2000年09月の日常日記&コラム
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さて、お約束の模様変えです。余りに微々たる模様変えなので気付かない人も多いかと思いますので自己申告しておきます。「就職日記&コラム」が「日常日記&コラム」になりました。もちろん日常の中から就職に関する話も出てくるでしょう。が、それ以外にも注目してみようというだけのコトです。まとまりのよい文章は【日常エッセイ】に格上げして行きます。
【日常エッセイ】No.27や先月28日の日記などで陰口を叩いたせいでしょうか……私の愛すべき(←ヨイショ)クソマシン(←本音)が、臍を曲げてしまったようです。電源を入れると、3回に1回の割合で威嚇音を発するようになりました。この音を文字ベースでお届けするのは非常に難しいのですが、敢えて表現するならば、「ぶぅぅん……ぅんぅんぅんぅんぅんぅん……キュイーンッキュイッキュイッキュイッキュイッ……ガーッピーッッッ」という感じです……。
この威嚇音を発した時にはスタート画面までも辿りつきません。真っ黒な画面に白い文字の、最初のOSを立ち上げる途中の画面で必ずフリーズします。フリーズすると、マウスもキーボードも効かなくなるため、終了の手段は電源を切るという馴染みのコースしか用意されていません。画面はフリーズするくせに、この威嚇音の最後の耳をつんざく「ピーッ」という音は、電源を切る(強制終了する)まで続きます。なんなんでしょう……一体……。
この話をすると、さすがに誰しもが同じ忠告をします。Z社のスペシャリストたちに私のPCの症状を話し、「どうしたら良いでしょうかね」と訊くと、返ってくる答えはひとつです。
社員 「なにそれ。そんな毎回起動時に奇音発するなんて症状、聞いたことないよ。鷹瀬さんのマシン、確か異様にガリガリ音がするって言ってたけど、それとはまた別に、でしょ? 完璧な末期症状なんじゃないか? そこまで行っちゃうと、ハードのフォーマットしても治らないかもね。早く新しいマシン買った方がいいよ」
鷹瀬 「えー……でも、そうするとデータを移し替えなきゃならないじゃないですか……。アプリとかもなぁ……またインストールするのはちょっと……。MOは持ってますけど、データ量多いし面倒なんですよね……」
社員 「移し替えるべきデータが消えて無くなるのと、どっちがより面倒なことになると思う?」
鷹瀬 「………………すみません。新しいマシンの購入を検討します……」
上手い言い方されると現実が明確に見えてきますね……。しかしまだ1年経ってないのに、このマシンともサヨナラしなきゃならない時期が差し迫りつつあるようです……。
書いていたらマジになった。これはもう【日常エッセイ】に格上げするしかない。郷ひろみファン以外のご興味ある方は【日常エッセイ】No.29「行け、ひろみGo!」をご覧下さい。郷ひろみの熱心なファンは絶対に読まないように。
本日、Z社の某社員が遅刻をしました。連絡が入ったのが11時半、「今日ちょっと遅刻します。13時頃には出社しますので」との自己申告の元に遅刻をした訳ですが……これって「遅刻」と言うよりも「半休」と言った方が近いのでは……。
遅刻3回で欠勤1回扱いならば、半休を2回取るよりも、遅刻を3回した方がお得だな……などと、例によって例のごとく、無駄な策略に耽った昼下がり。心は既に明後日の休暇にトリップしているようです。
明日から今週末まで旅に出ます。今週1週間は上司のI田さんが夏休みなので、私の都合の良いようにスケジュールが組めるのですが、出発が明日の朝早くなので、今日は午前中はZ社、午後は出向先でそのまま直帰というハッピープランを練っていました。Z社では19時が定時のため、それまで帰ることが出来ませんが、出向先には私しかいないため、どさくさに紛れて早く帰ることが出来るからです。
余り誉められたことではありませんが、今日くらい……今日くらい許してくれ。もうこの計画に思いを馳せるだけで朝からウキウキ。「17時半頃には退社しちゃったりして、ぐふ」ってなモンです。
しかしね、7月3日といい……こういう綿密にハッピーな計画を練った時ってのは、何か得体の知れない大きな悪意が働くのが常なのでしょうか……。予想も出来ないトラブルが発生して……17時半なんて夢のまた夢……Z社の19時定時さえ過ぎてしまい、私が出向先を後にしたのは結局19時半でした……。一体、何なんでしょう。
退社時刻が遅いと、それだけで人生を損している気になりますねぇ……。たとえ始業時刻に少々の差があろうとも、17時半定時と19時定時じゃえらい違いです。18時前に会社を去ることが出来るか出来ないかというのが、ひとつの大きな分かれ目のような気がします。
今はまだ日が長いので、19時に表に出ても明るくて、活動的な気持ちも湧きますが、冬のこの時間では外に出ると真っ暗なので、「さてと、寝るか……」ってな気分になってしまうのです。太陽の威力って絶大ですね……。
以前、ノルウェーの生活を紹介した番組を観ていたら、寒さのせいか、人々が眉間にしわ寄せたような難しい顔をしていてね……。またその直後に全く別の番組で赤道直下の南国の生活が放送されていて……多くは語りませんが、零れんばかりの笑顔でアクティブに生きている人々を観て……その落差が非常に印象的だったのであります。実際の幸不幸や貧富の話は無関係に、太陽の威力ってなぁ……と思った一件でした。
そろそろ秋です。太陽が沈む前に会社を出たいという、自然の摂理に適った欲求により、退社時刻を早めて行きたいものです。
長く休んだ後というのは会社に行くのが一層辛くなるものです。私が最初の会社N社を辞めたのも、9日間の夏休みの後でした……。しかし5日くらいの休みだと結構簡単に現実に戻るものですね。
……なんだかフツーに書き始めてしまいました。HPの更新を6日間も休んだのは初めてなもので、まだぼんやりしているようです。目を閉じると緑の木々、青い空、そして青い海が私を誘います。いや〜北海道は良い! やっぱ大自然は良いねぇ。
──幸せな感想は私の中で消化して、ここでは現実の話をしましょうか。
この5日間の休みで北海道に行って来た訳ですが、あちこちで自然破壊に繋がりそうな(というか、完璧に繋がっている)工事をしていたのが気になりました。北海道は雪の影響で工事が出来ない期間が長いという理由があるので、工事の実施が夏に集中してしまうのは当然なのですが、それにしたって行く先々で工事現場に遭遇していたような印象があります。
ああいう工事は大抵、観光客らが「自然を壊すなよ〜」と思っても、地元民が「便利になるから大賛成」ということで進んでいるのだと思っていたのですが、地元民のタクシーの運転手さんが「あんな所に道路なんか作られたら煩くなるし迷惑だよ。ここらの人間は皆反対してるよ」と言っていたので驚きました。
観光客も地元民も反対している「山を切り崩して道路を作る工事」を推進しているのは、輝ける「キング・オブ・目先のことしか考えない」我が日本国です。もう要するに、利権絡みの工事なのネということが見え見えで……。年度末になると予算を消化しなきゃってんで、必要もない工事を各地で始めちゃうのは日本の得意とするところですが、この北海道の工事もそんな感じなんだろうよ……と簡単に推測されます。
国民が汗して働いて納めた税金をこうも無駄に使ってくれると、怒りを通り越して虚しくなりますね。
よくよく考えてみれば、川や海を埋め、山を切り崩し、木を伐採し、そうやって日本の質の高い情緒豊かな自然を再起不能なまでに破壊しまくっているのですから、「税金を無駄に使う」よりもっと悪いことをしてくれているのです。何もしなければゼロで済みますが、積極的にマイナスになるようにお金を使っているのですから、これはもうダブルパンチと言ってもいいでしょう。
自然などというものは人知の及ぶ遥か以前から調和を保って存在している訳で、高々最近ブイブイ言わしている人間が「自分たちが便利なように加工しちゃおうゼ」などと小手先で改良を施した気になっても、それは大きな秩序を乱しているに過ぎず、結局は小さな変化が大きな災害となってしっぺ返って来るのが関の山でしょう。勿論、文化的営みのために最低限の加工は必要かもしれませんが、そろそろどこまでが必要な加工で、どこからが無駄な加工かに気付いた方がいいのではないでしょうか。
ま、気付いていても、「この工事が実現すれば俺の懐に紹介手数料のウン百万が!」ってな一部の有権者たちの超個人的な薄汚い私利私欲で、日本の宝はこれまでもこれからも着実に失われ続けるのでしょう。国民が黙っている限り。
自然破壊だけの話ではありません。建設工事や銀行救済と変なところで無駄金を使う一方で、雲仙普賢岳や神戸や三宅島といった、国民の生活に関わる本当にお金が必要なところへは充分に資金が行き届かないという偏った現実が、この国には根深くあります。こういうムラをなくし、国民から搾り取った税金を効率良く使うことが政治の存在意義なんですけどね。正当に使って貰えれば、高い税金を払うことに抵抗はありません。腐れ外道が矮小な考えで、私たちから吸い取った貴重な金を垂れ流しているから腹が立つのです。
「無い方がマシ」に≒(ニアリーイコール)な日本の政治……今後のことを考えると、どうやっても暗い気持ちになります。
テーマは休暇に移りますが、日本の社会人の夏休みって奴ぁ、9日間だー5日間だーと、目頭が熱くなるほどセコイものです。12ヶ月365日、なんでこんなにも毎日毎日働かなくてはならんのでしょう。以前の日記(7月11日参照)にも書きましたが、トコロ違えば年に1〜2ヶ月の休みは当たり前だと言うのに……。まぁ、トコロ違えば戦争が当たり前かもしれませんが……。
何度でも言いますが、一度会社に勤めたら──真面目に勤め続ける限り──定年で辞めるまでの約40年間、1ヶ月以上の長期休暇を取ることが出来ない、もしくは長期休暇の取得が非常に難しいというのは、異常なことだと思います。20歳から60歳までの輝ける時期に、長期の旅行や何か自分の趣味に没頭できる時間が得られないなんて……。
定年後から死ぬまでのヨタヨタした自由時間を満喫しろって? あまり人間を舐めてもらっては困ります。
しかも老後の保障がしっかりしていて安心して年を取れるならまだしも、地域によっては99%の人々が「介護サービスに掛かる費用が増した」と訴えるこの世の中で、どうやって老後をエンジョイしろと? 国は万人が認める馬鹿をトップに据え置いたまま退かしやしないような体たらくだし、一体全体どこに希望の光を見出して良いのやら。アタシャ未だにTVなどでフォレストを見かける度に「アンタ、まだいたの?」ってな具合にハッと居ずまいを正しちゃう始末だよ。
何の話をしていても、同じ所に帰結します。無理矢理こじつけているのではありません。抱える問題の根本がひとつなのです。要するに、日本人は人間らしい生活をしていないのです。もしくは日本という国家が、人間を相手に国を形成している自覚がまるでないのです。
「そんなこと言うけど、日本より駄目な国なんてたくさんあるよ」という意見もあるでしょう。しかし、これだけの経済大国で(世界一の借金国という言い方もあるが)、これだけぞんざいな政治をしている国は、やはり稀でないの?というのが常識的な考え方だと思います。
山積みの問題の根本がひとつというのは、少し見方を変えればかなり希望的な展望も夢見ることが出来ます。なぜなら、この1点が解決すれば、様々なことが芋づる式に一斉解決する……かもしれないからです。
──まぁこの1点、凄まじく根深いので、今の日本を見る限りそう簡単に解決するとは思えませんが、投げてしまっては話にもならないので、機会がある度に再確認する必要があるでしょう。
友人から面白い「人生診断」サイトを教えてもらったので、流されるままにやってみた。姓名判断や星座占いなどは信じちゃいないが、多くの質問に答えることで自分のタイプを客観的に「診断」されるのは、信じるも信じないもない。質問が多ければ多いほど敵も細微に渡った回答を用意しているだろう。出た結果は自分が一般的にどう受け止められるのかの判断材料になる……こともある。
っちゅーことで、今回友人に教えてもらったサイトは「あなたの人生採点します〜あなたの人生は何点?」という、そりゃもうありがたいタイトルの診断ページである。
あなたは自分の本当の評価を知りたくないですか? 心、体、才能、お金、境遇、恋愛、運、の7つの角度から、あなたの人生を詳細に評価してみましょう。全国ランキングや偏差値まで出てしまいます!!
こんな煽り文句に誘われて、15個の質問に答えて行く。15個といっても、1問にかなりのボリュームがある質問もあるので、質問の数は50個程度と考えても良いだろう。
やってみたらコレが……心憎い言葉で告げられる診断結果は、思わず正座して受け止めてしまうほど変に的確(余り完全に的確という訳ではないが……)で小気味良い。「別に当たっているというほどでもないな……」という感想を抱かせないほどに、言い回しが小洒落ている箇所があるのである。
質問が多くなればなるほど、こちらは手の内を明かしている訳で、「あなたはこのようなタイプです」という結果に「当たった」「当たらない」という評価は余り適当ではない。私はむしろ、似たようなサイトが氾濫する中で、ぐっとくる言い回しを披露してくれるサイトが大好きというだけなのだ。
思い掛けず気に入ってしまったこのサイト。私の結果を例にとって、ちょっとばかり紹介してみようか。(※注:太文字は私が勝手に付けたものです)
鷹瀬さんの人生は61点です。ランクはBです。(最高:A〜最低:E)
偏差値は57.8 日本人の中で4940万2782位です。
【心】……<B>
どちらかといえば明るいほうで友達も多いはずです。道路にごみをポイ捨てしたことは何回かあるけれど少し良心の呵責を感じるような人です。今のままでも十分ですが、ダイヤの原石のように磨けば磨くほどあなたの心は美しく輝きます。
【体】……<C>
あなたはごく標準的な体の持ち主です。体育のできもクラスで真ん中へん。しかし、いまの時代少しでも健康管理を怠れば、すぐに不健康人間になってしまいます。気を付けましょう。
【才能】……<B>
少し人よりも抜きんでた才能を持っています。でも、やっぱりそこはBランク。いちばん調子に乗りやすいランクです。ここは謙虚にいきましょう。才能はあなたが努力して得たものではないのですから。
【お金】……<B>
あなたは普通の人よりもお金持ちです。しかし、うかうかしていられません。自分が少し人よりお金を持っているからと思ってサボってばかりいると、そのうち奈落の底へまっさかさま。周りの人がみんな優しくしてくれてもそれはあなたがお金を持っているからに過ぎないかもしれません。お金は自分のために、みんなのために、有効に使いましょう。
【境遇】……<B>
あなたは平均よりはいい境遇にいます。しかしあなたくらいの境遇では他の人の努力次第で簡単に抜かされてしまいます。境遇のすねをかじりすぎずに謙虚に努力してください。
【恋愛】……<D>
あなたは少しもてないようです。いつも周りのもてている人たちを見ては、心の中で羨ましがっていますね。そして、もてないのは自分のせいじゃない、みんなが自分の良さに気付いてくれていからないんだ、と思っていますね。この際はっきり言っておきます。あなたがもてないのはそういうところがあるからなんです。あなたのせいなんです。これからは正直に自分を見つめ直して頑張ってみてください。まだまだチャンスはあります。
【運】……<A>
あなたはものすごい強運の持ち主です。宝くじに当たったこともありますね。ジャンケンでは7割以上の確率で勝っているでしょう。安心してください。あなたには幸運の女神たちがスクラムを組んでがっちり守っています。
いや〜どうです? この文章。アタシャ好きですね。全体的には普通の回答ですが、時折はっとするエッセンスが。特に「才能」と「恋愛」と「運」が光っています。「調子にのりやすい」だとか「この際はっきり言っておきます」だとか「あなたには幸運の女神たちがスクラムを組んでがっちり守っています」だとか……。
とにかく「謙虚になれ」という主旨の言葉がかなりちらつく中で、最後の最後で「ものすごい強運の持ち主です」「安心してください」なんて言われちゃうと、またここで調子に乗っちゃいそうだよ……。いかんいかん。「正直に自分を見つめ直して頑張って」みれば、「まだまだチャンスは」あるらしいし、ここはひとつ「謙虚」を目標の一部に掲げてみようかしら。(←見るからに無理っぽい)
ということで、お暇な方は http://www.cheri.sh/~saiten/ までどうぞ。
【追記】
しかしあの質問で、どうしてここまでの回答が出せるのか訳がわからん……。特に「運」。この運の算出方法が知りたくて知りたくて。診断の質問の中に、運を測れるような質問があったとは思えないんだが。「よくジャンケンに勝つ」とか「よくモノを拾う」とか、全くなかったのに……。どういう計算なんだろう。
【追記2】
この他にも、50個の質問から243通りの回答を弾き出す「エゴグラムによる性格診断」というサイトの診断結果の文章も秀逸です。ここの診断結果は読み物としても充分に面白いです。今まで訪れた診断サイトの中で、群を抜いて好きなサイト。一時期のマイブームで色んなタイプを出して楽しんだほど。リンクフリーではないので、ご興味ある方は探してみて下さい。
世の中には考える以上に「凄い人」「立派な人」というのがサクサク存在していて、何かにつけて「自分も頑張らなくちゃなぁ……」などとつい思ってしまいます。「頑張る」というのは絶対的に良いことだと、やはりつい思っているのです。
私なんかは「うだつを上げたい」というスケベ心を人並以上に持ち合わせているもので、日常生活の中で「〜しなきゃ」とか「〜すべき」などという自分をきゅうきゅうと遣り込める意識が蔓延しているのでしょう。自分で「何をそんなに難しく考えているんだか……。馬鹿じゃないの?」とツッコミを入れることも多々あります。
「義務感や使命感に捕われて、一生懸命、必死に頑張る」という生き方は、良い面もあり悪い面もある訳です。性格や境遇やその他諸々の事情があるので、万人に共通する「こうした方が良い」という規定は存在するはずもなく、そういう意味で「人は人、自分は自分」という考えは絶対的に正しいと言えます。
そしてもうひとつ。性格が違えども、境遇が違えども、万人に共通して言えることがあります。それが、「何でも楽しまなきゃダメよ」ということだと、最近になって改めて素直に頷けるようになりました。
これが10歳の少年の言葉に感化されてというのだから、人間年齢じゃないなとつくづく思い知らされますね。
極小未熟児として生まれ、生後すぐの手術の負担で脳に重い障害が残った日木流奈(ひきるな)くん。毎日の歩行訓練。薬剤の副作用による両眼レンズの摘出手術。端から見れば「苦しく不自由に生きる障害者」と映るかもしれません。
彼は自分で話すことが出来ず、母に腕を補助してもらいながら文字盤を指して言葉を綴ります。そして、彼の言葉に癒される人が大勢います。8歳で初のエッセイを出版し、10歳になる現在までに6冊もの本を出版している流奈くんの言葉は、どれもこれもが非常に衝撃的です。
「頑張るのがいいことじゃない。それをやっているヒトが輝いて見えるから勘違いする。私も頑張らなくちゃって。ちゃうでしょ。わたしゃ脳障害で必要があって(壮絶なリハビリを頑張って)やってる。ラクしたいよホントは。自分ができる範囲のことをしてやればいいだけよ。みんな義務化して、やらなければという思いでやるからつまんないのよ」
「真剣にゆかいに、そして役に立たない人間。これが私の目標です。役に立たないというのは、国のためとか会社のためとかではなく、自分らしく生きるという意味で。ただの子供、ただの青年、ただのおじさん、ただのおじいさんを目指すという意味です」
こういう言葉を、10歳の子供が紡ぐのです。どの言葉をピックアップして強調して良いのか分からず、思わず全文を太字にしてしまいます。
「天才」という言葉を軽々しく使うのは好きではありませんが、それでも思いました。この子は天才だと。だってこれって、普通の人が30歳くらいになって、ようやく社会がどういうものか解かりかけた頃に「悟った言葉」として吐き出されるような内容じゃないですか。下手したら30歳になっても40歳になっても、最悪は死ぬまで言えない言葉ですよ。
現在の流奈くんがあるのは勿論両親の影響力もある訳で、彼が凄ければ凄いほど、彼の両親の人間性も推し量れます。事実、流奈くんのお父さんもお母さんも素晴らしい。
他人との比較も判断もされず、ただ自分の進歩を楽しむ環境で学べば、子供の能力は飛躍的に伸びる。母親の千史さんはそう考える。その前提に、
「そうそう、そうなの、こんなふうに育てて欲しかったのよ私たちって思った。障害が重い流奈は、人より優秀になんて考える状況ですらないですし」
世間や学校で子供を伸び伸びと育てるのが無理なら、親が環境を与えてやればいい。現実社会の棘のない家庭での子育てに冷ややかな目もあるが、
「自分への否定的な目を体験することが成長でしょうか。遠回りだと私は思う。否定を乗り越えてきた子と、全く否定を体験しなかった子では、後者の方が心が豊かで強いはずです」
父親の貴さんも負けていない。流奈くんが「トチ」と呼ぶトヨエツ似の貴さんは、どんなに辛い状況下でも笑う。そこで流奈くんが言うのである。
「私なんか真面目に生きてんのに。トチは笑い飛ばすのよ。ばからしくなっちゃったよ」
流奈くんが「妙」と形容する貴さんは、すべての出来事をあるがままに受け入れて、笑いに転化してきた。仰向けで動けず後頭部が禿げた流奈くんを「はげピー」と笑い、減薬の苦しみに唸る息子を「うなルナ」とあだ名する。薬剤の副作用で両眼のレンズを摘出した手術は、貴さんの人生で最も辛い出来事だったが、それでも、手術後に特殊な眼帯をした流奈くんの姿が「ウルトラマン」に見えると爆笑する。妻もそんな夫をつくづく「妙な男」と思うが、それが強がりでなく、慈愛なのだと知っている。悲しみに溺れず、表層のおかしさを笑う。そんな父を、流奈くんは
「まだまだのひとよ」
とからかう。日木家には来年第二子が誕生する予定。父が「すぐに追い越されるゾ」と反撃しても、
「嬉しいね。ちっこいの来る。食わせたるよ、ワタシ」
と、流奈くんはヘコまない。
社会的、経済的目標などに縛られず、人として楽しむ心を軸に生きたい。貴さんは自分では真摯と思うその生き方を、妻と出会うまで周囲に理解されず、息苦しさを感じてきた。
常識的とは言えない自分たちの価値観で育った流奈くんの言葉が世間に出るときは怖かった。特別視されたり、孤立したりするのではないかと。
「不思議なものです。今は世間に迎合しなくても、逆に共感する人が向こうから来てくれる。年を経るごとに、生きることがラクになります。僕らが何十年かけて獲得した心の自由が、流奈にはもう普通にある。それがまた次の世代に繋がってゆくのでしょう」
流奈くんは言う。
「別に、すっごい優秀な親というわけではないの。見れば分かると思うけど。子供といかに真剣に本気に向き合ってコミュニケーションを取れるか。私はそれが恵まれてると思う」
派遣の仕事を辞めた貴さんは、「流奈パパ」人気で失業の身から、本や講演の引き合いが来るようになった。「妙な」父について、流奈くんは「月鏡」で書いている。
「私は、父が定職についていなくても、父を嫌うことはありません。お金をたくさんくれなくても嫌うことはありません。同様に彼は、私が一生歩けなくても、しゃべらなくても、私を嫌うことはないのです。何者であろうと、人はただそこに存在するだけでいい」
よく「障害を持った子は、神様からの贈り物だ」という言葉を聞きますが、流奈くんはまさにそうなんだろうと思わずにはいられません。ま、このような考え方は流奈くんにしてみれば「そんなことじゃないのよ。アンタも分かってないね」という感じかもしれませんが、なにぶん若輩者で悟りまでの距離がまだまだあるもので、取り敢えず第一関門の丘越えと言うことで大目に見ていただけると有り難いです。
社会に貢献しよう、人の役に立とうと頑張りすぎて苦しむ人が、社会にはたくさんいます。社会に貢献することで、自分が心地よくなる、癒される──同じことをするのでも、角度を変えれば「自分のためにする楽しいこと」になります。流奈くんは、「ねばならぬ」と肩肘を張る社会に、ポンと放り込まれた緩和&清涼剤のようです。彼の言葉に癒され、励まされる大人が、これからもこれまでも増え続けることでしょう。
「苦労は買ってでもしろ」というのも恐らく事実ではあるでしょうが、同じことを楽しくやれればもっと良いと思います。ぬるま湯に浸ろうというのではなく、何でも楽しく、徹底した自己肯定の元に生きることこそが、人が生きている意義ではないか──流奈くんの言葉に、そんなことを考えました。
「頑張る、頑張る」というのも良いけれど、どうせなら「楽しく、頑張る」方がもっと良い。自己を肯定するというのは、否定するよりずっと難しいことです。
私を含めて、何やら訳の分からぬ悲壮な義務感に捕われ、息苦しく生きている人は少なくないでしょう。(私の場合、そういう悲壮感を蔓延させることが「……ちょっともしかして趣味? 楽しんでる?」という感じがしないでもないのですが……) 特にそういうお仲間に、そしてそうでなくても多くの人に知って欲しい、10歳の流奈くんからの言葉でした。
我が愛しの馬鹿マシン、こと、SOTEC246型が暴れん坊将軍と化しています……。機械が死んだフリするようになったらオシマイですよね……ははは……。
おかげさまでデータのバックアップには神経質になりました。いきなり逝ってしまうことも充分に予想されるので、1時間毎にデータのバックアップをしています。普段の保存と変わらぬ勢いです。こんなんならMOに直接書き込んだ方が効率が良いのでは……そんな疑問も浮かんでは消え、消えては浮かびます。
筆記用具の調子が悪いとそれだけでストレスが溜まるものです。と、言うことで、ストレス発散のために一人芝居なんぞをしたりして。ご興味ある方は【日常エッセイ】No.30「一人芝居 三行半」を覗いてみてください……。
昨日アップした【日常エッセイ】No.30「一人芝居 三行半」が思いがけずも大人気で、ネタ提供者=馬鹿マシンの飼い主としては少々複雑な気分です……。
「この人が『面白い』と言ってくれたら読み物として合格」という友人H江にも大変喜ばれ、私的には非常に嬉しいはず……はずなんですが、彼女はふと我に返るコメントを贈ってくれたのでした。
私はもうあの文でソーテックのことを近所のダメな子のように愛しているよ。
「ああなんて楽しい子かしらでもうちの子じゃなくてよかった」的な。
……なんだろう、このフレーズ。なんだかとっても馴染みがあります。耳に馴染んでいるような、人生に馴染んでいるような……。………………………………ああそうか。そうかそうか。
気付いてしまった私は早速返事を書きました。以下、ICQでの遣り取りを記録しておきます。
鷹瀬 「ああ、私自身がよくそう思われているらしいからな。はは。やっぱ飼い主に似るってか?」
H江 「ははははっは(笑い声でた今…) 悪い…可笑しいよ…」
鷹瀬 「所詮人は独りなのさ……」
H江 「ああ! やめて! 浮かんでおいで! いいじゃないか〜。使えるという点で決定的にソーテックとは違うさ」
鷹瀬 「うわあああぁぁぁぁ〜〜〜〜〜っっっ!!! 比べられてるのかっ?!?! あの馬鹿マシンとっ?!?!?!」
H江 「落ち着いて! 買主に似るのかもっていったのはアナタよ! それを否定したんじゃないの〜」
鷹瀬 「バカねっ! 自分で『アタシってブスだからさぁ』と言っても良いケド、他人から『まぁそうだよね。でも山田花子よりはマシじゃん』って言われることに置き換えてみ?! 生々しい分、落ちcomんじゃ!!!」
H江 「落ちcom。そりゃ深刻だ…。このエキセントリックな変換もカレ…?」
鷹瀬 「まぁね」
ここ最近はR社への単独出向が多いため、定時になればさっさと帰ってきています。R社の定時はZ社の定時より1時間半早いため、R社情報システム部の社員が全員帰ることになれば、部外者である私は強制的に撤退せざるを得ません。時には私にとっての定時より、ずっと早く帰されたりして♪ 滅多に使わぬ記号文字でご機嫌な気分の高まりを表現してみました。
まぁもう大分慣れたつもりでも、この業界の残業の多さにはその度ごとに辟易します。
最近届くメルマガの広告部分を担うものの中にも、IT業界は暗躍しています。
┌───── フリーのソフトウェア技術者を募集しています
────
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└────────────────────────────
「残業も厭わない方」か……。やはりこれは業界柄の大前提なんだろうか。
ま、仕事的にムラがあるのが当然の業界ではあると思います。それならそれで、大きなプロジェクトが終わったら長期休暇を取らせてやるとか、会社がそういうことを当然の義務としてケアしてくれると良いんですけどね。会社が考えていることというのは、「取り敢えずコキ使うだけコキ使って、壊れたら次を雇えばいい」という感じですからね。その思惑にハマった時、悲劇が待ち受けている訳です。
そういう意味で、かなりのスキルを持った身軽な技術者というのは、さっさと会社地獄を抜け出してフリーになったり、己の趣味として会社に棲み付いてしまったり、非常に人生をエンジョイしていたりします。
知人にフリーのPGがいるのですが、彼の浮世離れして生きている姿は輝いております。3ヶ月くらい不眠不休でデカいプロジェクトに臨み、普通の人の1年分の給料を稼いでしまって、数ヶ月の長期休暇の取得。そして遊び飽きたらまた仕事に没頭というように自由気ままにやっております。こういう人は、上層部のフリーエンジニアに多いようです。
大体、「かなりのスキルを持っている」=「プログラミングが大好き!」という構図が多かれ少なかれあるので、彼らは休んでいても自作のソフト開発を手掛けたりして。またこのソフトが当たっちゃったりして……と、目も眩むような好循環を生み出しているケースもあるようです。
ゴリゴリ働くことが悪い訳じゃない。楽しくないのが悪いのです。だらだらするのが心底楽しければだらだらすればいい。しかし人間が本当に「楽しい!」と思うのは、やはり自分にしか出来ないことをしたり、自己実現を果たしたり、他人から認められたと実感できる時だと思うのです。そして、そういう時にしか味わえない恍惚を一度知ってしまった人間は、その麻薬を求めて走り続けてしまうのでしょう。
以上、かなりまとまらない話でした。(眠いらしい)
以前(8月25日参照)に「彼女」として紹介した人物が、固有名詞を持たねば対応できないほど興味深いことになっている。が、以前の話にも書いたように、彼女の人脈は話を聞けば聞くほどに侮れない。どこでどう転んで彼女本人の耳に入るかもしれないということを想定して、ここはひとつ「架空の人物ですっ!」という言い逃れが出来るような、それでいて彼女の個性を損なわないような、微妙な固有名詞を付けねばならないだろうというところまで来てしまった。事態は思いの外、深刻である。
なんとなく陽の光が似合わない彼女。なんとなく堅気でないようなオーラを発している彼女。世の中の酸いも甘いも噛み分けてしまったような彼女。鈴木京香と同い年の彼女。処世術の知恵袋の彼女。B型の彼女。Q社の社長の若い頃の経歴を彷彿とさせる彼女。女王様でありながら、どこか生活感に塗れた俗っぽさをなみなみと湛えた彼女。
こんな彼女の呼び名は、もうコレしかないだろう。「エリザベス」――そして仮名を付けながらもそれでは足りんとばかりに2本柱で愛称「ベス」! なかなか良い。高貴なのに庶民的というパラドキシカルな雰囲気を見事に醸し出している。
さて、呼び名も落ち着いたところで本題に入りたい。ベス本人から聞いた彼女の詳細な経歴。「」は彼女の言葉の引用部である。
新卒(最終学歴は不明)と同時に普通の一般企業に営業として入社。その傍らで社長秘書のようなものも勤める。
「私って優秀だったから。同期の中でも一番成績が良かったのよ」
だが、ベスの会社は世の中よろしくベスのプライドを傷付けるほどの男社会だった。
「初めて貰ったボーナスがね、私より成績の悪い男より低かったんだ。なんだかもう馬鹿らしくなっちゃって」
よくある話である。よくある話だが、当人にしてみれば許し難い事実だっただろう。
不満を抱きつつある彼女に、会社は追い討ちを掛けた。社長の元に掛かってくる不審な電話の数々。
〈御社の営業マン用のベンツの件ですが〉──「営業マンがベンツなんか使わないよね、普通」
〈南青山のマンションの件で……〉──「ん? ウチ、南青山に支店なんか出してないぞ?」
バラバラの疑問も、「ベンツ」「南青山のマンション」といった妙にバブリーなキーワードを押さえれば、簡単に1本の線で結ぶことが出来る。
「要するに、社長に愛人がいたのよね。中小企業じゃよくあることかもしれないけど、当時私も若かったから。なんだか会社が嫌になっちゃって」
多くの若者同様「会社が嫌になった」ベスは、多くの若者同様会社を辞める。ここまでの経路は別にどうということはないが、問題は辞め方にあるのである。既にここから、ベスは異彩を放ち始めていると言ってもよいだろう。
「暴露新聞を作ったんだ。社長の愛人関係とか、私が知ってることを全部書き連ねて。それまでも広報みたいなこともちょっとやってて、社内新聞とか作ったことあったから」
それからそれから?
「あの頃はバブル全盛期で、辞めるのも今みたいに難しくはなかったのよ。だから次も決めずに辞めても、またすぐに見付かるって感じだったし。数ヶ月ぷー太郎して、また会社に勤めるのもなんだし、ってことで、友達と3人で通販の会社を起こしたの。そんなに凄いってなもんでもないのよ。あの頃は本当に、そういう風潮だったんだってば」
この時彼女は23、4歳。今で言うベンチャーの先駆者となったのであった。
会社は儲かったという。すべては順調だったという。そして、最初の暗転が訪れるのである。
「会社起こしたメンバーの1人が、彼氏と一緒に会社の金を持ち逃げしてね……。結局1200万円の借金が残ったんだ」
創立メンバーであるベスともう1人は、「風俗は嫌だし、でも大金を短期間に稼がなくちゃならないよね……」ということで、水商売の世界に足を踏み入れることになったのである。
「その頃は地獄だったよ。朝に荷出しのバイトして、昼から店の準備、夜は店、店が終わってからもバイト……って感じで。多い時は4本の仕事を掛け持ちしてたこともあったのよ。休みなんか無かったし、毎日2時間くらいしか寝てなかったかな。でも借金は半年で返したのよ」
借金を返し、少々落ち着いた彼女は、「どうせやるならこの世界でトップに立ちたい!」と思い、自分で店を出すことにしたという。彼女は26歳になっていた。
自分の店を出し、経営も順調になった頃、ベスは恋をした。結婚も考えた。本気で結婚を願ったので、水商売から足を洗う決心をした。自分の店を畳み、彼の両親に会いに行った。そこで、ベスは初めて「彼はマザコンだった!」という衝撃の事実を知るのである。
100年の恋が一気に冷めたベスは、勿論彼とサヨナラした。そして、店を畳んだことを後悔した。すべきことのなくなったベスは、どうしようかと途方に暮れた。そんな彼女が決めた新しい道とは──幼稚園の保母さんであった! 区の職員として、保育園の保母さんとして働くことになったのである。
園児たちとの触れ合いは、彼女に人生の素晴らしさを教えた。
「子供って素晴らしい!」
彼女は燃えた。燃えに燃えて「この職で一生やって行こう!」と思ったある日、人事異動により、精神薄弱者の施設に勤務することになった。ベスは毎日泣いて過ごしたという。しかし、初めは嫌で嫌で仕方なかったその世界でも、彼女は持ち前の前向きな精神を発揮した。彼らの視点、彼らの芸術的センスに注目するようになったベスは、やがてこう思うようになった。
「彼らの世界って素晴らしい!」
彼女は燃えた。燃えに燃えて、アルバイトのような立場ではなく、正社員としてこの世界で働きたいと思った。そして、資格(免許?)を得るために、27、8歳で大学に入り直すのである。
目的の資格を取得したベスは、求人募集を探すようになってから己の重大なミスに気が付いた。ベスは既に募集の年齢制限を越えていたのである。
その後、バイトでどこかの編集部に勤め、その傍らでひょんなことから得た職=お笑いテレビ番組の構成作家、コントの脚本作成などをしていたが、副業の方に身を入れすぎたために、本業の編集部のバイトをクビになり、それからしばらくして脚本のシナリオの仕事も番組が変わってしまったので辞めることなり、この間も色々な職を転々とし、5〜6年の歳月を経て、今年の7月からZ社の事務のバイトを始めることになったのであった。
テレビ番組……それも「ばら色の珍生」とかで即紹介できそうな人生である。凄い……というより、凄まじい。ベスの1年は普通の人の5倍くらいの密度がありそうだ。私なんぞがベスと昼食を一緒に食べているのが不思議に思える。波乱万丈の人生を現在進行形で送っている人が、同じ机を囲んで、目の前でご飯を食べているのである。なかなか成立しないシチュエーションではないだろうか。
私の友人や友人の友人には凄い人がたくさんいるが、この場合の「凄い」とは社会的肩書きや能力的に優秀という意味での優等生的な「凄さ」を表しているだけで、ベスのように桁違いのパワーを振り撒いてハチャメチャに生きているエネルギッシュな人は今のところ1人も知らない。ベスのしたことの1つくらいをしている人はいそうだが、コレ全部レベルの何かをやった人は絶対にいないと思う。
良いとか悪いとかの話をしているのではない。そういうジャンルの話ではないような気がする。先ほども言ったが、ベスは「凄い」のではなくて「凄まじい」のである。こんな身近なところにドラマのような波乱万丈があったなんて……。
そんなに親しい訳ではないし、時間をかけてもベスと親しい仲になれるような気は全くしないが、それでもベスという人と知り合えて良かった。人との出会いというものはそれだけで素晴らしい。そして、ずっと以前から思っていたことだが、改めて思った。
「人間が一番面白い」
今日の昼休み、事務のT橋さん(【人物紹介】Z社のNo.7参照)が何かの話題からこんなことを言い出した。
「私、自分のことを自分で決めたことってないんですよ。例えば高校とか大学とかもそうだし、今も別に『何かしよう』とか『何かしなきゃ』とか自分で思ったこと無いし。だって色々決めるのって面倒じゃないですか。全部親に決めて貰ってるから」
ある意味とんでもない台詞だと思うが、こういうことを堂々と言ってしまえるというのは、逆に根性が座っているというか、いざとなったらどこででもやって行けるような気もしないでもない。
今回の話はここがメインではない。この台詞を受けて、ベス(【人物紹介】Z社のNo.10参照)が言った台詞こそがメインなのである。
「T橋さんはそれでいいんだよ。私がT橋さんと同じ年頃(22歳)の時に会ってたら、行動しない人とか見ると『なんで?』とか思ってたと思うけど、最近になってしみじみ思うもん。多分、T橋さんみたいな人が一番幸せに人生送れるんだろうなって。最期は縁側で孫に囲まれながら微笑むように目を閉じて……って感じで。ホント、最近になってT橋さんの生き方とか気持ちとかよく分かるなぁ……。行動なんてすりゃあ良いってモンじゃないのよね。勝負ばっかりしてるとバクチ打ちみたいになっちゃうし。何にも考えずに穏やかに生きて行くのが良いよ。私、T橋さんと話してると穏やか〜な気分になれるんだよね」
と言う訳で、T橋さんはベスのお気に入りである。人間の相性って不思議。
思いっきり時事ネタですが、女子マラソンの高橋尚子選手の金メダルにはミーハーにも沸かせて頂きました。オリンピックというのはそれだけでもう感動がたくさん詰まったイベントな訳ですが、私はどちらかと言うと「オリンピックは、何となくであろうと一度見始めればずっと観てしまうが、あまり積極的に見守るタイプではない」という分類に位置する人間なのです。──と、本人的には思っているのですが、冬期オリンピックのスキー(ジャンプ)に釘付けだったりと、しっかり押さえるところは押さえているのかもしれません。
今年も、ヤワラちゃんをはじめとする柔道界の悲喜交々に沸き、中田贔屓でサッカーに沸き、意外だったソフトボールに沸き、個人的趣味で水泳のアフリカ人選手に沸き──どんな場面も感動的でした。しかし、高橋尚子選手からは、それまでの感動とはちょっと違う感動を貰ったのでした。
陸上界にとって64年振りの金メダルを獲得したからではありません。高橋選手に関してのコメントは、1にも2にもあの底抜けの明るさと、感動的な師弟関係につきます。
42.195kmを完走後、満面の笑みで「楽しかった!」とコメントした高橋選手に、きっと日本中が「うお〜! この人メチャメチャ可愛いっ!!」と思ったことでしょう。内面から溢れ出す正のエネルギーは、他人の気持ちも明るくするものです。世界の頂点に位置する人ですから、想像を絶する努力があったのは勿論でしょうが、高橋選手ときたらいつもニコニコしているイメージで、その影に厳しい練習があるなんて微塵にも感じさせません。(何となく悲壮感が漂っていた有森選手が可哀相に思えてしまったりして……)
私は余り詳しくないのですが、高橋選手は専門家から「あの選手は潰れる」だとか「小出監督のやり方は選手を駄目にする」だとか、色々言われていたんですってね。部外者がガタガタ言うのは今に始まったことではありませんが、それでも薀蓄(うんちく)を垂れる奴らの鼻を明かす結果が出ると、自分のことのように嬉しいものです。小出監督を信じて、完全強固な信頼関係と信念の元に、彼女はこの栄光を掴んだんだなぁ……としみじみ思いました。
昨日の高橋選手と小出監督が揃って出演した生放送のTVをご覧になった方も多いでしょうが、へべれけに酔った小出監督が
「Qちゃんはねぇ、んもう、素直なのっ(ハートマーク←気分的にはこんな感じ)」
「僕はQちゃんのファンだからっ(ハートマーク←やはりこんな感じ)」
とクネクネしながら、それはそれは嬉しそうにニヤけていた姿が印象的でなりません。
「……え? この宴会部長みたいなオジサンが小出監督……? 以前TVで見た時にはこんなキャラじゃなかったのに……」と呆然とする私を余所に、小出監督の喜びのグニャグニャには拍車が掛かります。これがまたぶっちぎりで喜びのオーラを発散しているものだから、見ているだけで微笑ましく、幸せがビシバシ伝わってくる(爆笑も含んだ)感動的な生放送となっていました。いや〜観ることが出来て良かった!
高橋選手が時折「だ、大丈夫かな……」という具合に、監督を心配そうに上目遣いで見遣る場面がもう、可笑しいやら微笑ましいやら。この師弟、両人セットで目が離せませんっ。
世間の注目を集める人がTVに出演する際には、多かれ少なかれ対外用に「作って」しまうことはあると思いますが、小出監督においてはお酒が入ったことで等身大の喜びを垣間見ることができ、小出&高橋師弟のファンとしては貴重な放送でした。お酒もなかなか良い仕事をしますね。
小出監督も高橋選手も口を揃えて「(お互いに)出会えて良かった」「人と人との出会いは素晴らしい」と言っていたのが何より印象的でした。きっと表面(というか、TV)に現れないだけで、このような絆は多くの監督&選手たちにあるのでしょう。いや、別にオリンピック選手に限ったことではなくて、様々なところに、様々な形で。
やはり、人間の絆ってのは素晴らしいですな。
【追記】
本日帰りの電車の中で、月曜日だというのにベロンベロンに酔った中高年のサラリーマン5人が、他人の迷惑を顧みずに大声でオリンピック談義をしていました。
「なんだぁ、あの、『金を取る』とか『金じゃなきゃ駄目だ』とか言った奴。嫌だねぇ、今の若い奴は。生意気なんだよ」
「ああいう部下がいたら扱いづらくて参るよなぁ」
「その点、高橋尚子は良いねぇ! あの子ならちゃんと俺たち年上に敬意を払うだろうな」
──いや、だから。なんでオリンピック選手がアンタたち酔っ払いの部下になんなきゃイケナイのさ。高橋選手に勝手に敬意を払わすな。基本設定が既に間違っているんだってば。
第一、極限状態で自分を鍛えている人間に向かって「生意気」なんて台詞がよく言えるなぁ。年上というだけで敬意を払えると思うなよ。
オリンピック選手を己の土俵に引き摺り落として話を進めるオヤジの集団……呆れるのを通り越して、ちょっと可笑しくなりました。なんにしても、同じ酔っ払いでもこうも違うかね。
もうちょっと「そりゃないゼ、ベイベー!」状態なので、語り掛け系&ブロークンで行きます。
「真似は日本の文化」っちゅー側面も分かるよ? でもさぁ、時々愕然としちゃうのよね。その破廉恥さ加減に。
本日コンビニで当てもなくフラついていたら、商品の陳列棚にちょっと私的に驚くレイアウトがなされておりました。比較的有名な明治の「Fran」って商品、ありますよね。あのポッキーの発展形のような……過去にGLAYがCMしていて、現在は安室奈美恵がCMしている……ホワイトの方は何か懐かしい味がして、私が「これって『かもめの卵』の味……?」と言ったら大抵の人に頷いてもらえたと言う、あのお菓子です。
知らなくても話を進めさせて頂きます。あるんですよ、そういうお菓子が。結構美味しくてね。ポッキーとは明らかに一線を画す独走状態の棒状菓子だったんですね。(※注:私見)
で、話は冒頭に戻ります。
本日、コンビニでそのFranを見付けて、買い物カゴにと手を伸ばすと、その隣に似て非なるパッケージが燦然と輝いていたんですね。グリコの「ムースポッキー」(9月19日に新発売)ですと……。これがまた小憎らしいほど似てるんだな、Franに。ちゃんと黒と白を揃えて発売してるし。狙っているとしか思えんのよ。
そりゃさ、「もともとFranがポッキーの真似したんじゃん」と言われればそうかもしれない。けどね、Franはちょっとばっかりポッキーの世界観からゴージャスにはみ出したという点において、大きな進歩を遂げていたと思うんだな。それがさ……グリコのムースポッキーは「こりゃアンタ、正真正銘100%のパクリでんがな」って感じがムンムン匂い立ってるんだよねぇ……。私の個人的見解ですけどね。
またコレがねぇ……パクリっちゅーモノには大抵「後から出現した方がオリジナルをちょっと超える」という鉄則があるんだけどさ。グリコも見事のその鉄則を踏まえてらっしゃって……。「もしや……」と思って本数を確認すると、本家本元の明治のFranが5本×3袋に対して、グリコのホワイトポッキーは6本×3袋! 出たよ! もっとも分かり易い数での勝負! 絶対Franを意識してるよ。見え見えだよ。
もうひとつの大切な要素である値段は?というと、これもまた見事に同じ値段! 絶対Franを意識してるってば。隠しきれないよ。露骨過ぎて面白いってば〜。
どうしようか散々悩んだけど、取り敢えず白を両方買ってみた。
味の方は?と言いますと……パクリ商品のグリコのムースポッキーの方が少なくとも半年以上(もしかしたら1年以上。よく覚えていない)遅れて発売されている訳だけど、「ああ、この間、グリコの開発者たちは大量のFranを消費したんだろうな……」って、そーゆー味。美味しかったです。Franに似て。
──いや、だからさ……いいの? って、こんだけ堂々と売り出してるんだから良いんだろうけど……。でもプライドは? 著作権は? そりゃ似たりよったりの製品はそこら中に満ち溢れてるけど、Franとムースポッキーはシンクロ率、高すぎ!
Franは一部地域限定での発売で(現在は全国区になったらしい)、ムースポッキーは全国区発売なので、パクリ商品が本家本元を抜くことも予想されます。なんでもグリコのHPで確認したら以下のような事態になっちょるようだから、この予想はかなりの高確率で実現してしまいそうです。本数も3本多いしね。お得感は強いんだろうさ。でも重さ(グラム)はほぼ一緒だったぞ。Franの方が太いんだよ。
さて、9月19日発売を予定しておりました「ムースポッキー」「ムースポッキーホワイト」の2品につきまして、急遽発売を延期させていただくことになりました。
先行して発売いたしました東日本での売行きが、私どもの販売予測をはるかに超えた推移となっております。このような状況で、予定どおり発売いたしますと、大きな混乱を招くことが予想され、お客様ならびに販売店様に多大なご迷惑をお掛けすることが避けられないと判断させていただきました。
お客様には、もうしばらくお待ちいただくことになりますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。(グリコHPより)
あ、ちなみにこのパクリ商品の発売日9月19日は、Franの白と黒に続く第3弾「森いちご」の発売日でもあるんだな。──偶然とは考え難い。絶対勝負してるよ……。
ちょっと心配になって(←アンタFranの何?って感じですね……)明治のHPを調べてみたら、なんとFranは以下のような華々しい経歴を持っているらしい。
第8回「シアルドール2000」 菓子・パン部門金賞受賞!
フランは世界25ヵ国の新製品の中で最もヒットしたお菓子として認められました。
「シアルドール」金賞受賞というのがどの程度の名誉なのかはピンと来ないが、私が心配せずとも(←だから……アンタ一体Franの何なのっ?!)大丈夫かもしれない。オリジナルには是非頑張って欲しいものです。
ま、大きな意味で言えば、どの業界もパクりパクられで進歩するのかもしれませんがね。文章とか言葉でさえもパクられることあるし。これはもう美意識とプライド問題って話だよな。
パクリというテーマは本来ならカリカリ来る類の話ですが、このFranとムースポッキーは余りにも露骨だったので、個人的に沸いたのでした。お暇な方はコンビニでちょっと注意して見てみて下さい。
早速ですが、昨日の続きです。
26日の日記を受けて、こんなメールを頂きました。内容を要約すると
「詳しい時期は忘れましたが、ムースポッキーは以前にも発売されていたもので、グリコの予想を上回る異常な人気のため、生産ラインを準備するために発売を一次中断していたものです。その間に明治フランが登場したんだと思うんですが。今回、きっと鷹瀬さんと同じように感じておられる人がいっぱいいると思いますが、ムースポッキーの開発者が気の毒になりました」
というものでした。
「詳しい時期は忘れましたが」「〜だと思う」という辺り事実関係がハッキリしている訳ではないので、このメールだけを元に話を発展させても元の木阿弥です。そこで、話題を投石してしまった責任上、ちょっと真剣に事実関係を調べてみるか……ということになりました。
──で、まぁ察しの良い方なら本日のタイトルを見て、結論はお分かり頂けたかと思いますが、経緯はそう簡単には予想できない顛末になったのであります。
取り敢えず後学のため、ご興味ありましたらご一読下さい。
では初めに、調査結果から得られた商品発売の時系列を紹介しておきます。
■Fran&ムースポッキーのおおよその発売時期
1999年9月……Fran(明治)発売
1999年12月……ムースポッキー(グリコ)発売
2000年1月……ムースポッキー大好評のため発売一時停止、本格的な販売を秋に延期
2000年9月19日……Fran新シリーズ「森いちご」発売
2000年9月19日……ムースポッキー新発売(正確には再登場)
という訳で、やはりFranの方が先に発売されているんですね。しかし、私は今回の聞き込み(?)を通じてムースポッキーに謝ろうという気持ちになるのです。
以下は、明治(Fran)のお客様相談室の担当者の言葉です。
「商品開発には最低でも半年、大型商品の開発になれば年単位の開発は当然になってくるので、真似というのは考え難いですね。大体において、その時々の嗜好の流れがあるので、似たような商品になることは珍しいことではないんですよ」
どちらが先に発売したかという事実は変わらずとも、調べた甲斐がありました。Franとムースポッキーの発売日のズレは3ヶ月。製造ラインを強化するために8ヶ月も掛かってしまう世界なようですから、たかだか3ヶ月程度では商品開発から製造販売までなんて不可能でしょうとも。
勿論グリコ(ムースポッキー)にも確認を取りました。
「ムースポッキーが発売されたのは1999年12月ですが、大好評のため2000年1月には製造が追い付かなくなり、体制の建て直しを考えて発売を延期することになったんです。この件は新聞や雑誌や広告などにも載りましたが。そんなこともあって、この秋に新発売ということになっていたのですが、今回もまた製造が追い付かず、お客様には大変ご迷惑をお掛けしております」
ちなみに、ここまで聞いたなら……とばかりに、グリコに「今回発売されているムースポッキーは、前回発売されたものと全く同じものですか?」と質問すると、「若干の改善は施されていますけれども、普通の人が判るようなレベルではありません」とのお答え。
なるほどなるほど。
問い合わせは最初に明治(Fran)、次にグリコ(ムースポッキー)の順に行ったのですが、ここで少々面白い食い違いがありました。最初、明治に問い合わせた時に、明治の担当者はムースポッキー(グリコ)の発売日を「去年の1月」と言ったんですね。これは去年の12月〜今年の1月を勘違いしてしまったのでしょう。私が「Franの発売日は?」と聞くと「去年の9月」と答えられたものですから、私が「ではムースポッキーの方が先に発売になったんですか?」と確認すると、「あれ? なんかオカシイかな?」という雰囲気を漂わせつつも、「まぁそうですね」と答えたんですね。
Franの方が後に出たとなると、いくら明治が「真似というのは考え難い」とコメントしても、それは矛先転じて自己弁護に映り、「そりゃ後に出した方はそう言うんじゃ……」と捻くれた感想もちらりと浮かんだりもしたのですが、この後グリコに確認を取ってみれば、ムースポッキーの初登場は2000年1月で、初めの筋書き通り明治の方が有利だった訳です。
いわばグリコとライバル関係にある明治が、「ムースポッキーの方が先に出たんじゃないかな?」と間違った(しかも不利になるような)コメントしたというのが、今回の収穫でもあります。要するに、この程度の「先に出した、後に出した」というのは、少なくとも製菓業界においては、そんなに目くじらを立てるほどのことではないというのが結論のようです。
勿論、明治側1名、グリコ側1名の計2名としか話していないので、たまたまこの担当者はそう思っていたという個人的見解レベルの話になってしまうかもしれませんが、開発期間の話や発売日の確認などは充分にこの結論を考慮できるだけのものと考えても良いでしょう。
と、言うことで、本日のタイトル通り。疑ってごめんよ、ムースポッキー。
でもパクってなくてもあれだけ似ちゃうってのは、人間の好みなんて集約されてるってことなのかねぇ。あのシンクロ率はただ事じゃないと思うんだけど。そこら辺ちょっとまだよく分かりませんが。
【追記】
この日記をアップした後に2転3転あり。詳細は以下の28日の日記にて。
最近寝不足でして……本日昼休みにうとうとしつつネットサーフしていたら、目が覚める記事に出くわしたので、記録しておきます。
■あゆのアルバム「Duty」に悪質電子メール(サンスポ/2000年9月28日)
人気歌手、浜崎あゆみ(21)が待望の3枚目のアルバム「Duty」をリリースした27日、水を差すような悪質な電子メールが、インターネットによって広がっていることが分かった。
問題のメールは「浜崎あゆみのCDを聞くと洗脳されて馬鹿になってしまうらしい…絶対に買わないでください。これはほんとです」という内容。メールは第三者への送信は指示していないが、受け取った人が知人などに転送したために、チェーン(連鎖)メール化したとみられる。
主にファンが運営する浜崎のホームページに書き込まれた。メールを読んだファンの間で話題になり、1カ月ほど前から所属事務所「アクシヴ」に問い合わせが殺到するようになったという。同社では「事実ではないので、送られてきても無視して」と呼びかけている。
いやもうなんとコメントして良いのやら……サンスポらしいって?
どこまで本当のことが書かれているのか見当も付きませんが、それでも気になるのはこの殺到したらしい問い合わせの文言……。最初は「悪質なメールが流れていますよ」という注意のための電話なのかと思ったら、事務所の呼び掛け内容から察するに、そうでもなさそうなことが窺えるし。
一体どんな問い合わせになるんだろう……「あゆの新作のCDを聞くとセンノーされて馬鹿になっちゃうって本当?」とか?? 「聞きたいけど馬鹿になるのは恐いしぃ」みたいな? 「これはほんとです」なんて書き方をする段階で、この書き手のレベルを推し量れないか? こんなん文章力のレベルってな話じゃないだろう……人間性のレベルの問題だぞ。
なんか事務所の人も大変だったろうな……。浜崎あゆみのCDを購入する主力層といったら恐らく中高生なんだろうから、そういった子たちに「そのようなことは全くございませんので、どうぞご安心してご購入下さい」とか返すのだろうか……。
挙げ句の果てには「事実ではないので」なんて言っちゃったりして……うう……可哀相……。ノー・コメントを通せば面倒なことになるんだろうけど、「事実ではない」っていうのも、なんかふと我に返るとおかしなコメントだよな……。「ち、違うっ! こんなコトを言いたいんじゃないんだ!」みたいな。どう転んでも一生懸命になればなるほど可哀相……。
にしても、こんなんで電話が掛かってきちゃうんだ……と他人事のように呆れていたけど、思えば私もつい先日、ムースポッキーとFran疑惑を解明するためにお客様相談室に電話を掛けたっけ……。あんなどうでもいい質問にも丁寧に答えてくれたけど、案外私のような人間からの問い合わせの電話って、殺到してたのかも……。スミマセン、明治にグリコ……。
おべっか言う訳ではなく、両社とも対応はとても丁寧で好感が持てました。お忙しいところ本当にありがとうございました。
【追記】
なんだ、やっぱりムースポッキーが初めて発売された時に「コレってFranのパクリじゃん?!」っていうパクリ騒動があったんだって? 今回、相談窓口に電話したとき、やけにスラスラと返事を返していたけど、あれも当然用意されたマニュアルだったのかも。「パクリじゃないの?」なんて抗議の電話はいかにも殺到しそうだし。
穿った考え方をすれば、お互い持ちつ持たれつで裏で和解金なんかが動いたのかもね……なんて意地悪な方向にも持って行けますが、もう当人同士が了解を得ているものを端でどうこう言っても仕方ありません。美味しければ、そして安ければもうそれでいいっす。お腹一杯。
私が利用しているプロバイダMTCIが潰れました……。(いや、正確にはまだ潰れてはいないようですが、でももう本人から遺書が届いたし……)
昨日、同じくMTCIを使っておられるお仲間から「MTCIが使えなくなってませんか?!」というメールを頂いたのですが、昨日の時点ではまだ私のアクセスポイントは生きていたので、「東京は大丈夫なようです。しかし今後が不安です」という返事を書いたばかりだったと言うのに、本日、正式にMTCIより死亡通知……いえ、サービス停止の通知が届きました……。
以下がその序文です。
この度、MTCIは現経営状勢下での一部インフラの継続・維持が難しい状況となっておりますので、誠に勝手ながら平成12年10月末をもって一部の地域のサービスを一時停止いたします。
また、現在接続可能な地域においても接続停止となることもありえますので、会員の皆様は他のプロバイダに移行していただきたくお願い申し上げます。
うう……最期の最後まで客を繋ぎ止めるようなみみっちい真似はせず、自ら他のプロバイダへの移行を勧めるとは……潔いっす……。っちゅーか、もしかして今が既に「最期の最後」なのか?!
急過ぎます……。HPを開設していると、移行も面倒です……。でもぼんやりしていてもMTCIの意志は容赦無く貫き通されるのでしょう。一般ユーザーが泣いても喚いても、呼吸停止までの道はまっしぐらな気がします……。
──と、言うことで、今週末から早速HP移行作業に入ります……。移行先はNetPlatzです。
【追記】
このファイル……そもそも転送できるのかね……。
| 2000年09月の勤務表 |
| 出勤日数 17日(うち休出 0日)/勤務時間
128:00/ |
欠勤日数 0日/ |
有給休暇 3日/ |
| 月残業時間 0:30/ |
日平均残業時間 0:02/ |
今月最高残業時間 1:40/14(木) |
| 【一言】 え? 128時間?! 大分楽な1ヶ月だったらしい。こうなると来月からが怖い……。 |
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