厚生年金保険料を天引きされています。なかなか高い保険料に納得いかない人もほとんどでしょう。その代わり、65歳から老齢厚生年金をもらうことができます。今の年金水準は平均して月額19.8万円程度です。また、年金を受け始めた人は平均して男性18年、女性23年ほど長生きします。65歳以降受けられる男性の平均的な年金収入を仮定してみると約4277万円ということになります。毎月の金額は小さいかもしれませんが、やはり長生きすればするほど年金の大きさが見えてきます。
 先ほど生涯賃金を見ましたが実はこれには退職金は入っていませんでした。退職金は老後の大きな収入源のひとつです。退職金や企業年金の水準は企業格差が大きいため一概には言えないのですが、総務省の調査によると大卒の男性が定年退職した場合の退職金水準は平均2738万円ということになっています。合計すると正社員の老後の収入は7015万円ということになります。

 フリーターの場合、将来受けられる年金は国民年金のみです。老齢基礎年金は月額にして6.6万円が上限で、未納期間に応じて少なくなります。現実的には5.4万円程度で受け始める人が平均だそうです。仮に男性の平均余命18年で計算すると1166万円の収入です。会社員との格差の大きさは否めません。
 フリーターの場合、当然退職金もありませんので、合計すると格差は5849万円です。もし、国民年金保険料を未納しすぎており、基礎年金がまったく受けられないとしたら格差はそのまま7015万円にもなってしまうことになります。

 合計してみると、2億9千万円から3億円の差がフリーターと正社員に生じることになりました。正社員は苦しい事も多いですが、どちらがトクか、まだ選べる人は正社員を諦める前にじっくり考えてみてください。

 自由と収入はほとんどの場合、反比例。ってコトですか。
 上記記事はあくまでも60歳までフリーターを続けた場合、しかも月給15万円での計算ですから、かなり大袈裟な例ですが、正社員の方が金銭的に有利と言うのは本当にそうだと思います。自分自身の例を見ても、私よりスキルのない正社員で私より給料も休暇も多い人なんぞゴロゴロいますし。価値観は様々な上に、10日以上の連続休暇取得が非常に難しい日本の正社員では得られない体験をするための手段として、フリーターを卑下する気は毛頭ありませんが、時々虚しくなるのは事実なのでした。


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2004年10月21日(木)サビ残社員の復讐  雨のち晴/残業 0:05
 うお〜、病み上がりだっつーのに、「今週1週間は16時上がりさせてください」「いいわよ」との許可まで貰ったのに、何なんだ。A社の人々に人の話を聞けと言いたい。結局予定を1時間35分延長し、帰社したのは定時過ぎですよ。ぷんぷん!

 それでもまだ残れば残ったでチャリンチャリンと小銭が稼げるので、撒き散らす怒りも本物ではありませんが、日本には髪を逆立てて怒り狂って良い習慣、いえ、日常茶飯事があります。それがサービス残業です。当たり前、皆している――このように何の抵抗もなく諦めと共に受け入れてしまってはいませんか?(安っぽいナレーター風に) そんなあなたに朗報です。
サービス残業の支払いは賃金の2倍? 2004年10月21日 ライフプラン倶楽部  CFP(R) 岩田 みち子

 ご存知ですか? 労働者が行うサービス残業の支払いで、裁判になれば、賃金は倍額払いになります。サービス残業チェックとあわせて、過重労働チェックもしてみよう。これは家族でもできます。
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 監督署の指摘を受けて、平成15年度に100万円以上のサービス残業代を支払った企業は1,184社あり、支払総額は合計約238億7,000万円にものぼったそうです(厚生労働省まとめ)。みなさんの会社は残業の時間管理をどのように行っているでしょうか?
 サービス残業の多い会社の特徴としては、残業時間が自己申告制になっているところが多ようです。自己申告制ですと、“人員削減があっても、仕事は減らない”とか“成果主義”などの現状の中で、“残業の申告をしにくい”とか“残業を申告することが人事評価を下げることになるため、労働時間を過少申告している”などの場合もあるでしょう。
 さて、監督署の調査では、夜間の立ち入り検査、従業員からの聞き取りなどに加えて、例えばコンピュータの電子メールの送信記録をチェックしていくという方法では、退社しているはずの社員のコンピュータに送信記録がばっちり残されており、しかも残業時間が4時間以上というものも多くみられたそうです。
 視点を変えて、従業員が“サービス残業代を支払え”と会社を訴えて、裁判になり会社が負けるとどうなるでしょうか? そういう場合は、労働基準法第114条によって「同一額の付加金の支払い義務」が発生します。つまり倍額払いになります。そのためでしょうか。監督署が会社にサービス残業の指摘をし、是正指導をしますと、ほとんどの会社は遡って、従業員に残業代を支払っているようです。ただし、サービス残業代の請求にも2年という時効があります。
 加えて、サービス残業は、過重労働という大きなリスク面も合わせ持っています。
 いわゆる過労死では、時間外労働が長くなるほど、業務と発症の関連性が徐々に強まるとされています。ところがサービス残業では、過重労働していたという証拠が残りません。それでは、万一のことがあっても労災にも認定されないかもしれません。
 厚生労働省は過重労働による健康障害を防止する取り組みとして「労働者の疲労蓄積度チェックリスト」をホームページで公開しています。労働者が自分自身で自己診断を行えるだけでなく、労働者の家族が労働者の疲労度をチェックできるようにもなっています。ご心配な方は一度チェックをしてみてください。
 命はひとつしかありません。会社に言っても、改善してくれない場合は、監督署に相談してみるという勇気も必要です。

 「命はひとつしかありません」――当たり前だけど、日本のサラリーマン社会ではなかなか聞けないお言葉。良いこと言うなぁ、岩田みち子さん。
 勇気一時、人生一生。さあ、勇気を持って。2年以内に戦え、日本のサラリーマン!


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2004年10月22日(金)/同情の有効期限  晴/残業 0:25
 今日も16時上がりどころか、通常の定時から25分も残業してしまいました。予定より約2時間延長ですよ。「今週1週間は16時で早退させてください」「勿論いいわよ」という月曜日の遣り取りはなんだったのか……。
 結局16時(過ぎ)に帰ることができたのは5日中2日だけでした。腹に4ヶ所穴開けても、同情の有効期限は正味たった2日ですか。くそぅ。


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2004年10月25日(月)/「残業しない技術」  晴/残業 0:05
 友人Zより「朝日新聞に的を射た書評が載っているよ〜」と、そのテキスト打ちが送られてきました。
ベストセラー快読  永江朗(ライター)  朝日新聞 10月24日

『残業しない技術』(梅森浩一著)

 不況で残業が減って生活が苦しい、という話を聞く。よく考えると、この話はへんだ。残業代というのは、正規の給料に含まれない。残業がなくて苦しいとは、正規の給料じゃ食っていけないということだ。残業がないのを嘆くのではなく、給料が安すぎることに怒るべきである。最近の大人はキレやすいといわれるけど、肝心なところでキレるのを忘れている。
 そもそも残業に割増賃金が支払われるのは、使用者側へのペナルティの意味がある。働き過ぎは体に悪い。命を縮める。だから労働時間は法律で決まっているし、労使間の取り決めもなしに残業を命じることはできない。私にいわせれば、サービス残業なんてものは傷害罪だし、もし過労死なんてことになれば経営者には殺人罪を適用すべきである。
 以上述べたようなことからすると、『残業しない技術』という本は、基本が間違っている。これは、みんながダラダラと無意味な残業を続けているような職場で、いかに自分だけが定時に帰るかということのための小さなアイデア集である。「要領よく」という言葉にはネガティブな雰囲気があるので、「サクっ!」に言い換えました、というところからして腰がひけている。
 紹介されているのも、その日の仕事の目標をポストイットに大きく書いて貼(は)っておけとか、定時に帰りたい日はいいスーツを着て取引先との会食を装えとか、セコいアイデアばかり。そんなの、上司に「今日は残業してくれないかね」と言われたら、堂々と「予定がありますので」と断ればいいじゃないか。
 それより、働くってどういうことか、給料って何なのか、もう一度よく考えてみるべきだ。
 なお、本書のいいところは文字通りサクっと読めるところ。歯磨きしながら十五分で読了いたしました。

 そうなの。こういう根本的なことをズバッと明確にしてくれる評論家を待っていたのです! 何度読んでも真っ当でありながらなかなか聞かない端的な意見……ほぅ。


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2004年10月28日(木)/戦う人  晴/残業 1:20
 8月30日(月)「身近な恐い現実」にて報告した、当日に不当解雇を言い渡された社員、被害者Aさんですが、本日その後の続報が舞い込んで参りました。
 行動力のあるAさん、不当解雇を言い渡されたその日の内に法律家のもとを訪れ、アドバイスに従い的確に行動し、最終的にハローワークから「会社都合」と認められ、通常3ヶ月後から支給の失業保険を即日から受け取ることができ、更には受給額は通常の2倍、受給期間も通常3ヶ月のところ6ヶ月で2倍、つまり4倍の失業保険が支払われることになったそうです。うわもう大好き、こういう話っ!
 この余分なお金は国が払うのかA社が払うのか疑問がありましたが、国が払うそうで、ではA社へのペナルティは?というと、とりあえず今回の被害者Aさんからの報告により「要注意会社」としてノミネートされ、今後も被害報告がなされれば国からの監督指導が入るのではないか、との話でした。この辺りは少々納得行きませんが、公平な処置というのも難しいのでしょう。
 それにしても4倍……。見よ、泣き寝入りしなかったソルジャーの得たものを! みんな戦え! 戦うのだ! わっはっは!


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2004年10月29日(金)/地味にムカツク1週間  晴/残業 0:25
 私が手術したことなど、もうすっかり忘れ去られていると実感した1週間でした。大事にして欲しいわけではないので、……いえ、大事にして下さるならそれは素直にありがたいことですが、A社営業部の方々にそういうことは端から期待していないので、通常生活に戻る分にはヨシとしようという気構えはあったのですが、余りヨシとなりませんでした。
 毎日ペースで日記を書かずにまとめてアップしているのは、書くほどのことが起こっていないからなのですが、ではこの1週間平穏無事だったかと言うとそうでもなく、タイトル通り、地味に微妙にムカツクことが頻繁に発生していました。いえ、「しています」ですね。進行形ですがな。発生源は伝書鳩こと上司Mさんで、切っ掛けは新社長による大規模リストラなのだと思います。

 部長、課長クラスの人間がビシバシ切られて行く中で、本当に営業部だけなのです、メスが入っていないのは。これは皆サン優秀デ切ルベキ社員ガイナイカラなのか(←言いたくないコトを言っているらしい正直者)、営業部連中の立ち回りが上手いからなのか、単にセカンド・インパクトの待ち状態だからなのか……理由こそは分かりませんが、とにかく9月末〜10月初にかけて行われた大規模なリストラ、名付けてファースト・インパクトのせいで営業部の上層部が浮き足立っているのは確かです。
 部長Gさんなどは3人の部長の内、自分以外の2人がクビになり、恐らく内心は嵐でしょう。ミネ水を買いに行かされたり請求書を書かされたりした経緯を経て、目を合わせると下らないコトを頼まれかねないと悟った私は、8月頃からなるべく部長を視界に入れないように振舞ってきたため、ここ最近部長をじっくりと見たことがなかったのですが、先日同じフロアの人に「部長Gさんって最近めっきり老け込んだと思わない?」としみじみ言われ、改めて確認して見てビックリしました。たった3ヶ月ほどで白髪も増え、何よりも雰囲気が中年から初老になってしまったかのような侘び寂び感が立ち込めているではありませんか! ストレス溜まってるんだろうなぁ……。人として気の毒とは思いますが、貰っている給与額とその仕事量や実力を考えると同情はできませんがね。
 上司Mさんも同様です。こちらは直属の上司のため目を合わせないワケには行きませんし、部長Gさんほどグッタリした雰囲気はありませんが、浮き足立っているのは事実です。アピール性の高い仕事探しちゃって社内をウロウロウロウロ……別の部署に顔を出して何をやっているのか探ったりと、大変鬱陶しがられているようです。そのクセ自分がやるべき仕事を鶴田さんに丸投げし、出来上がった成果物を部長や社長に自分名義で提出するという……うわ、もう最悪ぅ!というコトを日々行っています。

 私に対しては、と言うと、私は位置づけが物作り職人で、会社的に派手目の企画や提案というものには一切関わっていませんから、今まで上司Mさんも「鷹瀬さんは言われたことだけやってればいーのよ」という高圧的な態度で私に接していたのですが、(まぁ私も一方的に高圧的な態度を取られるほど殊勝な人間ではありませんが、)新社長がインターネットに力を入れたいようで、インターネット部門を拡大しようと考えており、社内からインターネット部への社内公募をした辺りから上司Mさんの私への変な風当たりが強くなってきたような気がします。
 ネット絡みの話でいちいちトンチンカンな発言をする上司Mさんに対して、抑えているつもりでも「こんなことも知らないの?」的な態度が透けて見えるからかもしれません。上司Mさんは、持ち上げておだてていれば非常に扱い易い方ですが、少しでもこちらが馬鹿にしたような態度を取ると、それを敏感に察知して卑怯な攻撃に出てくるので堪りません。

 具体的にここ最近に起こった話を明記しておきます。
 現在、アメリカ本社が管理していた日本A社の公式サイトの管理を日本に引き渡す引継ぎが行われているのですが、本社が各国のサイトを一括管理しているため、日本A社ですら日本のページを自由に更新できないよう設定されています。自由にいじれるページとそうでないページが入り混じっているため、通常のFTPなどで気軽にファイル転送できず、本社が指定したサイトの管理ツールを介して更新せねばならないのです。
 先日この管理ツールのトレーニングが行われ、営業部からは上司Mさんと鶴田さんと私が出席しました。営業部におけるインターネット周りの仕事はすべて私の担当なので、このツールを使うことになるのは9割方私ですが、操作できる人が1人だけ、しかも派遣というのもまずいので、上司Mさんと鶴田さんもトレーニングを受けたのです。
 実際トレーニングを受けてみると、この管理ツール、正しく動作すれば難しいことは何一つない面倒でもシンプルなツールなのですが、とにかくバグが多く、正常な動作をなかなかしないということが判りました。こういうツールをいじり慣れている人であれば大体のさじ加減というものが解るので、適当にバグを回避しながら目的を達成できるのですが、上司Mさんと鶴田さんはハッキリ言ってそういうことに向いていません。そんな中、今までこのツールを使って日本の更新分を反映させていたアメリカ本社に勤める担当者(日本人)が1週間後に辞めてしまうので、それまでにこのツールを一通り使ってみて、疑問があったらこのツールのエキスパートであるその担当者が退社する前に聞いてしまおうと、そういうことになりました。
 私が主に使うツールではありますが、先の手術による長期欠勤のように今後も何があるか分からないので、トレーニング後に鶴田さんから「あのトレーニングだけでは操作できるか不安。使い慣れるまで毎日交代でこのツールを触らせて欲しい」との依頼がありました。尤もな話ですが、とりあえずアメリカ本社の担当者がいる1週間の間にざっとバグ叩きをしてしまいたかったので、「今週1週間は私だけでいじって、来週から交代にしましょう」と提案し、鶴田さんもそれに賛成してくれました。バグと言うのは結構ガチャガチャといじってみないと判らないものですし、不安定なツールを慣れない人が使えば余計面倒なことにもなりかねません。
 このように鶴田さんと私の担当者同士で話し合いがついているにも関わらず、「(1週間だけ)独りでいじりたい」という私の言葉を中途半端に聞きつけた上司Mさんがワケも分からず首を突っ込んできます。
上司M 「ねえ、鷹瀬さん。管理ツールだけど、『独りでやりたい』って言ったんだって? なんで鶴ちゃんと一緒にやらないの?」
鷹瀬 「いえ、ずっと独りでという訳ではなくて、アメリカの担当者さんが今週一杯で辞めてしまうので、その前にざっと触ってみて、営業部が使う上で遭遇しそうなバグを出すだけ出した方が効率が良いと思いまして」
上司M 「ならそれを鶴ちゃんとやればいいじゃない」
鷹瀬 「鶴田さんがお暇ならそれでもいいですけど、今とても忙しいようですし。バグを報告したら数日以内に解決するみたいですから、何もわざわざ鶴田さんをいずれ解決するバグを探す操作に付き合わせることはないと思って、それでとりあえず1週間だけ独りでやってしまおうかと」
上司M 「それってそんなに時間かかることなの?」
鷹瀬 「かかります。バグのせいもありますが、基本的にこのツール、今までのFTPによるファイル転送みたいに簡単にアップできませんから。10個のファイルをサーバに上げるだけでも下手すると1時間かかりますし、その間にもバグがあったりで更に時間はかかります」
上司M 「でもそれじゃあ鷹瀬さんが休んだら誰も使えないってこと? そんなの困るじゃない」
鷹瀬 「ですから、バグを叩ける内に叩いて、早めに解決してもらおうとしてるんです。とりあえず営業部がこのツールをいじる過程で出現するバグを解決してしまえば、それから後はマニュアルにある通りに操作すれば時間はかかっても問題なく使えるはずなんですから」
 「ふ〜ん」と納得しないような仄かな不満が滲んだ返事をして、上司Mさんは去って行きました。その時は。
 大体、最も効率の良いやり方を、と思って気を遣って面倒事を引き受けているってのに、何なんだあの態度はっ!というムカつく気持ちもありましたが、「単に、私にイニシアティヴを取られているみたいで不愉快なんだろうな」という結論に落ち着きました。上司Mさんにはよくある現象です。付き合っちゃいられません。
 私に付き合うつもりがなくても意に介さず公害を振り撒くのもまた上司Mさんによくある現象です。この会話があった後、上司Mさんとインターネットネット部とで会議があったのですが、その会議が終わるとインターネット部の仲良しさんからこんなメールが舞い込みました。
「ツールの方、大丈夫ですか?って聞いたら、鷹瀬さんが全部独りでやりたがっているのよね、だって! 私もキャッチアップしなくては!だって! おいおいおい〜」
 はぁ?! 「全部独りでやりたがってる」だぁ?! バグ出しだってやりたくてやってるんじゃないわ! 任せておけないから仕方なくやってるんじゃないのさ!! しかも「1週間だけ」って言葉を省く意味は? こういう誤解を招くような台詞をわざわざ他部署で言い触らすこの神経が超絶ムカつきますっ!
 今回はたまたま私の状況を詳しく知っている仲良しさんが聞いた台詞だったので、こうして私の耳にも入りましたが、この調子で色んな部署で事実を歪めて吹聴しているんじゃ……と思うと心底腹立たしい! くぅ〜!!

 そしてこの腹立たしさを確固たるものにする事件が続けて起こりました。
 メルマガの中に少々目立たせたい記事があり、妙に張り切ってしまった上司Mさん、私を呼び、自信満々で閃いた陳腐なアイディアを話します。
上司M 「今日はね、この記事を目立たせたいのよ。もう締め切り時間も過ぎているしちょっと急いでいるんだけど、この記事にリンクが貼ってあるPDFの、この文字だけを点滅させることは出来る?」
鷹瀬 「PDFは画像のようなものですから、一部の文字を点滅させることは出来ません」
上司M 「出来ないの? Power Point とかでは出来るわよね?」
鷹瀬 「Power Point はアニメーション機能があるので確かに出来ますけど、PDFと Power Point は別のソフトなので……」
上司M 「じゃあメルマガの文章を点滅させることは出来る?」
鷹瀬 「HTMLで作成しているので、タグにそういうものがあれば出来ると思いますけど、私が知っている点滅のタグは Netscape では反映されますが、IE では確認できないと思いました、確か。探せば他にもあるのかもしれませんが……」
上司M 「ふ〜ん、そうなの……。他に方法はないのね?」
鷹瀬 「点滅に拘るのでしたら、Flash とか使えば出来ることは出来ますが、結局その労力と成果物の効果がバランス取れているかどうかの問題ですよね。目立たせ方も、わざわざ点滅させなくてもフォントをいじったりすれば目立つと思いますが……。点滅って嫌いな人もいますし、長い文章が点滅すると逆に読みにくくて苛々しますし」
上司M 「じゃ、いいです。フォントをいじって目立たせましょう」
 ――と、まぁこんな遣り取りがあったのですが、またしても後日談付きですがな。これは鶴田さんが聞いていて報告してくれたのですが、上司Mさんと東さんの会話だそうです。
上司M 「ってことで、本当はあの記事、文字を点滅させて目立たせたかったんだけど、鷹瀬さんが『それは出来ない』って言うから諦めたんだよね」
東 「え? 文字の点滅? Flash とか使えば出来るよ。インターネット部に頼めば良かったのに」
上司M 「なんだ、そうなの?」
 「そうなの?」じゃないでしょ?! ちゃんと説明したでしょ?! 何なのこの馬鹿上司! むきーッ!!!
 私が激って「悪意を感じる!」と怒りまくっていたら、鶴田さんは「いや、アレは本当にナチュラルなんだよ」と言っていましたが……悪意を感じますねぇ、私はっ。まぁ私は当事者なので、上司Mさんに対する見方に、それこそ悪意の偏見があるのかもしれませんが、結果だけを言うならば、悪意があろうがなかろうが、迷惑な人であることは間違いありませんっ! 心底ムカつきます。くぅ!

 とまぁ一事が万事こんな調子です。致命的なダメージはありませんが、地味にムカつき続ける日々です。


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2004年10月の勤務表
 出勤日数 13日(うち休出 0日)/勤務時間 107:05  欠勤日数 0  有給休暇 7
 月残業時間 12:10  日平均残業時間 0:56  今月最高残業時間 3:15/1(金)
 【一言】 腹に穴を開けたのに思い遣りのない残業時間だな……。


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