2001年02月の日常日記&コラム

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 激動の1月に引き続き、2月です。春になる頃には、私も春めいていたい……。
日記の小見出し一覧
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 01(木) 見え隠れする翳り  02(金) 脱出者からの声  05(月) そう言えばPHS
 06(火) 有給累計13日(残12日)  07(水) 小休憩  08(木) 人間らしさと利益追従
 09(金) 本当に食中り  13(火) 正真正銘自業自得  14(水) 風邪だったらしい
 15(木) 居眠りする人しない人  16(金) オモチャデジカメ  19(月) 女装癖を責めないで
 20(火) プロジェクト掛け持ち  21(水) ケイコク文受諾  22(木) 小休憩
 23(金) 現状溜息報告  26(月) あっぷあっぷ  27(火) 「私も払うんだ……」
 28(水) 休暇申請はお早めに  −  −




 2001年2月1日(木)/見え隠れする翳り  晴/-1:30 
 本日、月に1度の帰社日です。ある意味、どきどきの帰社日です。
 ──あ、こんなことをいきなり書いても、ここから読んだ方には何が何だか分かりませんね……。端的に現状を解説しますと、私の会社、潰れそうなんですわ。経営陣3人の内、経理が去年の秋に辞めて、取締役がそろそろ辞めるんですわ。残る社長がこの3人の中で一番馬鹿なんですけどね。てへ。でね、この馬鹿、ただの馬鹿じゃなかったんっすよ、旦那! いやね、実は……詳細は先月10日から始まる3日間分の日記を読んで頂ければスッキリ解明しますので、宜しくお願いします。

 で、帰社日です。本日の帰社日には、やらねばならんことがありました。
 取り敢えず、参考書代と資格受験費用は払ってくれるようなので、T社に在籍中に購入できるだけの参考書と、取得できるだけの資格をむしり取っておこうと思います。2001年1月11日より)
 とまぁ先月の1並びの吉日に宣言した通り、本日1ヶ月間で溜めに溜めた領収書を経理に渡そうと、勢い込んでT社に乗り込んだのであります。総額13,000円。先月末に資格試験も受験したので、その受験料15,750円を合わせると28,750円。これは我ながらちょっと多過ぎっ。さすがに1度に約30,000円は請求しづらく、資格試験の受験料に関しては、請求書がまだ届いていないので来月に請求するとして、とにかく書籍代のみで13,000円を請求しなくてはなりません。

 でも領収書を差し出す相手は新米の経理だし。事情もよく分かっていないだろうし。「参考書代のレシートです。お金下さい。そういうモノなんです」という堂々とした態度で迫れば、きっと深く追求もされずに貰える筈!
 そんなふうに目論んでT社に出社すると……なぜか常駐の経理がおらず、社長と数名の社員がおりました……。社員が数名なのはOKです。帰社日は皆思い思いの時間に帰ってくるので、全員が揃っていることはありませんから。しかし経理がおらず、社長がいるというのは……ちょっと……。もしかして経理、辞めちゃったのか?

 T中先輩が辞めた今、社長に向かって「経理辞めちゃったんですか?」とは聞けず、真相は謎に包まれたままですが、それ以前に、このヤケクソな領収書の束を社長に突き出すのは少々勇気が要りました。まぁIT関係の参考書って高いから、その気になれば数万円なんかすぐなんですがね。皆、結構遠慮して自腹で買ったりしてるので、毎月のように領収書を出してるのは私くらいらしくて……。気を抜くと何となく気まずいんですね。
 取り敢えず、ビクビクしてると何か悪いことをしているように見えてしまうので、堂々と、そりゃもう堂々と、「領収書です。合計13,000円になります。宜しくお願いします。使い終わったら会社に置いておきますので」と言いながら貰うべきものは貰いましたが……。

 それにしても会社が妙にスカスカして見えたのは気のせいかなぁ……。T中先輩は辞めちゃってるし、人間が減っているのは確実だとは思うんだけど。


 2001年2月2日(金)/脱出者からの声  晴/残業 0:00 (+0:30) 
 昨日の深夜、T社脱出第1号のT中先輩【人物紹介】T社のNo.11参照)から、解放感溢れるメールが届きました。
 今日、無事退社しました。挨拶できなくて、申し訳ないですが、お世話になりました!!
 いやーいいね。これで、もう、社長に理不尽なピンハネされなくて、すみます。
 ああ、自由ってすばらしい!!!
 そうそう、なんか、仕事がなくなると、T社では本人の了承なしで、テンプスタッフとかに登録されるらしいよ。今日、聞いたんだけどね。そういう人がいるって。
 しかし、いい度胸だよね。「テンプスタッフ>T社(ピンハネ)>本人」って……。
 T社の社長って楽な商売だよなぁ。それで保証も研修も、なーんもしなくていいんだもん。電話1本。月1人10〜40万の儲け。おいしいなぁ。普通の人(現場で問題起こさない人)なら、まず、仕事あるしね。そんな商売、俺もしたいなぁ。
 俺には、無理か。良心の呵責に耐えられない……。

 いやあ、辞めてなお有益な情報を流し続けてくれるなんて、良い先輩だ……。っちゅーか、それ以前にスゲェ会社だ。出てくる事実、出てくる事実、期待を裏切らない……いや、上回る! 過去に勤めたQ社【過去の就職&職場体験記】(2)弱小企業での地獄体験記参照)といい……私は何か? 普通の会社に勤めちゃイケナイのか? って言うか、何かの罰か? コレは。

 コホン。気を取り直して。
 まずは、の1番手はT中先輩だけだと思ったら、「3月末に辞める」と言っていたY口取締役も一緒に辞めちゃったらしい。時期が良かったんだと。ま、辞め時ってあるもんな。他人のコトなんか構っちゃられるかってなもんでしょう。分かる分かる。よーく分かる。
 次の帰社日までに何人辞めるか、自分がいつ辞めるか。依然として色々動きがありそうです。


 2001年2月5日(月)/そう言えばPHS  晴/残業 0:10 (+0:30) 
 本日、平穏無事に1日を過ごしたため、特に話題がありません。と、言うことで、PHS使用開始から4ヶ月ほど経った現状を記録しておこうかと思います。

 PHSを持つ時、「受信専用に持つだけ。自分からは絶対に掛けない」と息巻いていたら、会社の人から言われました。
「みんな初めはそう言うんだよ。でもね、実際、公衆電話少なくなって来てるし、便利だし、そんなに値段が変わる訳じゃないし、使い始めたら後はもう、坂を転がり落ちるように『使うことが当たり前』になるよ」
 そ、そうかな……。私の場合、そんなことないと思うんだけど……。電話、そんなに好きじゃないし。でもそうなのかな……。
 先達からの力強い言葉に怯みつつ、流されてはイカンと、私は私なりの「PHS使用6箇条」を打ち立てました。それが、以下です。
万が一携帯(PHS)を持つことになったら、これだけは守ろうと決めていた項目があります。
(1)会社の人には番号を教えないこと。
(2)自分から掛ける時は、5分以上探しても公衆電話が見付からない時だけにすること。相手が携帯電話の場合には10分以上探すこと。
(3)公共施設や電車の中では出来るだけ電源を切っておくこと。やむをえない場合は消音機能をオンにしておくこと。
(4)用件以外の無駄話は一切しないこと。
(5)基本料込みで、月額使用料は2500円を越さないこと。
(6)手に持って歩かないこと。
2000年10月10日より抜粋)
 ──結果、こんな6箇条を高々と掲げずとも、私ときたら息をするよりも自然に、PHSのない風景の中に生きています。要するに、私はPHSなんか使いこなせる人種ではなかったようです。
 初っ端から(1)を破ったにもかかわらず、その後1ヶ月の間に力技で軌道修正を成し遂げ、今ではI田さんも私がPHSを持っているという事実すら忘れてしまっていますし、「絶対に無理」と言われていた(5)でさえ忠実に守っています。(5)が守られていると言うことは、(4)も必然的に守られている訳で、その他の事項に関しても、「要するに使ってないんだね」の一言ですべてが片付くレベルにいるようです。

 確かに持っているといざという時便利なんですけどね。そもそもPHSを購入した理由の半分くらいは、この「いざという時のため」だったので。
 ただ迂闊でした……私の想定する「いざ」の大半は、「エレベータの中に閉じ込められた時」「関東大震災で建物の中に閉じ込められた時」「夜遅くに誰かに襲われそうになった時」と、そもそもPHSが繋がらない、もしくは掛けてる暇がない。意味ないじゃん。

 いやいや、そんなことはない。私だって一応文明人の端くれとして、効果的にこの文明の利器を使いこなしている……こともあるのであります。
 何に使っているのかを具体的に紹介しますと、移動電話の特徴をフルに活かして、掛ける場所はほぼ非常階段、そして今まで私がこのPHSに吹き込んだ台詞の8割はこんな感じです。
「ごめん、30分ほど遅れそう……」
「ごめん、まだ会社なんだけど……」
「ごめん、今日やっぱ行けないわ」

 私の場合、PHSの使用量と不幸の度合いは完全に一致する気がします。
 以上の仮定に基づいて私の幸・不幸を計量してみると、こんな感じです。
基本使用料:昼得コース1980円
10月:通話料20円+留守電月額料80円+留守電利用料160円=合計260円
11月:通話料60円+留守電月額料100円+留守電利用料120円=合計280円
12月:通話料170円+留守電月額料100円+留守電利用料40円=合計310円
 ……………………結構幸せみたいね。って言うか、それ以前にやっぱ持っている意味ないと思うな、我ながら。プリペイド携帯の方が安いかも……。


 2001年2月7日(水)/小休憩  雨後雪/残業 0:00 (+0:30) 
 有給ボケしてます。すみません。


 2001年2月8日(木)/人間らしさと利益追従  晴/残業 0:00 (+0:30) 
 現在オランダに留学中の友人からちょくちょくメールを貰っているのですが、私が何を知りたがっているかを考慮し、あちらの生活を細かく報告してくれて、大変面白いです。パリにも頻繁に足を伸ばしており、また彼女自身の視点が私の感性に合っているので、細かなことから大きなことまで興味深く教えてもらっています。
 大きく言えることは、「あっちの人は人生を楽しんでいるし、人生を楽しむことが生活や文化に溶け込んでいる」ということのようです。
 そんなメールを彼女の留学当初から貰い続けているのですが、最近貰ったメールには、ちょっと変わったこんな報告がありました。
 今年から街のスーパーマーケットが日曜日でも開業するようになってね。今までは毎週日曜日はすべてのことが完全にストップしていたんだけど。駅のキオスクだけじゃなくて、普通のお店も、日曜日に開いている店なんか無かったんだよ。なのに……。
 こんな小さな街でも、物事は確実に変わっていくんだね……。先週の日曜日にスーパーマーケットに行ったんだけど、余りの人の多さに驚いたくらい。いつか、コンビニとかも出来るのかな……?

 どこの店も開いていない日曜日に店を開けるというのは、そりゃもう完全な新規市場開拓、(今のところ)競争相手なしの独走状態で、売上だって半端じゃないでしょう。そして、そんな店が1軒でも現れれば、後を追う店が出てくるのだって不思議ではありません。完全にレベルが違いますが、日本でも、数年前までは正月の三箇日は完全にお休みだったというのに、最近では2日からもう通常営業の店が増えた増えた。実際、この1日の売上は物凄いんだと思うんですけどね……。
 オランダがいきなり日本のようになるとは思いませんが、人間らしい生活文化と利益追従のバランスって難しいなぁ……としみじみ思いました。


 2001年2月9日(金)/本当に食中り  晴/残業 0:00 (+0:30) 
 これを書いてるのは12(月)の祝日なのですが……食べ過ぎ(ったってお粥)が祟ったのか、単に消化能力の衰えなのか、昨日の夜から気持ち悪いわムカムカするわで大変です。1日あれば治るかと思いきや、昨日の夜の状態を忠実に守って、未だに胃がしくしく痛みます……。
 ちょっともー、明日は休みたいんですけど、マジで。と思っても、つい先日6(火)に、「腹痛」というオーソドックスでありながら、「牡蠣にあたって」という冠を被せることにより、かなり個性的になった理由で有給を取得してしまったため、今回の「お粥にあたって腹痛」という真実が、薄っぺらなパロディジョークにしかならないという恐ろしい結果を招いてしまいました……。うう……私の体調の馬鹿……。
 気持ち悪いよぅ……。


 2001年2月13日(火)/正真正銘自業自得  晴/-4:30 
 昨日からの心配が見事に的中し、今日の朝になっても胃はウネウネしており、体調は悪いままでした。しかし、熱はない、吐き気はしても吐く訳ではない、だるいものの歩こうと思えば歩けない訳ではないという、非常に自己アピールに乏しい症状のため、やむなく出勤を決意。──くっそう、はっきりしない体調め。
 出社してしまえばムリヤリ調子も戻るかな……と思いきや、快方に向かう気配はない。かと言って、早退するほど決定的に悪くなる訳でもない。
 チュートハンパなこの体調を言葉で表してみるならば、「治ったような……気がしないでもない……ような気がしたけど、やっぱ依然として胃はムカムカしているし、このままだとなんか吐きそう……かと思いきや、吐くまでは行かないな、この調子だと……なんて油断しているとちょっと危ないカモ……なんて自分を誤魔化してみれば、そのうち治るような気もしているんだけど、それってやっぱ暗示なのかな……」という見事な中途半端ぶりっ!
 うーんうーん、おちゃらけてみても気持ち悪いよ〜……。

 午前中に今日のメインの仕事を済ませてしまったので、ちょっともうスマン勘弁して、なんなら一丁吐いて見せようかっ?!という勢いで上司&同僚に許しを乞い、1時には会社を後にしました。
 表に出て冷たい鋭利な空気を吸うと、ぼぅっとしていた頭が徐々に冴え渡ってきます。暫く表を歩いていると、どうしたことか……気持ちは依然として悪いし、なんかちょっとした外圧が加われば吐いちゃうかも、みたいな雰囲気を背負ったままだと言うのに、でもこんな早くに帰れるなんて滅多にないしー、アレレ?なんかお金も良い具合に持ってるしー、あーらこんな所に普段は持ち歩かない sofmap カードまであるしー、みたいな?
 ──結果、電気街に立ち寄って、かねてからご所望のDVDプレイヤー(+CD−RW)をゲットしました。これでもう我が愛しの馬鹿マシン=SOTECを揺することなく、腕を組んだままDVDが観られるんだと思うと感無量です。(詳細は【日常エッセイ】No.27「素〜〜〜〜〜手ッ苦ッ!」参照)

 以上のような経緯から、家に帰ってからずーっと、今まで観ることが出来なかったDVDを立て続けに観ていたら、今度は画面に酔いました……。
 う〜んう〜ん……気持ち悪いよぅ……。


 2001年2月14日(水)/風邪だったらしい  晴後小雪/残業 0:00 (+0:30) 
 昨日の日記を読んだ何人かの方から「それは食中りではなく、風邪では?」というメールを頂きました。「こんな症状では?」と推測された症状もドンピシャで、どうやら流行りの風邪のようです。
 良かった……本当に良かった。
 風邪に負けた己の抵抗力の弱さを嘆くよりも、お粥で食中りを起こしたというプライド問題から解放される喜びの方が非常に大きいのであります。「胃腸の老化」よりも「流行りの風邪」の方が聞こえが良い。たとえ「風邪の菌が胃腸を襲った」=「胃腸の老化」だとしても、風邪というクッションが入っているせいで、大分、精神的ダメージも少ない。
 良かった……本当に良かった。

 まだ食中りだったのだと疑っていなかった昨日の夜、ハンバーグを食べることで自分の胃腸に挑戦していた己が痛ましくも愛らしく思えてくる聖バレンタインデー。(←文章の前半と後半に関連なし) 本日見事に全快したことに対し、「私はこの聖なる日に胃腸に勝った!」とまで思っていたのに……。いや、風邪で良かったんだけどさ。

 ──と言うことで、皆さんも風邪にはお気を付けて。この風邪、激痛が伴う訳でも、熱に浮かされて苦しい訳でもありませんが、寝床がトイレから遠い人にとっては人間の尊厳に関わる(※注)結構スリリングな風邪ですよ。

※注:ご老人がね、年老いて行くステップの中で一番ショックなのは、オムツを付ける日なんですって。「アレは人間の尊厳を奪うものだ」って、TVでどこかのおじいちゃんが涙ながらに訴えていたのを今でも鮮明に覚えているよ……。

【追記】
 よりにもよってバレンタインデーに、「人間の尊厳」うんぬんなんて日記を書いているカワイソウな人も、そうそういないよね……。でもZ社っていいわ。義理チョコとか、一切飛び交ってなかった。一応女性社員10人くらいいるんだけど、そういうことする人間がゼロ。このドライさ加減が良いんだよねぇ。


 2001年2月15日(木)/居眠りする人しない人  晴/残業 0:00 (+0:30) 
 社会人には、仕事中に居眠りなんてとんでもないしどうやったって出来ない!という人種と、心でそうは思っていてもいつの間にか意識を失っていることがしばしばある人種と、極たまにウッカリ舟を漕いでしまう人種と、なんの葛藤も無く端からアッサリ睡魔に身を委ねる人種がいます。

 会社でアッサリ寝てしまうような人種は社会人として論外なので黙殺するとして、いかんいかんと思いつつ仕事中にしばしば寝てしまうという精神構造は、どう贔屓目に見ても仕事や会社や同僚に対して甘えがある証拠で、そこに責任感や集中力、もしくは仕事量の欠如という要素も加わって、まぁ平たく言うと社会人として駄目な部類に入るんじゃないか(※注:残業が月40時間を越える人は除く)、というのが私の見解です。──で、私は自らの考察によると、駄目な部類に堂々と入ります。えっへん。

 しかし、こう言っちゃあナンですが、仕事中に居眠りしない人は「偉いな」程度の感想で済むのですが、時々「したくても出来ない」という人に出会うと、「偉い」というより「凄い」と圧倒されます。
 どうして? 私なんて暇な時にはちょっと気ィ緩めると寝ちゃうよ?! 時々口開けたまま意識失いそうになって、気付いた瞬間に血の気が引くことだってしばしばあるよっ?! 居眠りしたくても出来ないのはなんで?!?!
 忙しいから、ってんなら分かる。私も仕事が大量にある時には居眠りしたことないトコ見ると、人間忙しい時には目が冴えるように出来てるんだろうな、って思う。でも、暇でも居眠りこけないって、なんで?! どうして起きていられるのっ?!?! その精神構造を私にも分かるように教えて欲しいっ!!!!


 2001年2月16日(金)/オモチャデジカメ  晴/残業 0:00 (+0:30) 
 思い余ってオモチャデジカメを買いました。正式名称は「C@Mail-F38」と言うようですが、販売店の「デジカメ」と掲げられたコーナーの裏手に、「オモチャデジカメ」という別枠が設けられ、そこで一押し商品として売られていたモノなので、どうやらこれは「デジカメ」ではなく「オモチャデジカメ」なんだな、と認識せざるを得ませんでした。
 価格は1万円を切る代物で、しかも販売店だって「オモチャなんです」と自己申告しています。ですから、少しばかり重量感のある袋を片手に浮き浮きした足取りで道すがらあーんなことやこーんなことを思い浮かべて家に着くと同時に梱包を解き説明書を片手に早速そこらにあった対象物を撮影しそれをPCに取り込んでHP上に載せたらどんな具合になるのかと心ときめかせた私が見たものが、チャチな……そらもうチャチなモザイク映像一歩手前のようなガクガクギザギザ画像だったとしても、それはオモチャと知りつつ購入した私が大馬鹿野郎だったと言うだけで、ガッカリするのはお門違いも良いところなのです
 ──ふぃ〜。今の心境を一気に吐露してみました。

 まぁ世の中が200万画素は当たり前、400万画素でどうだ!って湧いてる横で30万画素じゃね……。期待する方がオカシイよね……。分かっちゃいるけど、憧れが強かった反動で、ガッカリする気持ちも強かったようです。あーあ、残念。ヤフオクに出しちゃおっかな。


 2001年2月19日(月)/女装癖を責めないで  晴/残業 0:00 (+0:30) 
 ワケあって(と言うかフォーマルな場に出向くため)、先週末の休日、私にしては破格のオシャレをして出掛けることになりました。ここで、「破格のオシャレ」の定義が恐らくまるで伝わっていないと思うので、恥を忍んで詳細を報告するとしましょう。

 まず、私は高校生の頃からスカートを履いたことがありませんでしたが、一昨日、約10年振りに履きました。寒いわ歩幅は制限されるわ、非常に厳しかったっす。
 スカートを履けばオシャレ、と言うほど短絡的な考えではありませんが、スカートは一番手っ取り早い女性らしさの象徴でしょう。(と、言うより「女の証明」と言った方が近いか?) だって男は(普通)スカート履かないもんね。本当に女性らしい女性は、ズボンを履こうがTシャツにジーンズだろうがオシャレで色っぽいのでしょうが、ソコはソレ。まぁそう言うことなんです。

 スカートを履いただけでもかなりの大躍進だと言うのに、私ときたら普段はしないレベルまで入念な化粧をしました。普段はまぁ推して知るべしと言うか、化粧っ気はまるで無く、口紅くらいは礼儀として塗るとしても、ファンデーションやらアイシャドウやらは極たまにしか使用しないし、たとえ使用したとしても、途中で化粧直しをすることはほぼ皆無という筋金入り。
 元々目鼻立ちがハッキリしているキツイ顔立ちなので、眉を描かなくても描いていると思われていたし、口紅しか使っていないと告げた時にも、会社の人に物凄く驚かれたので、別に意識の問題だし、騙せているならそれでイイじゃん、とばかりにずっと怠けていたのですが……
社員 「私ずっと、鷹瀬さんってナチュラルメイクなんだと思ってたよ」
鷹瀬 「ファンデーション塗ると顔が痒くなっちゃうんですよ。でもやっぱそろそろファンデくらいは塗らないとマズイですかね……」
社員 「いや、言われなきゃ分からないし、構わないんじゃない? 私も26、7まではノーメイクだったよ」
 ………………私、27なんですけど……。やっぱそろそろファンデくらいは塗らないとマズイみたいですね……。
 「ナチュラルメイクだと思っていた」と言うのは、私の顔がノーメイクに耐え得るということではなく、要するに「まさかノーメイクなワケないよね、常識として」という人間心理が上手く作用していただけなのでは、と思い直しました……。
 そんな思いもありつつ、でもやっぱり顔が痒くなるので、なるべくファンデーションはしなかったのですが、今回はファンデーションを塗って粉叩いてアイシャドウを施して眉描いて口紅で仕上げ、挙げ句の果てにはマニキュアなんかも添えて、どうだ文句あるかっ!状態まで化粧に魂を注いでみたのであります。

 そーすっとだねぇ……自分で言うのもなんだけど、これがまた見違えるんだわ。こんなこと書くと、「ナニ勘違い陶酔してんだ、この馬鹿女」と思うかもしれませんが、化粧ひとつで人間の見た目は驚くほど変わります。だって、化粧って力の入れようによっては、顔に絵を描いているようなもんだもん。IZAMがすっぴんで街を歩いていても気付かないよ、きっと。

 化粧だけに時間を掛けている女の子を見ると、「他にやることないんかい」とか「外より中をどうにかしろよ」とか突っ込みを入れてしまうのですが、日常生活で上手く化粧をしている人を見ると良いなーと思うし、化粧が好きという気持ちは分かります。だって、楽しいよ、コレ。私なんかは根性ないんで、今後も極たまに気合を入れる時しかしないのでしょうが、公然と化粧をしていい女性の立場で良かったと思います。
 男性で「化粧をしてみたい」願望がある人は可哀相だよねぇ……。こんなに楽しいのに、やったら変態扱いされちゃうもんねぇ……。
 でも解かる。私には女装癖のある男性の気持ちが解かるよ……。

 そうだなぁ……一番手を出しやすいのが口紅だろうな。初めて塗る時はどギツイ色を選んじゃうかもね。口紅を塗る違和感を楽しむことから始まるから。その内自分に似合う自然な色なんか探し出しちゃったりして……。
 口紅が馴染むようになる頃にはアイシャドウかな。手軽だし、目で見る変化が大きいから、きっと楽しいよね。
 その内基本に立ち戻って、ファンデーションの大切さを知ったりして。最後にチークとか入れ始めたら完璧だよね。少なくとも私は越されたことになるな。
 メイク関係に手を出し尽くした頃に、やってみたくてうずうずするのがマニキュアじゃないかな。ここまで来ればもう後戻りは出来ないトコまで来てるよね、きっと。だって、マニキュア落とすには除光液が必要だもん。客観的に見て、生半可な楽しみじゃなくなってきてるよ。
 化粧の段階で既に一線は超えていると思うけど、山越えに匹敵するのが、仕上げの服装。女物の服を着る、これぞまさしく女装の要! そして女装の目玉と言えば何と言ってもスカート&ストッキングでしょ。時々こっそり隠れて鏡の前で履いちゃったりして。半ズボンとは趣が違う足がスースーする感覚って、堪ンないよね。ストッキングのあのまとわり付く感覚は、癖になったら止められないと思う。筋張った足を隠すのにも丁度良いし。
 鏡に映る自分にうっとりして……嫌な事なんて忘れちゃうよ。ストレス解消にはやっぱ女装だよね! 何が悪いのさ! 誰にも迷惑かけてないじゃん! イライラして人を殴り殺してる奴より全然マシだろ? あーん?

 ──はっ! いかんいかん。なんか文章が変態ちっくになってるよ。女装癖のある男に感情移入してどうする、私! もっと理性的にならねば。(←そういう問題ではない)

 コホン。気を取り直して。
 人間は恐らくギャップを感じることに爽快感を求めているのだと思います。だから、私は女装癖のある男性を責めることは出来ません。(でも身近にいたら引くし、彼氏だったら別れると思う……) 化粧をせずにズボンを履いても変態扱いされない女性に対し、この分野での男性の自由はなんと少ないことか。
 しかし、今、化粧している男の子が増殖中だと言うし、最先端ファッションとかでスカート履き出すヒトも出てくるのも、そう遠い未来ではないかもしれません。そうなったらなったで物凄く嫌だな……。
 っつーか、基本的には、「そんなトコロをじゃなく、しっかりせい」って気持ちがある訳ですが。

 アレ? 最初、何を書こうとしていたのでしょう?? なんか凄い話の展開になっちゃいましたが、そういうことで。オチのないまま、ばいなら。

【後日追記】
 友人から「ノーメイクだってすぐ分かるがな。ファンデーションすら塗ってなかったとは知らなかったけど」という温かいツッコミが炸裂しました。調子こいてスミマセンでした……。正々堂々と(?)訂正します。


 2001年2月20日(火)/プロジェクト掛け持ち  晴/残業 0:00 (+0:30) 
 新しいプロジェクトにも慣れ、しかもまた小手先だけでやろうと思えば素早く片付く仕事なもので、毎日さっさと終えて、定時まで自習をし、定時と同時に悠々と帰るという日々を繰り返していたら、もう1本プロジェクトを掛け持ちすることになってしまいました……。
 新しいツールを覚えることになり、それはそれでスキルになるからいいのですが、プロジェクトの掛け持ちはキツイっす……。


 2001年2月21日(水)/ケイコク文受諾  晴/残業 0:00 (+0:30) 
 遅刻が多発しています……。私だけでなく、Z社全体的に。逆に言うなら、Z社社員だけでなく、私も……。
 一緒に組んで仕事をしている人(年は下だけど、仕事上では先輩)が余裕で30分程度の遅刻をするため、何となく私も……なーんて……。いや、分かってます。分かってます。他人のせいにすべきことではありません。遅刻なんて完全なる自己責任です。分かってます。分かってます。

 しかし、人は結構な確率で環境に左右されます。されますよね? されると思いますよ。っちゅーか、されるんです。人間は順応する生き物なのです。と言うか、生き物である限り、順応して行かなくては生き残れないのであります。そしてその順応は、「なるべく楽になるように……」というのが大前提なのであります。
 キリンだってね、「なるべく楽に食料確保が出来るように」首を伸ばして行ったのであります。アタシャそう聞きました。ダーウィンのオヤジから。たとえ「ミッシング・リングをどう説明するんだ」と問い詰められても、「キリンだって、やっぱ生き残りたかったんだと思うよ。出来れば楽にさ……」などと、夕陽を見ながら答えになっていない答えを呟いてしまうのであります。
 ──あ、やっぱ言い訳、見苦しいっスか?

 見苦しい言い訳の最中でも、やはり思うのです。周りが絶対に遅刻しないような集団に放り込まれたら、私だって滅多やたらなことでは遅刻しませんとも、と。しかしだね、朝早く起きて出社しても、始業時間に社員の半分も揃っていないと、「アレレ? 何? もうちょっと寝てられたんじゃん?」とか、「銀行に寄ってくる時間、あったな……」とか、そういう些末なことに不満を抱いてしまうのであります。そして、翌朝ちょーっと寝坊しても、「ま、いいや。どうせ皆来てないし」と、急ぐことをしなくなる訳です。
 ──すんまそん。やっぱ言い訳、見苦しいっスね……。

 さて、そんなだらけた雰囲気の蔓延したZ社にて、「そんなん許される訳ねぇだろ!」という普通の感覚の持ち主だっている訳です。こういう人間がいなければ、会社は成り立ちません。そしてこういう人間が上にいれば、周囲を修正する効果だってそれなりに上げられるのであります。
 以上のような経緯を踏まえた上で、ボス【登場人物】Z社のNo.2参照)から遅刻の多い社員に送信されたケイコク文をご紹介しましょう。(本当にカタカナの件名だったの……。私だけに来たのかと思ってムチャムチャ恐かった……)
Date: Wed, 21 Feb 2001 12:00:41 +0900
Subject: ケイコクです

 ボスです。おつかれです。
 最近、本社勤務の方の出勤時間が乱れています。
 無断で遅刻を許した覚えはありませんので、5分遅れる場合でもチームリーダーあるいは当方へ連絡してください。

#欠勤、遅刻が悪いというのではないですが(いや、良くはないんですが、、)
#”連絡がない”というのはマナー違反です。

−以上−

 悪いのは全面的に遅刻する社員だって分かってる。……でもね、ボス……5分遅刻するのに電話するのも、結構勇気が要るのよ……。私の場合、電話探してる内に5分の遅刻が10分になっちゃいそうだし。ま、要するに「遅刻すんな」ってことなんだけどさ……。


 2001年2月22日(木)/小休憩  晴/残業 0:00 (+0:30) 
 お休みするずら。


 2001年2月23日(金)/現状溜息報告  晴/残業 0:00 (+0:30) 
 現在3本のプロジェクトに関わっているのですが、注意が散漫になって大変。
 3本ともマイナーツール担当なので、色々良し悪し。(詳しい人の共感を得るために詳細を話すと、OLAP Express Administrator & Analyzer、Developer/2000 & PL/SQL、BusinessObjects という内訳。BOは望んでいたので構わないんだけどね……)
 気のせいか、マイナーツールとしか付き合えないPGになりそうで恐いです。


 2001年2月26日(月)/あっぷあっぷ  晴/残業 0:40 (+0:30) 
 なんじゃい、コラァ! メチャメチャ忙しいやんけっ!! 居眠りこく暇、ないやんけっ!!!(いや、それが正しい姿なんですが……)
 1本1本は軽い仕事でも、3本集まりゃ普通の1本より重いやんけっ!!! 1本の矢は折れても、3本の矢は折れないっちゅーの。そこでモーリパパ(この場合、ボス?)が教訓をタレルっちゅーの。
「兄弟力を合わせれば、出来ないことはない」
 そうか? 出来ないものは出来ないぞ? っつーか、兄弟が見当たらないんですけど……。


 2001年2月27日(火)/「私も払うんだ……」  晴/残業 0:00 (+0:30) 
 心の中で明確な言葉を呟くことというのは、実は余りありません。他人の心の内を覗いたことはないので、少なくとも私は。
 あの時こんなふうに思った、あんなふうに思ったというのは、あくまでも過去に沸き起こった漠然とした感情に、後で言葉(文章)という明確な枠組を与えて第三者に伝える形態に変換したに過ぎず、それはその時リアルタイムで思っていたことよりも理路整然としてしまったり、妙にハッキリしてしまったりすることも、少なからずあるのだと思います。

 そこで、本日のタイトルです。これは今日の午前11時頃に、私が心の中で呟いた台詞です。本当にこの通りに呟きました。鮮明に覚えちょります。
 Z社の社員でね、私は1度も話したことがない人に、長女が誕生したんですって。うわー、おめでとう! そこまではイイ。そしたらボスから先週末にこんな内容のメールが送られてきたのです。
「Xちゃんに長女が生まれました。お祝い購入のために1人500円を徴収します。異議のある人はボスまで」
 ………………いやね、たかだか500円くらいでガタガタ言いたくないんだけどさ、私……出向社員なんですけど……。間違って送っちゃったんだろうな、と思って無視していたら、本日ちゃんと請求されました。異議があっても言えるか? フツー。斜め後ろにXさんが座ってるっちゅーのに。
「私も払うんだ……」
 言いたくもなるよねぇ……。(アレ、もしかしたら口に出して言ってたのかも) だって他の出向社員で集金されてる人、1人もいなかったぞ……。社員でも払ってない人いるくらいなのに……。またこれがその人と仲良いなら別よ? 贈り物とか嫌いじゃないし。でも別に……。その人のコト嫌いじゃないけど好きじゃない……と言うより知らない。そんな感じなんですけど……。
 しかも1人500円集めて10人から徴収しても5000円でしょ? 何を贈るつもりなんだろう……。そっちの方がより心配……。


 2001年2月28日(水)/休暇申請はお早めに  晴/残業 0:50 (+0:30) 
 3月20日(火)の離れ小島祝日は、2001年のカレンダーを確認したその時から「是非俺を活用してくれよ」と言わんばかりに眩しい白い歯を見せて微笑み、ひっそりと、しかし華やかに自己主張していました。(なんだこの矛盾だらけの文章は……) テニスのラケットが似合いそうなナイスガイってなモンです。(なんだこの訳の分からん文章は……)

 普通に話しますね。
 えと、多くの人が企んでいるように、私も、16(金)と19(月)の2日間を有給申請してこの平凡な祝日を5連休にボリュームアップして旅行に出掛けようと、先月辺りに決めていました。会社に相談して駄目出しされても困るので、事後承諾と言うことで、取り敢えず早々に予定だけ組んでしまいましたが、プロジェクトメンバーに迷惑が掛かるのは本意ではないので、新しいプロジェクトに関わる度に、「あの……3月16日から5日間は日本にいませんので……」と、会社を休むことを仄めかす程度の配慮はしていたつもりでした。
 そうやって、現場で関わる人々に了承を取ったことでひと安心し、チームリーダーに改めて申請するのを後回しにしている内に本日になり、挙げ句、ボス怒られました……。
ボス 「おう! 鷹瀬さん、3月休むんだって?」
鷹瀬 「あ、そうです。16日から5日間ほど……」
ボス 「16日って平日じゃねぇのか?」
鷹瀬 「金曜日……平日とも言いますね」
ボス 「『言いますね』じゃねぇだろ〜! 駄目じゃん、もっと早くに言ってくれなきゃ〜」
鷹瀬 「スミマセン……」
ボス 「今、ウチのグループ、1日単位どころか半日単位で人を動かしてるんだから、そんな長期の休暇取るなら早めに言っておいてくれよな」
 尤もです……尤もなんですが……………………………………5月のGWも、1(火)と2(水)に有給取得して10連休にするつもりなんデスガ、今言った方がイイデショウカ……。
 言えない……とてもじゃないけど言えない……。でも5連休取った後だともっと言いづらくなるかも……。

 有給余ってるんだもん。会社いつ無くなるか分からないんだもん。使える内に使わせてくれよ……。




2001年02月の勤務表
 出勤日数 17.5日(うち休出 0日)/勤務時間 138:40  欠勤日数 0.5  有給休暇
 月残業時間 8:10  日平均残業時間 0:29  今月最高残業時間 1:20/28(水)
 【一言】 ……………………結構楽々スケジュールみたいじゃない……?


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