2001年08月の日常日記&コラム
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ほのかに国際化。夏休みは再びアイルランドへ行く予定です。
先月末、偶然車内暴力の現場に居合わせた(7月30日参照)ことから気になり出した、電車内にあるという警報装置ですが……。本日確認してきました。確かにありました……ありましたけど……。
車両の連結部付近の側面の壁に、「非常の場合はこの下のボタンを押して下さい」と注意書きされた赤いボタンが……。このボタン、丁度私の目線の位置にあったので、恐らく床から約160cmの高さにあります。ボタンの上部約10cmの場所にマイクがあるので、このマイクの位置は床から約170cmということになります。
これ、160cmの人間が、このマイクに向かって通報しようとした場合、口とマイクの距離は約30cm……ただでさえ電車が産み出す騒音がある訳で、この騒音に打ち勝つ程度の音量を持ってマイクの向こうにいる人間に事態を報告しようとすると、結構な大声を出す必要がありそうなんですよね……。
車内暴力を見かけたからと言って、このマイクに向かって
「あの、車内暴力が発生しているんですけど……。若い男性がサラリーマンの胸倉掴んで、壁に頭を打ち付けてます」
などと大声で通報すれば、駅員が駆けつける前に、この通報者は下手すりゃ殺されてしまいそうな気配があるんですけど……。
………………多分この警報機、対車内暴力用には使えない気がします……。
先週末にウチに来る筈だった、兄貴の友達、通称N.Y.BEAR、愛称ベアが、本日夜遅く(22時過ぎ)に颯爽と現れました。
旅慣れた感じを醸し出すスーツケースを片手に、オモチャの刀がはみ出ている大きなリュックを背負い、オレンジ色のズボンの裾を捲った状態で、頭には手拭いでハチマキして……ディズニーアニメの実写版を見ているよう……。一目見るなり愛すべきキャラクターであることが伺えるハッピーマンの登場でした。
いやもう予想通りのハイテンション、素敵に陽気なナイスガイ。しかし、思っていたよりも全然大丈夫。っつーか、礼節を知るアメリカ人って感じでした。申し訳ない、とか、ありがとう、のタイミングが非常に日本人に近いんじゃないでしょうか。それも、昔の古き良き日本人に。
道で肩がぶつかっても謝りもしない今どきの日本の若者よりも遥かに礼儀正しく、また、気配りが細やかで、正直な話、アメリカ人に偏見を持つ私としては少々驚きました。
他人を家に泊めるのが億劫なタイプの我が家ですが、ベアに関しては、快く受け入れることが出来ました。
ま、兄に言わせれば、ベアはアメリカ人の中でも非常に稀なタイプらしいですけどね。話を聞いていると、結構なインテリだし。
昨日寝たのが2時……。寝不足のせいか、頭ガンガン……。しかも昼に食べた手作りおにぎりが妙に納豆の味がするな、変だな、変だなと思ったら……やっちまいました……。15時過ぎにストマックからリバース……。うう……。
人間は、結構危険なものに対して、危険だと思える能力を備わっていると思います。その本能に従わずに、「ま、大丈夫っしょ」等と思うから悲劇が生まれるのです。ヤバイと思ったら、恥ずかしがることはありません。とっとと逃げましょう……。
【追記】
夏休み、9月1日〜9日まで再びアイルランドに行くことになりました。前回の首都ダブリンから大分趣を変えて、今度はゴールウェイに……。日本で言うなら、前回は東京を訪れ、今度は北海道を訪れるような感じです。【愛蘭滞在記】が完結……どころか半分も書き終わっていない内に第2弾になってしまいそうで、ちょっとばっかり戦々恐々……。早く書かねば……。
昨日は思い立って(ズル)休みました。理由は腹痛?
──あれ? 自分のことなのに何故「?」が付くんでしょう。ホホホ。ま、仕事が一時的に閑散状態なので……。
最近は欠席通知もメールで素っ気なく行うため、以前のように妙に具合の悪い気を高めずとも休めるので(2000年10月10日参照)、1日を初っ端から有意義に使えます。
9月に夏休みという名の大型連休を取る予定なので、念のためと思い、有給の残日数を本社T社に確認したところ、6日しか残っていないと思っていた有給は15日あるとのこと……。うっそーん……。まぁくれるっつーなら貰っておくけど……。もしかしてこれ、来年分も含めているのかな……。
いつまでに消化して良いのか分からぬまま、とにかくその度ごとに全力で使い切る方向で行こうと思っています。いつまでいるか分からないので……。
友人Zからのメールで知った、胸を突く衝撃的事実……。メールをそのまま一部抜粋。
夕刊で読んだんだけど、インゲンのつるを強制的に逆巻きにしたら収量が2倍になったって記事、読んだ? 読んでなければ今度詳しく話すけど、
「本能任せの気楽な状態よりも、ある程度の苦労を重ねてこそ成長するのは、人も植物も同じ?」
だってさ。……アイタタタタタ………………。
……………………アイタタタタタ……。
昨日のインゲンについての記事が掲載されていた新聞は、我が家では取っていない讀賣新聞でしたので、友人Zが改めて送ってくれた全文を、取り敢えずご紹介しましょう。(いや、興味ある人……いないかな……。私的には興味津々だったもので……)
インゲンのつるは本来は右巻きだが、強制的に左巻きにして育てると、収量が二倍になることが、名古屋大学大学院物質・生命情報学専攻の手塚修文教授らの研究で明らかになった。本能任せの気楽な状態よりも、ある程度の苦労を重ねてこそ成長するのは、人も植物も同じ?
手塚教授らはツルアリインゲンを使い、つるが、下から見て時計回りになる右巻きのものと、つるをひもでしばって真っすぐに伸ばしたもの、左巻きにしたものの三タイプを、それぞれ十五本育て、収穫したさやの数を比較した。
真っすぐに伸ばしたものは右巻きの一・五倍、左巻きは二倍だった。一個一個のさやの大きさや重さ自体は三タイプともほぼ同じで、つるの巻き方を自然状態と逆にするほど収量が多くなることがわかった。
研究は、植物生理学に基づいて、環境変化が成長に及ぼす影響を調べたものだ。
つるが伸びるごとにしばる作業は大変だが、アサガオやヤマイモなど他のつる性植物でも、同様にすれば何らかの良い効果が期待できる可能性もあるという。
この仕組みについて手塚教授は「植物は、環境変化でストレスを生じ、活性酸素が一定レベル以上に、増えると細胞がダメージを受けるが、ある種の活性酸素は少し増えても害にならず、逆にプラス効果を生むという研究結果もある」としたうえで、「強制的な左巻きはストレス一歩手前の『心地よい緊張状態』を生み出し、光合成など代謝系が活発化し、たんぱく質が増えたのではないか」と話している。
……………………ふーん……
「強制的な8時間労働はストレス一歩手前の『心地よい緊張状態』を産み出し、生きる意欲が活発化し、操状態を引き起こすホルモン分泌が増えたのではないか」
か……。
アレ? なんかちょっと違う??
それにしても、インゲンも人間も同じ生物なんだねぇ……。あ、謀らずも韻まで踏んでる。コレ、タイトルにしようっと。
世を賑わしている靖国神社参拝問題。「調子こいてんじゃねぇぞ、この馬鹿」とまで思う人間は少数派かもしれませんが、大多数の人間は「……止めておけば?」と思っていることでしょう。
私自身は、と言いますと、正直な話、「調子こいてんじゃねぇぞ、この馬鹿」派です。今の彼の態度は、意固地になっているとしか思えません。あそこまで偏執的に拘っている姿を見ると、一体どんな裏があるんだ?と勘繰りたくもなります。
「断固たる態度」に弱い日本人ですが、だからと言って間違ったことを断固たる態度で仕出かされては堪りません。首相はあくまでも国民の代表なのですから、民意を尊重する義務があります。
そしてまた国民も、自分たちのトップが訳の分からん妄執に取り憑かれているならば、素早い教育的指導を施す必要があるでしょう。
まぁ、ここまで政治家に舐められてしまっている国民ですから、民意の過半数が「反対」と意思表示していても、ヤラレル時はヤラレルでしょうが……。そらもうアッサリと。
この問題、世の中全般的にどう受け止めているのかと思い立ち、各新聞紙上でのコラムを読み漁っていました。
大体の一覧は以下の通りです。Yahoo!のトピックス【靖国神社参拝問題】から引用してみました。この短い見出しでも、各新聞紙のスタンスは伺えるので、充分だと思います。
・中日新聞(8/9)…… 8・15は千鳥ケ淵へ
・信濃毎日新聞(8/9)…… 慎重熟慮して中止を
・産経新聞(8/7)…… 信念もとに哀悼の誠を
・神戸新聞(8/5)…… 熟慮して再考を求める
・河北新報(8/5)…… 熟慮したならやめるべき
・宮崎日日新聞(8/4)…… 見送り決断求めたい
・愛媛新聞(8/1)…… ひとまず中止して、再検討を
・北海道新聞(7/27)…… 熟慮して断念すべきだ
・沖縄タイムス(7/27)…… 問われているのは何か
・琉球新報(7/26)…… 謝ろうとしない日本
・中国新聞(7/26)…… 強行する『益』あるのか
ふんふん、やはりほとんどが「止めろ」と言っているのね……と見て行くと、ちょっと引っ掛かる言葉が。
・産経新聞(8/7)…… 信念もとに哀悼の誠を
……………………ん? コレって、賛成ってコト??
不審に思って早速記事全文に目を通すと、こんなことが書かれていました……。
主張 信念もとに哀悼の誠を
【首相の靖国参拝】
自然な慰霊の形に戻そう
八月十五日の小泉純一郎首相の靖国神社参拝をめぐり、与野党や内外からさまざまな意見が出されている。だが、小泉首相は動じることなく、戦没者に寄せる「敬意と感謝の誠」「哀悼の意」を大切にし、信念を貫いて靖国神社に参拝すべきである。
うわ〜……すっごい恐い……。こんな断固たる口調で「行け!」って堂々と紙面に載せるんだ……。(ああ、まぁ他の新聞でも断固たる口調で「止めろ!」と書いてる紙面はあるか……)
産経新聞ってどういう成り立ちなんだろう……。色々追って行くと、何かが見えてくるかも……。一応心に止めておこうっと。
話は少々矛先を変えますが、色々なニュースを新聞紙ではなくインターネットで見ることによって、今まで見えなかったことが見えるようになったものだと思います。
一番良いのは、ニュースの重みが平等に、たったの1行の見出しで紹介されるため、新聞社の意図に躍らされずに、ニュースの重要性を自分で見極める能力が磨かれることでしょうか。
新聞紙でニュースを見れば、目立たせたい記事は大きく1面に、報告の義務はお情け程度にあるけれど余り注目して欲しくない記事は小さく、などの作為が働いており、その作為に惑わされずに情報を得るのは非常に困難です。
その点、リアルタイムで刻々とトップニュースが替わるネット情報は、勿論多少は情報に強弱はありますが、それでもずっと自分で情報の強弱を決められる幅が広く、また、様々な新聞での取り上げられ方の違いなどから、その新聞自体への信頼感を計ることも出来るのです。
何かひとつの問題を追うにしても、インターネットでは新聞紙に比べて簡略化された情報になってしまう傾向はありますが、それでも、1紙を深くじっくり読むよりも、数多くの情報源から広く多角的に物事を捉えた方が、恐らく偏りのない見方が出来ると思います。
個人的にはオススメの情報収集の手段です。お暇な方は是非。
途中まで日記を書いていたら、事態が急な結末を迎えてしまっため、取り敢えず今回の一連の総括から……。
本日、小泉総理が16時半過ぎに靖国神社に公式参拝をしました。「賛成派からも反対派からも納得の得られない態度」との酷評もありますが、私的にはこの酷評に「そうだそうだ」という勢いでは乗れず、しかし問題が先送りになっただけ、という感は否めません。
今回のことで色々思うことがあったのは、総理の言動よりも、むしろ国民の言動の方です。蓋を開けてみれば、今回の小泉氏の行動に対する感想は、以下のように発表されています。
終戦記念日を外した首相の靖国参拝、どう思う?(提供:共同通信)
2001年8月13日より 計6288票
| 外交配慮は当然、理解できる。 |
28% |
1763票 |
| 方針変更に失望した。 |
42% |
2646票 |
| 参拝自体を中止すべきだった。 |
28% |
1807票 |
| よく分からない。 |
1% |
72票 |
|
本来なら「方針変更に失望した」という票は、「賛成」と言い切った人たちの票と考えるのが普通ですが、今回、「賛成」と言い切った人たちはこんなにいたでしょうか? ──となると、この「方針変更に失望した」という票は、(自分の考えで「賛成」とした人も勿論含むでしょうが、)靖国神社問題がどうこうと言うより、「首相は言ったことを実行しなかった」という点に対しての「失望」という可能性が高い訳です。
TVの街頭インタビューなどでも、賛成にしても反対にしてもあやふやな態度が非常に多い。「田中真紀子さんが反対しているから……」などという理由の反対もいれば、「だって死んだ人をお参りして何が悪いの?」という賛成の人もいる。
要するに、事実を知り、考えた末の自分の意見ではないのです。そもそもの靖国神社の成り立ちや、戦争体験者たちの生の声など、まるで無視されているのが現状でしょう。
本日の筑紫哲也のニュース23で、実際の戦争に赴き、生き残った兵士3名の話を放送していましたが、こういう放送をもっとすればいいのに……と思いました。
体験者の声に勝る事実はないのです。あの戦争は、被害者も加害者もない、強いて言うなら、軍国主義が加害者で、日本・中国・韓国などの、被害を受けた国民が被害者なのです。
皇軍という名の下に、今から思うと無茶なことをしたと思います。
南京大虐殺や731部隊だけの話ではないのです。あんなことは大小問わず、毎日やっていた日常茶飯事でした。村を取り囲んで、寝ている男たちを連れてきて、強制労働に使ったなんて言われていますが、実際は戦闘に使ったんですよ。当然彼らは訓練も受けていませんし、馴れていないので、日本人より多く死にました。
私はサイパンで戦いました。もう、あの戦争は、大人と子供の戦争のような感じでした。そういう感じで、僕たちは戦わされたのです。
僕の所属していた3000名の部隊は、たった2週間で全滅しました。
最後に負けが明白になった時、僕は部下に「犬死するな」と言いましたが、「そんなのは非国民の考えだ」と拒絶されました。彼らは「我々は潔く死ぬ」と言って自決し、僕は1人になって捕虜となったのです。
サイパンの戦場での死は、自決が物凄く多いんです。「天皇陛下万歳!」と言いながら、多くの人が死んでいきました。「そんなことは言わない、最期は『お母さん』と言って死んでいった」なんてことを後でよく聞きましたけど、私自身が実際に聞いた声は、「天皇陛下万歳!」が非常に多かったですよ。
(※注:これは証言がばらつくことからも分かるように、戦場によっても大分違うと思います。その場の雰囲気とかもあると思うし……)
そういう自決が非常に多くて、死ななくてもいい人がたくさん死んで行きました。結局、それで玉砕ということになったのです。
僕たちは、国家の命令によって「生き残ってはいけない」と言われていたんです。「生きて帰って来るな」と言われていたんです。
僕も含めて2%ばかりの生き残りは、国家にとっては国家命令違反として扱われるだけです。
死んだ人間は「名誉の戦死」などと言われて靖国神社に奉られる訳だけど、この「名誉の戦死」の実態が、国の命令で自決を余儀なくされた、どんなに惨たらしいものか、ということを今の人は全然知らないでしょう。
こういうことを、伝えて行きたいのです。
今の若者が、靖国神社がどういう場所かを知らないのは当然です。何も教えていないんですから。
私たち戦争体験者にしてみれば、靖国神社が軍国主義のシンボルであったということが嫌と言うほど頭に入っているので、初めから「あんな所へ行くなんてっ!」という反発の思いがあります。
しかし、今の若い人は、「軍国主義のシンボル」という意味が既に分らないのです。言葉の意味が、実感として出てこないのです。
僕らは体験として知っている。天皇のために命を捧げるんだと、子供の頃から洗脳されて来ましたから。これこそがまさに軍国主義であると、嫌と言うほど、思い知っているのです。
靖国神社に行くと、死んだ人間の遺書などを読んで泣いている女性を時々見かけますが、あんなものは書かされたものですよ。ああいうことを書かなければ、検閲が通らないんですから。皆、遺書を書かされる。
(※注:これも証言にばらつきがある代表的な話ですね。皆、自分が体験したことをすべてとして話しているのだと思います)
僕も何回も書かされました。それを持って行くと、幹部が「なんだこんな女々しいことを書きやがって。書き直せ!」と突っ返されるのです。それで最終的にはああいう、「お父さん、お母さん。先に逝く罪をお許し下さい。しかし私は天皇陛下のために喜んで死ぬのです。私が死んでも泣かないで下さい。私に会いたかったら靖国神社に来てください」なんて文句になる。
あんな文句、みんな書かされたものですよ。それを知らないで、「なんて立派なんだ。そんな想いだったのか」と言いながら泣いてますよ、今の人が。
僕らが見たら、「なんだあんな文句、僕らみんなも書いたわ」と思うだけです。
今の世の中は酷すぎます。こんな状況では死んでも死にきれないですよ。戦後50年、半世紀以上も経って……一体なんだったんだ、って思いますよ。世界に誇る憲法が出来て、人権が出来て、主権在民になって……それをまたひっくり返すのか、という憤りの気持ちが非常に強いです。
また、今の政治家はそういうのが多いんだから、困ったもんですねぇ……。
10年前までは、この兵士の皆さんも色々な場所で様々な話をして回っていましたが、最近では学校からもお呼びが掛からなくなり、むしろ「来ないでくれ」と言われるようになり、めっきり話す機会が減ってしまったと言います。戦争体験者はどんどん高齢になり、世を去って逝くというのに、伝えるチャンスがないことに、体験者は焦りを感じています。
世論調査の結果では、靖国問題は若い人ほど「いいんじゃない?」という意見が多いそうです。それは結局、何が起きたかを知らされず、考える機会も与えられずに来ているからではないでしょうか。
私の場合は、中高時代を過ごした学校がこういう教育に熱心で、上記のような話は必ず出て来ましたし、両親からも常に色々な話を聞かされ(ウチの父親、大正生まれなんで……まぁ色々と……)、とにかく何事でもいちいち考えるような環境だったので、「初耳」という訳ではないのですが、それでも、やはり実体験者の生の声を聞く度にハッとします。
そして新鮮に、こう思うのであります。
国の洗脳教育のせいで多くの人が死んだのに、そんなことには一切触れずにひたすら隠蔽して、何が靖国神社参拝だよ。
根本を直さないで、戦争の悲惨さも知らない奴らから『お国のためによくやった』なんて思われたって、死んだ人は浮かばれるもんか。いつだって、国家の犠牲になるのは政治家や御上ではなく一般市民なんだよね。
本当に死者に対して申し訳ない、っていう哀悼の誠を示すなら、こんな戦争が繰り返されないように、まずは常識的な戦後教育から始めろよ。国内外問わず、周囲に刺激を与えるだけ与えて、それでもやるんだなんて意固地になることにエネルギー使ってる場合か。
これが私の反対意見の大元です。これに、現状の様々な事態が絡まって、反対する内容はもっと複雑になっていますが、根本はこういう感じです。
(※注:いや、「反対するならその理由を書いたら?」という、自分の意見は書いていない方からメールを頂いたもので……。私的には10年以上前から話題に上っていることで、余りにも当たり前に反対していたので、こんなのは当然!と思っていたのですが、理由が見えない反対が多いようなので、敢えてきちんと言葉にしてみました)
参拝に賛成する方の多くは、以下のような主旨が主流だと思います。
「今の時代に軍国主義なんてナンセンス。どういう経緯があるにせよ、国のために死んだ人間に対して国家の代表が毎年参拝するのは当然である」
これ、物凄くよく分かる意見なんですね。ただ、靖国神社に参拝することが国の命令で死んでいった人々への謝罪なのか?ということに、私は強い疑問を持っているのです。
逆に言うなら、参拝することでスッキリされては困るのです。参拝自体では何の解決も生まないのですから。
やるべきことをやった上で、更に死者に冥福を……という流れなら納得も行きますが、戦後教育もろくろくしてこなかったことが原因で、日本は何をするにも毅然とした態度が取れずにいます。アメリカの顔色を伺い、中国・韓国の顔色を伺い、突っ撥ねることも出来ず、受け入れることも出来ず、国を上げて自我が希薄ではないかと、そう思うのです。
きちんと歴史を学んだ上で、「軍国主義なんて絶対に復活させない。だから、そんなことは関係なく、死んでいった人達に花を捧げようよ!」と強く言い続けられるようなら、私も心配はしませんが、残念ながら、私はこの国の政治や教育やマスコミの在り方を見るにつけ、「この先どうなるか分からない」と思います。
勿論、今の若者がいきなり「お国のために死にます!」なんてことには絶対にならないと思いますが、長い時間を掛ければそれも分かりません。恐らく20年前には車内暴力なんて考えられなかった事件が、今では日常茶飯事です。
ナショナリズムとかそういう類のものは、徐々に広がり、別に本人のそれらの思想がなくても、世の中がいつの間にかそうなって行く、というのはよくあることだと思うのです。特に日本人は、
「日本人は、1歩進んで『おかしい』と言えない。ブレーキをかけるメカニズムがない。これは悲劇的欠点だ」(日本兵捕虜の尋問を担当した元・情報将校)
という非常に明快なコメントで表される人種です。
車内暴力の話をN.Y.に住む兄にしたら、アメリカでは考えられない、と言うのです。
「公共の場を乱す者が出てきたら、周りの人間が一丸となって叩き潰すもん。こっちは最低線、精神が健康的……っつーか、元気だよな。日本人は黙るから……その方が恐いよ」
私は日本の教育を信じていませんし、今現時点を見る限り、とても質が悪いと思っています。だから、あまり「靖国神社を参拝したって軍国主義なんか戻る訳ないよ」と楽観視していないんですね。
日本人は、皆が「おかしいな」と思いながらも、道を正せずに、悪い方向へまっしぐら出来る人種だと思っているので……。(良い面も勿論ある自信はありますが、最近、悪い面が余りにも強くて……)
しょせん私なんぞは、一生懸命戦争というものを想像しようとしても、実際に体験している訳ではない上に、どっぷり平和ボケした国で日常を生きているので、気を緩めるとすぐに、こんなことを全く考えない状態になってしまいます。
それではイカンと思って、今回はこの話をネチネチと取り上げてみました。
では、公式参拝後の感想を含む本日分の書き物が終わったので、今度は途中まで書いていた日記に戻ります。
* * * * *
先週末(というか前回)に靖国神社参拝問題について書いた時点で、こういう問題を中途半端に扱うと、まぁ色々面倒だろうな、とは覚悟していたのですが、その覚悟程には面倒なこともなく、逆に貴重なご意見ありで、総じて極々普通にいつもより少々多いメールをお受けしました。どうもありがとうございます。
中でも「こう思う人は多いだろうけど、それは違う……」と(私が)強く思う意見と、「ああ、まさにその通り。良いこと言うなぁ」と(私が)強く思う意見がバランス良く含まれたメールを頂きましたので、それをちょっと紹介したいと思います。
----- Original Message -----
From: I. M.
To: <takase@platz.jp>
Sent: Sunday, August 12, 2001 2:26 PM
Subject: to 【脱サラ宣言!】
(略)
2001年8月10日(金)/靖国神社参拝問題 を読み、以下のような感想を持ちました。
1.国民に参拝を強制するわけでもなく、多額の税金を投入するわけでもなく、総理自身が個人的な信条に基づき参拝するのであれば憲法違反しているわけでもなく、悪い事でも間違ったことだとも思いません。
2.初詣に神社に行き、葬式には坊さんを呼び、キリスト教会で結婚式をあげるような国民が小泉総理の行為に対して反感を抱いているとは思えません。国民の多くは小泉総理の行為そのものよりも、”周りがそんなに反対しているのになにも参拝しなくても・・・・”という程度の反対が多いのではないかと思います。
3.私は靖国神社問題を騒ぎ立てる政治家やマスコミに怒りを感じます。そんなことで大騒ぎするなら、もっと税金の無駄使いに対して大騒ぎしろ!国民の生活を苦しめる巨悪を世間に知らしめろ!と。平和で安泰な世の中なら靖国神社もよいでしょうが、大きな問題が山積みしているのに、あのように騒ぎ立てるのは奇妙です。
4.ですから、靖国神社問題は政治や外交の駆け引きの道具にされ、それにマスコミが踊らされていると考えたほうが自然ではないかと思います。また税金で美味しい思いをしている人達にとっても、靖国神社は国民に知られたくないことから関心を削ぐ為の、格好のネタなのではないでしょうか?
5.ですから”鷹瀬さん、神社ごときで熱くならなくても・・・・・・・”と一読者として思ったしだいであります。
(略)
この、ナンバリングして順に話を転がして行く形式と、書き方と、その内容に、落ち着いた感じが醸し出されていて、「いや……これは違う……」という意見が間々に挟まっていても、ふむふむと読めてしまうメールでした。I.M.さん、ありがとうございます。
さてさて、個人的にお返事を返せば良いものを、こうしてわざわざ紹介しているのは、「ああ、まさにその通り。良いこと言うなぁ」と(私が)強く思う部分があるからです。しかし、せっかくナンバリングされているので、5点セットで紹介してみました。
まず、(1)ですが。すみません、これには強く反対派です。
今回の靖国神社参拝がこんなに問題視されているのは、まさに「総理自身が、「総理大臣」という立場のままに、個人的な信条に基づき参拝する」からなのではないでしょうか。これ、本当に個人的に参拝するならこんなに問題にはならなかったでしょう。──と、言うか、現状打開策として、「総理大臣としてではなく、個人として行けば……」という意見が挙がるくらいですから……。それを受け入れずに、あくまで真っ向から「総理大臣として」という部分に拘っているから、「それはおかしい」となるのでは?
少なくとも私は「総理大臣(=国の代表)として行くのは止めて」と思っているのであって、個人的に哀悼の誠を捧げるのはどうぞご自由に、と思っていますが。
(2)の「”周りがそんなに反対しているのになにも参拝しなくても・・・・”という程度の反対が多いのではないかと思います」は、そうでなければいいな……と思いつつ、そうだろうな……と思います。
余りにもマスコミの煽りが強すぎて、何がどうしてイケナイの?という部分が明確でないままに、雰囲気で反対している人が多いのは、残念ながら事実でしょう。(……と言うか、今、逆に参拝客が増えてるって言いますしね……。要するに賛成も反対も何も考えていない人が多いのだと思います)
ただ、これが切っ掛けで色々な事実が資料として提示され、それを見聞きしている内に、自然と、「だから反対」と思うのか、「だから賛成」と思うのか、自分自身の意見が持てるようになり、大切なのはそこから先だということに気付く人が少しでも出てくれば、それはそれで少しは良かったと思えるのではないでしょうか。
とにかく事実を知ることが大事ですし、そういう教育が大事だと思います。
今一番問題視されなければならないことは、まさに、「よく分からないんだけど……」ということにあると思います。中高生とかになると、日本がアメリカと戦争してたことを知らない割合も驚くほど高いし……。
過去をしっかり踏まえず、何もかもをなし崩しにして曖昧なままにしているので、いつまで経っても問題が解決せず、挙げ句の果てには、分からないままに反省しようとするので、変に罪の意識に囚われすぎて自虐的になってみたりするのではないでしょうか。
既に上で一部を紹介しましたが、ここで、更に具体的にどういう事実があるのかの提示はしません。個人個人が思う手段で調べなければ、結局は意見を発信している人間のバイアスが掛かってしまい、元情報からどんどん掛け離れてしまうと思うので……。まぁ、主な情報源となるであろう新聞さえも、事実を報道しているか非常に怪しいところですが……。(いや、過去3回ほど、生の事件と報道された事件が余りにも掛け離れている具体例を見て、「新聞ってこんな勢いで平気で嘘をつくのか」と愕然としたことがあったので……)
ま、今更ここでまとめる必要もないほど情報源は転がっているので、知りたいと思う人は既に色々調べているでしょうし、そう思わない人はここに書いても流すでしょう。
大事なのは、情報を取り敢えず吸収した後に出てくる自分の考えです。
同じ事実を知ったところで、出てくる意見が全員同じになることは、まずあり得ません。体験は共有できないので、共感力の有無によっても大きく意見に違いが出てくるでしょう。
すべてを知った上で、「やはり私たちは謝罪すべきだ」と思う人もいれば、「戦争中で虐殺があるのは言わば当然」と思う人もいるでしょうし、「私がしたことではないので、それは無関係」と思う人もいるでしょうし、「こんなのは絶対嘘だ」と思う人もいるでしょう。これは当然のことだと思います。
こういうことに正解はなく、自分と違った意見を持つ相手に対して相当の苛立ちを感じる難しい問題だとも思います。
私の意見として言うならば、「戦争がどんなに理不尽なことなのか」ということと、「各国民が自国への愛情と誇りを侵害されずに、皆が仲良くやって行ける」という結論を導き出せれば、それが正解だと思っています。……まぁ……これが一番難しそうですけどね……。
そういう意味で言うならば、日本人が「なんとなく反対」していても、被害者の自覚が非常に強い中国や韓国が「なんとなく反対」しているかどうかは分かりません。彼らは、私たち日本人が戦争を遠く霞む過去のものに感じているようには感じていない、というのは、結構簡単に痛感できることだと思います。
私の実体験で言うならば、アイルランドに行った時に同じクラスになった中国人2名と話していて、「話には聞いていたけど、本当に反日感情って強いんだ……」としみじみ思うことがちょくちょくありました。
宗教から始まるテーマでのディスカッションで、19歳の中国人の男の子が、私の存在をちょっと気にして、それでも強い口調で「We
hate Japan and America.」と言い、その理由を矢継ぎ早に並べ立てるのを聞いて、少なくとも彼らは戦争を忘れてはおらず、強い意志を持って若い世代にも伝え残そうとしているんだと思いました。
彼らもまた国から反日感情を過剰に植え付けられたのかもしれませんが、この怨み辛みは思いの外深刻です。これは紙ペースの情報だけであーでもない、こーでもない、という話とは別次元で、目の前にいる生身の人間から「憎い」という言葉をぶつけられるという多少なりともショックを受ける出来事を通して、「理屈じゃないんだ」と肌で感じるものです。
中国のお国柄や国民性など詳しい人から話を聞くと、日本が情報操作をしている以上に、中国という国の情報操作の底力は壮絶なものがありそうですが、もしも彼らの反日感情が嘘の情報によって意図的に振り撒かれているものならば、わざわざ逆なでする形で公式参拝を強行するよりも、お互いの理解を深められるような方法を検討するのが筋という気がします。
まとめまして、(2)ですが、まぁ「なんとなく反対」が多いのは事実かもしれませんが、私個人は「色々なことを踏まえた上でやっぱり反対」なので、こういう意見もあるかもね、とは思いますが、「じゃあ行ってもいいんじゃない?」とは思いません。
そして「うんうん、そうね、そうだよね」と深く深ーく頷いてしまった(3)と(4)……。いやもう本当に……。
「騒ぎ立てるのは奇妙」だとは思いませんが、「あのように騒ぎ立てるのは奇妙」だとは思います。だって全然核心ではない部分で騒ぎ立てているんですもん……。
マスコミと教師の質が上がれば、世の中もっとすんなり良くなると思うんですけどね……。
で、最後の私個人に宛てられた(5)ですが……。
これはまぁ私の意見であり、大袈裟に言えば、私の生き方(姿勢)ですから。靖国神社公式参拝問題は、戦争を主軸としたこれまでの経緯を含めて大問題として扱われているのであって、行くか行かないかは、その背景にある様々な問題への肯定か否定かの総理大臣(=国家の代表)の意思表明だと捉える私としては、「神社ごとき」の問題ではないと思っています。
この問題を深刻に考えないというのは、私の中では「過去の戦争を深刻に捉えていない」ということと等しいと考えている訳です。
たかだか「休日出勤ごとき」の問題で私がガタガタ言うのも、「○月×日に休日出勤するかしないか」という表面的なことに対して不満を言っているつもりはなく、「こういうことがごく自然にまかり通る世の中だから、皆が幸せになれないんだよ」という話をしているつもりなのです。
全部同じなんです、私にとっては。
──以上。短い時間で書いているので言葉が足りないところや言い残しが多々ありますが、取り敢えず、「こういう意見の人もいるんだ」というだけの話ですから……。
【追記】
「今の彼の態度は、意固地になっているとしか思えません。あそこまで偏執的に拘っている姿を見ると、一体どんな裏があるんだ?と勘繰りたくもなります」(8月10日より)──という私の疑問に答えて下さったK.T.さん。ありがとうございました。
小泉氏はこういう事情で、彼なりに拘りを持っていたようです。人としてこの気持ちは分かるんだけどね……。
ご興味ある方は是非。
鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」
第548回 「熟慮の構図 小泉首相と靖国参拝」
http://www.1101.com/torigoe/2001-08-10.html
丁度去年の今頃……いや、今より前から(2000年6月12日以降参照)、ニコニコ上司I田さん(【登場人物】Z社No.6参照)の下で、マイナーツールの使い手として関ずらわっていたプロジェクトRですが……今頃になって自動化されたバッチ処理がコケ始め、かのマイナーツール(2000年6月2日参照)の担い手は私だけのため、「担当者責任」という名の下に、R社から召集が掛かりました。
以下が、10(金)、現在関わっているプロジェクトが丁度凪状態になった時、どこで私を観察していたのか、ナイスタイミングで掛かってきた電話です……。
I田 「いや〜、鷹瀬さんも今は別のプロジェクト2本掛け持ちしてる、って聞いて、どうにか鷹瀬さんの手を煩わせないようにしようと僕も頑張ってみたんだけどね、ごめん、もう万策尽きたよ……。プロジェクトRのことなんだけど、バッチ処理が1個、どうしても上手く行かなくなっちゃってね。いつからなのか分からないんだけど、どうにか確認してくれる? ちょっと前のことだから、鷹瀬さんも忘れちゃってるかもしれないけど、そこをなんとか思い出しつつ……」
……………………………………「ちょっと前」じゃなくて「7ヶ月前」です。
半年以上も前のツールやコードなんて……覚えてません……。いや、普通の開発ツールなら半年程度のブランクはどうってことないですけど、他でお目に掛かったことのないような際立つ個性を持つツールなんて……。もはやコードという論理的なものではなく、匙加減という名の直感的なプログラムなんて……忘れちゃったよ……。しかもI田さんが万策尽きている事態なんて……解決できる自信、更々ナイっす……。
でもまぁI田さんが今まで色々メンテナンスしてたんだろうし、聞きながら思い出して行けばいいか……。どうせ今暇だしな……。
そんな私の心が聞こえていたかのように、I田さんは間髪置かずに続けます。
I田 「あのバッチ処理も優秀でさ、今まで何も手を付けずにちゃんと動いていたからねぇ……。今回急に処理が上手く行かなくなったのが、なんでなのかサッパリ分からないんだよ」
鷹瀬 「え……? じゃあ、プロジェクトRって、私が抜けた後、誰が引き続きメンテナンスとかしてたんですか?」
I田 「誰も。鷹瀬さんが抜けた時が、プロジェクトRが終わった時だから」
鷹瀬 「そ、そうですか……。あ、あの、初めのうちは私も色々思い出すので結構時間が掛かると思うんですけど……」
──I田さん、助けて下さいね。そう続けようと思ったのに……。
I田 「うん、そうだよね。そこでね、来週僕、1週間夏休みなんですよ。だから、その間に直しておいて貰えると助かるかな、と思って」
………………くぅ……何もかも先手打たれた……。しかも期限は1週間ですか……。
I田 「今、ちょっとテストしているキューブが出来あがるのが火曜日だから、火曜日以降にR社に行って下さい」
………………くぅ……改めて、期限は4日間ですか……。しかも「行ってくれませんか?」じゃなくて「行って下さい」……。いや、どうせ行くんだが、命令形。選択肢なし。
と、言うことで、本日午後からR社へ向かったのであります。
今回はトラブル対応で呼ばれているので気は重いのですが、R社への出向自体は好きなのです。狭いながらに与えられる私だけの個室(2000年12月26日参照)……。人の目を気にせず思う存分……うふふ……あはは。Z社社員は誰もいない。連絡手段も面倒な手順を取らなければない。……うふふ……あはは。
天国と地獄を彷徨いつつ、半年ぶりのR社です。
R社情報システム部の扉を開けた瞬間、私の天国は失われてしまったことに、すぐに気が付きました……。
……………………配置替えしてやがる……。
私の作業マシンは今度は大部屋の片隅……倉庫への扉の隣であり、かつ、書類棚の隣、かつ、コピー機の近くに置かれていました……。
R社出向の喜びは失われ、残り3日で解決の目処を付けなくてはならないという課題だけが鮮明に浮かび上がるのでした……。
蔓延する車内暴力……先月末に朝の山手線において遭遇したのを皮切りに、1ヶ月も経たない内に2度目です。今度は夜の京浜東北線。
私は丁度終わり掛けに遭遇したのですが、他の乗客の方から詳細の話を聞きたところによると、こんな感じでした。
時は13(月)19:10(私が遭遇したのは20分頃から)、所はJR田町駅付近、京浜東北線──。車内にちょっと狂っちゃった感じのニアリージャージ姿の若い男出現。男、目が合う人、目が合う人、片っ端から罵倒し始める。(尋常ではない態度に、薬でもやってたんじゃないか、との感想も)
男、 所持していた鞄から紙(広告の紙かなんか)を取り出し、他の乗客に向かって投げ付けたり、その場にばら撒いたりしながら、周囲に向かって「くそババァ」とか「死ねコノヤロウ」とか喚き散らす。当然、他の乗客は恐くなって隣の車両に逃げ移る。
乗客の誰かが田町駅で駅員を呼ぶ。駅員数名、暴れている男の所に行く。駅員が来るとこの気違い、へらへらと笑い、暴れるのを止める。(私が妙に空いている京浜東北線に乗り込んだのが、丁度この辺り。乗り込んだと同時に、乗客が皆隣の車両を見ているので、なんだ?と思い、覗き込むと、若い男が駅員と話している現場が目に入る)
駅員、「紙をばら蒔いちゃ駄目じゃないか」的な注意をする。
で、その気違いを車内に残したまま、駅員、去って行く……。
…………あれ? 取り締まらないの? そう思った乗客1名が駅員に「あの人、降ろさないんですか?」と聞く。すると、駅員、
「別に危険なものは持っていないので」
だって。
金払って普通に乗ってる多くの他人に迷惑掛けた男を野放しにして、何言ってるの?! それに、「危険なものは持っていない」って、存在自体が危険なんだっちゅーの。素手でも人は殺せるぞ。
駅員も恐いのは分かるけど、これって完全な職務怠慢じゃないの……? 降ろして、職務質問して、警察に引き渡すべきじゃないのか……?
そう思っても、用事があったものだから、そそくさと山手線に乗り換えて、その場を後にした自分が情けない今日この頃……。はぁ〜……私も含めて、こんなんばっかだから駄目なんだよねぇ……。
さて、ぐったりすることばかりが蔓延する中、友人Kちゃんから爽やかなメールが舞い込みました。
たまにはこんなふうに、ほっとする話も聞きたいものです。
----- Original Message -----
From: K
To: 鷹瀬
Sent: Wednesday, August 15, 2001 10:41 AM
Subject: ほっとする話
元気? 調子はどう?
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今朝の電車での一場面
中学または高校生くらいの女の子と、その母親の携帯電話に関する話
静かな車内に着メロの音が鳴り響き、母親が携帯を取り出し、うつむき加減で話し始めた。
本人は小声で話しているつもりのようだが、静かな車内に声が響き渡っていた。
母親が電話を切った後の、女の子と母親の会話である。
女の子 「電車の中で電話に出るの、やめなよ。電車内で電話してる人いないじゃない」
母親 「○○さん、東急ハンズの前で待ってるって」
女の子 「すぐ、話をそらす! 友だちが言ってたんだけど、車内で携帯で話している人がいたんだけど、その隣にいたおじさんに注意されたんだって。そしたら、その人、ああそうかと思ったらしくて、周りの人にちゃんと謝ったんだって。だから、車内で電話するのは、恥ずかしいからやめて」
母親 (別の話をしようとする)
女の子 「また、話をそらす!!!」
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最近の若者の蛮行ばかりがクローズアップされてるけど、まだまだ、世の中大丈夫だとなんだかほっとしたよ。
この女の子自身と、女の子の話に登場する車内で携帯を使うことを注意したおじさん……1話で2度おいしいほっとする話……。親が悪くても良い子が育つことはあるのね……。でもそのためには周囲の人間が良くないとね……。
頑張れニッポン。
本日の日記は画像を多く含むため、【日常エッセイ】
vol.34 「愛しき山男」に連動してみました。
火曜日から4日間という予定で始まり、そして終わったR社出向ですが、天国なのか地獄なのかと心配していましたが、毎日の残業時間欄を確認して頂ければ一目瞭然のように、天国でした。
トラブルは早々に解決でき、お目付け役のI田さんは夏休み。私の行動をチェックする者もなく、残る時間は完全自由裁量の世界が待っていました。
午前は出社時刻が10時のZ社に出社し、午後は終業時刻が17時半のR社へ出向。このスケジュールで4日間。ぐふふ。
世の中はお盆休み。私の夏休みは9月上旬ですが、ま、これも仮初の夏休みということで……。
しょせん気が小さいもので……昨日は、4日間、早退に次ぐ早退を繰り返していたことがボスにバレ、会議室に呼ばれ、「なんで呼ばれたか分かってるよな」と詰め寄られる──という夢を見て、嫌な汗をびっしょりかいて、目が覚めました……。
小心者の末路なんてこんなものです……。
プロバイダの調子が悪いらしく、本日これで20回目の接続を試みていますが全く繋がりません。今日の深夜から現番号は使えなくなる、との告知は来ていましたが、深夜0時までまだ2時間あるのに……。
ダイヤル先のコンピュータから切断されました。
接続のアイコンをダブルクリックして、やり直してみてください。
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何度トライしても、上記エラー理由により、すげなく門前払いされます。時折、
「お掛けになった電話番号は、現在使われておりません」
という人の声が足元のマシンから聞こえて来たりと、言い訳するにも揺れているようです。しかも見え見えの嘘つくし……。ったく、怒りを抑えるのに苦労します。
毎回言い訳が違うので、もはや何が理由なのか不透明になりつつありますが、先ほどから、人の声による初めて聞くバージョンの言い訳が繰り広げられております……。
「お掛けになった相手の通信機器は、現在、電源が入っていないか、または故障中と思われます」
……………………サーバの電源落とすなよ……。まだ移行予定の時間になってないってば。
──今から思えば、通信環境に関しては、いきなり倒産して立つ鳥跡を濁しまくったMTCIの方が全然良かった……。まぁ、余計に払った年会費を遂には返してくれないままドロンしたあの態度には腹が立ちますが、それでも、少なくとも使っている間は、その使命を果たしてくれていました……。
それに比べてこのプロバイダときたら……。日割り計算で使えなかった日数分の会費を返して欲しいものです。足元の馬鹿マシンSOTEC246共々、早く縁を切りたい……。
あ……新番号、漸く繋がった……。なんか読み込み速度がメチャメチャ速くなった気がする……。
努力……してるのか……。すまんな……簡単に怒ったりして……。いや、結構酷い目に遭ってるし、簡単でもないか……。
特に何もない凡庸な1日。こんな日こそ、【愛蘭滞在記】の続きを書かねば……。
……朝、窓を開けた瞬間に「休みたい……」と思ったサラリーマン率を知りたい……。
今日本当に体調悪かった人は、逆に休みにくかっただろうなぁ……。
昨日から引き続いて、【愛蘭滞在記】「なぜ愛蘭なのか」の第5章が書き上がりましたので……恥ずかしいほどに久々の更新です……。2ヶ月以上も経ってる……。とにかく次の出発前には前回分を精算したいものです……。
ちょっと忙しくなってきたのでお休みします。
来週旅立つってのに……荷物が……全然まとまらないよぅ……。
前回アイルランドを訪れた5月上旬では、防寒着の用意を怠ったためにメチャメチャ寒い思いをしたのですが、今回は一応「夏」……。現地のHPで気候をリアルタイムチェックすると、前回よりも最高気温は5度ほど、最低気温は8度ほど高いので、これなら薄着でも……と思っていたら、アイルランドにいる知人からこんな忠告が……。
「8月になったらスッカリ秋になってしまいました。しかも、トーコさんの行く西は海に面して、おまけに山がないから風がもろに当たるので、結構寒いです。恐らく前回程度の防寒は必要だと思います」
く……。荷物が一気に増えました……。後半は1ヶ所に滞在するので良しとして、前半は……これ担いで歩き回るのか……と思うと、今から仄かにブルーです……。
ちょっと忙しくなってきたのでお休みします。そろそろ夏休みで更新がなくなるため、【むやみやたらな部屋】と【本日のヒトコマ】の過去ログ公開しておきます。
時間ナッシング。
毎日のように舞い込んでくる荒んだニュースの数々。やれ殺した誘拐された虐待してた汚職に塗れてた……以下延々。強盗だって類に漏れず、「荒んだ」ニュースには変わりないのですが、なんとなく微笑ましく映ったこの事件……。
──満を持して(るカナ?)ご紹介しましょう。
■神奈川・海老名市で“気弱な”連続コンビニ強盗……読売新聞8月28日(火)11時12分
神奈川県海老名市の2つのコンビニエンスストアに27、28の両日、刃物を持った若い男が強盗に入ったが、強い口調でたしなめられて包丁を取り上げられたり、金が出せないと断られて逃走したりするなど、未遂に終わった。刃物を使う手口や、男の体格や顔つきが酷似していることから、海老名署は“気弱な”一面を持つ同一犯による強盗未遂事件として調べている。
28日午前4時50分ごろ、同市望地の「スリーエフ海老名望地店」で、客を装った若い男がカウンターを乗り越え、1人でいた男性店員(19)に「借金に追われて金が必要だ」と説明した上で、ナイフを突きつけて「金を出せ」と脅した。店員が「出せないっすよ」と断ったところ、男は何も取らずに走って逃げた。
27日早朝にも、包丁を持った若い男が、同市上今泉の「サークルK海老名上今泉店」に押し入り、「友だちに金を返さないといけない」と言って金を要求したが、男性店長(53)から強い口調で「よこせ」と言われて包丁を取り上げられ、そのまま逃走した。
男は20歳前後で、身長約1メートル70、やせ形。2つの店は2キロほどしか離れていない。
いきなり自分の前言を撤回しますが、「微笑ましい」というよりも、「馬鹿ここに極まれり」というのが正確な感想なのだと思いますが……。取り敢えず、なんとも「微笑ましい」事件であります。そう分類することにします。こんな無理矢理さをかざさないと、最近「微笑ましい」事件なんてないんだもん。
さて、強盗事件を微笑ましく捉えること自体間違っているのは重々承知していますが、なんか最近の安易な人殺しや凶悪犯罪が多い最中で、強盗するのにいちいち自分の状況を説明したり、店長の「よこせ」の強い一言で武器を没収され(この店長カッコイイ)、挙げ句逃げ出したり……。
半端者です……余りにも、半端者です。いや、悪い方向に完璧を目指すよりも全然イイコトだとは思うのですが……それにしたって半端者です。
自分でも自分を情けなく思った……のかどうかは定かではありませんが、1日後にヘナチョコな姿勢はそのままに再度トライする辺り、単に考え無しの馬鹿なのか、自分を変えたいともがく今時の若者なのか……。(恐らく前者)
しかし意を決した再チャレンジも、今度は同年代の店員に「出せないっすよ」(この人も大概凄い)と言われてアッサリ逃げ出すという、「恥の上塗り」という言葉の実体験をしたかったのかもしれないこの馬鹿者……おっと、若者だった。発音似てるので間違えるよな。あはは。
コホン。話を戻して、こういう無駄なエネルギーの余った若者に、植林でもさせたい今日この頃。(あ、すみません。飛躍し過ぎっすか? 私の中では充分な経路があるのですが……) 馬鹿の数だけ木が増えるというのも、世の中を暖かく見守るための大事なアクションではないかと思ったりして。
──ふむ。言い回しに過剰回転が見られますね。こうなりゃたまには演歌の前口上調饒舌節回し的文章で行ってみましょか。
50年以上も前に亡くなった方々を悼む割には、今現在目の前で経済危機や将来を慮って失踪・自殺する小市民には目もくれず、自分は痛んでいないくせに「(下々の者が)痛みを伴う改革」に力を入れる首相が高支持率を誇る日本国。
母国を好きになる隙を与えてくれない完全無欠逃げ場なしの政治が横行する傍らで、増え続ける半端者、蔓延する非常識、ついでに被害者、自殺者、失踪者。状況は悪くなる一方なのに、一つ一つの事件をすぐ忘れ、次に応用しない・できないこの飽きっぽさ。しかしなぜか虐げられるには飽きない摩訶不思議な国民性。
馬鹿は死ななきゃ治らないと申しましても、死んでも治るかどうかの保証無し。「この国は一度倒れた方が良いんだよ」などとしたり顔に言う、自分だけは助かるつもりのカンダタも少数いるが、国破れて山河があれば良いけれど、残るはただの焼け野原だったらどうするつもりか。
1年のオランダ留学を終えた友人Cが言いました。「東京の時の流れが窮屈だ」と。
友人Cの友人、デンマーク人の青年が日本を訪れた時に言ったといいます。「日本人はtimid(臆病)だ」と。
何をどう見てこういう感想を抱いたのかは分かりませんが、ああそうか外から見ると、私が感じているこのもやついた想いはそう表現されるのかと興味深くその考察を聞いた次第であり、同時に私は思うのです。勇敢であることは難しく、そこに知性と理性が欠ければ蛮勇になってしまうだけで、臆病者が追い詰められる時、変化する先は蛮勇ではないかと。
根本を直さぬままに進められる改革は片腹痛く、今後の世の中を思うと暗くなります、この気持ち。
辛いこともあるでしょう。悲しいこともあるでしょう。解決の糸口すら見えないまま、さあ、昂ぶる気持ちを唄にぶつけてもらいましょう。怒り心頭のこの人が唄いますは──「臆病者小唄」。
日記を書いているとイイコトもあります。と、言うか、私の場合は「記録をしていると」という感じでしょうか。
ま、今日の話は「日記を書いていると」色々自分の心の移り変わりが明確に見て取れて、非常に面白いです。
てな訳で、慌しいまま寒い国へ行って参ります。日中7度ってのはキツイよな……。天気も悪いし。いや、英語圏ということは確定していて、温かい国と寒い国で大分迷ったのですが、結局寒い国に行くことにしました。
治安の良いトコロらしいですが、このまま更新が途絶えたとしたら、きっと何かトラブルに巻き込まれて大変な目に遭っていることでしょう。
…………私も……大分ナーバスになっているようですね……。だって恐いんだもん。正直なトコロ。海外旅行なんてさ、慣れてる人にとっては屁でもないかもしれないけど、英語できなくて独りでしかも初めての土地かと思うと「どきどき」って言うより「どぎまぎ」だし、「わくわく」って言うより「びくびく」なんだもん。ぶっちゃけた話、既に「目的地に辿り着けるかな……」ってなレベルでビクビクもんよ。
しかし今回よく分かったことは、「1人旅する」と告げた時の反応で、相手が1人旅したことあるか無いか(もしくは1人旅できる人間かどうか)が分かりますね。「いいなぁ」なら前者、「凄いね」なら後者。面白いほどにハッキリ分かれました。
ちなみに、自身にこの問い掛けをした際、返ってきた返事は「凄いね」でした……。おまけに私の心ときたら「よくやるね」まで言っていたような……。
(2001年4月26日より抜粋)
明後日からのアイルランド旅行を控えて、丁度4ヶ月前と物理的には同じ状況であるにもかかわらず、この心のゆとりたるや……。本当はゆったりしている場合ではないんですがね。【愛蘭滞在記】のGW編、未完だし……。書き終らない内に夏休み編に突入するたぁ思わなかったよ……。
昨日に引き続き、丁度4ヶ月前の今頃を思い出してみると……ズンドコ森政権がよーやく撤退し、驚異の高支持率で小泉政権が誕生したんでしたっけね。
アイルランドに旅立つ前には、まさかこんな妙な具合のフィーバーになるとは思わず、まぁちょっとは期待もしていましたが、たった4ヶ月の間によもやここまでガックリさせてもらうことになるとは少々驚きです。ガックリしているのは小泉氏という政治家に対してだけではなく、むしろ、それをむやみやたらに持ち上げる国民の方に対してでしょうか。
政策の矛盾や杜撰さを問う前に、この低次元なフィーバーぶりに寒気がするのですが……。
売れる小泉グッズ、もてはやされる小泉キャラクター・シシロウ(だっけか?)、靖国神社境内で販売されているという小泉煎餅……挙げ句の果てには写真集ですか。
ニュース分類も、一国の総理が登場するジャンルが「エンターテインメント」ってのはちょっと……。「あゆ、長瀬と熱愛発覚!」「稲垣吾郎、逮捕!」と同じレベルっすよ。
なんですかもしかして私の知らぬ間に日本は国を挙げて自らの破滅劇をエンターテインメントとしてリアルタイム報道して行く政策を打ち出したんですかね? 私、こんなリアル・バラエティ見るために、税金という名の高い受信料を払ってるワケじゃないんだけどな……。
──ってなワケで、本日の鼻から米粒が飛び出るニュースのご紹介です。
■エルビスCDの次は「小泉写真集」……Yahooエンターテインメントニュース−8月30日(木)7時1分
高支持率を誇る小泉純一郎首相(59)の写真集「KOiZUMi」が9月6日、双葉社から緊急出版される。フリーのカメラマンの鴨志田孝一氏(42)が'91年から密着取材していた作品を中心に、タレント・デビューが決まった長男の孝太郎(23)らジュニアの特別寄稿も。すでに首相がプロデュースしたエルビス・プレスリーのCDが大ヒットしているだけに、この写真集もブレークしそう。
タレントも真っ青の人気を誇る小泉首相の写真集が出版されることになった。現役首相の写真集は史上初めてだ。小泉首相は「私のすべてがここにある」とのコメントを寄せている。
(略)
写真集は、首相が好きというブルーを基調にしたハードカバーのA4変型104ページ。鴨志田氏撮影の作品を中心に、幼少期、学生時代のセピア写真を含めた94カット。
食卓シーンや大好きなラーメン店でのカット、ゴルフ場やCD鑑賞、先日の箱根の夏休みでの湯上がりバスローブ姿などプライベート・フォトも。
(略)
写真に加え、ローマ字サイン入りブロマイド(初回限定)、女性へのメッセージ、愛息からの「父への一枚の手紙」、恋愛観を伝えるプライベート・データなど4大特典が付く。
価格は税抜きで1800円。「初回10万部」(双葉社)は売れっ子タレントの写真集並みだ。
…………………………………………あぁ恥ずかしい……。
ねぇ……こういうことを恥ずかしいと思ってるの、私だけじゃないよね? 呆れてるの、私だけじゃないよねぇ? 大勢いるよねぇっ?!
どうして「稲垣吾郎、逮捕!」が新聞の一面に来るご時世に、首相写真集にはツッコミが入らないのっ?!?! 「現役首相の写真集は史上初めて」って当たり前だろ! どこの国の首相が、国がガタピシいってる時に写真集出すよ。ガタピシいってなくたって、マトモな精神状態なら出さんでしょう、普通。
別にマスコミ信じちゃいないけど、それにしたってマスコミの突っ込みの姿勢基準が全く見えない……。こんなんこそ大手振るって扱き下ろしていい……つーか、扱き下ろすべきネタだと思うんだけどなぁ……。
にしても、片や、先の見えない不安に先を争って人が線路にダイブしているってのに、すげぇなこのパフォーマンスは。これで稼いだ金は自民党に入るのかな? それともポケットマネーか?
晴れて息子も「麻薬やろうが事故起こそうが安心して社会復帰できる芸能界」にお入りになったようですし、ますます「昼食は500円以下死守!」の一般市民やサラリーマンの苦しみなんて分からなくなるんだろうなぁ……。だから平気で「(下々が)痛みを伴う改革を!」なんて言えるんだろうなぁ。そんで腐りきった政治家辺りが「5000万円の賄賂が4000万円に減っちゃったよ。世の中不景気だねぇ」とか言うんだろうなぁ。
貴様の写真集買うために、昼食4回抜かさないとイケンのだよ……世を構成している多くの会社員は。んでもって、君が変えなければいけない国は、そういう人たちがひしめき合って生きているのだよ。
恋愛観を伝える前に、政治観、世直し観、将来の展望をまず伝えてくれっての。
「私のすべてがここにある」ってことは、この写真集に映し出されていないモノは貴方の中には無いって捉えてイイんかい。政策とか信念とか、映ってるようには思えないんですけどねぇ……。
やるべきこと山積みのクセにこんな写真集を出している小泉氏も充分トホホだけど、絶対に購入するであろうと見込まれた10万人以上の国民は果てしなくトホホだねぇ。自分の足元がぐずぐずだってのに、腹の足しにもならないローマ字サイン入りブロマイド(初回限定!)ゲットして御満悦なんだから。
耳から脳味噌垂れ流すのは結構だけど、その汚染で私も苦しむんだろうな……と思うと情けないやら虚しいやら。
せめてもの救いは、この写真集の発売日に、私が日本にいないことでしょうか。でもその反動はデカそうです。「現実に戻る」だけでただでさえ帰国時はブルーだってのに、待っているのは現実以下の国を挙げてのエンターテインメントだもんなぁ。
アウェイで戦うってのは大変なことで、簡単には「外国で生きて行く」という選択肢に目を向けることは出来ませんが、それでもやっぱ見ちゃうよね。ちらちらと、「人間の住む国」を。
振り返ってみると、8月は夏休みシーズンだけあって、めちゃめちゃ楽でした。計算してみたら、毎日の残業時間の合計がマイナス! 要するに、1日平均7時間労働だったワケです。
7時間労働って楽だわ……。本当に楽だわ……。お役所の9時〜17時勤務とか、守られているなら本当に楽だよ……。なんかプライベート充実してた!って感じするもん。
やはり夏休みは9月にずらして取るのがベストだな。皆が休んでいる時は仕事も少ないし、そんな時は会社に来てもいい。そんでもって皆が動き始める9月に職場からトンズラってのが……卑劣ではあるが、楽々コース……。
今日は月初め恒例の帰社日の繰り上げ、かつ、出発が今日の夜ってことで、プチ早退させてもらいました。苦々しい顔をしながらも、結局は「気を付けてな」と言って送り出してくれるボスに、心底感謝しております。
日本国内だけでなく、アメリカでもリストラにターボが掛かり、そんな中、結構……と言うか、ちゃんと好き勝手にやっている自分を省みて、いつ「君、明日から来なくていいから」と言われるんじゃないかとビクビクしつつも、余り妥協せずにやりたいことをやっているのは、私の図々しさとボスの懐の広さのお陰なのかもしれません。時折堪り兼ねたように嫌味も言われちゃいますが、まぁそれだけのことはやっているので、受け流さないとね。(←受け止めはしないらしい)
ってなワケで、丸々1週間の夏休みに突入します。
| 2001年08月の勤務表 |
| 出勤日数 22日(うち休出 0日)/勤務時間
154:15/ |
欠勤日数 0日/ |
有給休暇 1日/ |
| 月残業時間 -10:45/ |
日平均残業時間 -0:30/ |
今月最高残業時間 0:50/29(水) |
| 【一言】 出勤日数多くても、勤務時間が短いと物凄く楽。全体的に仮夏休みみたいなモンだった。 |
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