2004年5月の日常日記&コラム
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A社勤務はいたって順調です。それは会社が良いからではなく、私が悟りを開いたからだと、最近確信しております。昔の私を知る友人・知人から「丸くなったねぇ」としみじみ言われることの多くなった元トンガリのワタクシ、今ではA社社員さんから「鷹瀬さんって嫌な仕事でも黙々とテキパキこなして、いつもニコニコしてるね」などと感心されるほど別キャラが定着してきたようです。生まれて初めて捧げられる人格形容に心底ビックリしている辺り、自分がいかに本性(個性)を出さずにA社勤務をしているかが分かります。そう、今も昔も心は会社にないことだけは変わらずに、表現態度は着実に変化している己を自覚するのでした。
| 2004年5月の小見出し一覧 | ||
| ◆注目の日記にはセルに水色を付けています◆日付を押すとジャンプ出来ます◆ | ||
| 5/6(木) 優雅なGW明け | 5/7(金) 不穏な組織変更の噂 | 5/10(月) 衝撃の組織変更 |
| 5/11(火) 手軽で危険なネットトレード | 5/12(水) いつまで続く組織変更 | 5/13(木) なし崩しの組織変更 |
| 5/14(金) 力抜き抜きの日々 | 5/17(月) 地獄の黙示録 | 5/18(火) 心構えと下準備 |
| 5/19(水) ゴマスリの実態 | 5/20(木) 信念は改善の母 | 5/21(金) A社的2転3転の日常 |
| 5/24(月) 暴走東物語(上) | 5/25(火) 暴走東物語(下) | 5/26(水) 派遣会社と密談 |
| 5/27(木) 少しだけ朗報 | 5/28(金) 人間心理と強弱関係 | 5/31(月) 迷走する新体制 |
現実にゴールデン・ウィークが開けても、人の気持ちはそうそう簡単に現実に戻ってくるわけではありません。――と、言うことで、GW中にリゾートしていた上司Mさんが会社復帰しても、会社の雰囲気はいまだGW色。良いことです。
2004年5月6日(木)/優雅なGW明け 曇/残業 0:00
本日の残業時間を見ていただければワタクシがどれほど優雅に1日を過ごしたかが分かるでしょう。
物理的には優雅な会社生活を送っていますが、ここに来て何やら不穏な動きがあるのも気がかりと言えば気がかりです。どうやらGW明けに組織変更があると……そんな噂が部内を舞っているのです。
社員の方々は次々に部長に呼ばれ、新体制についての説明を受けているようですが、派遣社員(=お客様)である私には面接のお声が掛かりません。「お声が掛からない」=「説明不要」=「今までと同じ」……なら良いのですが、単に「説明する必要なんかないでしょ」という態度だったら……どうしよう……。どうしようったらどうしよう……。
アレだけ怯えていたせいか、上司Mさんの下というポジションにもスッカリ慣れ、今の位置を変に動かして欲しくないと思う今日この頃。丸2ヶ月以上A社営業部に息を潜めてひっそりと棲息して社員たちを観察した結果、「東さんの下じゃなくて良かった」という結論が出つつあるので、上司Mさんの下で文句なんぞないのです。ヘンに組織変更なんてして欲しくないよ〜。
東さんを嫌がる具体例として3月17日の日記などが挙げられますが、書かないだけで日々細々と「うわ〜」という眉をひそめてしまう現場を確認しており、今では東さんは私の中で部内一嫌いな人物にまで昇格(降格?)しています。
このように、存在を消している派遣社員に心底嫌われている東さんですが、私に対して直接嫌味を言ってきたことは今のところありません。
私は基本的に自分が実害を被らない限り、好き嫌いの判断はしない性質ですが、自分が関わっていなくても速攻「嫌い」と判断できることもあります。弱い立場の人だけに強く出る人が死ぬほど嫌いです。3月17日のような東さんの態度が、もしも誰にでもするものであれば、私は別に東さんのことをこんなにも嫌いにはなりませんでした。「そういう(言い方のキツイ)人なのね」と思ってオシマイですから。嫌いになるのは自分が直接被害を被ってからでも遅くないので、無関係を通していられるならばそれでOKなのです。
しかしワタクシ東さんが立派に嫌いです。顔を見るのも嫌、声を聞くのも嫌、一緒に仕事なんてとんでもない。そのくらい嫌いです。
東さんの何が嫌か、と言いますと、上に対する態度と下に対する態度の猛烈な違いです。私はそもそも積極的に関わりを持たないように他人行儀に振舞っているので直接に嫌な目に遭ったことはありませんが、東さんの谷アナやロボさんやガク君に対する態度を見ていると本当にムカつきます。「アンタ、何様?!」みたいな……。その一方で、上には媚びる媚びる。もーう見ていて薄気味悪くなるほど完璧に態度を使い分けており、それが下の人間には丸分かり。どーせ裏表ある態度を演じるならもっと上手く演れ、と言いたい。見苦しいんじゃボケェ!
特に東さんの谷アナに対する態度には引いてしまうほど凄いものもあり、私がリアルタイム、目の前で見た中で一番印象に残っているのは、東さんが谷アナに面と向かって「うるさい、黙れ」と言ったことでしょうか……。冗談ちっくに、ではありません。マジモード100%でした。心の中で思っても、会社で口に出すような台詞ですかっ?! 真横で聞いていて心底ビックリしました。
東さんが去ってから谷アナ怒る怒る。「もうやってらんない! 辞める!」とブチ切れていました。そしてその数週間後に本当に退職宣言……。夏前に辞めることになった谷アナは東さんチームではないので上の人たちは気付いていないようですが、谷アナ退職の原因は東さんです。家政婦は派遣社員は見ていた――ってなモンです。
私は東さんと谷アナの口論(っつーか、東さんが一方的に谷アナに嫌味を言っていた)の詳しい経緯は知りませんが、それでも、百万が一、谷アナの理解力が足りなかった、とか、そういう東さんが苛立つ原因があろうとも、「うるさい、黙れ」ってのは社会人としてどーよ。お前それ部長に言ってみろよ、みたいな。完全に抵抗できない部下に言うのは何だかなぁ。
他にも、鶴田さんが暇を持て余しており、忙しそうにしている谷アナを手伝おうとした時、東さんがしゃしゃり出てきて「勝手に他のチームの手伝いをしないでくれる?」と言われたことがあるそうです。他チームと言っても同じ会社で、しかも同じ部署で、暇な人が忙しい人を手伝うくらいどうでもないことではないでしょうか。複雑な指示系統や仕事形態でもあるまいし、要するに変な縄張り意識なのか、単に谷アナに対する嫌がらせなのか……。
それでいて東さんの部長Gさんに対する態度などは見ていて気持ち悪くなるほど媚びを売りまくりで……。上にへつらい下に威張り散らす――何度も言いますが私の最も嫌いな人種です。上司Mさんは時々不親切だったり、それはないんじゃないの?ということも言いますが、根が単純と言うか……そんなに深い計算などがない(なさそうに見える)ので、私的には(時々ムカっとしますが)もう慣れましたし、仕事を丸投げされるのも、自分のペースで出来て気に入っているのです。
今だって天国じゃありませんが、適度な地獄でも上手くやっているのです。神様どうかこのままで……。
【追記】
鶴田さんが部長に呼ばれ、新体制に関する情報をゲットし、それを帰り際に私に教えてくれました。
「鷹瀬さん! 今度から一緒に上司Mさんの下みたいだよー」やった! やった! 上司MさんOK、鶴田さんと一緒大歓迎!
なんでしょーかね……朝っぱらから不穏な空気が……。鶴田さんから組織変更に関する情報の続編、良からぬ噂を教えてもらいました……。
2004年5月7日(金)/不穏な組織変更の噂 晴/残業 0:00
「あのね、私と鷹瀬さんが上司Mさんの下になる、って言ってたじゃない? あれね、半分は当たってるんだけど、半分が……。鷹瀬さん、もしかしたら東さんの下にもなるかもしれないよ」…………上司Mさんの下、かつ、東さんの下……って……。私、1人の人間なんですが……。
言われている内容にビビる間もなく、立て続けに嫌〜な新情報。
「それにね、組織編成に伴う席替えもするみたい」…………………………。
今の席は後ろの(私のモニターを覗き込める位置にいる)2人(正確には鶴田さんとロボさん)が「とても気楽な人たち」なので、業務中も思う存分ネットサーフィンできるのですが、これが東さんとか小東さんとか貴公子になったら……会社での自由度は半減すること間違いなし!
今までそっとやって来たんだから、これからもそっとやって生きたい……おっと、行きたいんですけど……。自分からシャカリキには絶対にやらないけど、与えられた仕事は100%確実にこなしているんだから、今の気持ち良く仕事が出来る席でそっとしておいて欲しいなぁ……。
先週末から引き摺っている組織変更の件ですが、不穏な噂=「東さんの部下」説が本当であるならば、何が何でも阻止しなければ……という気持ちで一杯でした。とにかく、私は「上司Mさんの下」という条件でA社勤務を決めたのであって、東さんの下で働くなんて絶対に嫌です。
2004年5月10日(月)/衝撃の組織変更 雨/残業 0:15
いくらなんでも上司や指示形態が変わる場合には事前報告があるだろうと、色々な噂が舞い込もうと、部長との面接時にハッキリと意志を告げればいいや、とどこか悠長に構えていたワタクシに、月曜の朝一番で「組織変更のお知らせ」という決定メールが舞い込みました……。
添付されている組織図を恐る恐る開くと「上司Mさんの下、かつ、東さんの下」という不穏な噂の実現形が目に飛び込んできたのであります……。
<2004年5月までの旧体制>
↓
<2004年5月からの新体制>
何ですかこの二股掛けられてる惨めな派遣社員・鷹瀬サンのポジションは……っ?! 普通ありえないって、W上司なんてっ!(怒)
よーするに使い勝手の良い筆記用具を使い回ししよーゼという魂胆見え見えの組織図にも頭に来ますが、こういうポジション(W上司)に置く人間に対して何の事前説明も無かったことにも腹が立ちます。
留学前の私なら、速攻で自ら部長室に乗り込んで「頼もーうッ!」と声を張り上げていたことでしょう。しかし色々瞬間的な(持続はしないらしい)抑えが効くようになったワタクシ、喚き散らしたいほどの猛烈な怒りを一瞬ぐぐっと我慢して、そのままメールの新規メッセージ作成ボタンを必要以上に強くダンッと押します。
そう、私はか弱き立場の派遣社員。ならばA社と直接対決を行うのは本来私を守ってくれる筈の派遣会社であるべき……ッ!
----- Original Message -----
From: 鷹瀬トウコ
To: 派遣会社担当××
Sent: Monday, May 10, 2004 10:16 AM
Subject: 近況報告および緊急報告
××様(派遣会社担当)
お久しぶりです、A社に就業中の鷹瀬です。緊急でご報告したいことがあります。
本日付で組織変更がありましたが、この人事異動に伴い、何の前置きや事前説明もなく、私のポジションが微妙に変わりました。今までは上司Mさんの直下でしたが、変更後はマネージャーの上司Mさんの下というポジションに加え、アシスタント・マネージャーの東さんという方の下、という上司を2人持つ形で勤務する事になるようです。
恐らく仕事内容が大きく変わるような変更ではありませんが、上司が2人という煩雑な指示系統に巻き込まれるのは嫌ですし、何よりも何の説明もなく(社員の方には簡単な事前告知があったようです)、勝手に一方的に、という印象があり、非常に不愉快です。
以前も派遣社員に対するこのような扱いがあったようなので、恐らく××さん(派遣会社担当)の方には何の連絡もないかと思います。私の希望としては、上司Mさんとは別に、東さんからの直接の指示を受けるのは仕事をする上でやりにくいので(上司Mさんと東さんがお互いの事情を知らずに私に仕事を投げてくる可能性大なので)、せめて東さんから私への依頼は上司Mさんを通して欲しいと思っているのですが……。
直接に交渉することは出来るのですが、派遣を使い捨ての道具のように思っているようなので、ならば逆に間に派遣会社がいるということを明確にしておいた方が今後のためかな、と思いまして、ご相談のメールをしました。ご連絡頂ければ幸いです。
追記:本日メールで配布された新・組織図を添付しておきます。
-----Original Message-----
From: 派遣会社担当××
To: 鷹瀬トウコ
Sent: Monday, May 10, 2004 8:11 PM
Subject: RE: 近況報告および緊急報告
鷹瀬トウコ様
お疲れ様です。お久しぶりだなんて。。。 この間受付で会ったじゃないですか!(偶然ですけど)
で、お返事遅くなり、申し訳ございません。先程お電話させて頂いたのですが、留守番メッセージでしたのでメールさせて頂きます。
下記の件、ご連絡ありがとうございます。
先ずは、人事ご担当者へ報告したいと思います。で、鷹瀬さんのご希望されている形(東さんからの依頼は上司Mさんを通して)にして頂けるようお話してみたいと思います。但し、鷹瀬さんの意見としてではなく、状況の報告を受けた「私が」(←これ大事)言い出した事にしようと思うのですが。。。 あくまでも派遣会社からの希望とした方が、丸く収まるのではないかと思うのですが如何でしょう?
もちろん、併せて業務内容や状況が変わることがあればご報告頂きたい旨はお伝えします。色々と心労をお掛けして恐縮ですが、ご検討下さい。宜しくお願い致します。
派遣会社担当××
----- Original Message -----
From: 鷹瀬トウコ
To: 派遣会社担当××
Sent: Tuesday, May 11, 2004 9:26 AM
Subject: RE: 近況報告および緊急報告
おはようございます。昨日ご連絡いただき、ありがとうございました。さてさて、早速ですが。
> 但し、鷹瀬さんの意見としてではなく、状況の報告を受けた
> 「私が」(←これ大事)言い出した事にしようと思うのですが。。。
> あくまでも派遣会社からの希望とした方が、丸く収まるのではないかと
> 思うのですが如何でしょう?
ああああもうこの提案ってば、ものすごく助かります。ただ、私からの要望が全くなかったとなると話的にヘンなので、「上司が2人になるとの相談を受けた。本人も不安なようだし、 間に入る派遣会社として、『上司の一元化は重要なことです』と提案してみたところ、本人も是非そのようにと賛成している」みたいな形が良いかもしれません……。
そして重要なポイントなのですが、この新しい上司になる方と言うのがとても厄介な方で(ってかこの部署、ほぼ全員厄介なのですが)今度7月に辞める正社員の方も、この方が原因で辞めるほどなのです。
上司Mさんも前任者の方とは色々あったようですが、私的には現在のところ上手くやっていますし、あくまでも指示系統の源は上司Mさん、という方向でお願いしたいのです。「面接の時に確認しているのは仕事内容だけではなく、実際に上司となる人も決定材料になっているので、上司Mさんの下で」という点にも重点を置いていただけると助かります。
本日も着々と組織変更におけるミーティングなどしているようですし、事態が進展してしまう前にどうかどうかよろしくお願いします。
メールの日付を見ていただいても分かるように、最後のメールは翌日11(火)になってしまっています。
しかし派遣会社の担当さんが素早く動いてくださり、11(火)の昼前、部長、上司Mさん、東さんの3人での組織変更ミーティングを行う前に、担当さんからA社の人事および上司Mさんに電話で連絡が入ったようです。
この段になって初めて私がこの組織変更に強い不満を抱いている、ということを知ったらしいA社営業部の上層部は、私の席の前を通る前にちらちらと私の顔色を確認しつつ、色々密談を繰り返しているのでした。
アンタたちは知らなかったでしょーけどね、一寸の虫にも五分の魂があるんですよ、ええ。おんどれ、柄にもなく大人しく勤めてりゃあイイ気になり腐って。アタシャ又貸し出来る便利な筆記用具じゃねぇつのッ!(怒髪天) アタシャね、札束で顔叩かれたら結構言うこと聞きますヨ。(←聞くンかい?!) それ相応の銭貰ってりゃ文句もありませんがね、今みたいな端金で五分の魂売れるかってーのっ!! こんな安い給料でっ! こんな安い給料でッッ!! ダンダンダンッ!(←床踏み鳴らしています) ああもう久々にムカつく〜〜ッ!
しかし決定前に派遣会社の担当さんが連絡入れてくれて良かった良かった……。一度決まったら変更は難しいでしょうからね……。スタッフサービスと違って頼りになるなぁマン・パワー。これ、スタッフサービスだったら何もしてくれないだろうし。
何にしても本当の意味で解決はしていません。どーなることやら……。
暑いんですけど……もう夏ですか?
2004年5月11日(火)/手軽で危険なネットトレード 晴/残業 0:00
外界に目を向けた本日の呟きはここまでです。本日1日は元々インドアな私が思う存分不健康にインドアして、インドアながらに気持ちをアップ・ダウンさせた1日でした……。そう、この「アップ・ダウン」の順序は慣用句的定型語としてではなく、本当に天国の後の地獄だった、という事実も前置きとして添えておきましょうか……。
今週頭から始まった壮絶な円安ドル高――今日まで待てば107円の時に買ったドルを112円で売ることで結構な利鞘が出たと言うのに、セッカチな私と来たら待ちきれず110円だった一昨日にエイヤと売ってしまったことからケチはつき始めていたのであります。翌日、翌々日と徐々に円安になった暁には、悔しくて失神しそうでした……。
しかしこの107円で購入したドルに関しては少ないながらもお小遣いを得ることができた訳で、欲張り気質な脳みそが悔しさを噛み締める一方で、ハートはああ24時間オンライントレードって素敵……と、今週はネット大好きルリルリ気分で幕を開けていたのです。
――そして本日、この手軽なネットトレードに踊らされ、喩えて言うなら足を攣りました……。ええ、ええ、慣れない運動はするもんじゃないですね。
上記のささやかな臨時収入にそれでも仄かに幸せになったワタクシ、かなり昔に118円で購入したドルをこの際だから手放してしまおうと思い立ったのが昨晩。今日もこの円安状態が続くようならドルから円に換えてしまおうかと。今こそが頭打ちではないかと。
購入時より円高なので、1ドル辺り5円程度損しますが、ガタガタと下降気味のドルをこのまま持ち続けて今後ドルが110円前後で安定してしまうとしたら、今手放してしまった方が良いのかも……いやでももうちょっと待った方がイイのカモ?と乙女心揺れまくりましたが、ベースがセッカチな乙女(←まだ言うか)だったもので、ぐらぐら揺れていた心は会社で確認したリアルタイム為替レートが1ドル=114円を指し示した時、思いっきり「売ってまえ!」方向に倒れてしまったのであります。
ドルはグングン上がるわ、業務時間中にネットトレードだわ、そらもう色んな意味でドッキドキ。書類の間にインターネット・バンキング用の契約カードをさり気なく紛れ込ませ、21インチの巨大モニターには作業中のウインドウ背後に隠すようにリアルタイムの為替レート表やUFJ銀行のサイトを3行ほどしか見えないように小さく小さく開いておき、カードと小さなウインドウをちらちらと見ながらのドル売りです。
私ってば業務時間中に……と、下手に悪いことをしている自覚があるものですから、社員が近くを通る度にビクビクし、ならば止めれば良いものを、1度やろうと思ったことは良くも悪くも押し通す頑固者なので、ビクビクおどおどへどもどしながらもドル預金→円預金の移行手続きを進めます。私の場合、1日の取引限度額は50万円にしてあったので換金額を円で50万円一杯一杯に設定し、さあいざ交換よ!と確認ボタンを押すと、なんと交換為替相場が114.49円! 手数料を引かれてこの相場ってことは、また瞬間的に円安になったのでしょうか?! もう心臓バクバク! 震える手でいよいよ最後の処理確定のボタンを押します。
ふぅ……いい仕事をした――と今月に入って最高レベルにドーパミンが分泌されていたその時です。すべての処理を終え、ホームに戻って改めて口座残高を確認すると明らかに円口座残高が50万円ほど減り、ドル口座残高が約4300ドルほど増えているではありませんか……っ!
何? えっ?! 何で?!――と視界がぶれるほど大混乱したもの一瞬で、すぐに自分の犯した失敗に気付いたのです。
――そう、ワタクシどうやら操作を間違え、50万円分のドルを購入してしまったのでした……っ!!(※ラジオボタンのチェックミス。デフォルトが円→ドル)
ドルの売り時に思いっきり買っちゃったよッ!?!
いや〜今月に入って……いや、今年に入って最高レベルにノルアドレナリンが分泌されましたねぇ……。心臓がぎゅ〜〜〜っと硬くなって、本当に頭からザザーっと血が引いたのが自覚できましたヨ……。業務時間中でしたが、叫びそうになりました……。叫びませんでしたけどね、業務時間中ですから……。ってか、そうだよ、お前、今業務時間中だろ!みたいな。
神様っていますね。罰ですね、これはもう。こんなに明確な罰だと、どうして?とか疑問の声もないです。私が悪かったデス、ハイって感じ。がくーっ。しょぼーん。って感じ。「どうしたの? 顔色悪いよ?」と声を掛けられるほど、目に見えて愕然としていたみたいですよ、セッカチ乙女は。
こういうマネー・ゲームって得して損して、結局蓋を開けたらとんとんなんじゃないでしょーか……素人は。なんてたそがれた真夏日だったのであります。がくーっ。しょぼーん。
組織変更の決着がつかないっつーか、つけなくさせています。
2004年5月12日(水)/いつまで続く組織変更 晴/残業 0:25
詳細は後日。
夏……というか梅雨? 蒸し暑い……。
2004年5月13日(木)/なし崩しの組織変更 曇/残業 0:45
詳細は後日。
暇です。A社は波がある会社だと最初に聞かされていましたが、繁盛記と閑散期にこんなに差があるなんて……。暇すぎます。あ、間違えた。酷すぎます。
2004年5月14日(金)/カ抜き抜きの日々 曇/残業 0:30
今日なんぞ15時半まで何もすることが無く、ずーっとネットサーフィンですわ。楽しい筈のネットサーフも、こう長時間だと飽きてしまいます。それでも、インターネットのお陰で暇を多少有意義に潰せているのは確かだと思いますが……。
鶴田さんとも話していたのですが、
「今はネットがあるから時間も潰せるけど、10年前の窓際族って大変だっただろうねぇ」本当にねぇ……。私は脳内遊びが比較的得意なので、目の前にPCが無くてもそれ相応に暇を潰すことができますが、それだって毎日となったら難しいでしょうからねぇ……。
とまあ、退廃的な考えにどっぷり浸かるも、ムラのある現実は昼下がりに容赦なく襲ってきました。今日も残業なく帰るか!と思っていると、いきなり15時半に英訳が2本……。
「今日中に訳してメルマガで出しましょう」訳すのも情報ペーパーを作るのもメルマガを発行するのも私ですが……。コレで本当に東さんの下でも仕事すんのかよ。やってられっかよ。ぷんぷん!
地獄の新体制が発表されて早1週間……。新体制、新体制と呼び声高くも、実質の仕事の移行は行われておらず、未だに私は上司Mさんからの仕事だけをしている状態です。5月一杯かけて引継ぎを行い、6月からその名の通り新体制になるのだと、ぼんやりした噂を耳にしましたが、誰かが明確にそう言った訳ではありません。
2004年5月17日(月)/地獄の黙示録 晴/残業 0:15
新体制に不満があるワタクシとしては、このままなし崩しで行かないかなー……などと淡い期待を抱いていますが、私の淡い期待が叶った試しって、今までにあったかな?というレベルで、案の定と言うか何と言うか、乙女(※注:30歳)の淡い期待は打ち砕かれました……。
――新体制に伴い、6月上旬に席替えをするんだそーです。席替え自体はいい、問題は新しい座席death。現在新座席表を作っている担当者にコッソリ教えてもらった新座席表(仮)を聞き、正しく目の前が真っ暗になりました。私の席は、私が一番前で、後ろが小東さん、その後ろが東さんと言う、小東さんと東さんに私の21インチあるデカいモニターを完全に覗かれる最凶の席なのです……。
まだ決定した訳ではありませんが、確かな筋からの確かな情報……。ヨロヨロ……当社拒否になりそう……。
昨日の席替え予告に魘される日々を送っております。
2004年5月18日(火)/心構えと下準備 晴/残業 0:00
今日はなんだか小東さんがお休みだったもので、東さんがミーティングでいない時にコッソリ東さんと小東さんの席にそれぞれ座って、私の新しい席(現在ガク君の席)、正確にはその席のPCモニターがどのように見えるのかをチェックしていました。……私が普段何をしているかが伺えますねぇ。
東さん、小東さんの席から見た、仕事をしているガク君の背中は大きくも小さくもなく標準……。そしてその標準的な背中をもってしても隠し切れない15インチのモニター……。だみだ、私の21インチのモニターなんか30%も覆い切れない……。
こう座ればどうだろう、ああ座れば右下部は盲点に……そんなことばかり考えている今日この頃。こんな根性だから神様から焼きを入れられたのでしょうか……めそめそ……。
外資系=実力主義という漠然としたイメージを抱いていた私にとって、A社での実力評価は「?」だらけです。勤続年数が関係している訳でも無い代わりに、出世している人たちが必ずしも有能という訳でもない。素人目に見て「上に媚びを売る立ち回りの上手い人」が昇進するのでは……なんて邪推までしているのですが、そう思いつつも「いやいや、まさかね」とその思いを打ち消していました。何と言うか、外資系神話という奴です。「アメリカは実力主義に違いない」という、根拠は無いがよく語られている実体のない「事実のようなもの」に、私もまんまと踊らされていたようです。
2004年5月19日(水)/ゴマスリの実態 雨/残業 0:00
少なくともアメリカに本社を持つA社では「調子の良い人が出世する」と言い切ってしまえそうだな……と、それなりの情報を集めた今、言うことが出来るのですが、「これってA社だけの特徴なのかな……」と結論付けようとする私に、本日届いたメルマガのコラムが何ともジャストミートに一般論を提示していたので、これを皆さんにご紹介しておきましょう。
英語でちょっと大げさ振る舞い
「いやあ、日本人と話してると本音がわからん」――これは、もう使い古された感があるが、私もほとんどの欧米人から聴く言葉だ。イギリスをはじめ欧州の国は比較的控えめな表現の人も多いが、アメリカは結構激しい、ですよね。
その場で、「じゃあ、どうしたいの」「何が言いたいの」というようなことがハッキリ言える方が評価が高い。特に外資系で働いている人たちは、「何であの人あんなに出世しちゃうの?」という人がとんとん拍子に出世街道まっしぐら、なのを見たり訊いたりしているんじゃないでしょうか。
「上司にゴマをする」――これはアメリカだろうが日本だろうが関係ないようだ。もう上司のいない自分で仕事をしている私のような人間だから勝手放題言えますが「やっぱり人間ゴマをすられると弱いみたいです。」
今まで経験した日本の会社でもアメリカの会社でもゴマをすってる人はやっぱり引き立てられる。見ている方が恥ずかしくなることもありますが、多摩動物園のチンパンジーだって上役にはヘコヘコしてるから同類の人間も同じキャラを持っているんでしょう。
アメリカ人は実力本意でお世辞なんか言わない、と思っている人も多いかもしれないが、実はアメリカ人の方が露骨ですごい。私もこれにはビックリした。上司を日曜日に家族で接待するなんてのは普通で、機会があれば電話で「お誕生日おめでとう」とか、「転勤になってよかったですね、あそこは・・・」などと頻繁に連絡をしている。
私が勤めていた経営コンサルティング会社では、パートナーという役員格の仕事は、ほとんどがゴマすりだ。顧客になりそうな企業や、今もお客さんの企業の役員に会って、食事をしてゴマをすって、ついでに顧客企業の問題点をちょろっと話して、そして「じゃあ、おたくに経営戦略の見直しをお願いしようかな」というところまで持っていく。
MBA取立ての新人が、「私ゴマすり上手でたくさん仕事が取れますから、パートナーの仕事をさせてください」といったヤツがいる、というのが笑い話になっているくらいだ。
まあ、ゴマすりについては、所変わらずというところだが、話を戻して「はっきりモノを言う」という点では日本人はやっぱりはっきり言い切れない部分があるようだ。
私自身はこのはっきり言い切れない部分は日本語の特徴だし日本人の大事な特質なので大事にする方がいいと思う。何が何でもアメリカ式、英語式というのよりも、自分自身のオリジナリティがでていいんじゃないかと思う。
私がたまに英語でセミナーや講演、インタビューを受けたりするときは、決まって言われたり記事にされるのは、「あたりがやわらかい」とか、「soft spoken」とかだったりして、もうちょっとシャキッとしなくちゃいけないかな、とアトで反省することもある。
日本人が書いた英語の本として最高峰のひとつである「Zen and Japanese Culture」を書いた鈴木大拙氏は、書くときに英語の発想、英語圏の人間のモノの発想に基づいて英語で考えて書いた、と著書についてコメントしている。「日本語の発想で書いたらこの内容にはならないだろう。あくまで英語圏の人たちの思考法に基づいて書いたものだ」と主張しているのは、英語を自由に操る彼ならではのコメントだろう。
英語で考え表現する場合は、その発想に基づいてなされるべきである、という彼の考え方は、英語を自由に操れるからこそ言えるのであって、なかなか真似るのは難しいかもしれない。
でも、ちょっとだけ、英語で理解し、英語のまま発想することに慣れてくると、だんだんとこの考え方もわかってくる。
私は日本語でも英語でもゴマをすれないが、「仕事の面では非常に評価してるけど、たまにはゴルフとか野球の話でお客を和ませるのも必要だよ」とコンサルタント時代に上司から言われたのを思い出し、私ももうちょっと人間が丸くならなくちゃなあ、などと反省してます。
"NAT Tried to read any sign of the result from the expression on his face, but even the Japanese would have been proud of Mr. Anderson's inscrutability." ---Jeffery Archer "Sons of Fortune"
「日本人でさえ、アンダーソン氏の無表情には感心する」と言うように、無表情、表現の乏しさに引き合いに出されちゃう日本人、英語の時は、ちょっとだけ大げさにしてみると、ゴマをすらなくてもあなたの株も上がるかも。
第193号「60日で驚くほど上達する英会話の3つの秘訣」より抜粋
コレを読んで、妙にスッキリしました。なんだそーかやっぱりゴマスリしている人が出世するモンなんだー、みたいな。
謎が解けてスッキリはしましたが、同時にガックリも来る訳で……。これが普通の世の中なのかもしれませんが、正論がまかり通る世界で生きていきたいなぁ……。
最近本当に暇で、3月の忙しさは幻だったのか……というトコロまで来ています。
2004年5月20日(木)/信念は改善の母 残業 0:00
ネットサーフにも限界があり、しかし居眠りすることも小説を読むことも日記を書くことも出来ず、もはや廃人状態で社内に留まらねばならない1日8時間を過ごしている訳です。(いや、仕事をすればイイのですが、仕事に慣れた今、やるべきことはさっさと終わるので……)
どうにか効率良くこの8時間を使うことは出来ないものかと、家での作業を会社に持ち込むのですが、自室のマイPC・ラブリーThinkPad との対話でないと気分が盛り上がらず、結局会社のPCと無理矢理友好を深めようとだらだらした気持ちで会社に縛られているのでした。
納得の行く給料を貰っていれば、空いた時間で「自分の仕事ではないけれど、会社のためになる仕事」を進んでしようという気にもなりますが、ただでさえ「こんなはした金で人を使いやがって」という強い不満があり、しかも立場は他人度100%の派遣であり、義務以上の仕事をする気になれんのです。こういうことからも、給料がいかに社員のモチベーションを高めるかが分かるのですが、A社を見る限り実力と給料は全く比例しておらず、仕事もロクにしていない無能な上司がガッポリ貰っている現実に「やってられないよ」と思っている下っ端社員が多いようです。
そして思うのです。恐らくこういう状況は多くの会社で起きていることで、実力の給料換算という基本的なことが実現出来ている会社は決して多くないのだろうと。日本人は多分、己の仕事を過小評価している人の方が多いだろうなと思います。だからこそ、この異常なサービス残業が社会に定着しているのでしょう。
自分の仕事を0円に換算するなんて……私には死んでも……いや、もうちょっと先まで、生まれ変わったって出来ません。性格的な要素が関わってくることですから一概に言えませんが、少なくともサービス残業をしている方たちに言いたい。「能率が悪い」などのよほどの自己原因があるならばともかく、サービス残業という企業だけが得をする無料奉仕を期待されるのは激怒していいレベルの「酷いコト」なんです。お前の働きに金なんか払えるかと堂々と馬鹿にされているのです。
さすがにこの歳になって、「そうは言っても抗議できる人間とできない人間がいる」ということをしみじみ実感していますし、物理的な抗議の可能不可能は、能力に関わらず性格的な可能不可能に関わっているとも承知しています。それでも、たとえ抗議できないと思ったとしても、だから「仕方ない」「皆やってるから当たり前」という気持ちにはなってくれるな、というのが私の言い分です。
物事に抗うのはどんな状況でも大変なものです。たとえ間違っていようとも「仕方ない」と諦めてしまうことで楽になる局面は、この理不尽な社会生活の中で多々あります。それでも、異常なことは見方を変えたって異常なんだという気持ちだけは持ち続けて欲しいと思うのでした。
行動に表せなくても、正しいことを正しいと思い続けている限りは、事態が良くなる可能性を秘めています。「仕方ない」と諦めた時点で改善の可能性は絶たれるのですから。
A社とはどういう会社か――それを事実を基にご紹介しましょう。
2004年5月21日(金)/A社的2転3転の日常 雨/残業 1:00
原則的には週2回(火・木)発行のメルマガ――しかしアメリカ本社から舞い込む情報ペーパーの中には「即、お知らせして!」という緊急性の高い情報ペーパーもあるため、週に3〜4回メルマガを発行することもままあります。正確には「緊急性の高い情報ペーパーもある」のではなく、そんな情報ペーパーが過半数を占めているのですが。
先週の金曜日15時30分に本社から舞い込んだ「ASAP(as soon as possible=直ちに!)で出してくれ」と指示付きの催し物に関する情報ペーパーですが、ならもっと早くに寄越せよ!という真っ当な突っ込みをしていたらこの会社、このセリフを呟くだけで1日が……いや、1週間が終わってしまうので、そんなこたぁ言わずに、くっそ〜という気持ちを抱えつつ翻訳。
定時30分前の17時頃に2枚の情報ペーパーの和訳が終わって、他部署に文字校正および日本独自の情報追加の依頼をします。返事を待つこと30分、返って来た返事は
「この申し込み受付ページ、無効なんですけど」(申込受付用のインターネットのページが開けないらしい)営業部の人間が慌てて香港オフィスに確認すると、香港でも無効。何がどうなっているんだーとテンヤワンヤがしばらく続き、どうやらそもそもの米国本社が受付サイトを有効にしていない状態で情報ペーパーを出したらしいということが判明しました。そして直ぐには有効にできないと……。
なら「ASAP」とか言うなよっ! どっと疲れて時計を見ると、定時を約30分ほど過ぎています。
「今日はもう臨時メルマガ出せないねー。これ確認してからじゃないと情報公開する訳に行かないし」ってことで、急遽メルマガ送信の取り止め。迂闊に会社に残っていると、いつ何時「あ、受付サイトが公開されたからやっぱりメルマガ出そう」とか言われかねないので、脱兎のごとく退社。
――これが私の14(金)でした。
ASAP告知の情報ペーパーですから、17(月)には絶対に出すと言いつつ、まーだ受付サイトが無効だったのでお知らせは18(火)に延期。
火曜日ならば原則メルマガの発行日です。いいですよ〜、定例の仕事でしたら拒む権利もありません。ま、異例の仕事でも拒む権利はとんとナイようですが……。
気を取り直して18(火)、申し込み受付サイトも有効になり、いよいよ満を持して本日情報ペーパーを発表! しかしそうは問屋が卸さないのがA社です。メルマガ送信の30分前になって「情報ペーパーの通貨の表示を米ドル表示からユーロ表示に変更!」とのお達しが米国本社から届き、急遽情報ペーパーの作り直し。所要時間は約10分。依然として定時には間に合いますが、気分的にはぐったりしてきます。
もういいのね? 送信しちゃうよ?というおっかなびっくりの姿勢でようやくメルマガを送信し、ほっとしたのも束の間、翌日19(水)には「受付期間が変更になりました!」(情報ペーパー作り直しました)、そして本日21(金)には「申し込み金額と受付期間が変更になりました!」(情報ペーパー作り直しました)ですと……。2転3転どころじゃないっす。たった1週間の内に@サイトの無効、A通貨表示変更、B期間変更、C金額変更、D期間変更の5転ですヨ。そしてその度ごとにASAP、テンヤワンヤの大騒ぎ……。
情報を発信する前にどうしてちょっと腰を据えて考えられないのでしょう……。こういう姿勢、存続する会社としてOKなんですか?! マズイでしょう、素人目にも充分。
このようなドタバタはA社では稀ではなく、ほぼ日常です。米国本社の情報の揺らぎも深刻な問題点ですが、日本支社の慌てた対応にも問題があると思います。世界中に支社を持つ会社ですが、アメリカ人の「ASAP」を忠実に守っている国は一体何ヶ国あるんだか……。今回の件も、本社から情報が届いた日に和訳して情報ペーパーを出そうとするなんて……日本くらいじゃないですかね? しかも、1分1秒を争うような内容ならともかく、受付締め切りにも1ヶ月以上余裕があるってのに……。更には、毎回毎回刻一刻と情報が変わって行くのは珍しいことではなく、とりあえず米国本社から来た情報は2〜3日寝かせて確定するのを待ってから発信決定をしたらイイと思うのですが……。
A社での経験は、私の中の外資系神話を崩壊させてくださった貴重な経験となるような気がします。(……ってかなってる既に) 外資系という響きに「能率の良さ」「実力主義」という幻想を抱いている方、そんなこたぁナイ! 会社による!とワタクシ力強く言いたい今日この頃なのでした……。
正確には21(金)に起こった出来事ですが……。その前にこの出来事を理解するための基礎知識から説明しなければなりません。読み手も書き手も面倒ですが、そしてその面倒比率は1:9くらいだと思いますが、仕方が無い。これはたとえ話に出来ない現実なのです……うう……。
2004年5月24日(月)/暴走東物語(上) 曇/残業 0:05
まず、私はA社から週に2回(火・木)発信されるHTML形式のメルマガ発行を担当しています。各部署から送られてくる情報をまとめるだけの簡単な作業ですが、私の所属する営業部からの情報に関しては原稿作成やメルマガに掲載する情報ペーパーの作成も私の仕事になるため、営業部から依頼がある場合は結構な作業になります。
GW明けの組織変更に伴い、メルマガ発行は依然として私の仕事ですが、Word や PowerPoint を使っての情報ペーパー作成は私から鶴田さんに引き継がれました。しかし多少ソフトのスキルが必要となる仕事のため、情報ペーパーの作成は依然として私が手伝っているのが実情です。
自分で言うのも何ですが、私の場合 MS Office すべてのソフトに精通していることもあって、資料作成の時間など営業部の他の人と比べものにならないほど効率良くできるのですが、メルマガ発行の言わば上流に位置する情報ペーパー作成の仕事が他者に移ったことで、最下流の「メルマガ発行」を依然として担当している私は面倒で仕方ありません。最上流から自分で作れば短時間で済むものを、上流部で仕事が滞るため、自分の力量以外の問題で待ちの時間が長くなり残業が多くなるからです。
今後は東さんチームにも半分属すということで、上司Mさんからの仕事が全然減っていないのに東さんチームの仕事が増えるという嫌〜な幕開けが徐々に始まっている訳ですが、そんな中でのこの出来事です。
このメールの遣り取りは21(金)ですが、本日24(月)に会社で行われる小さな催しABCについて、その結果報告をメルマガに掲載しよう、ということから話が始まっています。
-----Original Message-----
From: 東
Sent: Friday, May 21, 2004 10:54 AM
To: 上司M
Cc: 鶴田
Subject: メルマガ、レポート作成依頼
上司Mさん
お疲れ様です。来週の火曜日5/25にABCレポートのメルマガを出したいと思います。
キャッチ、リード、本文コンテンツを含むテキスト、また写真をこちらで火曜日の朝までに作成してお渡しいたしますので、レイアウト組みをお願いしたいのですがスケジュールいかがでしょうか?
また、このレポートを出すメルマガのテキスト文はこちらでご用意しまして火曜日の16:00を目安にわたくしから送らせていただきます。
よろしくご検討ください。
東
-----Original Message-----
From: 上司M
Sent: Friday, May 21, 2004 12:23 PM
To: 東
Cc: 鶴田
Subject: RE: メルマガ、レポート作成依頼
東さん、
現在メルマガは社内向けに16:00に発信し、その際に外部向けのも17:30発信セットを完了しています。部長Gさんからの強い希望で、どうしてもやむをえない事情以外は、これらの時間までに余裕をもって出せない場合、次回へずらすよう依頼がでています。
今回もらうものが、どの程度の作業になるのかにもよりますが、修正が入る可能性があったりする場合、月曜日中にもらえるといいと思います。複雑でない作業にならば火曜日の朝一にもらっても大丈夫かとは思いますが。リード部分も最終版を14:00までにもらえますか?
最後の最後でバタバタ出すと間違いの元になるので、理解と協力をお願いします。
上司M
-----Original Message-----
From: 東
Sent: Friday, May 21, 2004 5:24 PM
To: 上司M
Cc: 鶴田
Subject: RE: メルマガ、レポート作成依頼
上司Mさん、おっしゃる通りだと思います。
さて、本件ですが それよりもさらに欲が出てきてしまいました。。。部長Gさんからも全社員にメールが出ていた通り、5/24(月)の夕方に行われるABCイベントですので理想としては5/25(火)と言わずその日に出したいと思います。もし上司Mさんさえよろしければ、わたくしが月曜日にだせるかどうかワントライさせていただきたいのですが、どうでしょうか?月曜日の日付で枠をご用意しておいていただけましたら、あとメルマガを出すという作業をやらせていただきたいのです。
もし月曜日中に出すことが出来なかったとしてもレポートと、メルマガの本文は火曜日の午前中には上がっていると思われますので、火曜日にそのまま出していただければいいと思いますがどうでしょう?(月曜日の日付で作っていただく枠は、火曜日の日付に直す必要が出てしまいますが) 再度ご検討ください。枠の準備は月曜中で大丈夫です。レポートを作り出すのは5/24の17:00にABCイベントが終わってからですので。よろしくご検討お願いいたします。
東
――もう……「はぁ?!」としか言いようのない遣り取り(ってか東の独り言)で……。
まず、火曜日発行のメルマガへの記事掲載に当たって、東さんが「(掲載原稿を)火曜日16:00に出します」と言ったのに対し、上司Mさんが「火曜日14:00までにお願いします」と返すと、東は何を思ったのか「上司Mさん、おっしゃる通りだと思います」と前置きしながら、「月曜日に出したいのですが」って……アンタ人の話聞いてる?みたいな……。「余裕をもって」がメインの話題なのに、「当日発行」って、何でドタンバ度がアップしてんのよ。この場合の「おっしゃる通り」って何に対しての前置きなんだか。全然言う通りにしてないじゃん。英語ペラペラなのは分かったけど、まずは母国語勉強しろ。しかも、「わたくしが月曜日にだせるかワントライさせていただきたい」って、もーうこれ以上ないくらい鼻に付く日本語で……。
いや、独りでメルマガ出せるなら勝手に出せばぁ?!って感じでしょうか。メルマガ発行のためには、パワーポイントによるレポート作成、HTML形式でのメルマガ作成という実作業が絡んできますが、この手のスキルが余りない東さんが独りでメルマガを発行できる筈もなく、レポートを作成する鶴田さんと私、HTMLでメルマガを作成する私の両名を巻き込むのが必須であり、しかも17時半が定時の会社において17時からレポート作成の作業に取り掛かれば、どんなに早く仕上げても2時間程度の残業が発生します。
言ってしまえば彼女の個人的な「欲(=出世欲)」のために、部下の残業を確定的なものとしており、それだけでも充分ムカツクのですが、更にムカツクことには、東の野郎、このとんでもない作業についての相談メールを、メルマガ発行に深く関わる私にCCで寄越さなかったのです。この遣り取りが行われているのをCCで傍受していた鶴田さんが、「月曜日の作業について、鷹瀬さんにめちゃめちゃ関係あることだよー」と気を利かせて転送してくれたので知ったのでした。もしも私が知らなかったら、当然定時で帰る予定の私に、いきなり17時過ぎに「これからメルマガ出すから」とか言うつもりだったのでしょうか……。
結局、上司Mさんが下記のようなメールを出してくれたので、この惨事は免れましたが……。
-----Original Message-----
From: 上司M
Sent: Friday, May 21, 2004 6:09 PM
To: 東
Cc: 鶴田
Subject: RE: メルマガ、レポート作成依頼
東さん、
気持ちはわかりますが、やはりこれは火曜日出しでいきましょう。
欲が出てしまう所なんだけど、それを言い出すと、火、木に決めているのがなしくずしになってくるし、これは月曜の夜の事なので、火曜日でも大きな違いはないのではないかと判断します。また、火、木に出来る限りするように、強い要望が出ていますので、ご理解ください。
上司M
ブラボー、上司Mさん! 目がハートになりましたよっ! やっぱりどう考えても東の下で働くよりも、上司Mさんの下の方が数千倍マシってなもんです。
金曜日に上記のようなことがあり、いい加減東さんの下で働くのに嫌気がさしている私に、別のフロア(別部署)の仲良しさんが「まさに今こそ鷹瀬さんに必要な資料があるから送るよ」と社内便でダイヤモンド社が発行している雑誌プレジデントの特集記事のコピーを送ってくれました。週末を跨いで本日届いた社内便の分厚さにビックリしつつ、中から取り出したる枚数にして25枚のコピー……。目に飛び込んできた最初のページの特集記事タイトルは――「上司の壁」……。絶句してページをめくると、2枚目に現れた大見出しは「上司がバカに見える心理学」……………………。
端から見て、コレがまさに今こそ私に必要な資料なんでしょーか……ヨロヨロ……。
ちなみに本日のABCイベントが終わって社内がざわざわしている間に、ワタクシ定時になったのでそっと帰りました。気が変わられちゃあ堪らないですからネ。そしてそういうことがよくある会社ですからネ。
朝から普段はおっとり穏やかな鶴田さんがカンカンでした。原因はタイトル通り東さんです。
2004年5月25日(火)/暴走東物語(下) 晴/残業 1:25
昨日の夕方に行われたABCイベント、そして上司Mさんの指示により火曜日の定期メルマガに合わせて作成することになったABCイベントレポートですが、なんと昨日私が帰ってしまった後で、鶴田さんに被害が及んでいたようです。
結局月曜日の緊急メルマガ発行の「欲」が叶わなかった東さん、ご自分で出す出すワントライ!と息巻いていたクセに、出世に影響しないと思ったのでしょうか……レポート作成のすべてを鶴田さんに押し付けたらしいのです。
-----Original Message-----
From: 鶴田
Sent: Tuesday, May 25, 2004 9:34 AM
To: 鷹瀬
Subject: 無題
昨日の朝会社来てから東さんからABCイベントのレポート作ってってと・つ・ぜ・ん言われたんだけど、それって先週金曜日の時点で東さんが張り切ってて、欲が出て月曜日の夜出したい・・・とか言ってたのに、結局最後の最後で私に仕事回ってきてさあ。写真撮影、インタビュー、ペーパー作成の全部。当日言うなー!!って感じ。
で、仕方なくやってたら、6時過ぎ頃からみんなで飲みに行ってたのよ。行った人は、**さん、**さん、**さん、鷹瀬さん、私以外の人。当然私とかは誘われていないんだけど、それはそれでいいんだけど、誘わないならバレないように行けばいいのに、なんか話が聞こえてくるから、知りたくもないこと知っちゃって、余計にむかつくのよ。決して一緒に飲みに行きたい訳じゃないんだけど、ああいう態度が気に入らない!!!どう思う??
どう思うもこう思うも、自分が押し付けた仕事を部下が残業してやっている横で、自分は飲み会って……上司としても最悪なら、人間としても最悪かと……。実際問題、東さんが残ったところで作業時間が短縮される訳ではないので、一緒に残ることを希望する訳ではありませんが、一言「ごめんね、急に頼んで……」くらいの気遣いがあってもいいと思うのですが。もちろんそんなものはありません。東さんのこういう態度は、謝罪などなくて当然、あったらビックリみたいな日常茶飯事です。
結局「当日出し」というポイント稼ぎが出来ないなら意味無いわ、ってことなんでしょう。でもあれだけ「ワントライさせて」だの「メルマガを出すという作業をやらせていただきたい」だのほざいていたのに、一体この人は何なんでしょう……。あの遣り取りを偶発的に転送してもらった私はともかく、少なくとも上司Mさんと鶴田さんはこの事実を知っているのに、そういう人たちの前でこれだけ露骨に態度を変えてよく恥ずかしくないなぁ……と、ここまで来ると天晴れってなモンです。
ま、どうせワントライしていい、ってことになったとしても、実作業するのは他人任せだったんでしょうケドね。そんで部長Gさんに報告するときだけ「私がやったんですけど!」みたいな感じにするつもりだったんだろーなー、と。やっぱりこの部署で一番一緒に働きたくないのは東さんだな。今はまだ引き継ぎが完全に行われていないので東さんからの仕事はしていませんが、今後が思い遣られます。こんな奴の下で働くの嫌だなぁ……。
一緒に仕事をする上で嫌な人というのは今までの社会人経験の中でもチラホラいましたが、東さんのようなドラマチックなタイプは初めてです。ドラマチックとは、「劇的」というよりも安いドラマのよう、ドラマちっく、ということですから。
今までの「一緒に仕事をするのが嫌」とは、主に「仕事が出来ない」「統率能力がない」ということに関してでしたが、東さんに対するそれは「人間的にどうかと思う」というレベルでの嫌悪感です。こういう人に実際にお目にかかったことが無かったので、ある意味新鮮で楽しいと言うべきか、サンプルが増えた♪と言うべきか……。
でもこのレベルで非常識な人って、きっといるところにはサクサクいるんでしょうね。派遣として出会って良かった、正社員として勤める会社では出会いたくないタイプですわー。
【追記】
今日、久し振りに現在アイルランドにいるアミットから電話があり、第一声とは言いませんが第三声くらいに言われた言葉デス。
「トーコ、結婚の予定はないのか?」…………………………Unfortunately ないんです。遠い異国から心配してくれてアリガトウよ。でもない袖は振れぬ、堂々と「ナイよ」と言ったら「そんな力強く言うなよ。結婚は幸せを運んできてくれる。夢を共有できる人がいる人生っていいもんだよ」と懇々と説得されてしまいました……。いや、全くもって仰る通りだと思いますし、別に私「結婚したくない」なんて一言も言ってませんから。誤解しないように。
ってか、コレ言うために電話してきたのかよ、と驚いていると、「彼女(奥さん)のビザの許可が下りないんだ。泣きそうだよ」という(恐らく)メインの話題に移り、相変わらずの高いテンションでラブが持続している彼に「いいなぁ、アミットの人生って」と言いそうになりましたが、英語で言うと「I envy you.」 ……なんか違うのでただ「うんうん」と相槌を打っていました……。
いいなぁ……アミットのピュアでシンプルな人生……。なんかもー日本の情報や物質がゴテゴテありながら中身のない生活に疲れているもので、ちょっと傷付かせて頂きました……。
しかし、親や親戚に「一体いつ嫁に」と心配されるのはまあ慣れてると言えば慣れていますが、アミットに心配されるとはなぁ……以前もメールで何回か「結婚の予定は?」と心配されていましたが、電話でまで言われると「そんなに深刻に心配なのか……」って言うか……アイルランドにいるインド人から心配されているこの事実……うう……重いっスよ……。インドの(グジャラート州の)常識として、30にもなって未婚というのは「!!!」というレベルで心配されるべき事態のよーです……。
東さんのことなんかにかまけている場合じゃないよな私……。
さて、そろそろ派遣契約更新の時期がやってきました。最初のトライアル1ヶ月(3月)以後は3ヶ月ごとに更新を延長して行くのですが、現在の3ヶ月契約(4月〜6月)が6月末で終了のため、7月〜9月の契約を更新するか辞退するか、その回答を派遣会社から求められているのです。もちろんA社から辞退してくる可能性もあるわけで、まずはA社側の意向を伺い、OKが出た段階で派遣社員である私にも意思確認がなされます。
2004年5月26日(水)/派遣会社と密談 晴/残業 1:05
日記には書きそびれましたが、実は私、3月中旬の段階、つまり最初の1ヶ月トライアルが終了し、本契約に移る前に既に第1回目の賃上げ交渉をしています。今から振り返ると3月の忙しさは恐らく年間の中でも最高レベルに当たり、今後の残業時間を見ていただいても分かるように、あのテンションがずっと続く訳ではないのですが、3月の私は「この働きでこんな安い給料じゃやってられん!」と現状を相当理不尽に感じ、トライアル期間にも関わらず賃上げ交渉に乗り出しているのです。忙しいということだけでなく、前任者レベルの業務は滞りなくこなしており、プラスαの仕事をしている実績もあったので、通るかどうかは別にして、交渉すること自体に関しては無茶な……という気持ちは全くありませんでした。
3月中旬の派遣会社の担当者との契約を延長するかどうかの面談で、私は以下の2点を交渉材料に賃上げを迫っています。
@残業は週に5時間程度と言われていたが確実にそれ以上。残業するもしないも本人の力量と言われたが、仕事が渡されるのが間際のため、残業不可欠になりつつある。どんなに能率良くやっても回避できない。
A前任者がやっていた仕事量より多いものを渡されている。前任者は時給1850円。既に前任者程度には仕事をこなしている。
私の派遣会社担当さんは非常に親身に相手をして下さる方で、上記の2点を真摯に受け止め、もっとまろやかにA社に伝えて下さいましたが、3月末に得られた回答は下記のようなものでした。
----- Original Message -----
From: 派遣会社担当××
To: 鷹瀬トウコ
Sent: Tuesday, March 23, 2004 4:04 PM
Subject: 更新の件
鷹瀬様
お疲れ様です。先日はお時間いただき、ありがとうございました。
更新に関しまして、私から時給交渉をさせて頂きました結果をお知らせいたします。
こちらからの理由としては
@当初のお話より業務量が多い
A4月より更に新しくお仕事を任される予定
「大きく」はこの2点を上げておりましたが、下記のような回答でした。
【@に関しては現在イベント前の繁忙期であり、またまだ入ったばかりで不慣れなことが多くご本人が当初想像していた業務量より多く感じられるのではないか。
Aに関しては、お打合せの際にこういう業務もありますと説明している範囲内のもので、しかもできそうならお願いしようかと検討中で確定ではない。】
私の交渉力不足もあるかと思いますが、やはり通常のパターンとしても少し交渉のタイミングは早かったかな・・・と思う部分もあります。ただ、先日伺って鷹瀬さんの頑張り振りも耐えている状況も(私なりには理解したつもりです)考えるとお願いしてみてもいいかな?と思ったのですが、人事の方へ上司Mさんとの状況をお伝えする訳にもいかず、正直悩んでいます。(人事もわかっているとは思うのですが・・・) 人事へは再度鷹瀬さんと話をした上で、ご連絡する旨お伝えしてあります。
率直に胸の内をお聞かせ下さい。。。 更新が難しいようであればそのご相談も併せてさせて頂きたいと思います。
取急ぎメールにてご連絡いたします。宜しくお願い致します。
派遣会社担当××
第1回目の賃上げ交渉は、こうして玉砕し、幕を閉じているのであります。
通常派遣は1年以上勤続しても時給が上がらないケースも珍しくなく、トライアル期間のみで賃上げ交渉というは異例中の異例のようだと後に知ることになり、この時はとりあえず納得して「現状時給で了解。3ヶ月の契約延長をお願いします」と返事をしました。但し、通例はどうであれ、私自身は現在の時給に納得が行っていないため、返信メールにて「恐らく次回契約延長時に再び賃上げ交渉をすると思いますので何卒よろしくお願いします」との結び文句をしっかり添えておきました。
4月から再び同じ時給で黙々と働き、3ヶ月後の次回チャンスをひたすら待ちます。その間も「この働きにこの給料は安すぎる」という感情は薄れるどころか強まるばかり……。そして今回の契約延長時期になって、(勝手に)満を持した私は前回の宣言通り第2回賃上げ交渉に乗り出すことになったのであります。
しかしこの2ヶ月の間に色々情報が入ってきまして、今回の賃上げ交渉は前回にも増して難しいかも……と最初から覚悟は出来ていました。
まずは、どうやら私のポジションは最初から予算枠が決まっており、有能、無能に関わらず、一定額の予算しか下りない、という噂がチラリ……。最終的に時給1850円貰っていた前任者は2年半勤めており、その間に細かく3回時給が上がったと聞いていましたが、A社的にはこの2年半の間に1回しか時給を上げておらず、前任者の時給アップは派遣会社が取り分を減らすことで成立した賃上げだった、という事実がホラリ……。
「こりゃダメかも……」と怯む私の背中を押してくれるのは、人事部社員のこんな一言です。
「鷹瀬さんって上司Mさんに気に入られてるんだね。だって、契約延長の書類、上司Mさんがこのビルで一番早く提出したんだよ。契約の延長に悩んでいるなら普通もっと締め切りギリギリになるもん」単に上司Mさんの仕事が速いだけなんじゃ……という一抹の不安もありますが、とりあえず延長を渋っていない様子であることは間違いなさそうです。問題は、時給を上げてまで私を雇い続けたいと思うかどうか……なのです。ぶるぶる……。
私の時給が上がるには、何もA社が時給を上げることだけが解決策ではありません。前任者のように、間に入る派遣会社が私に分配する割合をちょっと高めてくれれば良いだけなのですが……。
中間搾取率を融通してくれるかどうかは派遣会社のカラーにもよりますが、少なくとも私が現在お世話になっているマン・パワーは、その辺りの融通が利かないことで有名な堅実な派遣会社です。融通が利く派遣会社として有名なのはスタッフ・サービスですが、その代わりこの辺りの融通と、担当たちの態度(誠実さ)は反比例しているので、「搾取率の融通は利かないが、担当が誠実でしっかりしているマン・パワー」か、「搾取率の融通は利くが、担当が不誠実でいい加減なスタッフ・サービス」か……という究極の二者択一となり、過去にスタッフ・サービスで痛い目を見ている私は、担当がしっかりしているマン・パワーを選んだのでした。そして、現在の私の担当さんを見る限り、大正解だったと思っています。
搾取率の融通が利く利かない以前に、マン・パワーの搾取率は最初からかなり良心的に設定されているよ、と派遣会社の内情に詳しい人が教えてくれたことに加え、私もマン・パワー(の特に私の担当さん)に愛情を感じているので、たとえ賃上げ交渉に失敗しても「やることはやった!」という清々しい気持ちを持つことが出来るのです。これは非常に大事なことです。
さて、賃上げ交渉に臨む戦闘態勢は整いました。派遣会社担当さんからも連絡が入り、いよいよ本日この担当さんと意志確認および作戦会議をすることに。
舞台は会社から少々離れたスターバックスです。飲み物とサイドディッシュを奢ってくれる、という担当さんに「いえいえ、飲み物だけで……」と遠慮するワタクシ。目の前の400円よりも時給アップの方が嬉しいんです。そこんトコよろしくっ!
私の秘めたる想いをどこまで察知しているのか、現状を懇々と訴える私に担当さんは憂い顔で現実の厳しさを静かに語り始めました。
担当 「でもね、鷹瀬さん。ここで私たちがこんなにこんなにこんなに作戦会議をしても、鷹瀬さんの希望する金額にはとてもとても……きっと上がったとしても30円とか、50円とか、そんな世界なのよ。――とまあこんな妙にハイな具合で、密談が終了したのは1時間後でした。
鷹瀬さんの仕事の幅がどんどん広がっていることや、使用しているスキルが現在の時給に合っていないことはよく分かるんだけど、現実問題として派遣の時給アップって凄く難しいの。だってね、普通の会社だって昇給するのって、1年に1回、しかも3〜5%とかでしょう? 派遣もそれと一緒なのよ。今1700円だから、1年で50〜80円アップできれば良い方なのよ。しかもね、上がった金額がそのまま鷹瀬さんに入る訳じゃないのよ。当然、私たちマン・パワーだって戴きます。そうなると、鷹瀬さんの元に入るのは30〜50円が関の山、って言うか、たった4ヶ月で50円アップなんて、私も要求したこともないし、A社も要求されたことないと思うわよ……」
鷹瀬 「でも正社員の方から聞いたんですけど、それこそ数年前、私のポジションにいた人とかって Word も Excel も大して出来なくて、しかも英語も出来ないのに時給1750円だったらしいんですよ。まあ今は逆に不況ですし、そうやって過去と比較しても仕方ないので、もっと客観的なデータで攻めないと意味ないと思いますけど。
今私、Word、Excel、Power Point だけじゃなくて、Oracleのデータベースもちょっと触ってますし、Photoshop とか Illustrator とか Dreamweaver とかも日常的に使っていて、HTMLのタグも触って、バナーのデザインなんかもしていて、しかも時々翻訳もしているんですね。どれもこれもスキル的にはその道の一流の人たちには遠く及びませんが、A社での現在の仕事的にこんなに都合の良いスキルの人間ってなかなかいないと思うんですよ。どれも一流である必要はないし、そんな人を雇ったら高く付くけど、事務職料金で広く浅くのスキルを持った都合の良い私を使えるんですから。
バナーのデザインなんか、デザイン会社に頼んだら採用するしないに関わらず、1つのデザインに付きいくら、ってお金を請求されるじゃないですか。でも私に頼めばタダで、しかもめっちゃ気軽に『ここをこう直して』とか言って来るんですね。A社は物凄く得してる訳ですよね?
それに前に言いましたけど今度の組織変更で私、上司が2人になるじゃないですか。仕事量が増えるのは目に見えているんですね。現在上司Mさんからの仕事が減った、ってことになっていますが、事実上全然減っていないんですよ。コレ、仕事の分担表なんですけど、丸々完全に引き渡した仕事って1つもなくて、どの部分の仕事も最終的には私が関わってくるので、引き継いだはずの上流が滞ると、結局私が助けなきゃならないし、現在既にそういう状況なんです。加えて東さんからの仕事でしょ? 冗談じゃないですよ。
それに……略。(ここに長い長ーい現状報告が入る)
しかも自慢じゃありませんが、私無駄な残業は一切しませんし、かなり能率良く仕事していると思うんです。コレ、時給が同じでも、能率悪い人ならA社はもっとお金を払うことになるんですよ? おかしくありませんか? 勤めている年月じゃなくて、今のスキルに正当な金額を払ってもらいたいだけなんです」
担当 「う〜ん……鷹瀬さんの言うことはよ〜〜〜〜く分かるんだけどねぇ……。じゃあとりあえず鷹瀬さんが今している仕事の詳細と、それに使うスキルを教えてくれる? それを私がIT部ではどの位の時給になるのか聞いてみるわ。もしITで今以上の時給が出るなら、それをA社にデータとして出してみる。もしも『1700円で妥当です』って言われちゃったらどうする?」
鷹瀬 「あ、その時はその話は聞かなかったことに……。ねぇ、担当さん、A社って結局マン・パワーには2100円とか2200円くらい払ってるんですよね?」
担当 「……う。企業秘密ですから詳細は教えられませんけど、大体そんなもんですね」
鷹瀬 「私がA社と直契約を結びたいって言ったら、やっぱりマン・パワーとしては反対なんですかね?」
担当 「ん? そんなことないですよ。もし鷹瀬さんが直契約を結ぶことになれば、私たちもA社からそれなりのまとまったお金を頂く事になりますから」
鷹瀬 「それっていくらくらいなんですか?」
担当 「それは企業秘密ですから言えません」
鷹瀬 「大体……でも駄目ですか。いや、もし私が直契約を希望したとして、A社的に得しなければ成立しませんよね。例えば私の時給を1900円にしてもらうとするじゃないですか。A社的には毎月5万円くらいの得として、もしマン・パワーに払う金額が50万なら私が10ヶ月以上勤めなくちゃ得にならない。そうすると直契約は難しいですよね……」
担当 「直接契約のときに会社から貰う金額って、年俸の何%って形で、しかもその派遣さんの勤続年数にもよってくるの。例えば半年しか勤めていない人なら高い%、長く勤めた人ほど低い%なのよ。鷹瀬さんはまだ4ヶ月だから、今直接契約を結ぼうとすると、A社的には年俸のかなり高い%を払うことになるから、やっぱり難しいと思うよ」
鷹瀬 「減価償却みたいなシステムなんですね……上手く出来てますねぇ……。じゃあやっぱり目下のところ賃上げ交渉か……。でも上がっても50円がMAXなんですね?」
担当 「うん。しかも上がるかどうかも分からない……」
鷹瀬 「う……」
担当 「でもね、私個人としても、鷹瀬さんの話を聞いて、やっぱり賃上げ交渉はしても良いと思うのよ。だから、とりあえずIT部に確認してから、そのデータを持ってA社に交渉してみるわ。それで、決まって決まらなくても『こういう賃上げ交渉は次回もありますよ。鷹瀬さん自身は直接契約でも良いと考えているようですが……』って持ち掛けておくよ」
鷹瀬 「よろしくお願いしますっ! そうそう、1点追加です。今日、派遣会社の人と会って賃上げ交渉して来る、って言ったら、正社員の方にこんなことを言われたんです。『実際問題、今までの派遣さんに比べて全然スキルあるんだし、今鷹瀬さんがやってることって鷹瀬さんしか出来ないことが多いし、次の人を探そうったってそんなに簡単に探せないと思うから、強気で行っても大丈夫だと思うよ』って」
担当 「そう……じゃあ、『時給が上がらないなら辞めますって言ってます』って言っちゃってもいいかしら? もし『なら結構です』って言われたら困るけど……」
鷹瀬 「うーーーーーん………………ヨシ! ここはひとつ大勝負に出ましょう! 強気で行っちゃって下さいっ!」
しかし私もしょせん小心者。A社に戻り仕事を再開すると、すぐさま冷静になり、先程の己の強気発言を後悔し始めました。
あんなコト言っちゃったけど、私が思うほど私なんて必要ないかも。バナーだって、作れなきゃ作れないでいーのよ、って思ってるかも。資料だって出来ないなら出来ないなりに今までだってやってたんだろうし……。情報ペーパーだって、高度に作り込もうが低レベルで作ろうが、出しゃいーのよ、って思ってるかも。弱っ! ヘタレ度94ポイント! 我ながら何この異様に高いヘタレ度合いは?! 私も強気なんだか弱気なんだかワケが分かりません。
毎回給料交渉してる私を煩がって、6月末で契約が終了なんてことになったらどうしよう……。せっかく見付けた仕事内容が好きな会社だったのに……。1700円だって決して悪い時給じゃない訳だし……最初は勉強のつもりで1年頑張ろう、なんて言っていたのに……私ったら……私ったら……。
やっぱり賃上げして貰えなかったら、「それでもいいです」っつって謝って勤めさせてもらおうっと……。とりあえず上司Mさんは今の時給なら契約を延長したいと思っているんだから、大丈夫だよね? 大丈夫かな? 気分害しちゃうかな??
担当さんがいつ頃A社人事部に掛け合ってくれるのか分かりませんが、回答が出るまでドキドキする日々を送ることになりそうです。
まあたとえ再び玉砕したとしても、とりあえず現状打破のために自分に出来る最大限のことをしたので、この点に関しては満足しています。ただそれと同時に、弱い私が頭の片隅でぶるぶる震えているだけです……。
クビになったらどーしよー……ビクビク……。――あ、逆にしたらクビクビだ……。不吉じゃ……。
【北朝鮮拉致家族問題における追記】
前回のイラク人質への批難問題に引き続き、今回の北朝鮮拉致家族への日本国民の反応に、心底ビビっている鷹瀬です。
日本人の最も不得意とする強い怒りを表現した記者会見に、私的に「よく言った!」と膝を打ちたくなるような爽快感を覚えましたが、やはり世の中ではそうは受け取られなかったようですね。なんでも世論では6割以上が拉致家族に対して批判的、という恐ろしい数字がはじき出されているようですから……。
帰国できなかった仲間を思って素直に喜べない言わば精神的にはボロボロの彼らを掴まえて「もっと喜ぶべきだ!」って……大きなお世話だっちゅーの! 前回のイラク人質事件で前半3人が解放された時に喜んだ際、国民から「残り2人が拘束中であるのに喜ぶとは!」と批難が上がったのは一体何だったのでしょう。
また、前回のイラク人質は「自己責任」などと言って政府批判に対する批判をしていましたが、今回の件で、自己責任かどうかなんてものはあくまでも攻撃するための口実に過ぎず、「日本政府を批難する人間は罪人扱いされる」ということが明らかになったような気がします。要するにもう「政府批判」をした段階で攻撃対象として確定してしまっているのだと感じました。
家族を理不尽に奪われ、事態を解決する筈の国はちんたらちんたら……それを批難すれば本来味方になってくれるはずの国民から壮絶なバッシング……。なぜ想像を絶する二重の苦しみを本来の極々普通の一般市民が味あわねばならんのか。
どうしてこんなに何もしてくれない国に対して6割以上の国民の皆さんは忠誠心を抱いているのでしょう……。本当にこの6割の方たちは自分の家族が北朝鮮に拉致されて10年以上も放置され相手にされず、ようやくかと思われた国対国の交渉が未解決のまま早々に終了してしまっても「首相、ありがとう!」と言えるのでしょうか。前回のイラク人質の時も思いましたが、この想像力、共感能力のなさが非常に恐いのです。
4月26日の日記にも書いたように滅私奉公的なムードが強まっている、と全く別の角度で現在の傾向が分析されていますが、今回のようなことがあると心底そうなんだ……と実感します。本っ当に恐い世の中になってきたと思うのでした。
席替えはしない、カモ。という朗報を小耳に挟みました。あくまでも「カモ」付きの情報なのですが、「する」方向で断定系よりはなんぼかマシなので、喜ぶことにしておきます。小さなことでもアップ・ダウン。最近の人生モットーです。……相当つまらん人生を送っていることが見受けられます。
2004年5月27日(木)/少しだけ朗報 晴/残業 0:00
話を戻して。
なんでも席替えに伴う工事費が予想以上にかかることが原因らしいのですが、そもそも工事を必要とするような席替えなんぞしなけりゃいーのに、というのが腹に一物抱えた素人鷹瀬の考えです。その席替えによって社員の仕事の効率が大幅にアップするならともかく、とてもそのような深い思慮があっての席替えに見えず、だったら今のままでいーじゃん、と、現在結構好き勝手が出来る席にいるもので、切実に思うのでした。
最近では給料の安さにどうしても納得が行かず、この時給に見合った働き以上は絶対にするのを止めようと誓ったため、席替えを嫌がる理由も開き直ったものです。「席替えしたらネットサーフが出来なくなる」「暇にしているのを見抜かれて仕事が増える」などなど。A社営業部の席替えが超個人的な理由であるように、私が席替えを嫌がる理由も超個人的な理由なのです、ええ、そりゃもう。
しかし言わせて貰えば、暇なのは仕事が速いからであり、上司Mさんから落ちてくる仕事に「多すぎるから減らしてくれ」と言ったことはただの1度もないのです。仕事がある時は無理ムラ無駄がある仕事をマッハの速度でこなしていますし、仕事の処理能力には自負があるため、暇な時にサボっていても余り罪悪感を感じません。それどころか能率が良ければ良いほど月給が下がる派遣という形態であるため、虚しさの方が勝るほど、頼まれた仕事は真面目にしているつもりです。
「能率が上がる席で仕事をさせろって言えばいいだろ」と父はごく普通のことのように言いますが、日本社会は父が考えているように理路整然と正論が通るような社会ではない上に、自慢じゃありませんが私も100%真っ当な理由から今の席に固執している訳ではないので、今の席への拘りを見せれば見せるほど、声を大にして「出来る限りサボりたいんです!」と言っているようなモノかなと……。
ま、サボろうが息を抜こうが、やることやってりゃ文句ないでしょ、と思いますが、それが通る世の中だとは思っていません。すると、やはりこの「席替えはしない、カモ」というささやかな朗報に縋り付いてしまうのでした。
東さんが妙に私に媚びてます。そんな気がします。いや、媚びている訳ではなく、単に現在が余裕のある時なので、その余裕ついでに笑顔を振り撒いているだけかもしれませんが。
2004年5月28日(金)/人間心理と強弱関係 晴/残業 0:00
過去を振り返ってみれば、私が入社した当初は東さんもいつもニコニコしていましたし……。私が東さんに対して生理的嫌悪感を抱くようになったのは、3月末の激務期の東さんのテンパリ具合と部下に対する態度の悪さが切っ掛けでしたから、忙しい時期が来なければ「良い人だ」と思い続けていたかもしれません。
どんな企みがあるのかはないのか皆目不明ですが、とにかく本日は特記するくらいに東さんが私にアタック(?)をかけていました……。コワ。
もしかしたら私が彼女を嫌っていることに勘付き、コイツを手懐けないと使う側として面倒、とか思ったのかもしれません。
何にせよ、「鷹瀬さん、どうですか? もう3ヶ月ですけど慣れましたか?」と仮面のようなニッコリ笑顔で東さんから語り掛けられ、咄嗟に「そこそこですね。腹立つことが多いですけど」とかなりマジ・モードで返事を返したら、「鷹瀬さん、面白い!」と笑ってらっしゃいました……。いや全然面白くないから。どこまで私の言葉の深みと言うか真意を理解しているのでしょう……。すべてお見通しの計算づくの笑い? コワ。
しばらくして、私の隣の席の谷アナのお洒落なバッグに気付いた東さん、そのバッグを見るや周囲に見える聞こえるオーバー・アクションで「可愛い〜! ねぇ、ホラ! 鷹瀬さん! このバッグ、メチャメチャ可愛くないですか?」とご指名で感想を求めてくるので、やはり薄ら寒くなってしまい、「……はあ、そうですね」と気のない返事をすると、身をくねらせて「ンもう〜! ノリ悪いなぁ〜」と甘えた声を出すので(……キショイ)、申し訳ありませんがどんどん薄気味悪くなってしまい、シラけた調子で「すみません。そういうモノに余り興味がないので」と返事を返すと、さすがに暖簾に腕押しを体感したのか、相手をしてくれる社員ロボさんの元へ移って行きました……。
別フロアの仲良しさんとも話していたのですが、東さんのように強者にはトコトン媚びて、弱者には強く出る人というのは、会社においては通常「上司=強者、部下=弱者」なので、上司に媚び、部下に当り散らすけれど、立場的には部下なのに強気な態度を取り続ける例外には、本能的に味方につけようとして媚び出すのかもしれません。
以前TV番組で観たのですが、人間を襲う猿でも、誰にでも襲い掛かる訳ではなく、相手を見ると言います。猿にとっての襲う、襲わないの線引きは、初めに威嚇してみて怯むかどうか。猿の威嚇に1度でも怯んでしまった人間は、猿から「自分より弱い者」と認識され、ターゲットにされるのだそうです。
――ハイ、なぜ私が猿の生態をいきなりご紹介したのか明白ですね。そう、人間社会は猿社会。ここでも毎日のように試し威嚇が行われ、怯んでしまった人はターゲット決定なのです! 1度怯んだら負けです! さあ皆さんも――って、敵がもうちょっと強いとあっさりクビになりますから、会社に固執する人はそれこそ相手を見た方が良いのかもしれませんね。
真夏日でんがな。35度って……まだ5月なのに……。
2004年5月31日(月)/迷走する新体制 晴/残業 0:15
小東さんが体調を崩して2週間ほど前から出欠勤を繰り返しているため、小東→鷹瀬の引き継ぎが出来ず、それゆえ東チームの仕事が全く舞い込んでこない状況です。更には27(木)の日記に書いたように、魔の席替えも保留……その内立ち消えになるカモ。との朗報が耳にスルリ。
新体制? ナニそれ、みたいな。(いや、言っているのは私だけ)
ふふふ222くくく999……。
| 2004年5月の勤務表 | |||
| 出勤日数 18日(うち休出 0日)/勤務時間 144:05/ | 欠勤日数 0日/ | 有給休暇 0日/ | |
| 月残業時間 9:05 | 日平均残業時間 0:30 | 今月最高残業時間 1:25/25(火) | |
| 【一言】 いやあ完全にいつもの私のペースですね。とっとと帰るが定着してきました。 | |||