2002年01月の日常日記&コラム
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さて、2002年。今年は動きます。
あっちゅー間の年末年始。何した?って自分に自問自答しちゃう一瞬。
初夢は実に嫌なものでした……。
舞台はZ社。普通に業務していて、トイレに立って戻って来ると、フロアの正社員が全員いなくなっており、不思議に思って残っている人に聞くと、「会議だって」とのお返事。ふーん、会議かぁ……と思っていると、その内正社員の方が1人、会議室から戻って来て、私を見るやこう言うのです。
Z社社員 「鷹瀬さーん。いくらなんでも、ああいうこと書いちゃマズイよ」
心臓がきゅっと硬くなって血が下がるのを体感しつつも、平静を装って懸命に薄ら惚けるワタクシ。
鷹瀬 「え? 何の話ですか??」
Z社社員 「HP、もうみんな知ってるよ。あれって機密漏洩とかで裁判沙汰に出来るかって、今、みんなで話し合ってるんだよ」
息苦しさ最高潮で目が覚めると、首にタオルケットが巻き付いてるし。寒いのに嫌な汗びっしょりで目を覚ましたのが元旦の出来事でした……。
幸先悪すぎ……。
さて。
去年末に「(Z社とも)あと数ヶ月の付き合いなので」みたいなことを書いたり、トップページのテロップで「今年は動きます」などと書いたら、「もしかしてご結婚されるんですか?」というメールを2通も頂きました……。28歳の女が会社を辞める理由ってそれが一番なんすかね……世の中的には……。
私の中では「結婚」=「落ち着く」って感じなので、「動く」という表現にはなりませんが、まぁその通りに、結婚の予定は清々しいほどにありません。「動く」と言ったらそのままに、動くんです。
──ってコトで、今年は動きます。
たまに訪れるWebサイトに、つい最近コラムコーナーができ、何の期待もせずに覗いたら、これがまた何となくほのぼのとする優しいコラムで、これは定期的に訪れてしまいそうな可能性大です。
特に文章が上手いという訳ではないのだけれど、文章=人柄とするならば、この書き手の方の人柄が非常に良い。まだたった2回しか掲載されていないのですが、久し振りに、「次はどんなことを書くのかなぁ」と楽しみに待ってしまうコラムに出会いました。
健康で健全で、押しつけがましくなく、何となく人柄の良さというか、優しい感じが醸し出されているこのコラム、特別なことが書いてある訳ではありませんが、第1回の下記の文章は、新年早々、私的に大当たりの言葉でした。
どんな人でも、この世に生を受けて存在している人間に不必要な人は一人もいない。必ず何らかの役割が割り振られているものなのである。
好きだから、人に言われなくても一生懸命努力する。そして、その努力を正当に評価し、認めてくれる場をさがし求める。というのが人生なのではないか?
と思っている。どんな分野でもである。
だから、そこにあるのは、運の良い人と悪い人の2種類だけ。運の悪い人でも、どこかで必ず必要とされる場があるはずなのだ。
(「島本和彦のなんトラ 第1回」より)
●島本和彦プロフィール……1946年生まれ。東京都出身。1973年『月刊バスケットボール』(日本文化出版)の創刊に取り組み、1975年より同誌の編集長を務める。その後『HOOP』創刊にも立ち会い、NBAやNCAAのテレビ解説も行っている。また、日本におけるNBAファンクラブ(HOOP
HYSTERIA)の会長を務める。
ああ、そう。そうなんだよなぁ。いる場所に自分を合わせて努力する人は大勢いるけれど、本当は、努力を努力と感じない自分だけに与えられた才能があって、その才能を正当に評価される場所を見付けることこそが、生きて行く上での幸せなんだろうなぁ……と、しみじみ思ったのであります。
第1回目のこの言葉がとても印象に残ったので、お気に入りの言葉として上記部分だけ記録しておいたのですが、本日もう一度全文を読みたくなってサイトを訪れてみたら、第2回が掲載されていて、それはそれで良いのですが、バックナンバーは見ることが出来ませんでした……。ガックリ。
私の中では、文章と言うよりは人柄で魅せるコラム、という位置付けですが、ご興味ある方は是非。
井上雄彦 ON THE
WEB 内 島本和彦のなんトラ(コラム)
私も、自分で「よく舟漕いでまーす」だとか「居眠りこくこく」だとか、冗談交じりで真剣に、ありのままを記録している訳ですが、本日(と言うか数日に渡っての)、仲良し同僚スーとのメールの遣り取りで、端から見た自分というものを痛感させられました……。
話の焦点となる部分だけをピックアップしてお届けしましょう。
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From: 鷹瀬 To: スー
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それにしても新人さんたちは皆さん勤勉で勉強家で、
気を抜くと居眠りこいてるワタクシ、肩身狭いです。
まー、じゃあ寝るなよ、って感じなんだが。
でもみーんなゴリゴリ働くのう……。
まったりと生きて行きたい……。
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From: スー To: 鷹瀬
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ほんと仕事ないとき良く寝るよねー。
見てるこっちが癒されるくらいだよ。
寝る、目覚める、ちょっとやる、寝る・・・・
いいなー。
でも仕事中に寝て、どんな夢見るの??
やっぱカーソルかかってたりして?
充分まったり生きてるじゃん!
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From: 鷹瀬 To: スー
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> ほんと良く寝るよねー。
> 見てるこっちが癒されるくらいだよ。
> 寝る、目覚める、ちょっとやる、寝る・・・・
> いいなー。
ごふっ……! すまんちょっと吐血した……。
そか……そんなに安らかに寝てるか……。
まあ、寝てるんだが。端から見てもそんなにか……。
自分的にはこっそり寝ているつもりだったのに。
これではSさんと同レベルになってしまう。
ちょっと性根を入れ替えないと不味いな。
でも私が居眠りこいてる時って、一応仕事がないとき
なんだよー。仕事があれば寝ている余裕はないので
起きてるんだけど。要するに、空いている時間に自習が
出来ない体質なのよ。威張れることではないんだが。
参考書読んでるともー駄目。催眠術のごとく眠りの世界に。
> でも仕事中に寝て、どんな夢見るの??
> やっぱカーソルかかってたりして?
いやいや夢は見ない。さすがに。そこまで壮大に眠りの
世界に突入することは出来ないらしい。
仕事中に寝るのはねぇ、ただもう幸せーって感じー。
うっとり状態。まさしく夢見心地って感じか?
> 充分まったり生きてるじゃん!
………………返す言葉もございません……。
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From: スー To: 鷹瀬
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> これではSさんと同レベルになってしまう。
> ちょっと性根を入れ替えないと不味いな。
いいじゃーん。Sさんと同レベルになってこそ、
真のZ社スタッフじゃないか!
そうやって新人を裏教育するのだぞ!
> 参考書読んでるともー駄目。催眠術のごとく眠りの世界に。
こりゃ、睡眠中学習法しかないね。
>> でも仕事中に寝て、どんな夢見るの??
> いやいや夢は見ない。さすがに。
> 仕事中に寝るのはねぇ、ただもう幸せーって感じー。
> うっとり状態。まさしく夢見心地って感じか?
私、4、5分でも夢見るよ。すぐ忘れちゃうけど。
居眠りの快感て、仕事しなければ得られないもんね。
あー仕事してて良かった!
……………………まぁ最近の私ときたら、仕事が閑散期なもので、自分でもちょっと自然に身を任せすぎっ!と思うほど居眠りこいている自覚はあったのですが、人から指摘されるとハッとします……。
明日からまた仕事が忙しくなりそうな気配はあれど、眠り癖というか……気が付くと意識が遠くなってるんですわ……。
どっか悪いのかな……。深刻な病気とか……。
──あー、はいはい。すみません。冗談です。もー本当にいい加減にしないとねー。ホントに。
それにしても、最後のスーの一言を見ていただけると分かると思うですが、スーという人は非常に物事を明るく素直に捉えるので、そう言うところをとても尊敬しています。
上記のような具体例は山ほどあるのですが、とにもかくにも何に対しても見方がポジティブで。だからと言って、前向きな人特有の人を追い詰める雰囲気もないし、そもそも「前向き」というほど簡単でもなく、駄目なところもダークなところもあって、会社を辞めても付き合いを続けて行きたいなぁ、と思う珍しい人です。
Z社での収穫は、「ゴリゴリ働く人達の心理と本音を知ったこと」と、「シャカリキ会社の構造と現実を身を持って体験したこと」と、「スーに出会えたこと」かなぁ。
──お? PGとしてのスキルは収穫物の中に入っていないらしいよ……。
もうすぐ3連休。
私の目の前に座る、正社員のシュウちゃん(男27歳)。どんなに急な仕事を押し付けられても、いつもニコニコ。口癖は「そうですね」。
物腰穏やかで、ナイスガイと言うよりは、「なんだか良い子でさぁ」と目を細めてしまうような雰囲気を醸し出している若者。
1歳年下なだけなのに、シュウちゃんを見ていて呟く言葉は、「おばちゃん、もー心配で……」という類のものばかり。
和服とか日舞とか似合いそうな、落ち着いた雰囲気を持ちつつも、何となく、大して親しくもない友人の借金の保証人になってしまいそうな、そんな危なっかしい人の良さを孕んでいそうなシュウちゃん。
ボスからいきなり、「シュウちゃんさ、来週から1ヶ月、大阪行って来てよ」と言われても、眉をひそめることなく、「あ、ハイ」と答えてしまうシュウちゃん。
んで、その1ヶ月の出張中に、「今日は××社の人に伊勢海老を奢ってもらいました。とっても美味しかったです」というほのぼのとした報告メールをボスに送ってしまうシュウちゃん。
この残業が日常風景のZ社において、ボスから「……シュウちゃんよー、余り遅くまで残るなよ。キツかったらそう言ってくれればいいから」とまで言われてしまうシュウちゃん。
仕事に対して、疑問とか、嫌悪とか、そういった面を到底持ち合わせていないと思わせるシュウちゃん。
目の前に座っているもので、このシュウちゃんとちょこちょことお話するのですが、キャラが余りにも違うため、会話が噛み合わないという事態を通り越して、ほのぼのと会話のキャッチボールをしております。──いや、していると、少なくとも私は思っています。シュウちゃん的には、「寒い……」と思っているかもしれませんが、まぁその辺りの心の機微は置いておいて。
さて、話の布石として。キャラの全く違う2人による、温かい会話のキャッチボールの一例をご紹介しましょうか。
窓のガラス拭きの清掃員のお兄さんが窓越しに上からじりじりと降りて来る様子を、私がぼーっと見ていたときのことです。
シュウ 「寒そうですよね」
鷹瀬 「え? ああ。でも良いですよね」
シュウ 「? 何がですか?」
鷹瀬 「だって、この窓が終ったら次、この段が終ったら下、ってひとつひとつ確実に終って行くから」
シュウ 「……」
鷹瀬 「1月末が締め切りだっつってンのに、ダラダラダラダラ延びに延びて、結局春先に『プロジェクト、とりあえず終了ー!』とか。更には夏頃になって、『バグが見付かっちゃったよー。中間決算に間に合わせたいから今月中に直して』とか。そういう仕事をしていると、こういう目先目先で確実にクリアできる仕事って憧れるじゃないですか」
シュウ 「………………………………すみません。僕、今の話、聞かなかったことにしますね」
ね? 微笑ましい会話のキャッチボールでしょう? ……打ちっぱなし、という気配も濃厚ですが。
他にも……あれは雨が真横から降るほどの嵐だったときのこと、余りに凄い暴風雨の音に、窓の外を見ていると……
シュウ 「凄い雨ですね」
鷹瀬 「ね。雨、地面に並行に降ってますもんね」
シュウ 「帰れるかなぁ……」
鷹瀬 「ってーか、こんな日に会社に来ること自体、狂ってますよね」
シュウ 「……え?」
鷹瀬 「こんなんねー、きっと日本だけ」
シュウ 「そうなんですか?」
鷹瀬 「多分ね。だって電車止まってるのに、なんで人間だけが通常運行してるんですか。オカシイじゃないっすか。常日頃から働き過ぎなんだから、こんな時くらい休んだらいいのに。ってーか、皆来るな、って感じでしょう」
シュウ 「そうかぁ……」
鷹瀬 「そうです。働き過ぎな人はそれが習い性になってるから、上手く休めないんです。要するに、臨機応変さが欠如しているんですね。コレ、人生を謳歌するには致命的」
シュウ 「そうかぁ……」
鷹瀬 「そうです」
あれ? 字面に起こすとますます壁打ちっぽいぞ。
コホン。しかしですね、今回の「ちょっとイイ話」は、こんな壁打ちの連続から生まれたものだと思うのです。
滴り続ける雫が、やがて岩をも抉るように、一見むやみやたらで意味のない壁打ちが、コンクリートの壁にヒビを入れることだってあるのです。
長い長い前置きを経て、ご紹介しましょう。本日のシュウちゃんとの会話です。
シュウ 「なんか、こんな天気の良い日にモニターの前にずーっと座ってると、憂鬱になりますよね……」
鷹瀬 「ね。しみじみと、『狭い世界で生きてるなー……』って思いますよね」
シュウ 「狭くないですよ〜。ネットとか。広い世界じゃないですか」
鷹瀬 「うん、だから。広い世界を前にしながら、狭ーい世界でこちょこちょと仕事をしている訳じゃないですか」
シュウ 「そ……そっかな……」
鷹瀬 「そうそう。だってね、こうして会社にいて仕事してると、時間が経つのって遅く感じませんか?」
シュウ 「感じます感じます」
鷹瀬 「でしょ? でもね、1週間経って、日曜日になって、前の週を振り返るとどうです? 短く感じませんか?」
シュウ 「ああ、そう言われると、そうですね。1週間を振り返ると、凄く短く感じますね」
鷹瀬 「でしょう? 時間の流れって不思議なものでね、例えばですよ、学生時代とか、充実した時を過ごしていると、一瞬一瞬は短く感じるのに、まとまった長期間を振り返ると、『アレもした、コレもした』って、長く感じるんですよ。でもね、充実してないと逆なの。一瞬一瞬は長く感じるクセに、総合的には短く感じるの。──なぜか?」
シュウ 「なぜです??」
鷹瀬 「何もしてないからです」
シュウ 「!!!」
鷹瀬 「例えばよ? 私たちの人生、1年前、何してた? プロジェクトPの修羅場だよ〜。半年前、何してた? プロジェクトPのバグ修正だよ〜。今、何してる? 新しいプロジェクトだよ〜。半年後、何してる? このプロジェクトだよ〜。──ね? どうよ、この人生」
シュウ 「……………………………………今日は絶対、定時で帰ろう……」
鷹瀬 「うん、それをオススメする」
ま、結局この日も、私の方が先に帰ったので、シュウちゃんが何時に帰ったのか知る由もありませんが、こういう台詞が彼の口から零れ出たこと自体、素晴らしい。あくまでも私の基準で、素晴らしい。
お別れ前に、良い置き土産が出来ました。
駄目ですね……3連休で休んでしまうと、もう頭の中が仕事からかけ離れてしまって……。
この3連休のど真ん中に、親しい友人が結婚したと言うのに、私ときたら結婚式に出席もせずにふらふらと旅に出ていました……。すまん!
富士山に行く予定だったのに、無計画にコトを進めた結果、なぜか伊勢志摩に行くことに。
伊勢神宮にて友人の前途を祝し、ついでに私の前途も頼んで、ぶらぶらぶらぶら……。
翌日は、鳥羽水族館で見世物という名の職務を淡々とこなす魚たちと戯れ、アシカのトットちゃんが芸をする度に餌を貰っている姿に「報酬なくして労働なし、か……」とシニカルに呟き、結婚相手を既に決められた人魚ジュゴンのメス”セレナ”には「お見合い結婚ってのも良いかもよ。相手の良いところを徐々に探して行けるしさ。まぁそう落ち込むなよ」と勝手に同情してみせ、オスの”じゅんいち”には「お前の嫁さん、フィリピン人魚だって? やるなぁ」とか調子良く合わせ、「この蛙、毒持ってるよね」と親に聞く子供には「いや、この蛙は持ってないよ」と地声で突っ込み、クリオネが逆さにたゆたっている姿に無言のストレスを感じ取り、どんよりと群れてぴくりとも動かない古代魚たちの水槽には「市役所」とタイトルを付け、伊勢海老の展示場では「美味しそうだね」と連呼し──……充実した水族館巡りでした。
多くの人が鳥羽水族館とセットで訪れるであろう、ミキモト真珠島にも類に漏れず足を延ばし、真珠のネックレスが高い理由を嫌と言うほど披露されたり、真珠に対する日本文化の不思議を発見したり、思わず涙を誘う海女さんの実演を見たり、こちらも充実した真珠島巡りとなりました。
やはり旅ってのは良いものです。そしてそれは、帰る場所があるからなのかもしれません。
………………なんだかエセ・ポエマーのような締め台詞になりましたが、8割くらい本心なのでした。
具体的な話が出来ないために抽象的な物言いになりますが、最近、色々あって……というか、心底、文化・環境・価値観の違う人と仲良くなってしまったために起こる人間心理の葛藤を、現在進行形で体験しています。
見せられる面の順序によって、己の態度や対応がこんなにも違うものかと、自分で自分の甘さにびっくりしているトコロです。以前から、外に冷たい分、身内に甘い傾向がありましたが、これも過ぎるとどうよ、と、今更ながらに毅然とした態度を探し求めて旅に出てしまいそうな勢いです。
仲良くなってから理解出来ない面や嫌な面を見せられると、最初にその面を見ていたら恐らく絶対に友人にならなかったであろう程度に非常識だと思うことを相手がしていても、ずるずると許してしまうものなんですね……。
世の中は広いし、価値観も多様ですが、絶対に納得できないと思っていた価値観も、順番や時間でじりじりと揺らいで来ることに、興味と恐怖を抱いている毎日です。はふー。
「明日から忙しくなりそう」という状態が、かれこれ1週間ほど続いております……。
新年早々始まった……いや、始まる予定だった今回のプロジェクトLR……具体的な作業指示が無いまま、しかし〆切は延びないという、いつも通りの漠然と宜しくないスタートを既に見せています。トホホ。
このプロジェクトLRで今回初めて組むことになった、(一応)上司のK野さんですが……組む前から様々なトコロでその噂だけは聞き及んでおりました。さすがに皆さん小狡くオトナをこなしているので、歯に衣着せぬ露骨な評は言わないのですが、遠回しに、仄かに、はんなりと、K野さんに対する負のイメージをちらつかせます。
そんなイメージをちらつかされても、しょせん私も良くも悪くも自分主義なもので、「私に害さえ及ばなければ、他人の評に惑わされることはない」という、公平なようでいて、超個人的フィルターを通して事物を判断している訳ですが……その超個人的フィルターを通した結果、K野さんに対する心象は、プロジェクトLRの状況と完全に正比例したもの、つまり「漠然と宜しくない」というコトになりました……。
まだ納期が近付いておらず、しかも始まってもいないもので、具体的な文句も出ませんが、「いいの?」「大丈夫なの?」という不安から、もやぁ〜っとした負の感情が渦巻いております。
今月末と来月末、目も当てられなくなりそうで恐いなぁ……。
仕事もないしィ、でもいつエンジン掛かるか分からないしィ、今しかチャンスないよねェ……ってコトで、先週の金曜日、さくっと休んでしまいました。
14(月)の祝日に加えて、18(金)の有給休暇。先週は3日のお勤めでやり過ごしてしまった訳ですが、今週は打って変わってキツそうです。そしてそれは私の思い過ごしではないのです。
本日15:40、明確にエンジンが掛かりました。しかも表では雷鳴ってるし。(文脈に意味なし)
昨日の15:40に掛かったエンジンは、もはや全開です。
また、全開して初めて分かったことですが、今度という今度こそ、ピンチっぽいぞ……。まぁある意味毎回ピンチなのですが、改めてピンチと申しましょうか、やっぱりピンチと申しましょうか、これぞピンチと申しましょうか……。
今までは分からないなりにも、逃げ道があったり、手助けがあったりしたのですが、今回は正真正銘たった独りでの闘いのようです……。
最後くらい積極的な姿勢で仕事に臨みたかったんですが、早くも挫折しそう……。
まず、私個人の状態記録から。
キャウンッ、キャウンッ………………………………………………………………キレそう……。
さて、世の中ですが。
「なぜ、教訓は活かされなかったのでしょうか?」(ニュース23より)──たってねぇ……逆に言うなら、社会的な問題で、教訓が活かされている事件ってあるんですかね?
薬害エイズでの対応はヤコブ病でその教訓が全く活かされていないことを証明してるし、政治家の汚職だってそうだし、官僚の腐敗だってそうだし、公害問題だってそうだし、環境破壊だってそうだし、教育問題だってそうだし、ゴミ問題だってそうだし、田代まさしだってそうだし……。
更に発展して、今後起こり得る教訓が活かされなさそうなことを予想するならば、阪神大震災→関東大震災ですかね。活かされないんだろうなぁ……。もー瓦礫の下敷きになっても誰も助けに来てくれないの。自衛隊は一体何をやってる訳?!とか怒鳴っても駄目。痛いよぅ。恐いよぅ。
──ふむ。そう考えると、日本って今まで何を克服してきたんでしょう??
戦後、外発的に民主化を遂げて以来、周囲(外国)からの軋轢で流された結果のアクションはあっても、自分たちの手で物事を解決したことは何ひとつとしてないんじゃないかしら。
でもって、今回の雪印ですが……。
最初オンラインニュースでこの記事を見かけたとき、「外国の牛肉を国産牛と偽る」とあったので、この狂牛病で騒がれまくっている最中、なぜに?と訳が分からなかったのですが、そら普通の神経では分からない筈です。誰もが知るブランドである雪印がですよ? 2000年夏の食中毒事件も記憶に新しく、漸く失った信頼を取り戻し、ようやく体勢を立て直して来たであろう、雪印がですよ? 国の助成金を騙し取るという、不正の中でもかなり悪質およびレベルの低いことを仕出かしたのですから。
雪印製品をボイコットするのは全く構わないし、それによって雪印が自然淘汰されるとしても、むしろそうなるべきだと思いますが、気の毒なのは、雪印関連会社で真面目に働いてきた下々の社員たちです。自分たちがいくら一生懸命働けど、上がコレでは余りにも気の毒です。本当の意味で罰が当たるべき人間は、恐らく食うには困らない生活を今後も送るのかと思うと、余りにも虚しい……。
これが、下々が徒党を組んで、馬鹿な真似を仕出かした上の奴らの身包み剥がして放り出し、綺麗になって再スタート!とか出来るくらい元気があると良いのですが、現状を見る限りあり得ない話ですし……。
本当に、勧善懲悪が滅多に見られない世の中になったものです。
昨日から丸1日考え続けても分からない処理があって、それは自分のスキル不足のせいなんだと思い少々落ち込んでいたのですが、社内にいるスペシャリストに聞いても回答が得られず、1日中ネットの世界で回答を求めて彷徨っても回答が得られず、遂には某メーリングリストの過去ログの中に同内容の質問をしている投稿を見付け出し、更にはその回答を追って行くと、最終的にはその質問が「そうですか、じゃあ、できないんですね」という締め言葉で終結を迎えていたのをこの目で確認したとき、なんだか物凄く嬉しかったのです。
ばんざーい! 万歳っ!! 皆できないって、なんかとっても安心感(はぁと)
私的には大問題だと思うのですが、またしても世の中的には……というか、マスコミはさらっと流しましたね……。
──何をか? 我が国の首相、小泉クンのオイタ発言をです。
NGO排除問題について、鈴木宗男議員が個人的な立場で圧力を掛けたのかどうか、ということが主題であるにも関わらず、「田中真紀子外相が悔し涙を流した」というどうでもいい視点で事件をクローズアップするマスコミもマスコミですが、この一連の大問題に対する国のトップの発言も相当レベルが低いので気が滅入ります。
「泣かれると、男はつらい」 (毎日新聞 2002年1月26日)
田中外相の涙ながらの反論について小泉純一郎首相は25日夜、記者団に「涙は女性の最大の武器だというからね。泣かれると男は太刀打ちできないでしょう」と苦笑いしながらコメントした。
──はぁ? 何ですかこのコメントは??
政治を動かす立場にいる人間が、個人的な感情で非営利組織の社会的な活動を妨害しているかもしれないというのに、よくここまでトンチンカンな発言を垂れ流していられますね……。しかもオフレコならともかく、記者団に公式の場でコメントするとは……。自分の発言の質が恥ずべきモノだという自覚はないのでしょうか……。
こんな国家のあり方を問われる大問題を、このレベルまで引き摺り下ろして苦笑い出来るその神経、やはり並ではありません。現役首相でありながら、写真集を出版するだけの恥知らずで豪胆な精神力……飛び込み営業マンは見習わなくてはいけないかもしれません。(2001年8月30日参照)
さすが、政治家の肩書きを持ちながら、バスローブ姿で恋愛観を語るなどという破廉恥な行為を素面で出来るだけのことはあります。こんなことをイケシャーシャーと出来る人が国のトップですもの。そりゃ会社の飲み会で隠し芸を披露するのなんて嫌!などと抵抗しようものなら、「首相を見習えよ!!」とか言われちゃうかもしれませんね。
ふーん。ある意味、国民のお手本だって?
とにもかくにも。
女性も強くなったとか、男女平等も根付いて来ただとか、そういう意識を一蹴してくれるトンデモナイ発言を、首相という立場の人間がよくもまぁサラリと吐いたものです。
田嶋陽子あたりもね、普段どうでもいいことまで「女性が! 女性が!」とか騒いでいるんだから、こんな時こそ「国のトップからしてこういう意識だもんね」という突っ込みを入れることくらいすれば良いのに。相手が人気者の首相じゃ言えないのかね。
少なくとも、ピースウィンズ・ジャパンの統括責任者、大西氏が鈴木宗男から怒鳴られた、NGO登録を拒否された、ということは事実としてある訳で、そこから調査を進めれば、自ずと田中外相の答弁の真偽が分かると思うのですが……。
「そこまで簡単じゃないでしょう」と言えるほど、今の政治が複雑とは到底思えません。「与党議員の間に『田中外務大臣のウソ発言』と題し、これまでの言動を批判する怪文書が広まった」とか、やっていることは中高生レベルじゃないですか。
首相を含む政治家どもが馬鹿だとか意識レベルが低いだとか、そういうことは100万歩譲って良しとしても、そういう事態を改めようとする力がまるで発生しないこの無風な体質にぞっとします。加えて、マスコミが、正義を追い求めているように見えないということに、空恐ろしさを感じるのであります。
非常識な人間が急増してきて、しかし注意する人間は減少の一途を辿っており、常識を説く人間がいないのをいいことに、更に非常識がのさばる……という悪循環にギアが入れられているのが、今の世の中です。
図書館で騒ぐという一般常識レベルで非常識を犯しておいて、職員に注意されてもシカト。実力行使で図書館から追い出されると逆ギレ。挙げ句の果てには注意した人を逆恨み。街で見掛けて追跡調査。独りでは何もできないので、携帯で仲間を呼び集め、インターバルを挟みつつ、3度に渡って襲撃&暴行劇。「謝らせたかった」という一念で1時間半に渡って殴り殴り殴り殴り殴り、ぶっ殺す。
人1人を殺した後の態度もお粗末です。
ニュースで相手が死んだことを知り、恐くなって自ら出頭。泣きながら「許して欲しい」とほざいているそうですが、こんなに簡単に人を殺し、こんなに簡単に泣いて謝るということ自体、まったく罪悪感を感じ取ることができません。
自首したのも、「恐くなって」自首をしたに過ぎず、「申し訳ない」という感情ではないでしょう。泣いているのも、自分の状況に耐えられず、そのストレスからに過ぎないと、私は思います。
もう随分前から恐い世の中になったものだ、としみじみ思っている訳ですが、日を追う毎に、その実感をより生々しく体感させてくれる世の中になっていると感じます。
この殺人を犯した中学生の先輩が、ニュースのインタビューで淡々と答えているのも充分恐かったのですが……。
「なんで、って、注意されてムカついたんじゃないっスか? バカなんでしょ、要するに。1時間半も殴ってりゃ死ぬだろって」
恐らくこの事件を皮切りに、ますます非常識な人間がのさばって、注意する正義感が口を噤むんだろうなぁ……と思うのです。
実際、私も中学生以上には注意できません。相手が女の子でも、です。注意できるのは、ギリギリ小学生4人くらいまででしょうか。小学生低学年なら5人くらいまで大丈夫ですが、注意されても態度を全く改めない餓鬼もちゃんといます。
大人も腐っているのだから、子供が腐るのも当たり前と言えば当たり前ですが、では、一体どこから良くなって行く見込みがあるのでしょうかねぇ……。
野上事務次官が更迭されるのは分かるのですが、どうして田中真紀子まで更迭されるのでしょうか……。
補正予算案審議に支障をきたす、と言うけれど、ではNGO排除問題についてはこれ以上追跡せず、うやむやにした方が良いとでも言うのでしょうか? まぁ、実際うやむやにした訳ですが……。
政府(というか自民党)の公式見解は「NGOの参加決定に当たり、特定の議員の主張に従ったことはない」というものでまとめたようで。国会答弁で言っていたこととは大分違うようですが。
鈴木宗男&野上と田中真紀子のどちらか一方が嘘を吐いていて、どちらか一方が事実を言っているならば、どうして事実を言っている人間まで更迭されなければならないのでしょうか。
私は、個人的に「1000%、鈴木宗男&野上が嘘を吐いている」と思っていますが、百万が一にも田中真紀子が嘘を吐いているならば、田中真紀子だけを更迭すればいいだけの話で、喧嘩両成敗なんかしている場合ではないと思うのですが……。
国会の正常化のための更迭だそうですが、真っ向から正反対の意見が飛び交い、その事実関係の追跡調査もしないでうやむやに流してしまおうという今の国会こそが異常な訳で、こんなことを繰り返すようなら、今後現れるかもしれない事実を叫ぶ正義感は、「国会の正常な運営を妨げる」という理由で更迭され、国会に残っているのは旧態依然の、不正があっても黙っていて、ひたすらに甘い汁を吸ってしまうような、腐りきった奴らだけになってしまいます。
大体、今の国会が正常ならば、こんなことは起こらない訳で、今回のような揉め事は、本気で国会を正常化しようと思ったら、どうしたってついて回る膿出しの騒動でしょう。膿を捨て去るところを間違えて、膿を出している人間まで追い出してどうするんですか。まだまだ膿は溜まっているというのに。
田中真紀子が大臣から外されたことで、今までの外務省改革もパアです。今後は小泉クンの思う通り、それはそれはスムーズに物事が進むでしょう。
不正を正す口煩い人間がいなくなり、機密費使いたい放題、やりたい放題の毎日に戻るのですから、ガタガタ騒いでいた人達もニッコリです。まったりと甘い汁を吸い続ける平穏な日々を、静かに静かに過ごすことでしょう。今まで通り、腐りきった体質のまま、国民の税金を垂れ流し続けて行くことでしょう。
そしてこれこそが、首相が望む「政治の正常な状態」なのでしょう。
民間には痛みを伴う構造改革を断行させておいて、自分の場所はやっぱり聖域ですか。
民間ではリストラ、ボーナスカット、退職金なしが蔓延していても、官僚らは悪事がバレてものうのうと仕事を続けて、最悪辞職に負い込まれても数千万の退職金を貰ってバイナラですか。狂牛病の一件で責任を取って辞めた犯罪者の退職金が約9000万円というのはどういうこと? なんで私たち国民の生活を脅かした犯罪者に、私たちが働いて稼いだ金を分けてやらねばならんの??
本当に、心っ底っ、今の政治家や官僚を全員辞めさせて、どこぞの商店街で働くおじちゃん、おばちゃんに国を動かしてもらった方が、絶対今より良くなるって、あたしゃ本気で思います。
ずーっとずーっと待っていたインド映画がDVD化されて、手に入ったものだから、寝る時間を削って繰り返し観ています。
幸せ……。
上記理由により、寝不足です……。
| 2002年01月の勤務表 |
| 出勤日数 17日(うち休出 0日)/勤務時間
143:30/ |
欠勤日数 0日/ |
有給休暇 2日/ |
| 月残業時間 16:00/ |
日平均残業時間 0:56/ |
今月最高残業時間 2:10/23(水) |
| 【一言】 前半ダルダルだった分、後半、真人間に戻るのに苦労しました……。 |
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